続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

この週末は。

2014-04-13 13:58:18 | 今日のpada散歩。

今週は、旦那が休日出勤の振替で三連休。

出会って以来はじめての映画とピクニック(?)で休日を満喫した。
私たち夫婦にしては、珍しくアクティブ。春の陽気マジックぱねぇッス。

さてさて。
映画は、話題沸騰の「アナと雪の女王」を観てきたよー。

                 素晴らしい絶唱!

ディズニー映画なら、やっぱりここでしょう!ということで、イクスピアリに行って参りますた。久しぶり。


          
                       いつ見ても可愛い雰囲気だ。 

しかし、ここでハプニングが。
ネットでチケットを事前購入していたのだが、間違って「ウィズキッズ」券、つまり『子連れオンリー上映』の回を
購入してしまっていたのだ。何ておマヌケorz
大人のみは入場不可ということで、別の回に変更してもらった。
こちらのミスなのに、シネマイクスピアリのスタッフさんの接客の素晴らしさに、感激するやら申し訳ないやら。
代替にすごくいい席を取ってもらえて、本当に丁寧な対応に恐縮しきり。
次に映画を見るときもここに来るよ!と心に誓う夫婦であった。

映画自体の内容はというと、もうとにかく歌が素晴らしかった。
松たか子の絶唱を聴きに行ったのだけれど、意外にも神田沙也加のうまさにビックリ。
彼女のファーストアルバムは持っているが、確かに声はお母さんによく似ていてとても可愛らしいものの、
歌唱力はそれほどでなかった印象だったのに。
まさかこんなに成長していたとは。やっぱり親の遺伝子を受け継いでる。遺伝すげー。
そして、声優としても素晴らしかった。台詞回しがアメリカのドラマを演じる友近風だったけどとにかくうまくて
これも舞台出演やコンサートで鍛えた賜物かー。。。とひたすら感心した次第。

ストーリーは、ディズニーだけあって善悪がはっきりしていて王道な感じ。 
シンプルなんだけど、映像・歌ふくめて「また観たい」と思わせるクオリティ。
ディズニー映画まったく好きでない、むしろ目がギョロギョロしてて気持ち悪いと思っていた私がこれだから、
元から好きな人はどんなにか楽しめるだろうと思う。
GW特別企画として、吹き替え版の3D上映が決定したようだし、もう一度足を運んでしまうかも。
とにかく、ディズニーの実力をまざまざと思い知らされた一本だった。


映画で大興奮した翌日は、お弁当を作って海の公園へ。
天気が良くて、少し冷たい風が吹いていて、まさに行楽日和。
旦那の好きなものを詰め込んだ肉々しい弁当を片手に、気分はピクニック。

          海の見えるベンチでお昼ごはん。

この公園は、家族連れとわんこ連れが多い場所。
あちこちでお手製のお弁当を広げている光景が微笑ましくて、広い空と海を眺めながら食事を始めようとした瞬間、
目の前を歩いてきたわんこが急に立ち止まり中腰になってプルプル震えだした。
「あ」と思わず声が出た私とバッチリ目が合う飼い主さん。
これ以上ないくらいの気まずい空気に笑いそうになる私。
それとは対照的に、飼い主さんは「何でここを通ってしまったんだろう」と自分を責めてる表情。
しかし、毎日ご飯どきになるとトイレに入っていく飼い猫を持つ身としては、まったく許容範囲内である。
だってわんこだもの。仕方ない。人間だって切羽詰るときはある。

とはいえ、わざわざそう声をかけるのも妙な感じで躊躇している間に、
申し訳なさそうに事が終わるのを見守っていた飼い主さんが、終わるや否や猛烈な早業で片付けて
疾風の如く去っていった。
以前、お弁当を持ってここを訪れたときは、スズメやムクドリに混じっていきなりデカい鴨がやってきて
私たちの度肝を抜いたが、今回はわんこだったかー。
毎回なにかが起こるこの公園、大好きだ。

ごはんの後は、あちこちぶらぶらと歩いて腹ごなしし、

        すごくいい香りのする花。名称わからず。

        なぜか南国風。

帰り道にあるデイリーストアで、店内で作っているドーナツと、その店舗でしか見かけない生菓子(バカ美味い)を
しこたま買って家路についた。
けっこう歩いてなかなかいい運動になったし、家では他に気を取られてしないような話も旦那とできて
楽しい休日となった。

そんな楽しい休日も、もうおしまい。
旦那が出勤の今夜は、あく抜きしておいたタケノコで夕飯を作る予定。
お高いな~と悩みつつえいやっと買った代物なのに、他のスーパーで同じ産地のものが普通値段で売っておりショッキング。
やっぱりあのスーパーだけが高かったのかorz 一本700円って高いよね?
お裾分けとか親戚が送ってくれるとかでタケノコを食べられる人が羨ましい。
増税以降、何もかもがお高いことに少々ウンザリしている今日のヨメなのであった。


花見散歩。

2014-04-05 20:50:36 | 今日のpada散歩。

強風でだいぶ散らされてしまった中、頑張って残って咲いている桜を見に散歩に行ってきた。

          今年の桜。

心なしか、今年の桜は満開でもまばらな気がする。
風や雨にやられてしまったからだろうか。
それでもやっぱり桜は美しい。新しい季節の息吹を感じる。

色々な花が咲くなかを旦那とバカ話をしつつ歩いていたら、何がどうというわけではないけれど
「幸せだなあ」と思った。
こうして季節が巡って、毎年おなじ景色の中を違う話をしながら歩いてるって、実は素晴らしいことなんじゃないかって。
贅沢もできないし本当にささやかな生活だけど、それでもいいもんだよなあ、と。
何より日々がとても楽しいし。

今あるものに感謝して過ごすことの大切さを、ちょっとだけ思ってみる今日のヨメであった。


      


七福神巡りに行ってきた、銀ちゃん増量中。

2013-01-14 07:41:29 | 今日のpada散歩。

ご開帳期間が終わる前にと思い、母と深川の「七福神巡り」に行ってきた。

昨年は旦那と回ったが、今年は前々から行きたがっていた母と女二人のかしましい道行きである。

      深川七福神HPより転載。 

    今回のルートは、昨年と同じ「寿老人」からスタート。富岡八幡宮の恵比寿神を目指す。

普段の行ないの賜物か、快晴で日差しが春のようでとても気持ちのいい日和。
もうすぐ色紙や笹・鈴の授与が終わってしまうからか、連休だからか、
ガイドツアーの参加者も多数いて、賑やかで楽しい雰囲気である。

昨年は私と旦那で色紙に印を押してもらいつつ回ったのだが、
もうひとつの授与アイテムである笹と鈴があまりに可愛かったので
「今年は絶対に笹!」
と心に決めていた私。

スタート地点にて意気揚々と買い求めたのは良かったが、笹に鈴をつけようとして手が滑り、
あろうことか
購入数十秒で、寿老人をかたどった鈴が真っ二つに割れる 
という縁起が悪いことこの上ないハプニング発生。

顔色が変わる私と、驚いて口が開いたままフリーズする母。
急いで代わりの鈴を買い求めたが、
「しょっぱなから縁起物を割ってしまった」というショックは拭いきれず。。。
っていうか、一個300円って、鈴けっこういいお値段じゃね?!とそちらもショッキング。

昨年は、色紙1000円、印ひとつにつき100円だった気がしたのだが、
笹だと、笹1000円、鈴ひとつにつき300円。
つまり、七福神をコンプリートしたければ3100円。
もちろん母の分も出すつもりなので、二人で6200円。
それとは別にお参りのお賽銭も必要だ。

私より先にショックによるフリーズからやや立ち直った母、
「母ちゃんやっぱ鈴いらないよ、一個あるからいいよ」
と言い出した。

母は多くの母ちゃんがそうであるように「花より団子」が信条のおばちゃんであるので、
いくら神様への新年の挨拶であっても、分相応の金額ですべき、
いや、金の多い少ないで文句をいうみみっちい神なんているものかという考え。
そんな母と話し合った結果、それだけの金額を出すならそれでご飯でも食べよう、
鈴や色紙がなくたって、お参りするだけでご利益はあるはずだ、
という結論に。

確かに、周囲を見回してみると、毎年きているような慣れた佇まいの人々で
色紙や笹を持っている人はあまり見受けられない。
そうか、別に必ず色紙や笹を持たねばいけないわけではないのか、と自分を納得させ、
割れてしまったありがたい鈴と一気に縁起が悪くなった感のある笹は
昨年の色紙と一緒に納めて帰ることにした。

その後しばらくは、そういうハプニングが起こるといつまでも引きずってクヨクヨうじうじする
我が娘の性分を誰よりも熟知している母により、多少強引かつ怒涛のフォローが展開されつつ次の目的地へ。
途中で清澄庭園の散策も挟みつつ、順調にてくてく歩きながら巡ることができた。

      

