続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

10.トースターでチョコレートケーキを作ってみた。

2009-12-22 14:47:30 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
先日、通っている激安スーパーにて板チョコが半額だったので
早速ゲットし何か作ろうと企んでいた。

その間には、小腹が空いた旦那が
食欲との激しい葛藤の末にチョコを食べるのをあきらめる
。。。というピンチもありつつ、
何とか死守してきた板チョコと我が家の常備食・ホットケーキミックス、
そしてやっと買ってきた卵を使ってケーキを焼いてみた。

7年ぶりの眠りから覚めたハンドミキサーが挙動不審な事もあり、
何と手動で共立てしての作成。
いや~疲れた。
手でなんて、現役だった頃でさえほとんどやった事がないYO!
しかも、泡だて器は100均で買った羽根の細くて少ないショボい奴。
いい奴の倍は労力使った気がする。
私、頑張った。頑張ったに違いない。

分量はいつも通り目分量、大体このくらいレベル。


【チョコレートケーキ】

・板チョコ 2枚(58g×2)
・製菓用マーガリン 75~80g
・ホットケーキミックス 100g
・砂糖 大2(未確定)
・卵 2個

1.チョコ・バターを湯せんで溶かす。
2.全卵に砂糖を加え共立て。
3.1.と2.を合わせる。
4.更にホットケーキミックスを加えてさっくり混ぜる。

  

   今日の材料達。  出番を待ちながら室温に戻されている材料達。


ちょっと粉多過ぎだった。
次回作る事があったら、70~80g位に抑えて作ろう。

まずはボウルにチョコをバキバキ割って、マーガリンと合わせて湯せん。
溶けるまで放置して、卵の泡立てに入る。


    バキバキチョコ&マーガリン。     チョコ湯せん、卵泡立て。  


今回、別立てか共立てか迷ったが、チョコ使用という事もあり
ふわふわ感はあまり求めてないので共立てでいこうと決定。
とは言え、トースターで焼くのでどこまでうまくいくかは不明。
食感にこだわる余裕があるかは微妙なところ。

チョコ&マーガリンが溶けたら、場所を交代して湯せんしつつひたすら泡立て。
腕がだるくなってくる。やはり寄る年波には勝てないよママン。
それでも何とか泡立て完了。


       根性で泡立てました。  一応もったり状態まで泡立てました。 


この段階でかなりグロッキーなのだが、あとちょっとなので頑張る。
苦労して泡立てた卵へ先ほどのチョコ&マーガリンを投入。
そして、我が家の万能選手・ホットケーキミックスをふり入れて
さっくり混ぜて生地は完成。
ここまで大体30分。

型は、トースターに入るギリギリの大きさのパウンド型を使用。
前回みたいにちびパウンドふたつにしようかとも思ったが、
ホイルを被せたり取ったりする関係上、複数個はキツいので
今回は一個でガツンと焼く心積もりである。


      生地完成♪  生地は型の半分程度。これがどこまで膨らんでくれるか。


さて、一番の難関である焼きである。
トースターは余熱無しで750Wで焼いてみた。
我が家のトースターはサーモ付きなので、
ある程度温度が上がると自動的に加熱が止まるのだが
それに頼らずたびたび様子を見る事にする。
ホイルを被せて、いざ!
私は飛脚ブランドの軍手をはめて待機。

加熱が途中で何度も止まるので、結構時間がかかった気がする。
大体15分過ぎくらいに大きく膨らんできて、
覗いてみるとホイルに生焼け状態の生地が付いてしまっていたので
ホイルを取ってしばし加熱。
中央が山のように膨らむ様子を観察する事が出来て、ちょっと嬉しい。
しかし、我が家のトースターの癖なのか左側の火が強く、
少々焦げてしまった。


        焼き上がり。  残念!左側が焦げている!


ああ、ちゃんと見張っていたのになあ。
トースター内部はオレンジがかって見えるので、
色の判別がうまくつかなかった。不覚。
粉を入れ過ぎてしまったのでしっとり感が足りない気がする。
ブラウニーというよりもチョコパウンドケーキといった態。
ちょっと残念だが、きちんと膨らんでくれたので良しとするか。

ケーキは粗熱を取って、現在冷蔵庫で休ませ中。
明日はもう少ししっとりしているといいのだけれど。

トースターでケーキ作戦・第二弾はこんな感じに仕上がりました。
焼きむらの癖もわかってきたし、次回はもっとうまく焼けると思う。
もらい物のリンゴが未だに余っており、
シナモン風味に煮て今回のケーキに入れようと思ったら
旦那が「チョコだけのケーキがいい。。。」とゴネたので、入れられず残念。

明日は旦那の芋焼酎のつまみと母の差し入れ用に大学芋を作る予定。
何だかいい奥さんみたいじゃね?!
と一人で盛り上がる私であった。ケーキはイマイチだったがな~。



9.トースターでパウンドケーキを作ってみた。(後編)

2009-12-22 14:46:17 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
さて。旦那の社交辞令一切抜きの「忌憚のない意見」にて
木っ端ミジンコにされた私のプライドと出来損ないケーキ。
というより、むしろケーキ生地。

しかし、ここでメゲている場合では無い。
何とか起死回生を計らねば、材料もったいない、光熱費もったいない、
そして何よりヨメの沽券にかけて作り上げねば気が済まない。

