続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

ホットケーキミックスと豆腐のドーナツを作ってみた。

2010-04-25 15:32:17 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
炊飯器で焼くケーキにも少々飽きてきた感のあるこの頃。

でも、ちょっと甘い物が食べたくなったので
家にある食材で簡単に出来るちょっと懐かしいお菓子、
「揚げドーナツ」を作ってみた。

材料は以下。

【お手軽豆腐ドーナツ】

・ホットケーキミックス
・絹ごし豆腐
・強力粉(打ち粉)

・きな粉などのまぶす物やチョコ・あんこ等中に入れたい物


作り方は書くまでも無いくらい簡単。
ホットケーキミックスと絹ごし豆腐を混ぜて揚げるだけ。
分量は適当でオーケー。
多少生地がベタついて生成しにくくても、打ち粉で誤魔化して適当に丸めれば
揚げた時にちゃんとふっくら丸く仕上がるので、そんなに綺麗に丸める必要もなし。
中に何か入れたければ適当に入れて、中温程度の油へ。
あまり温度を上げ過ぎず、中までちゃんと火を通す。

そのままなら甘さ控えめ、
何か入れたりかけたりすればちょっとしたおやつに最適。
何しろ簡単だ。

     
  豆腐ドーナツ。  ←余ってた板チョコを入れてみた。

 こっちは揚げパン風にきな粉。→  きな粉ver.


再利用の油だったのでちと見た目がよろしくないが、
バターやマーガリン不使用なのと豆腐使用で、ヘルシーな気分になれる。
爪楊枝で揚げたて熱々をバクバク食すのがおススメである。
食べながら、中にソーセージやチーズを入れて
軽食や朝ごはんにいいかもしれないと思いついたので
近い内に試してみるつもりだ。
以上、どんだけホットケーキミックスが好きなんだYO!な
菓子作り報告であった。




炊飯器でバナナシフォンを焼いてみた。

2010-03-27 12:35:35 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。

少し前に、
何だか尻がムズムズして仕方ない夜にバナナケーキを焼いたばかりだが(未掲載)、
昨晩は職を求めて行った面接でトンデモな回答をしてしまった事による


「やっちまった感」でどうにもいたたまれず、今度はバナナシフォンを焼いてみた。

それによって発見したのだが、
どうも私はバナナを無心につぶしていると気持ちが落ち着くようだ。

それがどういう作用によるものか、バナナ以外ではダメなのかはわからない。
とにかく、思い出して「うわ~!!」と叫びたくなる事や
尻がムズムズ落ち着かない事がある時は、バナナをつぶすに限るのだ。

さて。前回はパウンドケーキを基調にした簡単バナナケーキだったが、
今回はちょっと趣を変えてふわふわ食感のシフォンである。
材料で変わった点は、

・サラダ油(製菓用バターが無かった為)
・メレンゲ

を使う所だ。
油分に関しては、サラダ油が悪いという事では全く無くて
ただ好みの問題で今まで敬遠してきた。
しかし、今回マーガリンを切らしていたのでいい機会だと思い
試してみる事にした。
メレンゲはシフォンの要であるので、多めである。

大体の分量メモ。


【ふわふわバナナのシフォン】

・バナナ 1.5本(大きさによる。よく熟したもの)

・卵黄 4個分
・砂糖 大2
・サラダ油 大3
・牛乳 大2
・ホットケーキミックス 大7
・強力粉 小1

・卵白 4個分
・塩 ひとつまみ
・砂糖 大5


強力粉を加える点は、好きなレシピブロガーの方が「触感に弾力を加える為」
と紹介していたのでなるほどと真似っ子。
手順は、

・バナナを無心につぶす(嫌な事を忘れる勢いで念入りに)。
・メレンゲ以外の材料を混ぜ込み、ホイッパーでよく混ぜる。
・根性でメレンゲ作成。
・メレンゲ以外とメレンゲをドッキング。
・炊飯器で焼く。