ゴールの富岡八幡宮まで来る頃には、最初のショックも日頃の鬱憤もどこへやら、
すっきり清々しい気分に満たされて「今年も始まった!」感でいっぱいに。

たくさん歩いたことによる爽快感もあるけれど、もっと心のもやもやを洗い流したような気分。
更に昨年の縁起物をすべて納め、新しいお守りも買うと、自分までまっさらになって
一年間うまくいくような気になってくるから不思議だ。
また、巡るルートも昨年よりわかりやすかった気がする。
本当にスムーズに回ることができて、とても楽しかった。
この清々しさで、連休明けからの憂鬱な出勤も頑張って乗り切れたらいいなと思う私であった。


さて、話は変わって、現在話題の銀ちゃんについて続報である。

土曜日に獣医へ行き体重を測定したところ、
無事、目標の2.5キロを達成することができますた。
頑張った。銀ちゃんよく頑張った。
飢えすぎて食べ過ぎおなかを壊したり、おから製だからってトイレの砂を食べちゃったりと
食い意地張りすぎによるアクシデントも日々巻き起こしつつも、よくぞここまで回復してくれた。
引き続きモリモリ食べて増量に励むよう指示があったので、今後もモリモリ食べさせていく予定。

そして、弥七たんとのケージ越しの対面も何度かさせてみたが、
まだ互いに警戒している状態なので何ともいえないところ。
早ければ本日中にもケージを室内へ移動させるつもりなので、
徐々に慣れて仲良くなってくれればいいなと思うが、こればかりは相性なので何ともいえない。
でも、願わくば二匹で楽しく暮らして生きたいと思うヨメなのであった。
そんなこんなで、引き続きお世話頑張りマッスル。



ひとり散歩の友。

2012-12-24 08:21:29 | 今日のpada散歩。
ここ最近、ずっと迷いに迷っていたのだが、とうとう買ってしまった。

            SONY NWD-W263 

ソニーのヘッドホン一体型のウォークマンである。

学生の頃から移動中には音楽が欠かせないタイプなので、
カセットテープ~mp3まで進化していくこの手のアイテムを色々使ってきたのであるが、
今回ほど購入にあたって悩んだことはない。

技術が進んだことで「できること」が多岐に渡りすぎて、
あれもいいけどこっちも捨てがたい。。。と猛烈に悩ましかったのである。


そんなたくさんの選択肢の中から、私が絶対に譲れないと決めたポイントは「コードレス」。

遥か昔より、イヤホンと本体を繋ぐコードがうっとおしくて仕方なく、
何かに引っ掛けてビーン!となってはムキー!!となったり、
服にクリップで留めていた本体とコードが外れてイラッときたり、
常々「これさえなければ!」と思ってきたのである。

最初は、デザインの可愛らしさに惹かれてソニーのワイヤレス付きに心が傾いていたのだが、

      
 ← NW-S764BT (L) えらく可愛い。

ワイヤレスイヤホンの稼働時間が短いとのクチコミを多く目にしたのと、
よく考えるとこれってワイヤレスって言えるのだろうか?と思えてしまって見送り。
では、bluetooth対応本体+ワイヤレスイヤホンでいくか。。。とイヤホンを色々見るも、
装着感があまり良くなさそうだったり、音質や音漏れが心配だったりと
どうもピンとくるものが見つからない。

あれこれ見すぎて段々疲れてきた頃に、
ふと「だったらイヤホンと本体が一体だったらいいんじゃん」と今更ながらに気づき、
価格もリーズナブルで評判も高い冒頭の商品に決定、購入と相成った。
長い道のりだったーよorz


購入したNWD-W263は、ランニング中に使用することを前提に考えられており、

・ケーブルが邪魔にならないヘッドホン一体型
・操作が全てイヤホン部分で行なえる
・クイック充電可能(3分で60分再生)


そして、

・防水仕様で水洗い可能

す、すげえええー!
こんな「スポーツマンのお供をするために生まれてきた」ような逸品を、
私みたいに「スポーツにてんで縁のないトド系アラフォー」が持っていいのだろうか?
とちょっと申し訳なくなってくる。

しかし、それはそれとして、使用感はすこぶる快適である。
コードからの開放がこれほどまでに自由を感じることだとは!!
これまでどれだけストレスとなっていたか、しみじみ思い知るこの頃である。

また、私は耳が少し変わった形なので、なかなかシックリくるイヤホンが見つからないのだが、
この商品は珍しくピッタリで、恐らくこれまで使ってきた中で一番フィット感がいいのではないかと思う。

もうこの快適さを知ったら、コードびろろーんには絶対戻れない。
ありがとうソニー。ありがとうランナーの皆さん。

そんなわけで、最近は食料品の買出しも快適☆ウキウキ☆な毎日なのであった。
それだけではさすがに申し訳ないので、その内にウォーキングも始めてみようかなーなどと考えるヨメであった。
とりあえず熱中症こわいし、秋からかナー(←この時点でダメヨメ






家具屋でごはん。

2012-07-04 15:33:37 | 今日のpada散歩。

新たにしつらえた寝室に置くべく、長らくベッドを選定していた私達夫婦。

なかなか双方の意見が合わず、しまいには険悪にすらなってきたので
「ごちゃごちゃ言うより実際に見に行こう!」
とヨメ狂喜な素敵スポット・IKEAへ先日行ってきた。

以前に行ったときは確か休日で、
家族連れでごった返している中でヘトヘトになった記憶のあるこの場所。
今回はバッチリ平日、しかも午前中から出張ったので、
店内は前の様子がウソのように閑散としておりすこぶる快適。
ストレスなく見て回れるパラダイスであった。

ここの何が素敵って、
ドラマのセットみたいにワンルームから3LDKくらいまでの部屋が作りこまれており、
まるで誰かのおうちにお邪魔したみたいにあちこち見て回れることだ。

リアルで知人の家なんかに行って寝室だの風呂場だのジロジロ見て回ったら
光の速さで縁切りされると思うが、ここはインテリアのパラダイス・IKEAである。
好きなだけプライベートな空間に踏み込み、好きなだけジロジロ&あーだこーだと
できるのである。
タブーを犯しているようでスリリングな心持ちになる。
きちんと窓も作りこまれていて、通路から窓越しに部屋の中を覗く、なんて
ハレンチな真似もできたりするのもここならではだ。

そんなこんなで、独り暮らしと思しき女性のスイートなお部屋から
子供がいるご家庭まで、それこそ玄関からトイレの果てまで「お邪魔しマース」と
眺めまわってきた。
気分はすっかり空き巣か変態(ウソ)。


覗き見にうつつを抜かして、あまりの興奮ぶりにうっかり本来の目的を忘れるところだったが、
理性を失わない旦那により、テンションだだ上がりのままベッドコーナーへ連行されて
フレーム→マットレス→その下に敷くすのこ、と見て回り検討。

店員さんの素晴らしい接客と説明にポーッとなり、
クイーンサイズのベッド一式を買う気満々になってしまったヨメであったが、
説明の後半で

「クイーンサイズでしたら、シングルサイズふたつを並べるのがお勧めです。
 搬入もその方が便利ですし、お好みで片方ずつ寝心地の違うマットレスにもできます。
 クイーンサイズは 夢 の 広 が る サイズなんですよ♪」


というセリフを聞き、

「クイーン= シ ン グ ル ふ た つ 分」

という当たり前の事実に気がついた瞬間にハッと我に返ったヨメ&旦那。
ちょ、ちょっと待て。何かすごいことになってないか?とそれらの価格を総合計してみたら、
OH!ジーザス!!
予算を軽~くオーバーして、本来だすつもりだった金額の倍になっていた。

何せ「25年使える」という謳い文句のマットレスだ。そりゃそうだ。
それにフレーム、そしてすのこだってグレードがあって、足部分だけ持ち上がったり
クッション具合を調整できたりするいい物を勧められていたし、更に備品が色々いる。
品質は素晴らしそうだし、決してボラれてるわけではないだろう。
むしろ良心的な価格なんだろうと思う。

だがしかし。
いくらもうすぐ夢の臨時収入・おボーナスが出るとはいえ、
さすがにこれはやり過ぎというか分不相応だろう。。。と一気に現実にカムバック。

大体、これからも引越しが確定している賃貸住まいにこんないい物を買ったところで、
猫に小判・豚に真珠である。
こういういい物はマイホームを手に入れて「ここに腰を据えよう」と決めた人が買うもので、
我が家のように「いつでも身軽にどこへでも動けるように」と考えている一家には
ちょっと合わない贅沢品かもしれない。
転居の運搬の際に傷がついてしまうかもしれないし、第一クイーンみたいな大きなベッドなんて
運びだすのも運び入れるのも一苦労だ。

。。。と瞬時に色々なことが頭を駆け巡り、「ちょっと冷静になろう」と
一旦その場を退却したのであった。

旦那と話し合った結果、結局ベッドは買えずに終わり、
まな板だとかクッションだとかショボい小物を買ってその日は家路についた。
まったく、何しに行ったのかわからない一日であった。
結果的にIKEAにごはんを食べに行ったようなものだ。