という事で、次の手を考える前に原因を探る事にした。
あまねく全ての出来事には原因と結果があるものだ。
まずはそこから把握せねばならないだろう。

驚愕の結果に至った原因としては、

・単純な計量間違い
→とは言え、固形にならない程のものではない筈だが。。。

・生地の量が多過ぎて、炊飯器では火が回らない
→これはあり得る。実際、内釜の半分を超えた量に火を通すのは困難。

の二点が怪しさ濃厚である。
では、上記を解決する為に、粉を増量し再度過熱をすれば
それなりのものになるだろうか。
それは可能だが、そこで問題である。

炊飯器では火力が足りないとして、生地の量を減らして二回焼くのは
食事の支度との兼ね合いもあり、また私自身のモチベーション低下により
避けたい方法である。
しかしフライパンはこっぴどく却下されてしまった。
では揚げてみるか?
だが今夜のおかずは揚げ物だ。油に風味がついては困る。

思い悩む私の脳裏に、その時ピコーン!と閃いた事が。

そうだ、トースター使おう。某CM風。

思えば、我が家のトースターはサーモ付きだし
トースト以外には使われていないけれど、結構いい物なのだ。
トースターはオーブンより火力が強い分、温度調節が難しいが
それさえこなせば色々な物が作れるという。

早速、死蔵されていたパウンド型を引っ張り出す。
トースターに入るサイズの型はふたつしか無い。
引き換え、生地は4個には少なく3個には多い微妙な量だ。
冷静な時ならば、ここで大事を取って少なめで二回焼くのだろうが
度重なる失態にテンパってしまった私は、またもや誤った選択に走った。

そう、多めで3個を選んだのである。

         焼かれます。  パウンド型:多過ぎッスよ!

生地をパンパンに詰めた型をトースターへぶち込む。。。筈が、
重すぎてガタン!とパンを載せる網が外れて落下してしまった。
トースターは目盛りを回され、既に熱くなっている。
焦ってその中に手を突っ込んでしまう私。

「ほぅわちゃ~!!」

一人ブルースリーごっこなヨメの咆哮に、
気持ちよくほろ酔いだった旦那、血相を変えて飛んでくる。
そこには涙目になってクルッと振り向くヨメの姿が。。。
「ご、壊れちゃっだ。。。」
ヨメを宥めつつ、トースターを直す旦那であった。

気を取り直して型を入れ、傾かないようにそーッと扉を閉める。
まずは焼き目を付け、その後ホイルを被せて焼こうという目論見だ。
すると、おお!みるみるいい感じに膨らんできたではないか。
やっぱり炊飯器ではひ弱過ぎたんだ!と今までの恩を忘れて
現金に喜ぶ私。
ある程度色が付いた時点で、ホイルを被せ。。。

「ほぅわちゃ~!!」

どうやら、トースターとは相性が悪いようだ。
しかも我が家には鍋つかみ等という高等な物はない。
しかし、この激熱な奴らを扱うのに素手では無謀だ。。。あ!

「ねえ、軍手ない?」
と旦那に尋ねると、
「うちの中どっかしらにはあるんじゃない?」
との返事。
そうだ、我が家には旦那の仕事道具である軍手があるではないか!
押入れを引っ掻き回すと、あった!
飛脚ブランドの軍手!
従業員しか購入出来ないレアアイテムだ。
ちゃんとロゴも入ってるYO☆

そんなドタバタを経て、何とか焼きあげる事が出来た。が。

    焼けました!(ちょい焦げ)  ホイルで自衛したが、焦げてしまった。
やはりトースターは調節が難しい。

某所で見つけたトースター使いの話では、ケーキを焼き上げるのに
数分加熱→数分電源オフ…を繰り返し一時間位つきっきりで焼くのだそうだ。
それもトースターによってクセが違うので、
何度も焼いてみてクセを掴むしかない。
しかし、精通すればロールケーキも作ればガトーショコラも焼くという。
まさに達人の域だ。
炊飯器・トースターのふたつを極めたら、
むしろオーブンは不要なのではないか。。。とここまで考えて

「そこまでするなら、オーブン買うか」

とあっさり思った私であった。by根性なし。

試食してみると、表面は焦げてはいるが内部は問題なく
それなりにパウンドケーキらしくなっていた。
旦那曰く「お好み焼きよりずっといいね」。
まだ言うか!

そこでハッと気が付いた。
あんな熱い思いをして、
スリリングなバランスで網に乗っけていたけれど、
天板ついてるじゃん。
付属品として、ちゃんとトースター用の天板があったのを忘れていた。
本当に今日はことごとくダメな日である。

そんな訳で、二回目は天板を使用して焼いてみた。
道理で底も焦げ気味だと思ったよ。

     第二弾(もっこもこ)。  今度は焦げずに出来た。がモコモコ。

やはり量が多過ぎて、モッコモコになってしまった。
一応途中で表面に切れ目も入れたのだが、全く意味が無かったようだ。
一回目より低温で焼いてみたのだが、それでも火力が強いようで
その点については調整のワザを磨くしかないだろう。
トースターの扉を開けておくのも有効らしい。
今度は付きっ切りで上手に焼いてみせる!
そう誓った今日であった。

いやあ、それにしても大変だった。
炊飯器がお任せ楽チンなのに比べ、トースターの手がかかる事ったらない。
しかし、好きな人にはそこが愛しいのかもしれない。。。
とアナログの良さをほんの少し垣間見た感のある出来事であった。
でもやっぱりオーブンがいいYO!