といった感じ。
今回は分量がだいぶ多く、メレンゲが入っている事でかなり膨らむので
上記の分量だと5.5合炊きでも膨らむとギリギリ。
更に、火が入るまでに結構時間がかかる。
今回は普通炊き一回+早炊き一回でちょうどいい感じだった。

さて。無事に焼きあがったのはいいのだが、
普通のシフォン型と違い無駄にテフロン加工つるつるの我が家の内釜では
型を逆さにして冷ます事が出来ない。
※シフォンは柔らかく自分の重みでせっかくの膨らみがつぶれてしまう為、焼きあがったら型についたまま逆さにして冷ます。

その事をすっかり失念していた私。
しぼんじゃう!どうしよう!と思い切りテンパり、ええいままよ!と
内釜を逆さにしてみた。
すると、運良くくっついたままだったので胸を撫で下ろし
皿の上に逆さのまま放置し、冷めたので様子を見てみると。。。

OH!バッチリ下に落ちてつぶれてますYO!

悲しい事に、やはり自重で落っこちてしまったようで
皿の上にぐったりと横たわるシフォンケーキ。
しかも水蒸気がうまく抜けておらずベショベショになりそうだったので
揚げ物用の油きり網(揚がったものの油を切る為に置いておくアレ)を
下にかまし、ラップを軽くかけて一晩おいてみた。

ああ、せっかくふんわりとかさ高く膨らんだものを。。。
まあ仕方ない。炊飯器なのだから限界はある。
今度は何か手を考えねばならないだろう。

そんなハプニングもありつつ、今朝試食してみました。


    ふわふわバナナシフォン。  

つぶし残しがあったのか、ところどころバナナの断片が見えます。
つぶれた為に何割か高さが減ってしまったけれど、
それでもふわふわに仕上がったのでまあ満足な出来。
つつくと、びっくりするくらい柔らかい。
味もなかなか。ふんわりバナナの風味と甘さがして、食感はしっとり。
ただ少し甘いので、少し砂糖を控えてもいいかもしれない。

オーブンを使って菓子を作らなくなって久しいが、だんだん炊飯器でもいいか。。。
と思えてきた今日この頃。
お菓子を作るたびに毎回思うのだが、
プリンも蒸せるし、パンも焼けるし、もちろん飯も炊けるし、炊飯器ってすげー。
ただ、やはりシフォンは真ん中に穴の空いたあの形が恋しいかな~と思わなくもない。
ここはいっちょ、私の稼ぎでゴージャスなオーブンレンジを購入するか。
いやいや、それならまず冷蔵庫が先だろう。。。と皮算用だけは立派な
面接ポカの私であった。もう面接の事は忘却の彼方へ。


     断面はこんな感じ。





ホワイトデイに、なぜか自作でいちごケーキ。

2010-03-21 07:28:39 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
昨日はホワイトデイ。
そして、ちゃんとお返しとしてモンブランを買って帰った旦那。
大変美味しくいただいたヨメであったが、
それが呼び水となってしまったのか、更に甘いものが食べたい欲求がムラムラ。

幸か不幸か、冷蔵庫には特売で買ったとちおとめが。
いちごと言えばケーキだろう、と旦那の爆睡中にぼそぼそ作成してみた。


        ホワイトデイになぜか自作。  いちごのケーキだYO!


土台はココアを使ったチョコ風味ケーキ、
業務用スーパーで購入したいい生クリームといちごを使って
一応記念日なのでちょっと乙女っぽくしてみた。
普段オッサンでも、こういう所でちょっと乙女アピール。これ大事ね。


        いちごウマー。   激ウマいちご。


ケーキはともかく、いちごが最高に美味くて感激。
と言うのも、このいちごちゃんは改装の為に売り尽くし中のスーパーで
休業前日の叩き売り時にゲットしたものだったのだ。
ナイスゲット私。

