続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

しいたけ農園日記 その10。

2010-03-29 09:23:03 | 頑張るしいたけ農園日記。
枯れた果てたような状態から、華麗なる復活を遂げた最古参シイタケ・太郎。

その後も順調にシイタケを成長させており、その様子は日々私を感激させている。
もうどんだけ親バカなんだという話だが、
それまでの太郎の様子にずっと心を痛めていたので本当に嬉しいのである。


     太郎の表面。  立派に頑張る太郎。


黒ずんだ表面のそこかしこに残る茶色い水玉は、
収穫されたイシヅキ痕が変色し乾燥したものである。
さわると固くガサガサで、まるで松の木の表面のようなのであるが、
それでもきちんと水を吸い上げ、生きているのである。
その生命力に、感動せずにいられようか。←しいたけバカ一代。

また、育てず死んでしまった芽の下からも新しい芽吹きが確認出来た。


      新しい芽吹き。   元気に育ってます。


ちびシイタケの手前や左側に見える「黄身が黒い目玉焼き」のような
部分が死んでしまった芽である。
物理的な衝撃で芽吹いたものの、
ちゃんと大きくなれずにそのまま干からびてしまったのである。
そんな所からも新しい芽が出、そして育っているのにまた感激。
最近、年のせいなのかちょっとした事ですぐ感激してしまうのだ。
一番好きなドラマは「水戸黄門」だし、
自分が着実にばあさんへの道のりを歩んでいるのを感じる今日この頃。

さて。半ばやけっぱちの実験的な試みで、
ハーフサイズにされてしまった悲劇のシイタケ・しーちゃん。
カットした後に改めて浸水作業を行ない、
他のシイタケ達と一緒に世話をし様子を見ていた。
しかし、一向に改善しない乾燥具合と変化の見られない表面に
「もしかしたら、もうダメかもしれない。。。」
と悲観的になっていたのである。

        ハーフサイズしーちゃん。  半分になってしまったしーちゃん。。。あれ?

今朝もあきらめの境地で様子を確認した際に、何と芽吹き発見!

        芽吹いた!   芽吹いた!

これまで、何をしてもノーリアクションだったのでビックリ。
そして、またまた感激。
相方のたけちゃんがカビにやられて殉職した後、
しーちゃんも状態が良くなさそうだったので最悪の事態を想定していたのだ。
本当に良かった事だ。

その他、ニューフェイスのブロック達も順調に育っている。
今回はやり方を変え、袋の中にブロックを入れずに
受け皿に直接乗せて袋を被せるようにした。

袋に入れ込むと結露でどうしても底が水っぽくなってしまうし、
底からもシイタケは生えるので、一巡終わったらひっくり返して
育ててもいいように。。。との心積もりである。

溜まった水を捨てるのはシイタケが生えている状態だと大変なので
手入れがしやすいようにと思ったのだが、なかなか楽チンである。
この調子で、収穫目指して世話をしていこうと思う。
遠くない将来の「シイタケ・ビッグバン」に備えて、
干しシイタケや冷凍についての下調べもしなくては。。。
といそいそする私なのであった。



しいたけ農園日記 その9。

2010-03-27 12:33:09 | 頑張るしいたけ農園日記。
しばしご無沙汰だった農園日記。

その間に、以前我が家で収穫したシイタケが
「購入した店舗さんのメルマガ&ホームページへ掲載される」
という私的には大事件があったり、
二巡目のシイタケ達の様子が芳しくなかったりと
ちょっとしたアレコレもありつつ、相変わらず栽培を続けている。

その後、太郎もしーちゃん&たけちゃんも沈黙状態のままなので
ブロックに何箇所か楊枝で穴を開け、その状態で一晩水につけてみる事にした。
しーちゃん&たけちゃんもそれに続く予定であったのだが、
太郎入浴の間に悲しい出来事が。。。

何とたけちゃんに青カビが発生してしまったのである。

カビの発生については以前も記事に書いたが、
青カビ自体はきちんと対処すればそれ程悲観的になる必要は無いらしい。
怖いのは青カビ発生が引き寄せる別の害菌なのである。

このような状況になる理由として、
複数回の収穫を経ている・湿気の管理が適切で無かった等で
シイタケ菌が弱ってしまっているという事が考えられるようだ。
我が家はまだ二巡目に入ろうとしている所だったので、
湿気の管理が適切でなかったのは明らかだ。
乾き過ぎてもダメ、湿り過ぎてもダメなのである。