前回はお茶と甘いものだけだったので、この日はきちんとした食事を頼んでみたのである。
レストランは会社の従業員食堂みたいなシステムで、
棚に並んでいる好きなものをトレイに乗せ、メインだけカウンターで注文して受け取り。
最後にレジでお会計。。。となっている。

朝食抜きで行ったせいでとても飢えていた私たち夫婦、
鼻息荒く本能の赴くままに食べたいものを選択。↓

      

成人病も何のそのレベルなフライドポテトは、よくわかっていない私が
「ポテトは大小どちらにしますか?」と聞かれた際に、
(よくわからないけど、大人ふたりだし大でいいか)と軽く答えてしまった結果である。
どう見ても二人分ではない。ポテトさん、パネェっす。

メインは肉と魚をひとつずつ選んで半分こにした。

      肉。

どちらも美味だった。
魚のふんわり具合がと肉の柔らかさがすごくって、
すぐに「どうやってるんだろう、家でもできねえかなー」と目をギラギラさせたことであった。

   魚。

また、パンもなかなか。
岩塩を使用しているという、焼き色がしっかりしているけれど中が雪のように白いパンが
塩気がきいていて美味しかった。

デザートも100円しないというお得値段だったので持ってきたが、
甘さが日本的じゃないというか、いわゆる「頭がバカになりそうな甘さ」であったため、
さすがのヨメも断念し、旦那に食べさせたが完食には至らなかった。

あの甘さハンパないよ、ねっとり生ぬるくて、ガツンと殴られたみたいに甘くて、
しかも何がダメってシナモン!
ベットリした食感のチョコにシナモンって、何て強烈なダメ押し。。。
恐らく二度と食べることはないだろう。


そんなこんなで、
結果的には「家具屋にメシを食いに行った」的な展開になってしまった
今回の道行きであったが、素敵インテリアをたっぷり等身大で楽しめたので
これはこれで満足した散歩であった。

それにしても寝具をどうしたものか。。。
もう少し検討が必要だとグッタリしたヨメであった。もうラグの上でいいよ!


おめでたパンダを見に行った。

2012-06-29 22:00:49 | 今日のpada散歩。

パンダおめでたのニュースを聞いたから。。。というわけでもないが、
久々に上野動物園に行ってきた。

今回はパンダどころか動物園もン十年ぶりという母が同行。
って、私が子供の頃以来ってことか?
久しぶりってレベルじゃねえぞ!。。。ってことで、ウキウキとレッツラゴー☆

平日だったので人は少なめ。
休日だと混雑が物凄くてパンダなんてゆっくり見られないけれど、
これは期待できるのでは?
入り口を抜けて、真っ先にパンダへ突撃する母。どんだけパンダに飢えているのか。

人がまばらなおかげで、すんなりパンダ厩舎の前へ。
パンダパンダ。。。いた!

              で ろ ~ ん 。

だれてる。暑さでデロデロにだれている。

仕方ない。おめでたなのだ。
妊婦さんにこの暑さはきついのだ。
しばらくだるそうな様子を眺めてみたが、そのままぴくりとも動かないので
「元気な赤ちゃん生んでね!」と念を飛ばしつつ退散。

タイミング良くオスパンダが運動場に出てきており、
オスの方はサービス精神たっぷりに愛嬌を振りまきつつ動き回っていた。

           メスの分までサービスを頑張るオスパンダ。

何がどうしたのか妙に毛皮がこ汚なくなっており、ちびっこに「パンダ、お尻きたなーい」と言われていた。切ない。


その後は順路に従い見て回ることに。
かなり昔の上野動物園しか知らない母、
間近で動物が眺められるよう大幅に改装されたステキ動物園に大興奮。
やはりこのレイアウトって旭山にインスパイアされてるのだろうか。
色々な方向から見られるよう工夫されているので、
かつてのように人だかりができて見えない!ということも少なくなり快適。
あまりに近すぎて、ゴリラなんて、そこら辺のおっさんみたいだった。

              至近距離・哀愁のゴリラ。
             

中でも、私が大興奮だったのがトラ。

       で ~ ん。

この近さで!トラが!もふもふ!(意味不明
後頭部がたまらん。手を伸ばせばわしわしできそうなこの距離感!
上野、素晴らしいー!と歓喜する娘を生温かく見守る母であった。

それ以外にもゾウさんの安定感とか、マレー熊の子供が我が家のもふもふにそこはかとなく似ていたとか
                        え?
本当にいくつになっても動物園は楽しいなーと再確認した一日だった。
母にすら「童心にかえる」と言わせてしまう魔力、超パネェ。

最後に、メインのパンダをちゃんと撮ることができなかったのでおまけ。

        動物園前にいたポストパンダと

                  駅にぶら下がってた七夕パンダ。

今回、楽しかったが少々暑さに参ったので、次は涼しくなってから行きたいと思う。
母と次に遊ぶ際にはカラオケで燃える予定。

そんなこんなで楽しい休日は過ぎ去り、明日は新しい仕事初日である。
自宅から徒歩で行ける素晴らしい環境。
早く慣れて、昼休みは自宅に帰ってきて食事をしたい。
いつも緊張で疲れてしまうので、気負いすぎないレベルで頑張りマッスル。


水上バス、お台場、ガンダムかっけー。

2012-05-18 05:22:28 | 今日のpada散歩。

先日書いた散歩の続き。


弁当&散歩を満喫した公園からは、次の目的地・お台場は「船で一本」である。
都民の中ではごく一部の人しか使えない言い回しに、言い方かっけー!島暮らしっぽい!
と盛り上がるアホ夫婦。

出発時間が迫っていたので、急ぎ足で切符売り場に行くと
「お客さん達ラッキーだよ、今日はほぼ貸し切りだから」
とおっちゃんに言われ、否が応でもテンションの高まるヨメ。

前回この水上バスに乗ったときには、
旦那ともども夜勤明けだったので出発直後に爆睡してしまい、終点まで目覚めず仕舞い。
景色を楽しむどころではなかったという情けない思い出があるので、
今回はバッチリ楽しむぞ!と気合十分で臨んだ。

バス内は部屋のようになっている座席エリアと半・野外のベンチエリア、
そして階段があり、そこを上った先にはデッキがある。
飲み物の自販機やトイレもあって、乗客が少なければ好きに移動しても差し支えなさそうだ。

私達は座席エリアへ。
おっちゃんの言った「ほぼ貸し切り」は事実で、私達以外には男性が一人乗っているだけである。
いよいよ出発。

        割と水面に近いところに座席がある。

右手に観覧車を見ながらバスは進む。鵜などが潜ったり魚が跳ねる様子も間近に見られる。
先日、水族園から脱走したペンギンが無事生きている様子が確認されたニュースを観たが、
頻繁にあちこち跳ねている魚達を見ると、エサの問題はそれほどなさそうだ。。。と少し安心。
実は密かに見つからないペンギンの身を按じているヨメ。

乗ってみてわかったことだが、このバスのコース中はとても橋が多い。
バリエーションも実に豊かで、橋マニア垂涎だ。
途中たくさんの橋の下を通過するので、ちょっとしたブラタモリ気分である。
以下、順不同(どれがどれだか順番がわからなくなってしまった)で橋通過の様子を。


~橋をくぐりまくる水上バスコース(→お台場まで)~

     
     
     
   
大物の橋も通過。

            少し前に話題だった、東京ゲートブリッジ。

           レインボーブリッジ。

                お台場の観覧車も。

私はこれまで特に「橋」に興味はなかったけれど、魅力に開眼しそうな道中だった。
本当に橋好きにはたまらんと思われるので、そういう嗜好の方には自信を持っておススメしたい。

           かなたに霞むフジテレビ。

特徴的なフジテレビの建物が見えてきて、エキサイティングだった水上バスの停留所に到着。
今回はお台場までだったが、次回は終点の浅草まで乗ってみたい。


さて。随分と久しぶりのお台場である。
かつて、こちらの方面には仕事でたびたび来ていたこともあったのだが、
しばらく来ない内にだいぶ様変わりしており、正直どこがどこだか危うい状態である。
そんなまんま「おのぼりさん」状態の夫婦らしく、自由の女神を陰から激写。

            何も陰から撮る必要はない。

周りは観光客と修学旅行生、それにヤングのカップルで溢れている。
恐らく、空の弁当箱を提げてうろうろしているのなんて私達くらいであろう。
しかも、家を出るときはまさかお台場に来ようとは思っていなかったので、
夫婦そろってものすごく緊張感のない格好、更にヨメに至っては先程の弁当で作ったシミ付きの服である。
いかにもなおしゃれスポットを通り過ぎると、こんなんでスンマセンと謝りたくなる。

しかし臆している場合ではない。
本日、我々は確固とした目的を持ってここに来たのである。
我らが世代の偉大なるカリスマ・ガンダム様のお姿を拝しに行かなければ。


とはいえ、ぶっちゃけ私はそれほどガンダムに興味はない。
一応ガンプラブームのときに子供だったので、
「運動会の学年合同ダンスのBGMが初代ガンダムのオープニング曲だった」
という黒歴史をもっていたり、一応初代・Z辺りまでは付き合いで観たりもしたが、
正直言って内容はほとんど覚えていない体たらくである。