そんなヨメの目の前には、昨日の残りケーキがある。
夕飯を多めに食べてしまった為に、昨晩は全部食べ切れなかったのだ。
生菓子なので早く食べてしまわなければならないが、
今日の夕飯後に出すのをうっかり忘れてしまい旦那は出勤してしまった。
悪くなっても勿体無いし、ここはひとつ私が完食するべきか。
いやいや、冷蔵庫に入れておけば明日までもつか。
食べるか食べないかの狭間で、悩ましく揺れ動くヨメ心なのであった。



炊飯器でチョコレートケーキを焼いてみた~最終リベンジ編(後)~

2010-02-14 17:02:02 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。

前回の続きである。

完成した生地を、しずしずと内釜に注ぎ入れる。
この、トースターの時とはまるで違う安心感は何だろう。
というか、
何故に私はあんなに痛い目を見ながらもトースターにこだわっていたのか。

よくよく思い出してみたら、パウンドケーキを焼こうとした際に
何かの手違いか間違いで全く焼けていなかったのが原因だったようだ。
しかし、安易に逃げ込んだトースター使用の道は厳しく険しかった。
へこたれて戻った私を、何も言わずに受け入れてくれた炊飯器。
その堅実な仕事ぶり、私やっぱりアナタしかいないの。。。

なんて小芝居をしている内に、一回目の炊飯終了。
中を確認。
おお、ちゃんとふくらんでいるようだ。
しかしまだ半生。
もう一度炊飯モードで加熱し、様子を見ながら火を入れていく。

楊枝を刺してみて、何もついてこなくなった時点で加熱終了。
粗熱を取って、皿に盛ってみた。


    やっとまともな物が。。。    完成!   

       結婚記念日おめでとう。  祝・結婚記念日。


うう、やっとまともな物が。。。
っていうか、生地は今までと大きな違いは無いのであるし、
完全に焼き方が悪かったのが判明した瞬間である。
いや、トースターに罪は無いのだ。私のやり方が悪かったのである。
しかし、ここまで出来栄えに違いがあると何ともやるせないと言うか、
意地を張らずにおとなしく炊飯器に任せておけば、
みすみす生地を無駄にしなくても済んだのに。。。と後悔が押し寄せてくるのである。

まあ、過ぎた事は仕方ない。
当日にうまく出来たのだから良しとしよう。
今回の焼き上がりは、しっとりとしてやわらかくスフレのようである。

     断面。しっとり。  ふわふわしっとり。こうも違うとは。

味も、甘さがちょうど良く美味しく仕上がった。
やはり、板チョコを使用する場合は砂糖をかなり控えた方がいいようだ。

早速、うたた寝をしていた旦那を叩き起こし試食してみた。
旦那から「美味い」との評価を貰い、「ご苦労様でした」と労われる。
いやあ、本当に苦労したYO!

記念日当日にきちんと作れて本当に良かった事だ。
炊飯器には頭が上がらない。
言いたくは無いが、最初からそうすれば良かったorz
ますますオールマイティな炊飯器への想いを深めた私であった。

そして結婚記念日を無事に迎えられた事を、旦那に、周囲に感謝しつつ
調子に乗って完食してしまった食い意地の張った夫婦なのであった。
今日から一年も、ドタバタしつつも無事に過ごせますように。







炊飯器でチョコレートケーキを焼いてみた~最終リベンジ編(前)~

2010-02-14 17:01:09 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
さて。数々の失敗、数々の涙、数々の脱力笑いを経て、
とうとう今日、バレンタイン・デイがやってきた。

まさにその名に恥じぬ、スイーツ(笑)な今日のこの日の為に
これまで幾度もの失敗と胸焼けを繰り返してきたのだ。
本番が成功しなければ意味は無し。
いよいよ、これまでの努力と実力を見せる時である。

特に今回は、
ずっと焼きに使用していたトースターをやめ
「初心に立ち戻り炊飯器で焼く」といいう大幅な作戦の変更を
土壇場で決断した上での決行である。
それが吉と出るか凶と出るか。。。
こればかりは神のみぞ知るといった所、まさに運頼みである。