8.トースターでパウンドケーキを作ってみた。(前編)

2009-12-22 14:44:38 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
最近私を虜にしている事と言えば「炊飯器クッキング」。
オーブンの無い我が家の料理事情にセンセーションを巻き起こし、
新たな可能性を示してくれた事は記憶に新しい。

そんな「オーブン無し家庭」の焼き菓子製作手段として、
炊飯器がブームになる前から頑張っていたのが「トースター」である。
私が子供だった頃から、トースターを使ってクッキーを焼いたり
シートのスポンジを焼いたりする涙ぐましい人々は存在した。

そして私。
先日リンゴが一個50円で安売りしていたので思わず買ってしまい、
更に義実家から何個も大きなりんごをいただき、
リンゴには事欠かない食材事情である。
さっさと消費しないと勿体無い事になるが、毎回毎回シャクシャクと
剥いたリンゴばかり食べている訳にもいかない。

そこで、ここはひとつ!と
朝からリンゴを使った焼き菓子を作ろうと思い立った。
先日から何だかパウンドケーキが食べたいので、
リンゴが入ったカラメル風味の物を作る心積もりである。


 50円リンゴ活用。 ←50円リンゴ2個分。 カラメル作ります。 ←カラメル用。


例の如く炊飯器で焼くつもりで、朝食の支度前に仕込みにいそしむ私。
ちなみに、今回の配合はこんな感じ。↓
いつも通りに分量は約で。

【リンゴとカラメルのパウンドケーキ】

・ケーキ用マーガリン 100g
・砂糖 大2~3(好みで)
・卵 2個
・ホットケーキミックス 200g
・カラメル 大3
・炒めリンゴ 適量


(前準備)
マーガリンを室温で柔らかい状態にしておく。
卵は溶きほぐしておく。
カラメルは、無かったら作っておく。
リンゴは水を差しながら炒め、シナモンで風味をつけておく。

※注意点※
・寒い季節だとマーガリン(orバター)がなかなか柔らかくならない
・卵も室温に戻しておかないと、後がつらい。

というのも、
この後卵を何回かに分けて加えて混ぜなければならないのだが、
冷たいとうまく混ざらず分離してしまうのだ。
そう、今日の私のように。迂闊だった orz
つい、いつもの調子で手を抜いて直接割りいれるという暴挙に出た為
あえなく分離の憂き目を見た。
自業自得なのだが、何ともやるせない瞬間である。

そのまま作ると、モロモロした何ともいえない代物が出来上がるので
もし分離したら粉を少し加えて混ぜてみよう。
パッと見は回復したように見える。
実際に回復したかどうかは、出来上がってみないとわからない。

今日の私の運命は、
思えばこの時。。。卵を加えて分離した時点で
決まっていたのかもしれない。

さて、
まずはマーガリンに砂糖を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。
次に卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜる。
分離したら、粉をちょっと加えて混ぜてみる。
何とか見た目だけは回復したのに安堵したら、
カラメル・リンゴを加える。
最後に粉を加え、さっくりと混ぜる。


   卵投入。  リンゴ→粉投入。  カラメル完成。


一応、生地は完成した。
分離という手痛いミスはあったものの、
自分と旦那のおやつ用なのでまあ問題ない。
さあ、張り切って炊飯器へセット、炊飯ボタンをぽちっとな。

そんなこんなしている間に旦那が帰宅し、二人で朝食。
洗濯など家事をしていたら、注文していた焼酎が届いた。
早速試飲を始めた旦那に「ケーキ、もうすぐ焼けるよ~」などと勧め、
ちょうど炊飯完了になったので張り切ってフタを開けてみたら。。。

え、ええ~?何これ~?!

何と、全く焼けていなかったのである。
生焼けどころか、ほぼ液体。
油分が多いので、生地の時はかなり固めだったが
熱が入った今はデロデロのドロドロである。

焦りつつも手順を思い返してみた。
寝ぼけていたので何か致命的なポカをしてしまったかもしれない。
ふと思い当たってマーガリンの箱を見ると。。。
「200g」とバッチリ書いてあるではないか。

こ、これだ~orz

今回は、ケーキ用のマーガリンが安かったので
初めて使ってみたのだ。
しかし、売り場の値札には「100g」と書いてあった筈。。。
普段計量をしないのが裏目に出た。
たまにちゃんと計ってある物を使うとこれである。

テンパって売り場の札を呪いそうになったが、今はそれどころではない。
とにかくこのデロデロをどうにかしなければ。

そこで、ええいままよ!と粉を足してフライパンで焼いてみた。
台所中にシナモンとカラメルの匂いが充満する。

出来上がったお焼きと何かのハーフのような見た目のそれを、
誤魔化しの笑顔で旦那の前に出してみた。
一口食べる旦那。

「。。。どう?」
旦那は深刻そうな表情で食べていたが、こちらを見据えて
「ちょっと辛口な意見、いいかな」
と聞いてきた。
もちろん、忌憚の無い意見大歓迎である。

「ハッキリ言うと、リンゴのお好み焼き

ズギャ!こ、こいつ。。。
本当に遠慮なく言いやがった!