しかし、同じ条件で栽培していた太郎としーちゃんは無事であるので
本当の理由が何なのかは絞りきれなかった。
結局、たけちゃんは太郎としーちゃんへの影響も考えて
これ以上栽培を続行するのが難しいと判断し、泣く泣くお別れする事に決めた。
可愛がって育てていたので、断腸の思いだ。
自分のせいで、まだまだ頑張れるシイタケ菌をこんな結果にしてしまったのが
悔やまれてならないのであった。

もしや残った太郎としーちゃんもカビにやられてしまうのでは。。。
と危惧して数日過ごしたのだが、とりあえず今の所は問題ないようだ。
特にしーちゃんは、たけちゃんに近い状態だったのであきらめ半分である。

もうダメかもしれないのなら、と私はある事を試してみる事にした。
それは「ブロックを二分割して管理する」というものである。
購入先のホームページに
ふたつに割って栽培している人の様子が載っており、
興味深く見たばかりだったのだ。
早速ブロックをふたつに割り、別々の受け皿に載せてカバーを被せてみた。

   
  ← コレ。「キノコ栽培容器(まっしゅルームB)」というシロモノ。

ちなみに断面は、おがくずのような物がつまっており
側面とは全く違う様相だったので意外だった。
中も表面のような感じかと勝手に思っていたのである。
もともと状態が良くなさそうなしーちゃんなので期待は出来ないが、
今後何か変化があったらここで報告したいと思う。

さて。一番の古株である太郎だが、
表面に複数の穴をあけ水に浸したのが功を奏したのか、
今朝確認したところいくつか芽吹きを発見。
何とか復活したようだ。
悲しい出来事があった後なので、とても嬉しい。
太郎はしょっぱなから乾燥に晒された可哀想なブロックであるが、
結果的には一番頑張っている事になる。
三巡目もマイペースに健やかに育って欲しいと思う私なのであった。

そして、痛い目に遭ったにも関わらず「48時間タイムセール」
の文句に血が騒ぎ、また楽天ポイントもあったのに後押しされて
つい三個セットを購入してしまった。。。

もうどんだけって話である。
私は完全にシイタケの虜になってしまったのだ。
もうこの身はドクター森の僕となってしまったのだ。
等と我ながら悩んでしまう体たらくなのであるが、
シイタケを愛しているのは紛れも無い事実なので
新たなシイタケ達が来たら、楽しんで育てていこうと思う。

今まではある物で不自由ながら済ませていたのだが、
シイタケの為にトレイやら入浴用の桶やらを100均で買い込み
気合も充分である。
とりあえず夏場以外は栽培可能らしいので、
あと数ヶ月はシイタケに首ったけな日が続きそうな我が家なのであった。




 
   
 千円ちょっとでかなり楽しめるのでおススメっす。 




我が家のシイタケが。

2010-03-27 12:32:13 | 頑張るしいたけ農園日記。
我が家のシイタケコンビである、しーちゃん&たけちゃんを購入した店舗
「森のきのこ倶楽部」さん
のメルマガに

何と我が家のハートシイタケが掲載されました!

      バレンタイン仕様?  ← コレ。

いつも朝一番でメールチェックをする習慣なのですが、
もう寝起きからビックリ。
このハート型シイタケの写真は、親バカから商品購入レビューにも載せていたので
それを見たスタッフの方が掲載してくださったようです。
収穫後さっさと炒め物に入れられ、食われてしまった哀れなシイタケちゃんも
きっと草葉の陰で喜んでいる事と思われます。

以上、思いがけず嬉しかったシイタケ報告でした。う~ん、ビックリビックリ。





 
 
 千円ちょっとでかなり楽しめるのでおススメっす。 



しいたけ農園日記 その8。

2010-03-27 12:31:15 | 頑張るしいたけ農園日記。
我が家の「しいたけ農園」全ての株が二巡目に入ってから
そこそこの日数が経った。

太郎は20日経過、しーちゃん・たけちゃんはそれぞれ10日くらい。
しかし、一向に芳しくない。

太郎は二巡目初の芽吹きの後、肉厚・立派なシイタケを二つ実らせて沈黙。
しかも、一番最近収穫したものは妙に大きく直径9センチ近くもあった。
私がせっかちなのと、間引きが十分で無かった事もあるが、
今まで実ったシイタケ達は肉厚であるものの全体的に小ぶりで
せいぜい5センチ程度だったので、

「もしや、これがウワサの打ち上げ花火?!」
※しいたけ農園の株は、最後に一際特大のものを実らせて終わる傾向があるようなのだ。

と、一瞬私を震撼させた大きさであった。
しかし、他の栽培者さん達の様子をブログ等で見ると
太郎作なんて目じゃないような特大さ加減なので
「まだ大丈夫に違いない、まだまだいける。。。」
と自身に言い聞かせている昨今である。