また、そんな博打的な菓子を食わされる旦那は受難であるが、
それもこれも私という伴侶を選んだが為の運命だと思って
あきらめて貰う次第である。

今回のポイントは以下の通り。

・前回、ダー○で頭がバカになるような甘さにノックアウトされたので
 今回は初心に帰る意味も含めてチョコを変更した。


          基本に立ち返り。  待たせたな。

・上記の流れで、砂糖も大幅に削減。大人の味を目指す。

・メレンゲ使用。また、今回は卵黄もモッタリするまで泡立てる。

・前回はあまりにずっしりチョコ過ぎ、冷えたらその固さが包丁を跳ね返す
 勢いだった事を踏まえて、粉を増量。また、メレンゲもゆるめにしてみる。
 

とまあ、前回からの教訓を生かして決定した。
分量は以前にも増して目分量。
というか状態を見て減らしたり増やしたりしたので、おおよそである。


【本番!結婚記念日おめでとう☆チョコケーキ】

・板チョコ 2枚(58g×2)
・製菓用マーガリン 50g

・卵 3個
・砂糖 卵黄用 大1 卵白用 大1.5

・ホットケーキミックス 30~40g



手順は、

チョコとマーガリン湯せん → メレンゲ作成 →卵黄泡立て
→チョコ投入 →粉投入 →メレンゲ投入 →炊飯器で焼き上げ
 

といつもとそれ程変わらないので、出来上がりは炊飯器の仕事次第である。
奴は常にクールに与えられた仕事をこなすので心配はしていないが、
それでも今までの事を思うと不安に駆られるヨメである。

準備にかかる。
生地作成に関しては、もう手馴れたものだ。
メレンゲもさほど苦労せず作れるようになった。

      メレンゲ余裕。  もう電動いらないな。

                  生地まではいいんだ、生地までは。 サクサクと生地完成。

今回はチョコ+マーガリンに混ぜ込む粉を増やしたので、
メレンゲを混ぜる段階で生地がだいぶ固めであった。
ゆるめのメレンゲがちょうどいい感じに馴染んでくれたので一安心。
砂糖を前回に比べてかなり控えたので、
足りなければココアを入れようかと思っていたが
味見をした所充分な甘さがあったのでそのまま続行。
っていうか、今まで砂糖入れ過ぎだった。
板チョコの甘みを、言葉通り甘く見過ぎていたようだ。

前回の甘さったらもう、いっぺんで頭がパーになるレベルと言うか
以前アメリカから上陸!を謳ったカフェで飲んだ、
突き抜けたあり得ない甘さのシェイクを思い出したくらいだ。
外国の甘い物って、時に脳みそ直撃レベルの物があるので侮れない。


  <懲りずに後半へ続く。>



トースターでチョコレートケーキを作ってみた。~リベンジ玉砕編~

2010-02-14 16:59:33 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
前回、手痛い仕打ちをトースターと100均ケーキ型にくらって
相も変わらず失敗続きのチョコレートケーキ作り。

正直、もう「無理なんじゃね?」という気持ちが湧き上がってくる。
我が家のトースターでまともなケーキを焼くなんて、最初から不可能なのではないか。
きっと、ちゃんとケーキを焼いている人々は私とは違うエリートなのだ。
私は満足にトースターケーキも焼けないダメ人間なのだ。。。

とまあ、なぜここまで凹んでいるかと言うと、
実は先日もまた性懲りも無く挑戦したからなのである。
そして、もう予測はつくと思うのだが、
またもや思わしくない出来であったからである。。。

生地は前回とほぼ同じだが、
今回はちょっと目先を変えて二種類のチョコを混ぜて使ってみた。


           今回はミックスで。  近所のスーパーで半額だったYO!