最近のガンダムシリーズもそれほど詳しくないし(その知識も、旦那プレイのガンダム無双で覚えた)、
初代ガンダムの初回放映時に視聴率が振るわず打ち切りになったことなどは
旦那に聞いて始めて知った程度の認識だ。

また、私はかなりのエヴァ信者であるので、ガンダムよりも次に公開される映画のことや、
夏に開催される庵野の企画展において見所のひとつである「巨神兵」の方が
よっぽど気になるくらいのものであって、お台場のガンダムも
「旦那が喜ぶだろうな、私も話題になっているから見ておこうかな」
と軽い気持ちであった。

しかし。

          神々しいガンダム様の後ろ姿。実に凛々しい。

実際に巨大なガンダムの後姿を見た瞬間、

「うおおお~、かっけー!!!」

と大興奮して叫んでしまったのであった。

っていうか、何このかっこよさ。
そのサイズもさることながら、細かいところまできちんと作りこまれていて、
二次元のものが三次元に飛び出してきた衝撃と言うか、そのインパクトが物凄い。
よくこんなのに乗ろうと思ったな~!と単純に感心するというか。

           ガンダム様、斜めから。

旦那は興奮してひたすら写真を撮りまくっている。
周囲の人々もみな似たような状態でカメラを構えていたのが印象的だった。

何と言うか、大きいってすごいね。
それだけで圧倒されるものがあるよ。
とにかく、エヴァ好きでさえ大興奮させてしまうガンダムはやはりすごい。
これはもう、ある世代に根付いた何かなのだと思わずにいられない。


その後、一応ガンダムカフェとガンダムフロント東京もちょろっと覗いてみたが、
とにかくすごい人で少しくたびれてしまった。
連休明けの平日であんな調子だとは。ガンダム、恐ろしい子!(白眼


帰りはりんかい線に乗って帰ったのだが、ドアが閉まりますよーのメロディが「踊る大走査線」で
脳内で「レインボーブリッジ封鎖できません!」と報告しつつ電車に乗り込んだことであった。
色々凝ってるなあお台場。さすが観光名所。
とにかく話題のガンダムも見られたし、とても楽しめた散歩であった。


話は変わるが、ずっと楽しみに観ていた番組「ちい散歩」が終わってしまって寂しい。
若大将のもとりあえず観てはいるが、やっぱりちいちいがいいよ。
あの雰囲気が好きだったのに。
一日も早い回復が待たれてならない。
そして、若大将のオバちゃん人気ぱねぇ。。。と戦慄するヨメであった。



勘違いと獲りすぎ注意。

2012-05-12 22:19:33 | 今日のpada散歩。

昨晩は必要以上にエキサイトしてしまった気がするorz
いや、決して過剰ではない。本当に頭きたんだ。

そんなわけで散歩の話がお流れになっていたので続きを。。。書く前に、
ちょっと気を落ち着けるためにちょこっと違う話を。


近所に流れている小川にかかる橋を渡ろうとしたところ、妙な光景を目撃。
一瞬なにかが溺れているように見えて、「助けなきゃ!」とあたふた駆けつけようと
よくよく見たら、


           

。。。カモのコンビが、仲良くお食事中なだけであった。
という、もー、紛らわしい!私の親切心を返せ!と思った一件。
この間の文句言われ事件といい、どうも私とカモとは折り合いが悪いようだ。
こっちは好いてるんだけど、こればっかりは相手があることなので仕方ない。ショボン。

おまけ。曇天のいい雰囲気の海。

    

引き潮によってできた潮溜まりに、鵜のような鳥が二羽。こちらもお食事中。
ぼんやりと切ない風景に思えるが、実は潮干狩りに燃えた人があらかたほっくり返した後で
あちこちに穴と積み上がった砂が。
ここのハマグリは水質向上のために放されているものなので、あまり獲りすぎないでー!
と密かに思うヨメであった。いくら不景気とはいえ、そういうのセコい!

そんなこんなで、気分もだいぶ落ちついたことだし、また勉強頑張りマッスル☆
こちとら浪人なんて覚悟の上、なめんなよ!夜露四苦!ってことで。



休園、おにぎり、タケノコ疑惑とカモ。

2012-05-10 00:39:09 | 今日のpada散歩。

世間一般の連休終了と入れ替わりに旦那が休みに入ったので、
生憎の空模様にも負けず、久々に散歩を楽しんできた。

前々から予定していた水族館に行くべく、
弁当までこさえて張り切って出発したにもかかわらず、外に出た途端ポツリと落ちる雨。
私達は、互いに「雨男・雨女」の疑いが濃厚な夫婦であるので、
しょっぱなから雨降りの責任のなすり合い開始。
どちらも内心で「絶対コイツのせいだ」と思いつつ水族館のある某公園へ。

しかし、私達は重大なミスを犯していた。
何と、目当ての水族館は定 休 日だったのである。
何で事前にチェックしなかったのかと悔やむ二人。
ガックリと肩を落とすヨメ。
そしてまたもや「絶対コイツのせいだ」と心の内で旦那に責任をなすり付けつつ、
恨めしい気な視線を送るのだった。


さて。序盤からメインのイベントが潰れてしまったトホホな二人連れだったが、
降ったり止んだりの悪天候、そして平日、加えて水族館が休園日、という要素が重なり
週末などは家族連れやカップルで混雑しているだだっ広い公園が「ほぼ貸切状態」であることに気づき、
せっかくだからこの贅沢なシチュエーションを楽しもう、
マイナスイオン浴をしにきたと思えばいいではないか、と前向きに状況を変換。

更に旦那が「マイナスイオンは小雨が降ってるくらいの方がたくさん発生するらしい」
と信憑性あるんだかないんだかのマメ知識を披露し、ヨメの機嫌もちょっと上向きに。


それにしても、一応都内でありながら、数分歩いても自分達以外の人と行きあわないなんて、
なかなかできない貴重な体験である。
草の匂いをたっぷり吸い込みつつ、海が見える道を優雅に散歩。。。とはいかず、
朝食抜きだったせいで旦那の腹ペコが限界に達しそうになっていることから、
「ともかくまずは弁当を食う場所を探さねば!」というムードに。

そこで、以前お弁当を食べたことのある花畑近くのベンチを目指そうということになった。
人気が少ないので安心していたのだが、OH!ジーザス!
くだんの特等席は、既に他のご夫婦が使用中。
傍らにチャリンコが停めてあるので、恐らく地元の人だろう。
さすが地元民、わかっていやがるぜ。。。と出遅れた残念さを噛み締めつつ
別の場所を探しにその場を去った二人であった。
やはりいい場所は取り合いなのだ。人が少ないと思って油断していた。

しかし、いい場所は他にもたくさんあるもんね!ということで、
海が目の前に開けた気持ちのいい場所にテーブルと椅子が設置されていたので
そこでお弁当を広げることに。


今回は旦那のたっての希望でおにぎりにしたのだが、さすが腹ペコ大作。
シチュエーションごとのうまいものをわかっていらっしゃる。
感心するくらい、何の変哲もないおにぎりがうまい。
外で食べるおにぎりって、どうしてこんなにおいしいんだろう。おにぎりさん、パネェっす。

夢中でムシムシ食らっていると、自転車に乗った警備員らしきオッチャンが近づいてきて、
私達を見て「あっ」という顔をして走り去っていった。
その様子が心なしかショボン気味だったので、
「もしかして、いつもここでお昼を食べている人なんじゃないか」
と旦那と申し訳なく思っていたところ、オッチャンと入れ違いに鳥が何羽も飛来。

大部分がハト、ちょっとだけ雀、あとムクドリ。
鳥の世界では種族の違いはあまり気にしないのか、皆仲良さそうに地面をついばんだり
時折じゃれて遊ぶ風の仕草をしたりしている。

その頃にはあらかた弁当を食べ終わった私達は、「可愛いねー」なんて微笑ましく眺めていたのだが、
ハッと気がつくと、鳥たちがじわじわと我々を包囲しつつあるではないか。
無邪気そうな可愛い顔(しかし無表情)でじりじりと輪を狭めてくる。
      
これはあれか。何か寄越せ系の意思表示なのか。それともキャプつばでいうところの「鳥かご」か。
もっと早く来てくれれば、米粒くらいはやれたものを。
我々のせいではない。自分達の登場が遅すぎたことを反省し、次回に生かして欲しい。

。。。などと思いつつ、無表情で近づいてくる鳥たちに少々ビビっていると、
不意にでかいものが舞い降りた。 
 
                          カモ:(キリッ

何とカモである。カモがやってきた。
ハトや雀、ムクドリ達と比べるとやたらでかい。
しかも、物怖じしない様子ですぐそばまでエッチラオッチラと可愛い様子で歩いてくる。

