今月上旬に木曽川鵜飼に行ってきました。
鵜飼は、鵜飼舟に乗った鵜匠が鵜(海鳥の一種)を訓練し、
川魚を捕らせる古代漁法です。
鵜飼舟にはそれぞれ鵜匠と船頭が乗り込みます。
1人の鵜匠が操る鵜は10羽。
首に手縄をつけ、鵜匠の巧みな手縄さばきに促され、
鵜たちは水中へ潜り、鮎をはじめとする川魚を捕らえます。
鵜が魚を捕まえて水面に上がってくると、鵜匠は手縄を引っ張り、
鵜が捕らえた魚をはき出させ、それを何度も繰り返すことで漁を行います。
「ホーウホーウ」と威勢のよい鵜匠のかけ声、
水中と鵜匠の手元を何度でも行き来する鵜。
ライトアップされた国宝犬山城を背景に、
(現在、犬山城は屋根瓦のふき直しなどのため工事用の足場が組み上げられていましたが)
1300年もの伝統を誇る、幻想的な歴史絵巻が目の前でくり広げられました。
まだまだ暑い日でしたが、
船上には木曽川の涼やかな風がサッーと吹き流れ
幻想的な景色を眺め素敵な夜を満喫してきました。
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