二巡目の太郎は、個数こそ激減したもののシイタケの質が向上している。
肉厚でイシヅキも立派な、きれいなシイタケである。
しかも心なしか成長が一巡目よりも早い。
その為、収穫のタイミングを図れず育ち過ぎてしまった感はある。
以前のように、かなりの数のシイタケに栄養を取られていると
その分成長はスローペースになるのだろうか。

説明書には、
「芽吹きまで二週間程度、気温が低いと更に遅れる」
と書いてあった。
もういくつかは出てきたのだし、
太郎は休養から明けたと言ってもいいと思うのだが
思わしくないのは何か原因があるに違いない。
そう思うものの、管理や世話のやり方はずっと変えていないし
何が原因なのかよくわからないのである。

そして、しーちゃん&たけちゃんコンビも思わしくない。
しーちゃんの方は、先日やっとひとつ芽吹きが確認されたが
たけちゃんに至っては依然沈黙を守っている。
毎日表面を観察しているのだが、芽吹きの気配すらない。

しかし、ひとつ気になる事があった。
これは他の株にも言える事なのだが、時折白くえぐれたような箇所があるのだ。
収穫の際に根元から切ったイシヅキは、日を追うにつれて茶色く変色し
乾燥したようになっていくのであるが、
その白い部分は収穫した直後のイシヅキのような真っ白さなのである。

特に表面を傷つけるような事はしていないし、これは何だろう?
まるでシイタケを切らずに根元から引っこ抜いたような抉れ具合である。
表面に残されたイシヅキが勝手に取れた痕だろうか。
でも、それにしては取れた物が見当たらない。
一体コレは何なのだ。
まさかシイタケに害なす菌なのでは!

不安になり少し調べてみたら、
原木栽培の場合だと乾き過ぎの時に青カビが生える事があるらしい。
青カビとは言うが、最初はシイタケ菌と同じ白色で
胞子をつけると緑色になるとか。
青カビなんて生えた日にゃ、ショックで気絶しそうだが
意外な事にこれはほとんどは無害らしい。
しかし、青カビに良く似た害菌にかなりヤバめの菌があるそうで
それがついたら、残念ながらシイタケ菌は死んでいるとか。。。

知識としてはわかったとしても、そんなのシロウトには見分けがつかない。
ヤバい害菌は伝染するらしいので、
もしついたら他の原木と接触させてはいけないとの事だ。

何だか心配になってきてしまった。

また、雷のショックでシイタケが生える!という説から
株に物理的なショックを与えるといいという話もある。
我が家では「雷ショック」と名づけ時々実践しているが、
今回は効果が見られない。
それに「しいたけ農園」の株は水を吸っているともろいので
あまり強い衝撃を与えると欠けてしまう。

私に出来る事は、毎日変わらず世話をし見守る事だけなのだろうか。
自分の無力さにしょんぼりである。役立たずでごめんよ。

あまり神経質になっても仕方ないので、ドンと構えて見守ろうと思う。
というか、それしか出来ないのだ。
そんな訳で、心配・不安はあるがこれからも地道に世話を続けていく次第である。



しいたけ農園日記 その7。

2010-03-27 12:29:35 | 頑張るしいたけ農園日記。
我が家のしいたけ農園における一番手である株、
通称:太郎がしばしの休養に入って10日あまり。

配送の手違いで、出荷後一週間以上も放置状態だった為に
乾燥の大きなダメージをしょっぱなから受けてしまった哀れな太郎。

もう復活の余力は残っていないのではないか。。。
と密かに危惧していた私であったので、
それまで沈黙を続けていた太郎の表面に小さな芽吹きを見つけた時は
それはもう心から嬉しかった。
切り取られた痕だらけの表面に毎日せっせと霧を吹き世話をしてきて
本当に良かった事だ。
無理してたくさん実らせなくていいから、二巡目はまったり頑張って欲しい。

さて。
シイタケの株達は、打ち止めの前に桁外れに大きなシイタケを
実らせるパターンがままあるようだ。
大人の手のひらに余るようなビッグサイズの収穫物を写真に撮って
アップしているブログもいくつか見たし、最後の大仕事という所なのだろうか。

太郎に新しい芽吹きを見つけて喜んでいた私だが、
今度は「これが最後の大仕事なのではないか」と心配する羽目に。
やっぱり毎日眺め、世話をして育てると愛着が湧くものだ。

