指導に時間をとられ、授業がおろそかになったり、疲弊してしまったりするのは確かに問題だ。
それらのことは少し置いといて、良いことはないかと考えてみたい。
それから良いことにつながるのに必要な要素も一緒に考えてみる。
○部活を続ける中で高まる自己肯定感
・目標に向かって努力する。壁に当たるときもあるだろう。その時、支えてくれる人が必要だろう。
・壁を乗り越えたとき、大きな成長を感じるだろう。
・できなかったことが、できたとき、何とも言えない達成感・成就感を味わうだろう。
・やりきった自信。自分を信じてやりきれればだが。
○仲間と過ごす中で培われるコミュニケーション力
・伝える力、聞く力
・リーダーとなれば、かなりの苦労もあるが、まとまれば得るものも大きい。
○3年間続けていくと他にもいろいろ高まるかな
・集中力
・自分をコントロールする力
・楽しむ心
思いつくところで書いてみたが、とりとめなくなっちゃたな
子どもにとってもいいことばかりのように書いたが、子どもの状況や、周囲の条件が整わないと負のスパイラルに陥ることもある
さて、上記に書いたような良いことは、部活でなければ培えないか?
Yesと言いたいが、生徒会や学年のリーダー活動、活発な委員会活動でも培えるだろうから、部活がなくても身につく可能性はある。
しかし、やはり部活という選択肢は残してほしい
子どもたちの中には、好きな部活しか選択できない子どももいる。
教員も好きで部活をしている者もいるが、嫌でたまらないのに渋々やっている者もいる。
そこがこれまで一律で線を引けなかった一因でもあるだろう
そして、もう一つの要因は、子どもたちと保護者の想いを大切にしたい気持ちからだろう。
子どもと保護者と一体感が生まれた部活となると、味わったことのない感動を得る。
その気持ちを味わった者は、部活から離れられなくなるだろう。
話をまとめよう。
部活を学校教育から離す方向で世の中は進んでいるが、指導者の在り方を変えることで、なんとか残していってほしいと考える。
在り方といってよいか分からないが、考え方やスタンス
・勝利至上主義をやめ、少しでも成長する子どもの姿を喜ぼう。そして精いっぱい褒めよう。
・成長が見られないときでも、子どもの努力を認めよう。そして一緒に踏ん張ろう。
・そして、子どもと一緒に努力し、喜怒哀楽を表し、一緒に感動できたらいいのではと私は思う。
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