その時点で、
「パンケーキとして第二の人生を歩む」
という可能性は断たれたのであった。

 <後編に続く>



7.ゼラチンでプリン。

2009-12-22 14:43:26 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
今日の私は、何だか甘い物が食べたい。

それじゃあ、最近疲れ気味の旦那と一緒に食べられるよう
夕飯後のデザートに何か作ろう。。。と思い立った。

しかし、お得意の炊飯器は夕飯に食べる白飯に取り掛かる為に
今回はアテに出来ない。
じゃあ、何か冷たいデザートをと考え

「ゼラチン使用のプリン」

を作成しました。

本来、プリンは蒸すか焼いて作るもの。
だけど、固まればOK!味がプリンならOK!ならば
ゼラチンにご登場願ってしまおうという目論見。
イメージとしては、アングレーズソースをゼラチンで固めた感じ。

【アングレーズソース】

・卵黄 2個分
・砂糖 お好みで(今回は40g程度?)
・牛乳 300~500cc(まあ適当)
→濃い牛乳や生クリームを混ぜて使うと、まったりコクのある仕上がりに。
・バニラ(スティック・オイル・エッセンスいずれも可)

【プリン用】
・ゼラチン(板でも粉末でも。使用量の目安よりゆるめの量で使用)

手順は、

1.ゼラチンをそれぞれの手順でふやかしておく。

2.牛乳を沸騰寸前まで温めておく。 ※沸騰させてはダメ、絶対。
 (バニラスティック・オイルを使用の場合は投入)

3.卵黄に砂糖を入れ白くモッタリとなるまですり混ぜる。
 (スポンジを作る要領で)

4.モッタリ卵黄にある程度冷ました牛乳(70度位?)を注ぎ入れ
 よく混ぜたら鍋に移し、弱火で木べらでかき混ぜながら火を入れる。
 (ずっとかき混ぜっ放し。8の字を描くように、なんてよく言われる)
 
5.ある程度経つととろみが付いてくるので、火から下ろしゼラチン投入。
 よく溶かし、濾す(自分用など、気にならなければしなくても良し)。

6.バニラエッセンス使用の場合は、5.に氷を咬ましてある程度冷まして投入。
 (エッセンスは熱に弱いので、冷たい状態で入れなきゃダメ)

7.お好きな容器に注いで冷やす。カラメルが欲しい場合は前以て作って
 容器に入れておくとグー。


文章にすると何だか面倒そうだけど、実際にやると簡単。
ご飯の支度前にちゃちゃっと仕込んでみた。
プリン型を出すのも固まった後に盛り付けるのも面倒だった為、
今回はどんぶりを使用した。
いつの日か、子供の頃からの憧れである「バケツプリン」を
試してみたいと思うヨメ36歳。

ガサツにバタバタと仕込まれた、本日のデザートはこんな感じ。↓


   どんぶりプリン。   カラメルも入ってます。  カラメルも入ってます。

写真までガサツ風味。

それにしても、携帯を変えて画素数も三倍近く向上したのに
全く写真の質が上がらないってどういう事だ。

昨日、簡単レシピブログで有名になった某主婦サマの密着を見たが
ご飯作ったらわざわざ反射板らしき物を食卓脇にセットして
高そうなカメラで撮影していたので驚いた。
あそこまで情熱をかけないと、いい写真は撮れないのだ。
そう考えると、私の写真がショボいのは必然である。

まあ、それはさておき。
早速夕飯後に旦那と試食してみたら、ふわふわとろとろで
かなり美味しく出来ていた。
口の中でとろける感じである。
火を入れて固めていないので、やはり普通のプリンとは食感が違うけれど
これはこれで充分美味しいデザートだ。
今回は4.4の濃い牛乳を使ってみたので、
ミルクと卵の風味がふわりとして、なかなかの味だった。

普通のプリンに飽きたら、簡単なのでおススメだ。んまいよ~!



6.炊飯器でパンを焼いてみた。

2009-12-22 14:41:24 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
最近ちょっとご無沙汰だった「炊飯器クッキング」。

本日、満を持して「炊飯器でパンを焼く」に挑戦してみた。
実を言えば、「本当に炊飯器で焼けるの~?」と半信半疑。

それなら、実際に試してみるのが一番。
先日仲良しちゃんより頂いた「パンを焼こう!」セットをフル活用し
立派なパンを焼いてみせようじゃないですか。

今回は最初という事もあり、簡単で失敗が無さそうという理由より
オーソドックスな白パンに挑戦。
パン作りは10年近くブランクがある。
しかも今回は「炊飯器で焼く」というイレギュラーなパターン。
果たして無事に食べられるレベルの物が出来るのだろうか。。。
とちょっと不安。

まずは材料の準備。
とは言え、我が家には計量用のはかりもカップもスプーンも無い。
更に、
「スプーンくらいは買ってこよう」
と思いつつすっかり忘れてしまった私。
まあいつもの事さ、と今回も目分量で臨む事に。
おおよその比率が合ってれば、端数なんかはノー問題、がモットーだ。
乙女座A型のイメージをくつがえすアバウトさで、
今回も頑張ろうと思う。

そんな訳で、米計量用のカップで計ってみた。

・強力粉 1と1/2 
・薄力粉 7分目位 
・牛乳 7分目位
・イースト、砂糖、塩、マーガリン 大体 
  
恐るべきドンブリ勘定である。
まあ、これ位でくよくよしていては先に進まないので
気にせず次の手順へ。


 材料準備。 計った(アバウト)。 混ぜます。 スタンバイOK!