自分では、栽培系のものにそういう感情を抱くタイプではないと
今まで思ってきたのだが、どうもそうでもないようである。
自身でも気づいていなかった傾向を知る事が出来るとは、
何かを育てるのはすごい事なのだと実感した次第だ。

とにかく、今の私はシイタケに首ったけなのである。
その溺愛ぶりは、旦那をして

「我が家のカーストでは、俺はシイタケより下なんだ。。。」

と嘆く程である。
そしてそれを否定しないヨメ。鬼である。しかし外には追い出されない。

また、大収穫祭後はまったりとぽつぽつシイタケを実らせていた
しーちゃん・たけちゃんコンビは、そろそろ休息が必要な時期のようである。
たけちゃんはまだ数個大きくなりそうな芽があるので様子見、
しーちゃんは一段落した風なので明日にでも水に一晩浸そうと考えている。


これまで、手引きを参考にしつつ栽培してきた経過から
何となく育てるのに大事な事がわかってきた気がされる。
と言っても、きのこ栽培の中でシイタケは比較的簡単で
初心者向けのきのこらしい。
その為、神経質になる事はほぼ無いと思われるのだが、
湿気・温度はやっぱり重要であるようだ。

手引きによると、
「発芽促進には日中と夜間の温度差が10度以上あると効果的」
とある。
気温が高いのがダメなのはもちろんだが(夏季は保冷が必要)、
常に寒過ぎても良くないという事みたいだ。
そして、適度な湿気は不可欠である。

あまり気温が上がらない場所で栽培していると、
菌糸の活動が行われないばかりでなく、蒸散しないのに水ばかりかけるのは
菌糸の活力が低下し弱ってしまう。。。との事だ。

現在は日中は暖房入りの部屋、夜間は押入れにしまっている。
休養期間の太郎は、20度以下の環境におくと回復が遅れるそうなので
暖房が効いた部屋に置きっぱなしだ。

果たしてこれで効果は上がっているのだろうか。謎だ。

。。。とまあそんなこんなで、
かなり適当風味な私であるが、自分なりに一生懸命愛情を注ぐ毎日である。
もうここまでくると生活の一部だ。シイタケ可愛いよシイタケ。
今後もシイタケと共に毎日頑張りたいと思う。あ、旦那も大事だよ!ホントダヨ!(片言





   
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しいたけ農園日記 その6。

2010-03-21 11:18:52 | 頑張るしいたけ農園日記。
怒涛の収穫祭りが終焉を向かえ、
最近はまったりムードな我が家の農園である。

実らせまくった「しーちゃん&たけちゃん」コンビは、
収穫したシイタケ達のいしづきが残っている様が
何だか伐採後の山肌のようにも見えて寂しい様子だったのだが、
ここ数日で小さいシイタケ達がまた顔を覗かせつつあり、
今度は密集もしていないので立派に育ちそうな気配である。

収穫ラッシュが終わった時点で一度インターバルを置こうかと
考えていたのだが、コンビに関してはどうやらその必要は無さそうだ。

そして初代株である太郎はと言うと、
毎日霧を吹いてもちびシイタケの芽らしきものが育たずに
そのまま干からびてきてしまったので、
昨晩インターバルを置く意味で一晩水に沈めて放置してみた。
浮かばないように重石を乗せた状態で、しっかり水を含ませてから
いつものように栽培袋を被せて観察再開である。

ブログなどで栽培日記をつけている方々のところを覗くと、
大体3クールから多いケースだと5クールくらいまで
収穫出来た例があるようだ。
太郎も無事に復活してくれるといいなと願いつつ、
今日からまたコンビと共に世話をしていこう。

そして、先日ついに夫婦共通の友人宅へ「しいたけ農園」を
送りつけてしまった。
旦那がどうしても贈るといって聞かなかったのだ。
友人(男性)自身はシイタケがあまり好きではないらしいのだが、
奥方が大変なシイタケ好きという情報を仕入れて、
「これは可愛がってくれるに違いない!」
と確信したので心配はしていない。
友人宅でも大豊作になるといいなと願う私達夫婦であった。


さて。
豊作コンビから収穫したシイタケは、合計で恐らく400個程度だと思う。
間引いた物も含めてなのでそれ程膨大な量でもなかったが、
それでも消費するのに結構かかった。
そして、実験的な試みとして「干しシイタケ」を仕込んだ。


        干してます。   干してます。

本来なら天日に干したいところなのだが、
残念ながら我が家は交通量の多い大きな道路沿いなので
排気ガスを浴びそうでちょっと抵抗があったのである。
そこで「完全室内干し」になってしまったのだが、
カビる事も無く何とか出来上がって感動した。