  前回と同じ手順で。 前回と同じ手順で。。。 心なしかドロドロ。

前回に比べ、
チョコ+製菓用マーガリンを湯煎に欠けた物の濃度がドロドロな気がする。
そして、チョコが甘めなのでメレンゲの砂糖は少なめにした。
更にあまり固く泡立て過ぎないように注意して作成。
手順に慣れた事もあって、ほんの十数分で生地完成。

それはいいのだが、問題はこれからなのである。
毎回ここまではまともに進むのだ。
しかし今日は違う。絶対焦がしたりこぼしたりせずに焼いてやるZE☆
。。。と意気込んで、トースターへ型をイン!

睨むように成り行きを見守り、適切にホイルを被せ、火力を弱め、
無事に焼き上げた!と自信を持って取り出したのであるが。。。

        こ、これは。。。  こ、これは。。。


  厚揚げ!!  厚揚げ!!

ひどく焦げたりはしなかったものの、見た目も触感もまるで「厚揚げ」である。
ガトーショコラと言えば、表面がひび割れるのが上手な焼き上がり。
それなのに、なぜにこのケーキはシワシワなのか。
だからといって生焼けな訳ではない。火はしっかり通っている。

型から出して考えてみたが、
「火の偏りと焼きの温度が適正で無い」事が一番の原因のように思われる。
と言うのも、側面・底はやや焦げ位まで焼けているのだ。
中央まできちんと火を通そうとすると、ホイル等で自衛してもどうしても側面や底が焦げ
それを避けようとするならば、フォンダンショコラ状態になってしまう。

ハート型で焼いた方。やはり側面・底は焦げ気味。  こちらは無事だった。

これまでオーブンで焼いて失敗した事も無かったので、
温度調節がうまく出来ていないのが敗因という可能性が高そうだ。
ああブルー。

こうなったら、奴に賭けるしかない。
オールマイティのにくい奴、私の心の友のアイツ。
そう、炊飯器である。
こんな有様では、炊飯器の方がよっぽどまともな物が出来そうだ。
奴はプリンも蒸すし、パン生地の発酵もこなすし、ケーキだって上手に焼く。
最初から奴に任せた方が良かったのではないか。

という訳で、
もうヤケッパチの感もあるが次回は同じ生地を炊飯器で焼いてみようと思う。
こうなったらとことんまでやるわ。
たとえ嵐が吹こうとも、たとえ大波荒れるとも。

ぼそぼそ失敗ばかりしている内に、結婚記念日であるバレンタイン・デイはすぐそこだ。
もう、責任を取って胸焼けを抑えつつ失敗チョコケーキを食うのは嫌だ。
次回こそ決めてやる。。。と怪気炎を上げる私なのであった。



トースターで手作りピザを焼いてみた。

2010-02-06 13:12:27 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
私が出勤しない朝、
万年夜勤者の旦那は朝ごはんを楽しみに帰ってくる。

その為、朝から揚げ物も辞さない私である。
本来ならば夕飯に割く手間で、朝っぱらから頑張ったりする。
あくまで「たまに」であるが。

さて。今朝はその気合でピザを作ってみた。
生地も頑張って手ごねの、手作り感たっぷりピザである。
発酵に少々時間がかかるので、朝六時から仕込んだ力作だ。
ああ、麗しき夫婦愛。なんちて。

↓今回の材料と分量はこんな感じ。


【適当ピザ生地】

  ・強力粉 カップ2
  ・ドライイースト 小1
  ・塩 小1
  ・砂糖 大1
  ・オリーブオイル 大1程度
  ・お湯 カップ1弱(要調節)



     スタンバイOK。  朝っぱらから張り切ってスタンバイ。

お湯以外の材料をボウルに入れ、少しずつお湯を注いでまとめていく。
一応イーストと塩は離し、イーストと砂糖はくっつけて置いてみた。
効果があるのかどうかは不明。
最初はベタベタするので、ある程度まとまるまでゴムべらで混ぜ
その後は気合と愛情を込めて手でこねていくのだが、
早朝なのであまり音や振動を立てないようにコソコソやらねばならない。
ほんのちょっとストレスが溜まるひと時である。