「か、可愛いねー」と二人で誉めそやしていると、
ピタッと動きを止めたカモは、私達とひたと見つめて

「ガー!!」

と結構な音量で鳴き始めた。
その予想以上な声の大きさに、ますますビビる夫婦。
カモは喉の奥が覗けそうにくちばしを大きく開けて、「ガー!ガー!」と鳴き続けている。
こいつもか。
ショバ代も払わずのん気にメシなど食って、鳥達に分けもせず(と言っても、食事中にはいなかったのに)
食い終わったのにくつろいでどこうとしない我々を威嚇しているのか。
それとも馴れ馴れしく写真を撮ったので、「肖像権の侵害!」とでも怒っているのか。

戸惑っている間もカモはガーガー鳴いていたが、ひときわ大きな声で

「ガー!!」

と鳴いたのを最後に、ぷりぷりした様子で去っていった。
何だったんだ。

   


カモが去り、鳥達もこちらに興味をなくしたように離れていった後、
「もしかしてさっきのオッチャンがいつもここで昼食をとっており、
 その際に鳥達に餌をあげているのではないか」
と旦那と先程の出来事について推測してみた。
もしそうだとしたら、オッチャンにも鳥達にも悪いことをした。
別に我々は弁当が食えればどこでも良かったのに、と間の悪さを感じたことであった。


存分に食べたので散歩を再開。
席取りバトルに敗れて前を通り過ぎた花畑へ戻って、しばし鑑賞。
前に来たときはオレンジの花がメインだったが、今年は赤い花のようだ。



一緒にさやえんどうのような植物が植えられていたのだが、
詳しくないので何という植物なのかわからず。
この公園は、広大なのにいつ来ても丁寧に手入れをされていて感心する。
ここまで管理するのは並大抵の労力ではないだろうに、本当にありがたいことである。

と、歩いていた途中で旦那が何か見つけた。

   

こ、これは。。。タケノコ?
ちょっと開けた草はらのあちこちに、ぴょこぴょことたくさん生えている。

今日訪れた公園は、天然の牡蠣や小ガニ、水質改善のために放流されているハマグリなど
その気になれば色々なものが獲れるので、限度を越えた乱獲をする輩がいたりするのだが、
これがもしタケノコだと引っこ抜いたりする奴がいそうだなあ。。。と、
ちょっと心配になったヨメであった。

ちなみに牡蠣の乱獲現場を目撃したことがあるが、
獲ったその場で身だけを取り出しでかいタッパに詰める傍若無人さで、
もちろん殻はその場にポイ捨て。
そこら一面が貝塚状態になっているという有様である。
物凄い量を獲っている上に、立ち入り禁止区域にガンガン入っていくので、
様子を見に来た公園管理の人と揉めていた。
相手は中国語と思しき言葉を話しており、日本語がわからない素振りでガン無視、
強引に立ち入り禁止区域に入っていくので管理の人に同情したことである。

地元の人間なら、たとえ獲れても食べようと思わないであろうそれらであるが、
外国から来た人から見たら違うのだろうか。
店ででも使うような量であったので、まさか黙ってどっかの飲食店で使ったりしていないよね。。。
と危惧してしまう一件であった。


そんなこんなで、マイナスイオンを堪能した私達。
次はどこへ行こう?と相談。
突然ディズニーシーにでも行っちゃう?それとも水上バスでどこか行こうか?
などと案を出し合ったが、シーはこれから行くと遅くなって弥七たんが心配なのでまた今度、
水上バスでどこかへ行こうということになった。
そこからだと、お台場も浅草も両国も電車一本ならぬ「船で一本」である。
ちょうど折りよく出発時間が迫っていたので、今日はお台場にガンダムでも見に行こう!
と張り切って乗り込んだ二人であった。

次回に続く。



七福神巡りに行ってきた。

2012-01-12 22:35:27 | 今日のpada散歩。
我が家の旦那は昨年、仕事の兼ね合いで初詣に行けず、
いつか行こう行こうと言いつつも結局そのまま行かずに終わってしまった。

気持ちの問題といえばそれまでかもしれないが、
昨年は旦那にとって「ツイていない一年」だったらしい。

それでなくてもこの人は、
「コンビニで買ったツナおにぎりにツナが入っていない」
というような『ささやかではあるが実際にそういう目に遭うとちょっとイヤ』レベルの
ツイていない出来事によく遭遇するツイていない人である。

これで今年もお参りに行かなかったら何があるかわからない。。。
と本人が危惧したかどうかは知らないが、
正月休みの初日に「七 福 神 巡 り に行こう」と言い出した。

我が家の近辺で「七福神巡り」といえば深川である。
ちょうどいいことに、私が好きでよくお参りしているのも深川だ。
宅建受験の際も、学問の神様と呼び声の高い亀戸天神よりもこちらで、
と深川に参ったくらい親しみを持っている。
正直、外は寒いので出かけるのは勇気がいったが、
元日~1月15日まではご開帳期間として「色紙」「笹・鈴」の授与があるというので
散歩としてもとても楽しそうだと思い夫婦でチャレンジしてきた。


今回のルート。

   七福神マップ。
                                        深川七福神ホームページより引用。

マップ上部の「寿老人」(深川神明宮)からスタートし、「恵比寿神」(富岡八幡宮)でゴール。
途中に色々と見所もあるので、楽しい散歩になりそうな予感。

   スタート!(寿老神) 都営新宿線 森下駅に降り立ち、深川神明宮にて色紙を購入。

本当は笹&鈴が良かったのだが、システムをよく理解しておらず、
渡されるがままに色紙を買ってしまった。
色紙だと各所でハンコを押してもらう方式、
笹の場合は七福神を模した鈴を福笹にひとつずつかけていくらしい。

              七福神巡り。 ワクワク感が盛り上がる。   

色紙・笹はそれぞれ1000円也。
そして、ハンコ及び鈴は一箇所につき100円。
更に各所でお参りの際のお賽銭も必要となる。
前もって小銭を用意しておらず、しかもいちいち長財布を出したり閉まったりの私達夫婦、
来年チャレンジする際には、絶対に別途小銭入れを持参する!と固く決意。

初めての事とて、勝手がわからずモタモタしてしまったが、
色紙を片手に、いざ出発!

それにしても、いいお天気で本当に良かった。眩しい川面を眺めつつ、橋を渡る。

        川を渡って。 気温は低いが、日差しは暖かい。川面に日差しがキレイだ。

地図を片手にてくてく歩く。
私は恥ずかしながら重度の方向音痴であるので、旦那内蔵GPS機能に期待。

        2番目(布袋尊) 布 袋 尊(深川稲荷神社)

布袋様に到着。
ここでは席が設けられ熱いお茶が振舞われており、遠慮なく座ってお茶をすする。
冷えた体に茶がしみ渡る~。

  毘 沙 門 天(龍光院) 3番目(毘沙門天) 素晴らしいお姿で見とれてしまった。 

4番目(大黒天)大黒天(円珠院) 5番目(弁財天)。弁財天(冬木弁天堂)

マップでは大黒天の次に福禄寿となっているが、弁才天に先にお参り。
理由は特になく、旦那ナビの気分らしい。
弁財天は商売繁盛・金運をお願いするのが慣わしのようなのだが、
私はどこへお参りしてもひたすら「家族が健康で無事に過ごせますように」と
お願いしており、少しくらい金運についてお願いしておけば良かったと少々後悔。

ここまで来るまでに、道々の町並みがとても素敵で感激。
古いお寺さんや年季の入った商店街と、新しいマンションやコンビニが自然に共存しており、
風情ある酒屋や佃煮屋、呉服屋などのお店も川も庭園もあるし、
江戸資料館などもあって見所満載。
それにしても、ここら辺は本当にお寺さんが多い!
時折ルートと間違えてお参りしそうになっては、「おっとっとっと」と通過する展開が多々。
どのお寺も立派で素晴らしかった。

そんな中で見つけた面白い建造物。 風情ある公衆トイレ。 パッと見、居酒屋のようだ。


この風情ある建物は公衆トイレ。
何かのお店と間違って入ってしまいそうな素敵な佇まいだった。

そして六番目、福禄寿。        6番目(福禄寿) 福 禄 寿(心行寺)

ここにおわすのは、頭部がひょろ~っと長い老人の姿をした神様である。
この神様は長寿をつかさどる人望福徳の福神とのこと、
像となって立つその片手に持つ宝珠に触れてお願いをすると
ご利益があるというので、
ガシッと宝珠を握り「人望が得られますように!」と気迫に満ち溢れつつ祈願するヨメ。
鼻息荒く旦那にも勧め、旦那もムニャムニャとお願い。
っていうか、旦那は必要なくね?と後から気づく鬼ヨメであった。今年は穏やかになれますように☆

いよいよ残すはゴールの恵比寿様のみ。
ここまで食事も摂らずに歩き続けてきた私達って超ストイック!と
互いに自画自賛しながら歩く腹ペコ夫婦。
帰りは伊勢屋の大福を買って帰ろう、
いやいや、その前にマックのグランドキャニオンバーガーか。。。
と、頭の中を(いつものことであるが)煩悩でいっぱいにした夫婦、一路ゴールを目指す。

そして、いよいよ最後、恵 比 寿 神(富岡八幡宮)!!