     干しすぎ?  干からび、ミイラになったシイタケ達。


大ぶりの物を選んで干したのに、出来上がったらシメジくらいに縮んでいる。
もしかして干し過ぎた。。。?
市販の干しシイタケはもっと大きいし、ちょっと放置し過ぎたかもしれない。
次回仕込む時は気をつけよう。
鍋のだし用に干したのだが、この量で足りるのか少々心配である。


最後に、ちょっぴり時事ネタをば。


        バレンタイン仕様?    LOVE☆


先日収穫した、ハート型のシイタケちゃんである。
「ハートというより尻ではないか」
という外野の声もあるが、ハートと思えばハートなのである。
大変プリティな一本であったが、ロマンチックより食い気の我が家では
あっさり炒め物に入れられ食べられてしまった。
まあそんなもんだ。

以上、しいたけ農園の近況報告であった。第二クールも生やすぞ~!




   
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今日も大豊作&涙の間引き第二弾。

2010-03-21 11:17:52 | 頑張るしいたけ農園日記。
連日、地味かつ代わり映えしないシイタケの写真ばかりで
覗いてくださる方々に申し訳ないと思うものの、
今となっては可愛くて仕方が無いので、性懲りも無くまた強制的に披露します。
親バカを許して。

最近はそこはかとなく虫風味なキモさもマシになり、
シイタケっぽくなってきたしーちゃん・たけちゃん。


   しーちゃんです。    たけちゃんです。 


似たり寄ったりで、
どっちが「しー」でどっちが「たけ」だかわからねえYO!
と思われた方、すみません。
そして、今でも充分キモ風味だYO!と思われた方も
本当に申し訳ない。
これが我が家自慢のしいたけ農園ホープです。
ちなみに、左が「しーちゃん」で右が「たけちゃん」です。(実り方で見分けがつく)
昨日大量に間引いて、この有様。明らかにはじけ過ぎである。

そんな訳で、本日も間引きに間引いた。


      本日の間引き分、91個。  その数、実に91個。


個数だけ聞くとえらい莫大な数に聞こえるかもしれないが、
だいぶ小さいものも含まれているので
間引いていく内に気づけばこの位の個数になってしまうのである。

しかし、さすがにこんなに一度に取れては困るというか
いくらシイタケラビューン☆でも、
毎食シイタケばかり食べている訳にもいかないので
真剣に「干しシイタケ計画」を検討中。
「100均で選択用のネットを買ってきて、どっかに吊るしておくといい」
と聞いたので、楽チンでいいのではないかと。

ひとまず、昨日の間引き分は半分を義母にお裾分けして
残った内の更に半分を朝食のパスタに入れてみた。

  残り物感謝祭パスタ。 ショボい料理でお目汚し申し訳ない。

「パスタ」なんて言うと洒落た感じだが、
要は「残り物何でもぶち込んじゃうYO!」的な方向性というか
我が家で言えば「残り物感謝祭メニュー」である。
ブロックベーコンの切れ端、残り物のソーセージや野菜をぶつ切りにし
そこに収穫したシイタケ達も大きめにザクザクとスライスして入れた。
ただそれだけの、男のパスタである。

しかし、そんな適当さにも関わらず、シイタケは美味かった。
親バカ・手前味噌と言われるのを覚悟で言うが、
雑多な食材の中にあっても味が他に紛れず損なわれずしっかりしているし、
最初にぶつ切りした具をオリーブオイルとにんにくで炒めたのだが
その風味をしっかり吸収し相乗効果を上げていた。
今までで食べた中でピカイチのシイタケなのである。

そんな訳で、
我が家のしいたけ農園は今や無くてはならない存在となった。
家計も助かるし、何と言っても楽しい。
これからも気を使って育てていこうと思う。ビバ!シイタケ!




 
   
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涙の間引き。

2010-03-21 11:16:43 | 頑張るしいたけ農園日記。
後輩株、しーちゃん・たけちゃんコンビの豊作ぶりが凄い。

軽く100はあろうかというちびシイタケが押し合いへし合いで
ギュウギュウ詰めに生えているのだ。

頑張って育っているちびシイタケを見ると本当に心が痛んで
つらいのだが、きちんと大きく育ってもらう為には仕方ない。
断腸の思いで、今朝間引きを決行した。

いざやろうと決意したものの、
あまりの密集ぶりにどうナイフを入れていいものか困ってしまった。
ヘタに他のシイタケを傷つけたら、せっかく元気に育っているのに
傷からダメになっていくかもしれない。。。と思うと、
むやみに切り取れないのである。
更に原木に傷をつけてはいけないという事もあり、かなり気を使った。