肩身狭くこね終わった。


      こんなもんでいいかな。  ちょっとこねが足りないかも?まあいっか(適当)。 


次は発酵だが、室温が低いので炊飯器を使用。
今回は、保温モードで10分程度スイッチを切って5分置いてみた。
やる気が無さそうに膨らんだ生地を取り出してガス抜きをし、
四等分に丸めて放置。


    待機。  その後、旦那の帰宅が少々遅れて倍に膨らむ事となる生地たち。 


さて。生地の準備は済んだので、旦那の帰宅を待つ間に具も準備。
残り物のナスとピーマンを入れたトマトソースを作成。


             具を作る。  あっさり控えめな味にしますた。


さあ、準備は万端。
いつでも帰ってきやがれ!バッチコイ!

。。。と息巻いたヨメであったが、
旦那の帰宅が思ったよりも遅くなりピザ生地大膨張。
「そのまま焼けばハイジの白パン」状態に。
しかし、めげずにピザ作りを続行。
生地のガスを抜き、
手でびろーんと伸ばしてみたが問題無さそうなので一安心。
もちろん焼きはトースターを使用。
しかし、我が家の小さいトースターでは
一度に一枚しか焼けないのである。ちょっと悲しい一瞬だ。

焼き上がり。

           焼き上がり! 


何だか、フォッカチャかナンみたいである。   手作りピザ。

食感はもちもちふわふわ。
きつね色まで焼くと表面は香ばしくカリカリ、中はしっとり。
形はかっこ良くないが、なかなか美味しく出来上がったので
とりあえずは良しとしよう。
旦那はビール片手にご機嫌で完食。
それは嬉しいのだが、具を下に落とすのはやめてくれ。

↓そして私には、節分という事でこんな手土産をくれた。

    鬼に金棒!いちごエクレア。  鬼に金棒!いちごエクレア。

どうやら、恵方巻き代わりのエクレアらしい。
「かぶりつき」に関しては、
食べている途中でついベラベラ喋ってしまったり、
恵方がどちらかわからなくて動揺したり、
黙って食べるのが寂しくて挫折したりと
うまく作法通りに出来たためしがない。

そして今年も、要は気持ちだよ気持ち!と楽しく喋りながら完食した。
それはいいのだが、このエクレアのパッケージ。。。
これは「鬼ヨメ」という当てつけだろうか。
更に「鬼は外」と思っているのではないか?と旦那を見やれば
あながち外れてもいない様子。
しかし、
「鬼を外に追い出したら、餓死するんじゃないの?」
のひと言に、今年も泣く泣く鬼と同居に甘んじる旦那であった。

メシも作れば洗濯も仕事もする鬼なんて結構お得だと思うので、
今年一年も仲良く同居しておいて欲しいものだ。でも、福もうち!

そんなこんなで、今朝も賑やかな食卓となったのであった。
めでたしめでたし。



トースターでチョコレ-トケーキを作ってみた。~バレンタイン予行編~(後)

2010-02-06 13:11:22 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
前回の続きである。

生地作成→トースター投入までが、片付け含めおよそ30分程度。
問題はここからだ。
私の焼き菓子作りは、生地完成からが苦難の道。
生地作りはあくまで前フリに過ぎない。
今回も前回同様トースターで焼いてみるが、正直うまくいく気がしない。

とりあえず最初は1000Wで表面をかためて、表面が乾いたらアルミホイルで覆い
500~750Wで調節しながら火を通そうという心積もりである。

トースターの目盛りを回し、
そわそわしながら撮った工程写真の整理等をしていると
何やら異変の気配が。。。

嫌な予感を抱きつつ様子を覗いてみると、


   やっぱり焦げたハート♪by Perfume  量が多過ぎて盛り上がっているが、まあ問題なし。


もうひとつの方は。。。


   !!    !!

そ、底から生地が漏れてる~!!

ノオオオォォォ!
どういう事なのこれは!

