境内正面には歌舞伎や昔話を題材とした大掛かりな山(舞台)がセットされています。
境内には高さ20mの御神灯(巨大な行灯)が立てられ
次々と点灯された後、滝花火に点火!
火の粉が降り注ぐ中へ裸男が神輿を担いで乱入してくのです。
この時、見物人の頭上にも火の粉が降り注いでくるのです
風向きによって物凄い量の火の粉が降り注ぐので見物客もウカウカ出来ません。
皆、火の粉に当たらないよう必死で火の粉を払いのけながら裸男達の乱舞に見入るという決死の覚悟のお祭りなのであります。
ナイロンのブルゾンなど着て行ったなら、火の粉で穴が開くことも
滝のように降り注ぐ火の粉の中、火薬を仕込んだ神輿を担ぐ上半身裸の男達。
火の粉の中で裸男達が神輿を担いで乱舞!!!!
アツイ!アツイ!もう火の粉が降り注ぐ中凄いです!
見物客からは「キャー凄い!」の声がw
滝のように降り注ぐ火の粉の中、その間を鐘を鳴らしながら乱舞する男達、爆竹の轟音・・・
まさに音と火の勇壮な祭りです。
もはや裸男達の姿は火の粉で見えないほどです
手筒花火や、仕掛け花火が一斉に火を噴く山焼き、もう境内煙だらけw火だるま状態
火薬のにおいが立ち込める境内では言うまでも無く見物客が圧倒されるのです。
全部の御神燈(行灯)がうまく点火すればその年は豊作。
火の下をくぐると 1年間無病息災だと伝えられているそうです。
何より火の中で舞ったという充実感、男であることの意味、さらには 生きてる!って感じられる!なのだとか。でも、お祭りの後には身体中火傷であちこち水ぶくれで痛いというのも事実のようです。この土地で男として生まれたら大変ですねぇ~
写真ではなかなかこのお祭りの迫力をお伝えできませんが、
ほんとに凄いお祭りです。
*夏は、復興・観光用の祭りイベントとして毎年8月の第2日曜日に長良川公園でも火祭りが開催されるようです。出場する町内は本祭の半分ですが、本祭では行われない通常の花火を地面で爆発させる「地割れ花火」や和太鼓の演奏があります。