温めた牛乳をイースト目掛けて注いで、木べらで混ぜる。
ドライイースト初体験。
今まで生イーストしか使用した事が無かったので
あまり入れ過ぎないように気をつけてみたが、
もし入れ過ぎだったらどうしよう。。。と早くもややビビり気味。
醗酵し過ぎたら、なんちゃってピザでも作ってお茶を濁そう。

ある程度まとまってきたので、
仲良しちゃんから頂いたゴージャスな捏ね台にてガシガシ捏ねる。
あまりに激し過ぎて、捏ね台を乗せていたちゃぶ台が大激震の為
急遽旦那が重石となる。

そうして捏ねる事しばし。。。
運動不足の為か、認めたくないが若さが減少した為か、
明らかに以前と比べて短時間でへたばってきた。
おかしい。昔はこんな事無かったのに。
それでも美味しいパンを食べる為、
「おいしくなあれ、おいしくなあれ」
と人面パンを焼く某ジジイのようにおまじないをブツブツ唱えつつ
頑張って捏ねる。

途中で室温に戻したマーガリン投入。
ちょうど残り少なくなっていたので、こそげ取って全部投入。
量は例の如く適当。あればあるだけ。
更に捏ねる事しばし。
そろそろ体力の限界が近づいてきたので、適当な所で切り上げて
前もって保温モードにしておいた炊飯器の内釜へ。


   頼んだよ。  何だか申し訳なさそうに佇むパン生地。居心地が悪そうである。


乾燥の度合いが良くわからないので、
念の為に湿らせたクッキングペーパーを被せてみた。
一次醗酵開始。
時間は、保温10分 → 保温を切ってそのまま20分。

時間だ。
ドキドキしつつ様子を見てみると、


   第一醗酵完了。  おお、無事に膨らんでる

とりあえず、ちゃんと膨らんでくれていたのでひと安心。
クッキングペーパーは余計だったようで、表面にひっつき邪魔だった。
次回からは無くても問題ないだろうと判断。

やわやわとした生地を丁重に捏ね台へ誘い、優しくガス抜き。
そして、以前宅配ピザを頼んだ際にサービスで貰った
パイカッターで切り分け。
アバウトな手順を正確に反映し、大きさバラバラのパン生地達。
そして醗酵。
二次醗酵は、保温10分。

   丸め完了。  次回はもう少し大きさを揃えよう。とほ。   

10分経過後、そのまま普通炊飯をセット。
後は炊飯器に任せる他無いのだが、
専門外のパンに対してきちんと炊き上がりの見極めが出来るのか
いささか不安。
しかし、ここは炊飯器を信じよう。
ヤツは優秀な炊飯器だ。
今までだってケーキをちゃんと焼き上げてくれたし。。。
と、きみまろの漫談と笑点を観ながら待つ事にする。

そして焼き上がりのお知らせ音が。
わくわくしつつ開けてみる。

  
     焼き上がり!    焼けた!


何とか無事に焼けたようである。
試しに一切れちぎって旦那と食べてみた。
おお、ちゃんとパンだ。驚きだ。


     皿に載せてみた。  断面。


内釜の形状と大きさ上、きちんと一個ずつの形ではないのだが
きちんと焼きあがっている。
食べてみると、食感は表面ふかふか、中はもちもち。
裏面は、きちんと焼き色が付いていた。

早速作っておいたシチューと一緒に試食。
味は淡白だが、小麦の味なのか噛み締めると甘味を感じる。
そんなこんなで、何とか無事にパンが焼けました。
炊飯器ってすげー!と再確認した今日であった。


     もちもち。   また挑戦予定。ビバ!手作りパン!






5.炊飯器で「チーズケーキ」第二弾。

2009-12-22 14:39:24 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。

昨晩、疲れ果てて帰宅後に
懲りずにまた炊飯器でチーズケーキを作成致しました。

前回はヨーグルトを多めに入れたさっぱり爽やか系でしたが、
今回は生クリームをガッツリ入れた濃厚でコクのあるタイプ。

とてもヘロヘロだったのですが、どうしても作りたくなり
深夜の台所でゴソゴソ作った次第です。


今回は濃厚まったりな「喫茶店で出てくるチーズケーキ」を目指しました。
珈○館なんかで出てくる、小ぶりなのにずっしりした食べ応えのあるタイプ。
その為に、今回はいい生クリームを買ってきたのだ(もちろん特売)。

計量は今回も大体で。

 
【炊飯器で喫茶店のチーズケーキ】

・クリームチーズ 200グラム
・砂糖 60~70グラム位(好みで増減)
・卵 3個
・生クリーム 1パック
・ホットケーキミックス 大さじ4
・レモン汁 大さじ2(好みで増量しても可)


まずは室温に戻したクリームチーズを練り練り。
そこへ砂糖→卵→粉を投入。今回は砂糖も卵もリッチにいきます。

恐怖!砂糖たっぷり。 卵をたっぷり入れちゃいます。 ホットケーキミックス投入。    

ハンドミキサーなら手早いのだが、
気合の入った私はもちろん手動で混ぜます(出すの面倒くさいだけ)。

よし、じゃあこれで内釜に注いで。スイッチオン!
と勢いよく炊飯ボタンを押し、いつもの楽しみであるボウルについた
生地の味見を。。。うっ、
「あっま~!!」
何だか妙に甘過ぎる、砂糖の分量を間違えたか?!
とうろたえる私の頭にピコーンと閃いた事が。