ヨメの脳内にロッキーのあの曲が鳴り響く。
恵比寿様にお参りをして(願い事はもちろんカネ)、最後のハンコを色紙に貰って。。。

    七福神オールスターズ。 七 福 神 全部巡ったどー!!

時間にして約二時間、地図を片手に歩いて楽しかったYO!
興奮のあまりに肝心の写真を撮り忘れてしまった。
その後は馴染みである深川不動尊へお参りし、合格の報告とお礼、
そして今年も家族・身内・友人がみな健康・元気で過ごせるようにお願いをし、
古いお守りを納めて新しいお守りを購入。
何だか一年がスッキリ始まった!という清々しい気分に。

いい気分で、運動になったし〆に大福買ってマックを食べて。。。
とウキウキ駅へ向かったそんな二人が見たものは、シャッターの閉まった伊勢屋であった。

思わぬ展開にショックを受けガックリきた二人、
その後マックを食べる気力も起きずにおとなしく家路につき、
泣く泣く残り物と帰りがけに買った刺身で食事をとったのであった。


最後にちょっとバンザイなしYO!な展開になってしまったが、
地図片手に「あっちだ」「こっちだ」と言い合いながら、
普段は行かないような住宅街を歩いていくというのは、
オリエンテーリングのようでとても楽しい経験だった。

達成感もあったし散歩としても最高なので、ぜひ来年もチャレンジしたいと思う。
色紙もいいけど、来年は笹がいいな~。
きっちり七名の神様ハンコをいただいた色紙二枚のうち、
一枚は我が家で飾り、もう一枚は母にあげようと旦那が言ってくれたので、
近日中に渡す予定。

そんなこんなで、一方的にショボいお賽銭でお願いして回ったにも関わらず、
何だかとてもいい一年になりそうな気がする調子のいいヨメなのであった。今年も頑張るZE☆




スイーツパラダイスに行ってきた。

2011-03-26 14:56:17 | 今日のpada散歩。

今日は生憎の雨だったが、
ケーキ中心の食べ放「スイーツパラダイス
」に行ってきた。

このお店はチェーン展開をしており、都内を中心に何店舗もあるのだが
今回は自宅から一番近い「イクスピアリ店」にて食べ放題に挑んできた。
平日だし混んではいないと思ったが、念の為前日に予約済み。

           キングダムハーツのオブジェ。 
           「キングダムハーツ」が今のいち押しらしく、オブジェがお目見え。

スイーツパラダイス(以降、略してスイパラ)と聞くと、
今までは渋谷や上野ABAB店の印象が強くて
「学生の女の子ちゃん達が行く所」
という認識だったのだが、
今回行ったイクスピアリ店は成人女性の二人連れやカップルが多く
落ち着いた雰囲気で楽しめた。

ここのどこが一番いい所かというと、何といっても料金の安さだと思う。
スイーツ、軽食、ドリンクが全て食べ・飲み放題で一人1480円!
格安だ。
それだけに、やはり気になるのは「安かろう~」ではないのかという点である。
私もそれが気になり、いっちょ確かめに行ってくるか!というのが
今回の来店の動機であった。

店内は赤が基調の可愛らしい感じで、真ん丸い電球がブドウの様に集まった照明等
女の子受けするインテリアでまとめられている。
入り口付近に、今や定番となった感のあるチョコレートファウンテン有り。
しかし、前回行ったホテルブッフェでもそうだったが、ここでも誰も利用していなかった。
私が食べていた間も使っている人はいなかったようだし、
果たして利用者はどのくらいいるのか?と疑問に思うのである。

肝心の食べ物・飲み物だが、ここの売りである
「30種以上のスイーツ、20種以上のドリンク、軽食」
というのは確かに間違っておらず、ケーキは大体がホールで提供されており
わらびもちといった和のスイーツもあったりする。
種類も多彩だ。

ドリンクは種類が豊富で、エスプレッソ等のコーヒー類(スチームミルクの機械も有)や
ソフトドリンク、そして何といってもマニアックなお茶が楽しめる。
ティーバッグのコーナーがあり、色々な種類のお茶があるのだ。
私が今日一番気に入ったのは「すもも緑茶」だったが、
飲めなかったお茶もたくさんあるので次回ぜひ堪能したい。

そして、個人的に気に入ったのはソフトクリームが食べ放題な点である。
よくある機械がこっそりと影の方にあって、自分でグラス等ににょろ~っと
盛れるようになっている。
例えばメロンソーダににょろ~と出してクリームソーダにするも良し、
他のスイーツと組み合わせてオリジナルのパフェを作るも良し、
そのまま食べるも良しのフリーダムさがたまらない。
味はバニラとチョコ、更にヨーグルトベースのりんご味という変り種があり
それがなかなか美味しかった。

軽食はまずくは無いが。。。といったレベル。
しかしカレーあり炊き込みご飯あり、パスタは三種類出ているが少なめなので
あっという間に無くなって違う味の物が出てくる。
個人的には、全体的にインスタントな味というか、手作りではないのかなという印象。
とは言うものの、意外とケーキより軽食を食べている人が多かったので
悪くは無いのだと思う。
ここはあくまでスイーツのお店だし、軽食にあれこれ言うのはヤボなのだろう。

今日は前回の失敗を踏まえ、
旦那にも「軽食から食うな」と念入りに釘を刺されていたので
ケーキから食べ始める事に決めていた私だったが、
ケーキコーナーにて絶対これから食べる!と決めていたショートケーキ前で
私しばし立ち尽くす。

ホールでどーんとショートケーキがあるのだが、切り分ける物が無いのである。
周囲を見回しても、ケーキサーバーしか見当たらない。
しかし、ケーキは大まかにカットはされているものの切れ目は入っていない。
まさかこの大きな塊を持っていく訳には。。。でも切る物無いし。。。
と苦悩する女37歳。
まさかケーキサーバーでぐちゃぐちゃに切り分ける事も出来ず、
仕方なしにホールの三分の一程度のケーキを皿に乗せた瞬間、
周囲の女の子達から声にならないざわめきが。
ああ恥ずかしい。視線が痛い。
しかも二個目に取ったケーキは安定が悪くべシャッと倒れてしまうし、
半ば泣きそうになりながら席に戻った私であった。

      こんなに持ってきてしまった。。。  なぜこんな事に。。。

でもそんな涙もケーキを一口食べればすぐに忘却の彼方へ。
スポンジふわふわ、クリームしっとりでなかなか美味かったのである。
→どんなケーキかはこちら。

俄然期待の高まった私は、お勧めナンバーワンとの触れ込みで目をつけていた
「ベリーのケーキ」も張り切って食べてみた。。。が。
あれ?

ショートケーキと同じ味?

美味しい事は美味しいのだが、
残念ながらショートケーキとの違いがよくわからなかった。
私が未熟だからなのだろうか。悲しい。

そんなこんなでバタバタと楽しんだのであるが、ふと気がつくと残り時間も僅か。
「え?もうこんな時間?」
と驚く経過の早さ。
スイパラの制限時間は日によって違うらしく、今日は80分だったのだが
本当にあっという間であった。
前回のホテルでは時間を持て余し早々に退散したのに、驚きである。
それだけ楽しかったという事かも。

だが、悲しい事に今回も
「もしかして、もう食べ放題に挑める年ではないのでは?」
という疑惑が出たので、次回はスイーツ中心の食べ放題には行かないかもしれない。
さすがの鬼ヨメも寄る年波には全く勝てない、という切ない結論を導き出して
今回の食べ放題挑戦は雨と共に流れていったのであった。悲しい。

 

※※ 後日記す。 ※※

前回の記事同様、これも昨年9月末に書かれたものである。
まさか地震による液状化被害のせいで休業を余儀なくされるとは、このときには夢にも思わなかった。
記事中にある「スイーツパラダイス」のあるイクスピアリは近々営業再開するようだが、
ランドやシーの再開は色々と難しい問題を孕んでいると聞く。
確かに、液状化の被害はもちろん、計画停電実施や節電の呼びかけがかしましい昨今に
膨大な電力を使う「夢の国」は相容れないかもしれないが、そういう場所が稼動していないというのも
心情としては寂しいものがある。
すべてにおいて、一日も早い復興を願わずにはいられない。

2011.3.26

 


サバラン騒動、雨降り、スカイツリー。(後編)

2011-02-18 10:42:30 | 今日のpada散歩。

【前回のあらすじ】
ケーキ食べ放題に挑み、強烈なサバランの攻撃を受け多大なるダメージを負ったヨメ。
満身創痍の体を引きずり、そびえ立つスカイツリーの根元を目指す事に。

歩き出した直後、雨が降り出してきた。
ついうっかり傘を忘れた私と旦那、黙って雨に降られる。
しかも私は、入社手続きにいった帰りだったのでスーツ。
出かけた途端に雨が降り出す・家の前に着いたらやむ、という事態は
私達夫婦(その中でもとりわけ旦那)の常であるので慣れているのである。
しばらくしたら雨やむ。
雲が早く流れており、どうやらこの後は降ったりやんだりのようだ。