100均ショップで買ってきた可愛らしいサイズの型から
せっかく作った生地がダダ漏れ。
それでも、底に溜まった生地がパリパリに焦げたおかげで
流出は少量で済んだ様子。
もう~!やっぱり自前の型で試せば良かった。
でも、何も知らず本番にこの型を使って泣きを見るよりはいいか。

少々柔軟性に欠けている私は
このハプニングですっかりテンパってしまい、
また更に予想以上に焼き上がりが早かった事もあって
気づいた時にはもう。。。


    残念な仕上がり@今年初。    焦げ焦げ。


チョコなので焦げやすいのは仕方ないとしても、
もう数回トースターで焼いているのだし、そろそろ匙加減を覚えてもいい頃なのに。
不甲斐ない結果となってしまった。

そんな訳で、
私の旦那への熱い想いを反映したかのような(一部誇張)衝撃の出来上がりで、
今回の予行練習は幕を閉じた。
この失敗を踏まえて、次回こそはまともなケーキを焼き上げたいと思う。
っていうか、トースター止めた方がいいのか?
何だか炊飯器の方が無難な気がしてきた。
まあその点も含め、もう一度色々検討した上で次のチャレンジに臨みたい。


    あなたを想って胸を焦がしてます(ウソ)。   次回にチャレンジ。
             涙の残念ケーキ達。味はまともだっただけに、よけい残念。



トースターでチョコレ-トケーキを作ってみた。~バレンタイン予行編~(前)

2010-02-06 13:07:55 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。

さて。本日は仕事も休みなので(と言うより出勤なのが稀)
先日買い溜めておいた板チョコを使って
色々な意味でスイーツ(笑)な企画、

★バレンタインスペシャル★
「手作りチョコケーキで結婚記念日を祝っちゃおう☆」


の予行練習を行なってみた。
不測の事態が起こりがちなトースタークッキング。
備えあれば憂い無しという事で、事前に試し焼きをした上で
当日はバッチリな出来のものを披露しよう!とまあ、こういう訳である。

前回は涙の手動共立てに挑戦したが、
今回は少し負担減の「涙の手動メレンゲ作成」を採用して
ふんわりしっとりなチョコケーキを焼いてみようじゃないか。

材料はこんな感じ(例の如く大まか)。


【ガトーショコラらしきもの、バレンタインVer.】

・板チョコ2枚
・ケーキ用マーガリン 100グラム
・砂糖 70グラム前後
・卵 M玉3個
・ホットケーキミックス 20グラム前後
・塩(メレンゲ用)ひとつまみ



板チョコ、卵、マーガリンは、寒い季節なので事前に室温に
戻しておくといいかもしれない。


       室温組。  エアコンのききが悪くて、室内も寒いけどナー!  


今回は黄身と白身を分ける。運命に引き裂かれる両名。


        今回は別々です。  お互い、別々の道を行きましょう。。。


さて。気は重いが、手動でメレンゲを作る事にする。
白身に塩ひとつまみを入れ、ひたすら泡立てるべし!泡立てるべし!
ある程度泡だったら砂糖の1/3程度を投入し、ひたすら(略

 砂糖一回目投入。  頑張れ私。超頑張れ。  砂糖は2~3回に分けて投入。


腕が疲れてきたので、気分転換にチョコとマーガリンを湯せんにかける。
我が家にはレンジという文明の利器が残念ながら無いので、
レトロな方法で頑張るのである。
湯に浮かべたら、放置してまたメレンゲ作りに戻る。

 ボウルが足りず、ギュウギュウ詰め。   メレンゲ完成。 。。。完成。ゼーゼー。


とりあえず、ボウルを逆さにしても落ちない固さまで泡立て。
やればやれるもんだ。
何だか、明らかに昔よりも腕力が増している気がする。オバちゃんパワー?

その隙に湯せん組が溶けていたので、卵黄とホットケーキミックスを混ぜて
出来立てメレンゲを数回に分けて加える。

  チョコ+バターに、卵黄・粉を投入。    メレンゲ投入。  さっくりさっくり。




 生地完成。 生地完成。これからが難関だ。

 
 <性懲りも無く、後編に続く>