生クリーム入れるの忘れてた☆てへ☆

おお、何て事。
本来ならば卵の後に入っていなければならない生クリームを
すっかり失念しておりました。
急いで炊飯停止、内釜を覗くとスイッチを入れて間もなかったので
中身は変化なし。
気が動転した私は、ええいままよ!と炊飯器にセットされた内釜へ
直接生クリームを注ぎ入れ、ガシガシかき混ぜたのでありました。
そして、何事も無かったかのように再度炊飯スイッチをオン。
その後はコアリズムに興じていて、すっかり存在を忘れておりました。

コアリズムも一通り終わった頃、一度目の炊飯終了の音が。
楊枝で中央を刺してみると、まだ全然液体のまま。
続いて二回目炊飯スタート。

。。。しかし、いつまで経っても二回目が終わらない。
途中で開けて中央を刺してみるも、未だ半熟のまま。
でも外側は充分に焼けているようなので、加熱を止めて内釜から外す事に。
焼き上がり直後はとってもプルプルほわほわで、しかも中央は幾分液状なので
更に移すのに大変苦労しました。

そして一晩冷蔵庫で寝かせて、本日試食。

      炊飯器チーズケーキ(生クリーム入りレシピ)。      チーズケーキ断面。

写真がショボいのでわかりづらいですが、質感が前回と違います。
前回はまったりしつつも軽い感じもあったのですが、
今回はずっしりと密度が濃く、しかし上面はふわふわ。

肝心の味はと言うと、おう!これこれ!喫茶店のチーズケーキの味!
まったりこっくり濃厚で、ちっちゃい一切れで珈琲二杯くらいいけちゃう系。
さすが高い生クリーム。いい仕事してます。

それにしても、
どうも我家の炊飯器はある程度加熱するとセーブされるというか
一定以上加熱を続けても、焼き目が付くまでに至らないのです。
ご飯をパサパサにしない為の何かが働いているのか?
白いチーズケーキもいいですが、焼き色が付いたのも食べたいなあと思う
今日この頃でした。

今回も、後から適当に混ぜたにも関わらず、なかなかの出来。
手間もかからないし、クリームチーズさえ柔らかくなっていれば
10分程度で仕込み完了です。
手軽で美味いので、ぜひお試しあれ。な一品です。チーズケーキ、うまー。





4.炊飯器で、「さつまいもとりんごのケーキ」。

2009-12-22 14:37:30 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
先日は、座布団レベルのバナナドームケーキを焼いてしまい
ちょっとばかり凹んだ私。

前回の痛手にも懲りずに、また挑戦してみたので報告。
本日は、「あり合わせの物で作る」というテーマに則って作る事にした。
わざわざ食材を買ってきて失敗すると、ダメージがそりゃあでかいのだ。
冷蔵庫の中にある物だったら、まだあきらめもつこうというものである。

さて、我家にある物はこんな感じ。

・1個40円で安売りしていたりんご2個
・大学芋を作るつもりで買った大きめサツマイモ2本
・常備の非常食、ホットケーキミックス
・卵
・パンに塗る為の安売りマーガリン
・いつまで経ってもなくならない砂糖

今回は、上記の材料で炊飯器ケーキを作ってみたいと思う。
前回が失敗に終わった原因とは、

1.牛乳の入れ過ぎで食感が変化した。
2.内釜に対し、生地の量が多過ぎた。
3.火の入れ過ぎで水分が飛んでしまった。

だと思われるので、以下の対策を講じて焼く事にした。

1.マーガリンで油分をプラスし、しっとりした食感にする。
2.牛乳と粉を減らし、代わりに卵を増量する。
3.余熱を考慮して、早めに炊飯器から外す。

私にとって、炊飯器クッキングは火の入れ加減が難しい。
オーブンと違って、表面の焼き色で判断しづらいのだ。
今回はその点も注意し、焼き上げなくてはならない。

材料は全て目分量で作った。大体これくらい?


【さつまいもとりんごの炊飯器ケーキ】

・ サツマイモ 1本
・ りんご 1個
・ マーガリン 120g
・ 砂糖 大さじ2~3
・ 牛乳 50cc
・ 卵 2個
・ ホットケーキミックス 100g



さあ、失敗を恐れずにレッツ!チャレンジ!

サツマイモをサイコロ状に切って入れ込むかマッシュして混ぜるか
迷ったのであるが、量が多いので残りをスイートポテトに流用しよう!と
マッシュに決定。

      さつまいもを潰す。  器具が無いので、地道に木べらで潰す私。

サツマイモを冷ます間にりんごをソテー。
水をちょっと入れつつ炒め、シナモンを投入。

   りんごを炒める。  残り1個は剥いてそのまま食べた。安いのにウマー!

マーガリンをクリーム状にして砂糖→卵→粉を投入。

      マーガリンに砂糖投入。       粉投入。    

更にサツマイモ投入。

   さつまいも投入。  固さを見て少しゆるめる為に牛乳を投入して、生地完成!