出来るだけ残したいと思ってはいたのだが、気づけばこんな有様に。


        間引き76個。   実に76個。


二株分で大小織り交ぜて76個を本日は間引いた。
これでも最低限だ。
本当はもっと取った方がいい部分もあったのだが、
一度にあまり取るのも。。。と明日に持ち越す事にした。
どうも、他のシイタケの影になってしまっていると
笠が茶色くならないみたいなのだ。
もちろん、変形してしまいちゃんと大きくならない等の弊害もある。
そして、覆っているビニールの結露が溜まって水浸しになってしまった
底に生えているものも泣く泣く刈り取って処分した。
せっかく育っているのに勿体無いが、だからと言って原木を逆さにする訳にもいかず
これまたつらい所である。

それにしても、しーちゃん・たけちゃん。。。
どんだけ実ってるんだYO!
私としては、一気にドバッと実るよりも適度な個数を毎日コンスタントに
収穫したいのであるが、なかなか都合よくはいかないものである。


  間引き後。  即席ビニールハウスでぐんぐん育っているしーちゃん・たけちゃん。


そして太郎は、またぽつぽつ小さいのが実ってきている。
まだ次のクールへの準備には早そうだ。

そんなこんなで、
涙の別れもありつつ、今日もシイタケに夢中な私なのであった。シイタケ、ラビューン☆




 
   
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しいたけ農園日記 その5

2010-03-21 11:14:27 | 頑張るしいたけ農園日記。
先住の株に加え、
更に二株追加で大所帯になってきた我が家の農園。

最初の株が来て数日はずっと押入れに入れておいたのだが、
昼夜の寒暖差が無くて良くないかな?と考え、
最近はもっぱら昼間は暖房が入っている部屋に置くようにしている。

さて。
先住株(後輩二株と区別する為に、便宜的に「太郎」と呼ぶ事にする)は
現在までに大体70個程度のシイタケを実らせてくれたのだが、
そろそろクールが終わりに近づいているのか
数日前にふたつ収穫した後は小さい芽がいくつかあるのみだ。

それらが育ったら、
少し様子を見た上で次クールの準備に入ろうと思う。
収穫されたイシヅキの切り株だらけになった太郎は、
心なしか疲れているように見える。

片や、後からやってきたコンビの
「しーちゃん」「たけちゃん」(商品名)
は元気一杯で、現在ボコボコとシイタケの子供が生えてきている。

その数は凄まじく、
試しにしーちゃんの表面を数えてみたが、70辺りで挫折した。
ざっと見て100以上はちびシイタケが出ているのではないだろうか。
ボコボコの密集している様は、人によっては見て不快かもしれないので
(ちょっと虫っぽい)写真は自粛しておく。
太郎が結構控えめな生え方だったので、正直かなり驚いている。

さすがに間引きをしないと、こんなに生えていてはまともに育たないだろうし
栽培環境としても良くないとわかっているのだが、
小さいながらも一生懸命育っているのを見ると
何だか摘み取ってしまうのも可哀想に思われて、どうしても出来ないでいる。
相手はシイタケなのに、変にセンチになってしまうのが何だかおかしい。

太郎は生協で購入したのであるが、
先方の配達の都合で到着までの日数がかなりかかった。
本来ならば、出荷後出来るだけ早く水気を与えてやらねばならない所を
乾燥した状態で放置されており、
更に到着時には既にちびが出ている状態だった。
その影響で、しーちゃん・たけちゃんコンビ程たくさん生えてこなかったのか
と推測してみたが、本当の所はどうかわからない。
個体差があるだけかもしれないし、私の下準備が悪かっただけかもしれない。

とにかく、後の二つは元気に成長中である。
収穫が楽しみだが、
莫大な数が取れそうで今からどう食べるか思案中である。
天ぷらに炒め物、パスタにリゾット。。。残ったら、干すか冷凍か。
あまりに楽しいので、その内近所に住む知人に送ろうかとも考えている。
自分でも、あまりのハマりように妙な気分になるくらいである。

そこで、はたと思いついた。
実はシイタケ達は、この地球を我が物にせんと飛来したエイリアンなのではないか。
その影のドンが「ドクターモリ」であり、シイタケの可愛らしさを武器に
まずは日本を手中にせんと「しいたけ農園」なる商品を使って
家庭に手先を送り込んでいるのだ!
。。。とここまで考えた時点で、あまりのアホらしさに情けなくなってきた。

下らない事を考えてるヒマに、やるべき事のひとつでもやらねば。
と急に真顔に戻る私なのであった。でも、しいたけラビューン☆



 
   
