国宝犬山城を仰ぐ城下町地区一帯で、
380年の伝統を誇る「犬山祭」が行われました。
愛知県の有形民俗文化財に指定されている3層の車山が13台くり出し、
笛、太鼓に合わせ「カラクリ人形」を披露。
満開の桜並木の本町通をぬって練り歩くさまは、
豪華絢爛、まるで錦絵を見るようです。
桜咲き誇る城下町を13輌の山車が次々と針綱神社前へ終結します。
犬山祭の見所のひとつは「どんでん」と呼ばれる
高さ8m、重さ3t(人が乗ると5t)の車山(やま)の
片方を持ち上げて180度方向転換をするものです。
路地で山車を方向旋回するさいには地鳴りがし迫力満点!
その迫力は、圧巻です。
カチカチカチ
火打石の音を合図に掛け声がかかります。
山車の担ぎ手衆の掛け声が、またシビレるんです!
「それ!えーかー」
「いくでぇ!」
「せぇーの!」
「よいしょ!」
「そ~りゃ~!」山車に乗った子供達も掛け声をかけます。
「せぇーの!」
「よいしょ!」
「そ~りゃ~!」
山車がキシキシ音をたて傾き 地鳴りが聞こえるたびに観衆から
「おぉ!!!!」
どよめきが沸き起こります。
「あげろー!」
「そ~りゃ~!」
「よいしょ!」
ピーヒャラ~ピーヒャラ
ポン、ポン、ポン
お囃子の音と担ぎ手の掛け声のコラボはたまりません。
カッコイイったらありゃしない!
もう痺れまくりです。
観衆のどよめきと拍手が沸き起こるなか
「ようやったー」
の声が響きわたります。
こうして見せ場の「どんでん」が目の前で次々と繰り広げられ
観衆は、その迫力に魅せられたのでした。
この祭りが江戸時代から続いているのだと思うと凄いな~って。
感動しまくったわけです。
こうして13輌の山車が次々と針綱神社前へ終結
その姿も雅で圧巻でした。
*この「どんでん」の様子はYOU TUBEでご覧になれます。
興味のある方は是非ご覧ください。
犬山まつり「どんでん」http://youtu.be/HQpWoriRHv8
いっぱい写真を撮ったので次回以降もしばらく犬山まつりが続きます。
「山車」、当方では「地車」と書いてダンジリと読みますが、
横一列に勢揃いした山車・・・祇園祭の山鉾に負けない風格を感じます。
犬山で私に印象的なことは、
もう辞められましたが、数年前の「教育長」さん。
「全国学力テスト」で文科省に怯むことなく独立性を貫かれました。
学テの是否は兎も角の、
教育に関わる者の毅然とした「矜持」に感服しました。
祇園祭は千年一貫して町衆の手で受け継がれています。
犬山祭にも人々のそうした心意気がくみ取れます。
教委、教育長さんの矜持も、
そうした歴史と伝統文化に育まれたのかもしれませんね。
いつも丁寧なコメントありがとうございます。
「山車」こちらでは、「だし」「やま」と言うようです。岸和田なども「ダンジリ」ですよね。関西ではダンジリなんでしょうか?考えたこともなかったです(笑)
犬山祭り、こちらに来て27年にもなるのに しっかりお祭りを見に行ったのは初めてでしたw
こんなに伝統あるお祭りが、車で10分もかからないところでやってたなんて!今更ながら驚いた私です。
京都の祇園祭り千年も続いてるんですね!凄いですね。TVでしか見たことがないので一度は見てみたいです。
犬山といえば、学力テストで一躍有名になりましたね。
何百年、何千年とう伝統を受け継いでいくというのは、本当に大変な事だろうなぁと今回犬山祭りに行って感じました。自分が生まれる遥か昔から続いている・・・凄い事ですね。だからこそ、祭りの中に深いものを感じ感動するのかもしれませんね。
歴史ある祭り、一度ナマで見てみたいです。
犬山城、あにが歴史に夢中なので、
この夏、行けたらいいなぁ。
犬山城は、お城好きな人にはたまらないお城のようです。私は、あんまりわからないんですが(笑)
私もはじめてお祭りを見てきたのですが、凄い人でしたが、何故かゆった~りと時間が流れるようで”からくり”もすぐ近くで見れておススメです!機会があれば是非お越しください。