途中の町並みはいかにも「下町」といった風情で、
昔ながらの個人商店とか狭い歩道にいっぱい育てられた鉢植えとか
何だか子供の頃を思い出させる。
かなり歩いたが、目の前には大きく見えているのになかなか近づかない。
大きいので近くに見えているが、実際はかなり距離があったようである。

とぼとぼと歩き続け、とうとう近くに見えてきた。


    曇天にそびえ立つスカイツリー。


確かに迫力があるのだが、どうしても現時点で東京タワーより高いと思えない。
遠目からも近くから見ても、なぜか東京タワーの方が高く感じるのである。
それが形状によるものなのか、思い込みによるものかはわからないが
いまいちスカイツリーの高さを実感出来ない。

根元まで来た。


  現在工事中。 中央を通るエレベータは既に稼動中。


目の前には川が流れており、その向こう側には電車が走っている。
印象としては、本当に普通の住宅街に突如現れた巨大建造物といった感じ。
バス観光のルートに入っているようで、私達以外にも見物の人が多く来ており
写真を撮ったり眺めたりしていた。
近隣にある観光地巡りマップも設置されている。

ここで本格的に雨が降り出してきたので、
近くにあった店で傘を購入し戻る事にした。
帰る道々、もしサバランを食べなかったらスカイツリーは見なかったねえ
と旦那と話し合う。
天気も良くないし、口が甘くなってしょっぱい物が猛烈に欲しかったので
マックかバーガーキングにでも入って口直しをし
「もう食えねえ!」
と膨れた腹を抱えて帰宅するのがオチだっただろう。
何がいい結果になるかわからないものだ。。。と感じ入った。

そして私は、
「あのサバランは、食い放題ストッパーとしての役割を担った刺客である」
という説を披露。
きっとたくさん食べようと企んで来る客は、食べる順番にも気を配る筈。
私と同じように口直しの為にサバランを選ぶ人もいるのではないか。
そんなチャレンジャーの食べる意欲と流し込む水によって腹の余裕をなくす為に
あんな強烈な一品が混ぜられているのではないか?
という考えである。

第一、一部だけ商品名が手書きなのも怪しい。
チェーン店なのだし、ケーキも商品名の札もしかるべき所から
統一された物が来ている筈なのに。
それに対する旦那の見解は、
「手書き商品のみあの店舗で作っているのではないか」
である。
プリンとサバランのひどい出来から考えて、十分あり得そうな話だ。
他のケーキが美味しかっただけに、本当に悲しい出来事だった。
あれが無ければあと四個は食えたのにと思うと、本当に悔しい。
それにしても、私はまだ成人だからいいが、子供が食べる可能性もあるのに
あんなんで問題ないのだろうか。明らかに酒入れ過ぎだし。

話している内に怒りが再燃してきた私は、
「この事は『サバランの変』として語り継ぐべきである」
と主張し、
「覚え方は『こ(5月)れはハ(8日)マったサバランの変』でどうだ」
と提案してみたが、
「ぜってー覚えねー」
と一蹴された挙句、「あ、今日は7日だった」とヘボいオチまでついた事であった。

そんなこんなで、ハプニングもありつつなかなか楽しい一日であった。
しかし、ケーキバイキングに気を取られ過ぎたせいで
買おうと予定していた物は何一つ買えなかったので、
本日改めて出かける予定である。連休バンザイ。


サバラン騒動、雨降り、スカイツリー。(前編)

2011-02-18 10:41:16 | 今日のpada散歩。

旦那が待ちに待った連休に突入し、昨日は久しぶりに散歩に繰り出した。
天気予報は雨だと言っていたけれど、土日はあちこち混むから。。。と決行。

と言うのも、ずっと行きたいと思っていた某チェーン洋菓子店の
「ケーキ食べ放題」にチャレンジするつもりだったのである。

大型ホームセンター・家電量販店を流した後、満を持して来店。
店頭のショーケース内にあるケーキのほとんどを選択可能という事で
いやが上にも期待が高まる。
かつてはホテルのケーキバイキングで大皿山盛り三枚を平らげ、
一緒に行ったおネエな男性をして
「アンタすごいわね!」
と言わしめた私だ。
元を取るなんて甘っちょろい事で済ますのではなく、
店側から「もう勘弁してください」と言われる位食ってやる!
とテンションMAX状態。

旦那は甘い物はいける口であるが、さすがに食べ放題はキツいだろう
。。。と普通のメニューを勧めたのだが、頑として「自分もやる」と譲らない。
そこまで言うのなら、と共に挑戦する事にした。

制限時間は一時間で飲み物は一種類のみおかわり自由である。
一度に二個まで席に持ち帰れるのだが、ケーキを選ぶ際に店の外に皿を持って
出なくてはならないので少々恥ずかしい。
店にしたら食べ放題のいい宣伝になるだろうと思いつつ、
フルーツの入ったロールケーキとドーム型のレアチーズを選び
チャレンジスタート。

うん、んまい!と貪り食う私。チェーン展開しているこの店のケーキは
味は月並みだが一個が大ぶりなので結構腹に溜まる。
味のバランスや食べあわせを考えつつ20分で6個目に突入。

そして、悲劇はその時起きた。
いくら好きでも、甘ったるいケーキばかりを続けて食べていると
違う味が欲しくなってくる。
ショーケースの前に立ちどうしようと迷った私の目に、
並ぶケーキ達の中になぜか商品名が手書きで書かれているいくつかを発見。
値札はチェーン店共通の物を使っている筈だよね?と疑問に思いつつ
その中から「プリン」と「サバラン」をチョイス。
席に持ち帰った。

食べてみると、プリンの食感が何か妙である。
変に粘っこいというか、プッチ●プリンを少し固くしたような具合なのだ。
物凄くすくいづらい。
そして味はと言うと、ハウ●のプリンの素を髣髴とさせる感じであった。
小さい頃、母と一緒に作ったあの味である。
まずくは無いが、店で出す味ではないのでは?と思われたが
何せ食べ放題である。文句を言う筋合いでもないだろうと完食した。

続いてサバランに取り掛かった。
甘い一辺倒のケーキが続いたので、ここいらで少し口直しをしたかったのだ。
しかしフォークを入れてみた時点で、ヤバ気な空気を感じ取った。
パッサパサ!
何だこれ。パッサパサなのである。

一口食べてみたが、半日むき出しで放置していた給食のパンのような味がする。
遠慮をかなぐり捨てて言わせて貰うならば、要するにまずいのである。
サバランはブリオッシュの美味しさが命だと個人的に思っているのだが、
これはひどい。ひど過ぎる。
っていうか、これって明らかにブリオッシュじゃないよね?
普通の、いやまずい範疇に入るパンじゃね?
かつて素晴らしく美味い某店のサバランを口にしてから、
「サバランは素晴らしく美味しいもの」と思っていた私の認識を
木っ端微塵に粉砕した瞬間であった。

更に苦い。
猛烈に苦いのである。
この苦さは何なんだ。
確かに酒をシロップに使用して染み込ませるケーキであるが、
そういうレベルじゃない苦さである。
しかもラムやキルシュの味じゃないんですけど。
上はパサパサだったのでまだマシだったが、
半分を過ぎた頃から耐えられない苦さと変な風味が私を襲った。

私は、以前はザルと呼ばれる大酒呑みだったのだが
ある時を境にアルコールにアレルギーを起こすようになってしまい
医者に止められて断酒した。
現在は、料理に使われる加熱された酒や菓子の風味付け程度なら問題無いが
ウィスキーボンボンはダメといった感じである。

徐々に真っ赤になっていく私の顔色と目にビックリする旦那。
更にひどい頭痛がしてきて、こめかみを押さえる私。
まさかケーキでこんな目に遭うなんて。
私はただ、甘くて美味しい物をたくさん食べたかっただけなのに。
しかし「食い残し厳禁」と謳われているのと、意地で完食した私であった。
最後の方は、くそまずいシロップに浸りベシャベシャになり
生ゴミのような様相のパンを一気に水で流し込んだ。
今回は食べ放題の中の一品だから文句も言えないが、
単品で頼んだのならクレームを入れてもいいレベルだったと思う。

間食した時点でまだ30分制限時間が残っていたが、
大量に水で流し込み腹が膨れた事と味へのあまりの衝撃に
それ以上食べる気にはなれず店を後にした。
店を出てから頭痛に加えて吐き気もしてきた。
何で私はこんな目に遭っているのだろう。
あのサバランは何だったんだ。

明らかにアルコールが原因なので、しばらく歩いて冷ます事にした。
すると折り良く、目の前にスカイツリーが見えているではないか。
しょっちゅう遠くからは見ているが、間近で見た事は無いのである。
本当に真正面に見えているので、
「このまま直進していけば真下に出られるね!」
と旦那と二人で行ってみる事にした。