炊飯器の内釜に先程炒めたりんごを並べ、生地を流し入れる。
今回は固めなので、充分に空気を抜いてから炊飯器にセット。
うまく出来上がる事を祈りつつ、炊飯スイッチをオン。

一回目炊飯終了。
前回は早炊きモードを試したが、心情的に何となく不安なので
普通炊飯にした。
表面は焼き色がついておらず、生地の色のまま。
箸を中央に差してみると、ほんの少し生地がついてくる。

思わずいつもの癖で再度炊飯をオンにしたが、
油分を加えた事と失敗からの教訓を思い出し、そこで止めておく事に。

焼きあがった熱々を皿にあけて粗熱を取る。

            焼き上がり!   ジャーン。

飾りの意味もあって内釜の底に敷いたりんごだったが、
ケーキが冷めていくとどうしてもりんごとケーキ部分に
隙間が出来てしまうので、見た目が残念な感じになってしまった。
そこはご愛嬌と思うべきだろうか。

冷めてから食べようと思っていたが、
旦那がどうしても今食べたい!と頑張るので熱々を試食してみた。

       さつまいもとりんごのケーキ2      さつまいもとりんごのケーキ


。。。おお、あったかくてもいける!
ほかほかのケーキは、サツマイモがほんのり甘くて口当たりしっとり。
更にりんごがいい仕事してます。甘酸っぱくてジューシー。
多めに入れたマーガリンの風味もふわんとする。

当初の目的であった「しっとりとした口当たり」が実現されたので
今回は成功と言ってもいいのではないか?という結論に至った
私達夫婦であった。

結局旦那は、一人で八割がた食べてしまった。
しかも冷めない内に半分も。
ヤツはこの手の物が好きなのだろうか?
一緒に暮らしていても、相手の好みはなかなか知り尽くす事は出来ない
。。。と思った事である。

さて、次回への課題は

・りんごを飾りも兼ねてキレイに入れ込む方法を考える。
・サツマイモは多少形が残っていた方が美味いようなので、
 完全に潰さないようにする。

といったところか。
バナナケーキのトラウマが激しかったので、
今回リベンジ出来て本当に良かった。
秋の味覚も堪能出来たし、何しろ原価が激安だ。
その内また作るのもいいかもしれない。。。と思う私であった。

次の新たなチャレンジにと狙っているのは、
「炊飯器でパンを焼く」
である。
パンは仕事で焼いた事はあるが、当然炊飯器で焼いた経験は無い。
実は本当にちゃんと焼けるのか半信半疑だったりする。
そんな訳で、ぜひ試してみたいと思っているのだ。
我家には作業台スペースが無いので、まずそこから調達しなければ。
日ごろのストレスを込めてバンバン捏ねるのである。
挑戦した暁には、またこの場で報告したい。
炊飯器最高ー。



3.バナナケーキの悲劇。

2009-12-22 14:17:02 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
昨日「炊飯器でクックプロジェクト」の第二弾として
バナナケーキに挑戦したのですが、
「20世紀少年」の第二章DVDに気をとられていたせいか、
仕込みと焼きが適当過ぎて失敗の憂き目に遭いました。

  
       衝撃!座布団ケーキ。    どーん。

ガイド:皆様、あちらに見えますのが、
    最近話題のデートスポット「バナナケーキドーム」でございます。
    生地が多すぎ、加熱しすぎで座布団の如く膨らみ、またケーキを超越した弾力が
    pada家を中心に大変話題になっております。

もう何というか、仕込み中のチーズみたいなこのフォルム。
叩くとバフバフと食べ物ではないような音がする、この固さ。
しっかり失敗してしまいました。
私のイメージでは、もっとしっとりした物を想像していたんですが
うっかり加熱が過ぎたようで。。。

しかし、飢えていた旦那は気にせずモリモリと一人で半分を完食。
残りは、翌日の朝食と相成りましたとさ。

あまりに悲しかったので、本日のデザートはこれにしました。

  清らかな梨たち。  今年初の、清らかな梨たちです。   

ああ、ジューシー。
これでバフバフの事も忘れられそうです。
次回はもう少しちゃんと気をつけて、
生地を1/2に、バナナはキャラメリゼでもしてリベンジしたいと思います。



2.炊飯器ケーキ決行。

2009-12-22 14:15:06 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
さて。いよいよ「炊飯器ケーキ」作りにチャレンジ。
今回は以下の分量で作ってみましたよ。


【炊飯器チーズケーキ】

・クリームチーズ 250g
・ヨーグルト   170g
・砂糖      大さじ4くらい
・薄力粉     大さじ4.5くらい
・全卵      中2個
・レモン汁    大さじ2


砂糖と薄力粉は目分量かつ適当なので、おおよそという事で。。。
粉を心持ち多めにしたので、その分卵を増やしてみた。
ヨーグルトはこれ。↓




今回はブルーベリー入りの低脂肪で。
クリームチーズとブルーベリーの組み合わせは最強だと
個人的に思う私。

手順は、室温で柔らかくしたクリームチーズと砂糖をすり混ぜ
卵を二回に分けてイン。
更に薄力粉を混ぜて、最後にレモン汁を加える。。。という楽チン方式。
ひとつのボウルで事足りる上に、クリームチーズさえ柔らかくなっていれば
全部混ぜるのに5分くらいで済んでしまうというお手軽レシピ。

     2009-08-30 16:56:45 適当に混ぜ終わったYO!

全部混ぜたら炊飯器の内釜に流しいれ、軽く空気を抜いて本体にセット。

                2009-08-30 16:55:09 よろしく頼みます。ドキドキ。。。

普通炊きでスイッチオン!
後は炊飯器がいい仕事をしてくれる筈。
ちなみに我家の炊飯器は、6合炊きの何の変哲も無い平凡なタイプ。
レシピだと炊飯モード2回で出来上がりとの事だったが。。。

一回目の炊飯終了。
中を見てみると、ちゃんと膨らんでいるものの心持ち白っぽい感じ。
念の為二回目の炊飯スタート。
しばらく様子を見るも、終わる気配が無いので再度様子見。
表面を触ってみたらふかふかだったので加熱を終了する事に。
時間にして、炊飯1回+10分程度?