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しいたけ農園日記 その4。

2010-03-21 11:13:06 | 頑張るしいたけ農園日記。
なかなか順調に進んでいるシイタケ栽培だが、
それに対する熱心さというかハマり具合に自分で驚いている。

昔から
「植物を育てるのには絶対向いていないタイプ」
だと自分では思っていたのに、
もしかしたら違うのかもしれない。。。と感じ始めた程である。
思えば実母は大の園芸好きだし、
何だかんだいって母から貰った観葉植物もちゃんと世話をしているし、
向いていない訳では無いのかもしれない。
そういえば、弟の嫁さんはサボテンすら枯らすと言っていた。
もしかしたら、そのレベルが「向いていない」という事なのか。
どちらにしても、義妹恐るべしである。

さて。我が家のシイタケ達はすくすく成長し、
本日めでたく初収穫と相成った。


        七日目。立派に育ちました。  大きく育って食べごろである。


本当ならば適度な間引きをして、
ひとつひとつが立派に育つよう気を配るべきなのだろうが
まだシロウトの私にはどうも可哀想に思えてそれが出来ない。
そこで今回は、食べごろに育ったものに限り収穫をしてみた。


        初収穫。   祝・初収穫。


レビューや栽培日記ブログなどを見ると、
実りが多過ぎて嬉しい悲鳴という人が少なくないようで、
冷凍保存したり干したりとシイタケライフを満喫している。
我が家もそれ位たくさん収穫出来るといいなあと思いつつ、
少しスペースに余裕の出来た原木を押入れに戻した事である。

収穫は原木を傷つけぬよう、
とはいえイシヅキの根元を出来るだけ原木すれすれまで
切り取るのが望ましいらしい。
残ったイシヅキが日を追うにつれて痛んでくるのだそうだ。

しかしそれがなかなか難しい。
イシヅキが太くて立派なのに加え、結構密集してシイタケが生えているので
原木に気を使いながらギリギリの所にハサミを入れるというのは
至難のワザなのだ。
こういう事態に陥らない為にも、きちんと間引きをするべきなのかと
今更気づいた私であった。
頑張ってはみたが、かなりイシヅキが残ってしまった。
また後日、収穫の際にキレイに取らねばならないだろう。

そして、収穫されたシイタケ達はトースターで焼かれて醤油をつけられ
旦那の寝酒のつまみとなった。
私はヘタレな事に、まだ固形物が食べられないのだ。
その為、スープや炊飯器で自作したどんぶりプリン等を食して
細細と過ごしている。

焼いている最中から素晴らしい香りにうっとりとしたが、
焼きあがったシイタケをみると、透明な雫が表面に付着していた。
どうやらそれは旨みが凝縮されたダシみたいなものらしく、
全体的にジューシーでとても美味だったとは旦那の談である。
とにかく、甘みと旨みが凄いらしい。
イシヅキも柔らかいので、つけたまま焼いて食べてもらった。
ああ、シイタケって素晴らしい。

これからどんどん収穫出来そうなので、母にもお裾分けするつもりである。
上手に育ててたくさん味わいたいものだ。
本当ならば母宅にプレゼントしたいのだが、暴れん坊将軍が君臨中ゆえ
栽培は難しそうである。


     。。。    。。。
                    吉宗「暴れん坊でどうもすんまそん」


そんな訳で、初収穫に沸いた今朝であった。
今後も栽培を続けていくので、収穫個数などを日記に付けようと思う。
ビバ!しいたけ農園!


 
   
 千円ちょっとでかなり楽しめるのでおススメっす。  



しいたけ農園日記 その3。

2010-03-21 11:11:51 | 頑張るしいたけ農園日記。
ほぼ放置にも関わらず、順調にすくすく育っている我が家のシイタケ達。
昨日様子を見てみると、驚くべき成長ぶり。


   農園五日目。   にょきにょき成長中。  五日目。


もりもりにょきにょき伸びております。
何やら折り重なって伸びているが、間引きはしなくてもいいのだろうかと
やや心配になるくらいである。

そして、他の側面やてっぺんにも芽吹きが。


     あっちからもこっちからも。     てっぺんからまで!