 【頭痛を抱え、後編へ続く】



今日のpada散歩。その3

2010-10-05 18:15:56 | 今日のpada散歩。

さて。前回、セルフレジを初体験して興奮したその後をば。
ややハイテクな気分の二人に、小さなラッキーが。

     とったどー!   黒猫の手、獲ったどー!!※正しくは前足。
   
旦那の奮闘により、一回でゲット!
わしっと掴む部分に、にゃんこ前足のタグがうまい具合に挟まり
そのまま落下ポイントに。
挟まって取れないので、旦那を見張りに立たせ店員を呼んで
取って貰った。
肉球部分が何ともいえないプニプニ具合で気持ちがいいのだが、
やっぱり本物には及ばない。でも嬉しい。
特に元手がかからなかった事が!と思う節約主婦であった。

さて、お次は久しぶりの動物園。
と言っても公園内にある無料動物園なのだけれど、
レッサーパンダなんかもいるなかなか頑張っている動物園なのだ。
飼育員さん達の愛情溢れる手作り感に、地元の人間に愛されている
癒しスポットである。

レッサーパンダを撮ろうとしたが、ご機嫌斜めなようだったので
あきらめて立ち去ると、
あれ?見慣れないコーナーがいつの間にか出来ている。

   なぜかカメラ目線。  そこには、コウノトリとフラミンゴが仲良く同居。


コウノトリって確か絶滅の危機にあるんじゃなかったっけ?
そんな貴重な鳥が来るとは、地元動物園すげー。超すげー。


             コウノトリとフラミンゴ。  コウノトリ:「ええ、すごいんです」


更に進むとリスがたくさんいるコーナー。
ここのリスはとても人馴れしているので、近くへ寄ると側に来るのだが

 
   リス。 ムキー!!  「ムキー!!」 

寄り過ぎです。

可愛い顔が台無し。その後も、しばらくモフ腹を見せつけながら
張り付いていたリス。何があったのだろう。


更に進むと、


   荒ぶるプレーリードッグのポーズ。 ←見張りは順番っぽい。 ちょっと一休み。 ふぅ。


プレーリードッグの住処に。
彼らは常にそりゃあ熱心に穴を掘っており、久々に訪れたこの日は
以前見た時よりもだいぶ穴が増えていた。

昨年は赤ちゃんが何匹が生まれていたけれど、今年はどうだったのかな?
小規模な動物園だけど、ちゃんと繁殖もしていてすごいのだ。

役割分担がされているのか、決まったヤツが立ち上がって見張り&警戒
また違うヤツは新たな穴を掘る下見なのか、離れた場所に一匹で出張して
試し掘りなんかしたりしている。
それ以外のヤツはというと、のんびりダラダラ。


 相撲をとるプレーリードッグ。 ←相撲をとったり  まるでオッサン。 ボケッとしたり。    


やる気無いな~。だがそこがいい。

そしてこちらにもやる気の無いお方が。


  イグアナもやる気なし。   オタリアやる気なし。   続・オタリアやる気なし。


見づらくて申し訳ない(携帯がショボショボ)。
左はイグアナ、中央・右は水中でダラダラしているオタリアです。

オタリアとはアシカ科アシカ亜科の水棲哺乳類で、
普段は元気よく泳ぎ回って顔を見せてくれたり、
エサやりタイムの時は飼育員さんの投げる魚を見事キャッチしたりと
観客を楽しませてくれるのだけれど、この日はやる気が無かった模様。
ずっと水中で仰向けにゆらゆらしているだけで、呼吸の時だけ鼻先を出し
「ブフーッ」
といった体たらく。

ちょっとガッカリして先へ進むと、おお!ふれあいコーナーのヤギが
抱っこされたちびっこに猛烈アプローチをしかけている!


      山羊アップ。 ←ヤギの顔を先にはちびっ子が。(自主規制)


目が怖いよ、ヤギ。ちびっ子も怖がってたよ、ヤギ。

そして、〆は私の大好きなペンギンで。
ここのペンギン達は、柵がとても低い上にかなり近くまで泳いでくるので
ものすごい至近距離で観察する事が出来るのだ。
わーい、ペンギーン。。。


      何故に壁際?   やる気NEEEE!


これまた見づらくて恐縮だが、全員壁際を向いて微動だにしない。
お前はジュリーか!※ヤングにはわからない。
何でみんなこんなにやる気が無いのだ。
もっと熱くなろうぜ!と修造ばりに力説したいところだが、
動物達には動物達の事情があるんだろうから仕方ない。
大好きなペンギンが近くに泳いで来てくれなかったのは残念だが、
また来れるのだし今日のところはお暇しよう。。。
と立ち去りかけた私の目に、ある物が止まった。
それは。。。

            !!   !!


奴ら、ペンギンのくせにセコム入ってる!!
私だって、今までの人生の中で一度も入った事無いのに。。。

隠れたペンギンのセレブぶりを見せつけられて、
決して小さくない衝撃を受けつつ動物園を後にした私達であった。
ペンギンのくせに生意気だぞ!byジャイアン

そんなこんなで、楽しく終わったこの日のお散歩は、
のんびり4時間かけて約15000歩の道のりでした~。ち○散歩風。    
途中でちょっとバテ気味になったりしましたが、
運動不足解消にもなったし久々の場所へも行けて、かなり面白かったです。
その内また長編散歩したいな~と思った秋の一日でありました。



今日のpada散歩。その2

2010-10-05 18:14:51 | 今日のpada散歩。
ムッハー!と鼻息も荒く母宅を後にした、私と冷静な旦那。
そのまま大きな通りを歩いて、二人がお気に入りの店へ。

その名も「ヴィレッジヴァンガード」

あちこちにあるのでご存知の方も多いかと思うけれど、
ここには色々面白いものがたくさんあって、どれだけいても飽きないのだ。
書店コーナーも充実していて、興味深い本やマンガが手に入る。
私はここの絵本コーナーがお気に入り。
同年代の人がディスプレイしているのか、子供の頃に読んだ懐かしの名作が
集められているのだ。

     
   
   

          ↑こんなのとかあんなのとか、もちろん往年の名作もあります。

ちなみに現在の人気商品ランキング一位は、
「トイレでゴルフ♪トイレパターセット」

だそうです。
我家のトイレには、あと一歩何かが足りない。。。とお悩みの方は
入手してみると人生が変わる!可能性が無きにしも非ず。※責任は持てません。

今回一番ウケたのは、赤ちゃんのよだれかけ。
「番長」「ドS」等と大きく書いてあり、色々なバージョンがあって楽しい。
あとくわえるとドラキュラの口になるおしゃぶりとか。
個人的には、どこでも誰でも戦隊物のやられ役になれるショ○カーもどきの
マスクが大変欲しかったです。ハイ。

そんなこんなで散々楽しみ、何も買わずに店を後にする二人。
「あの店って、いつも人が入ってるけど買い物するお客さんはいるのかな~」
という私のトンパチな問いに対し、※気に入りの店の癖に、まだ一度も購入歴ナシ。
「誰もが俺らみたいにひやかしに行く訳じゃないでしょ」
と冷静に諭す旦那であった。そりゃそうだ。

その後、冷蔵庫が壊れた義母の代わりに中古・新品問わず冷蔵庫を見て回る。
先日は私の母も冷蔵庫が壊れて新調したし、こういうのって連鎖するのだろうか。
だとしたら何と恐ろしい。
我家は今そんな余裕はナッシングなので、どうかもう少し待っていただきたい。

その途中で、某有名散歩番組「ち○散歩」にて紹介されていた公園へ寄り道。
ここは滝のように水が流れ落ちる通路があるのだ。

    水壁のこちら側。     水壁のこちら側。2

↑滝の裏側から見ると、景色もこんな感じに。
そこは空気が心なしかひんやりしていて、なかなか素敵。
なぜかいつも水が止まる時間帯にばかり通りがかっていたので、
近所に住んでいながら滝の裏に入ったのは今回が初めて。
次はぜひ真夏に来たいものだとその場を後に。

更に歩いて格安の服屋をひやかし、ダイソーにて100円コスメをチェック。
せっかく黒髪なので、赤系のシャドウを試してみたいと最近思っているのだ。
ダイソーに某ブランドのものとそっくりなブツが売っているとの噂を聞き
探してみたが、見つからなかった。
やたらでかいダイソーなので、リベンジでまた来ようと決意。

そしてジャスコにてプライベートブランドの値段をチェック。
引っ越してからは遠くなってしまったのでご無沙汰だったのだが、
旦那が妙に「最近のジャスコは頑張ってる!」と力説するので
実際に見に行ったら、本当に安い~。
クリームチーズなんかも安くて、こんな物まであるんだ!と意外な発見だった。
以前フライパンを購入したのだが、安い値段と裏腹になかなか活躍しているし
イオングループは本気(マジ)なんだNE!と感じ入った一件であった。

また、ジャスコにて「セルフレジ」を初体験。
何しろ初めての事ゆえドギマギしたが、操作もわかりやすいし
品数が少ない時には時間もかからないくて便利。
何だかハイテクに触れた気分で、次の目的地を目指す二人であった。

 <性懲りもなく続く>