出来上がりはこんな感じ。


  2009-08-30 18:55:39  2009-08-30 18:54:48


ふわふわスポンジケーキ系ではなく、まったりなめらかなしっとりタイプ。
断面はこんな感じ。↓                  そして裏返すとこんな感じ。 ↓
 

    2009-08-30 18:53:39      2009-08-30 18:52:59

携帯カメラの性能がショボくて、いまいちキレイに撮れなかったのが残念。

そして肝心のお味はと言うと、しっとりなめらかで甘さ控えめな大人の味。
ヨーグルトとレモン汁を多めにしたので、爽やかな仕上がり。
混ぜてスイッチを入れるだけなので本当に簡単、そして原価も安いのに
味はなかなかのもの。
手軽に作れるので、チーズケーキ好きな方にぜひお勧めしたい。
ちょっとの手間と材料費で、腹いっぱいケーキが食えるよ!


      2009-08-30 18:51:36 。。。調子こいて、腹いっぱい食っちゃいました orz






1.誕生日炊飯器計画。

2009-12-22 14:13:12 | オーブン無くても頑張る菓子作り2009。
もうすぐ誕生日である。

私達夫婦は誕生日が近く、旦那が今月末、私が来月2日。
例年、誕生日に一番近い週末にささやかに祝う事にしている。

さて。私は「自分の誕生日はツイていない」星の生まれらしく、
物心ついてからというもの、あまりハッピーな誕生日を送れた事が無い。

例えば、
子供の頃だったら酒乱の父がふとした事(理由は何でも良く暴れたいだけ)
で怒り狂い、ケーキその他の誕生日メニューをテーブルごとひっくり返し
プレゼントを破壊して暴れるとか、
成人してからは誕生日直前に失恋し、友人が開いてくれた食事会で
気分が悪くなり途中退場とか、
結婚してからは夫婦ゲンカで料理と二人の仲が冷めまくり、とか
とにかくロクな事が無いのだ。

しかも結婚後は「なぜか毎年誕生日前後は私が失業状態」というジンクスが出来、
家計が火の車で祝うどころじゃない!という不幸まで重なる始末。
残念ながら今年も例に漏れず、我家の家計は燃え盛る火の車である。

そんな状態なので、正直もうめでたいと思う気持ちも薄れてきたし
(むしろその逆)どうでも良さ気な心持ちでいたところ、
ふと旦那が
「今週末はスポンジだけ買ってきてケーキでも作ろう」
と言い出した。
我家の近所には「美味い」と地元で評判のケーキ屋があるのだが、
ホールケーキを買うとなると結構な値段である。
そこで、節約はしつつケーキ食べようよ!という事であるらしい。

本当ならば私が焼いてやりたいところなのだが、
悲しい事に我家にはオーブンが無い。
以前に調理の仕事をしていたので、ケーキ型その他の器具はしこたま
台所の棚に眠っているのだが、使う機会も無く埃を被っている。

市販のスポンジはボソボソしていてあまり好きでは無いので、
オーブンを使わない冷たいデザートでも作るか。。。と考えながら
色々と調べていたら、
世の奥さん達もそれぞれ知恵を絞って頑張っているらしく
「節約」なケーキレシピがたくさんヒットした。
更にその中で私の目をひいたのは、「炊飯器で作るケーキ」である。

実は「炊飯器クッキング」は独身の頃に一度ハマった事がある。
旦那を知り合う前に、婚約破棄して実家へ出戻っていた頃の話である。

当時夜勤の仕事をしており、しかもかなりハードだったので
自炊する体力も気力も無い私が、モノグサ全開で飛びついたのが
炊飯器であった。
何しろ、仕込んでスイッチを入れておけば勝手に出来上がり
保温までしておいてくれるので、
一分でも多く寝ていたかった当時の私には大変画期的に思えたのだ。

しかし、その後
「保温しっぱなしで醸されまくった料理が別の何かに変化」かもすぞ~。
「吹きこぼれで炊飯器が瀕死、床がべちゃべちゃ」
といった私の暴挙に母が激怒し、炊飯器クッキング禁止令を発令。
私の炊飯器ライフはあえなく幕を閉じたのであった。

そんな経緯を知ってか知らずか、
その話をした日の夕飯に炊飯器がストライキを起こして
水と米状態の中身を見てヨメと旦那涙目、という小さな事件もありつつ
(我家では、炊飯器トラブルが他の家庭よりもやや多い)
バナナケーキとどちらを選ぶかかなり迷ったが、
焼くケーキはチーズケーキと決定。

完全なベイクドもいいが、私はニューヨークスタイルが好きなので
今度はどちらにするか迷っている。
レシピの焼き上がり写真を見ると、
シフォンぽいというかスフレタイプに近いようにも見えるのだが
炊飯器だけに、やっぱり蒸しパンみたいな食感に焼きあがるのだろうか。

そんな訳で、初めての「炊飯器ケーキ」に挑戦である。
今週末は選挙にお祝いにと、我が家ではプチ祭りになりそうだ。