たくさんのぽこぽこ芽吹いたシイタケ達を見るにつけても、
収穫への期待が高まる私達夫婦であった。


そして本日、栽培六日目。
様子を見てみると、そこには更に成長したシイタケ達の姿が。


 六日目。  でっかくなってます。 更にでかくなったYO☆ 


大きいものの中には、あと数日で収穫出来そうな予感がするものも。
成長早いな~。
これはいよいよ、どうやって食べるか真剣に検討せねば。
また、他の側面とてっぺん組も頑張ってます。


   下の方にもにょきにょき。    てっぺん組も成長中。


特にてっぺんは、一日でこんなに大きくなるものかと少々ビックリ。
この調子でバンバン育って収穫した後も
うまくいけばあと数回収穫ターンが訪れる可能性があるとの事。
バッチリ元は取れそう。
いやあ、こんな楽しい栽培キットがあったなんて。
シイタケが終わったら、別のキノコも育ててみようかななんて気になります。
また明日様子を見るのを楽しみに、そっと押入れに戻した夫婦であった。大きくなれよ~。


 
   
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しいたけ農園日記 その2。

2010-03-21 07:35:59 | 頑張るしいたけ農園日記。
しいたけ農園が我が家の片隅に出来てからはや三日。
思った以上に場所を取り直射日光を嫌うシイタケ達の為に、農園を押入れに移動してみた。
そして私がする世話と言えば、一日一回水気を与えて放置するのみ。
本当にこんなんでいいのか、湿度や温度は問題無いのか等少々不安になりつつ
本日栽培用ビニール袋をちょっと外して様子を見てみると


        栽培三日目。   おお!


何気に見た目が変わっているではないですか。
いつの間にか帽子をかぶって澄ましているシイタケ一同。
昨日は気づかなかったなあ。結構成長が早いのかもしれん。。。と安堵する世話係。
もう少し接近して観察してみた。


        かさが出来てきた! ← 横から見るとこんな感じ。


小さいながらもシイタケだ。
っていうか、白いぽこぽこはイシヅキだったのか。。。
現時点ではかなりイシヅキの主張が激しいが、かさ部分はちゃんと育つのだろうか。
ほぼ放置で手間がまるでかからないのに、毎日ちゃんと育って何やらいじらしい。
そんな親心が湧きつつも、今から旦那とどうやって食べるか画策する鬼ヨメであった。
やっぱりシンプルに焼いて醤油かしら、いやいや天ぷらも捨てがたい。。。





しいたけ農園来訪。

2010-03-21 07:32:00 | 頑張るしいたけ農園日記。
かなり前に密かに騒いでいた逸品、
噂の「しいたけ農園」がとうとう我が家に来訪しました。


   
     


待ちに待ったよ、この日を。。。
とまでは大袈裟だが、楽しみにしていたので大喜びのヨメ
そして自分が世話をする気は更々無いので、ひと事的な旦那。

    噂のしいたけ農園。 ドクターモリとは誰なのか、謎を孕みつつ我が家に登場。
      

噂では、到着した時点で既にシイタケが生えている場合もあるとの事。
そのせいなのか、箱にこんな注意書きが。


    すぐさま栽培を開始しなければいけないらしい。  何やら煽られてる感が。切羽詰ってます。


それでは、書付通りすぐさま栽培を開始させていただきます。
まず箱から取り出してみると、


             何となく気持ち悪い感じ。  ぐえっ。


な、何やらちょっとだけ見た目がグロい気が。。。
っていうか、透けて見えているぼこぼこは、もしかして気が早いシイタケちゃん?!
もう生えてきちゃってたりする?
とそそくさとビニールを剥がして確認すると、


             こ、これはしいたけ?  ←ちびシイタケ?


やっぱり何やらシイタケらしきものが、あちこちにポコポコと。
これは収穫に期待が持てますな。
もう、このせっかちさん☆
などと微笑ましい気持ちになりつつ、手順に従って栽培ブロックを水に浸す。

セットの内容は、栽培ブロック(原木)一個と栽培用ビニール袋一枚、
栽培の手順等を書いた手引きが一部。
実にシンプルな内容である。

栽培ブロックを水に浸し30分程度放置したら、栽培用ビニール袋に入れて
霧吹きもしくはコップ等で表面をまんべんなく濡らし、
窒息しないようにちょっとだけ開けて口を洗濯バサミ等で止め、室内に安置。

栽培に適した温度は、●朝~夕方:20~23度 ●夕方~朝:18度以下との事。
我が家は日中もエアコンをつけないので、温度が低いのではないかと
少々心配だが、発送の最中にポコポコ出てきてしまう奴らなので
とりあえず様子を見る事にする。
また直射日光が良くないそうなので、布を被せてみた。

さて、こんな感じで始まったシイタケ栽培。
果たして無事に収穫まで漕ぎ着ける事が出来るだろうか。
やや心配だが、これから観察日記をちょぼちょぼとつけていこうと思う。
たくさん生えてきますように。。。