「ぶらり散歩旅~目的地が色々あるよ!~編」
を決行。
日頃の運動不足を解消すべく、ガシガシ歩いてきた。
今回はちょっと本腰入れて散歩をしたい!と
散歩命な旦那より申し出があったので、どうせなら以前から行こうと
考えていたところをことごとく回ろう!と計画。
さて出発!と玄関ドアを開けたら、
生協のお兄ちゃんが頼んだ物を置き去った後だったらしく
玄関脇に詰まれたあれこれが。
せっせとたたきに運び入れていたら、その中に母に頼まれたなでしこの苗を発見。
ちょうど通り道だから。。。と途中で届ける事にした。
ラッキーな事に母は在宅で、
まあまあ上がりなよと招き入れられると謎の大きな荷物がある。
また何か貰ったな?と思って眺めていたら、母が中身を見せてくれた。
以下、中身一覧。
・トラを模した猫ベッド(かまくらタイプ・トラ型のボール付き)
・高そうで立派な猫トイレ
・同じく、高そうな大量の猫砂
・猫用とおぼしきふかふかブランケット
「こ、これは。。。」
と震撼の私。
「うん、貰ったんだよね~一式。
ホラ、前に話したすっごい猫好きな○○ちゃんがさあ
わざわざ買って寄越して。。。」
と貰った時の状況をベラベラしゃべりだす母。
「ちょ、ちょっと待った~!!」
このラインナップ。。。もしかして、いやもしかしなくても
間違いなく「ようこそ我家へ猫ちゃんセット」ではないか。
「念の為に聞くけど、これって何に使うの?」
アホな質問をした娘に対し、母はつらっと涼しい顔で
「ん、猫飼うの」
と爆弾発言。
な、なんだって~!ΩΩΩ
「だってこんな一式貰っちゃったし、飼わなきゃ申し訳ないかな~って」
驚愕の娘をよそに、母はつらっとそんな事を言い、
「ほらほら見て、可愛いでしょ~☆」
とトラベッドその他を見せびらかし始めた。
実家ではずっと猫を飼ってきたのだが、
昨年飼っていた猫が自力で血液を作れない病気にかかってしまい
壮絶な闘病の末に逝ってしまった後、
私や母のあまりの落ち込みようを心配した弟が
「落ち込みからボケても困るし、もう動物は飼わない方がいい」
と母に釘を刺していたのである。
母もそれに納得し、猫トイレや色々なおもちゃ等の思い出の詰まった
グッズ達を泣く泣く処分したという経緯があった。
更に、その後縁あって飼い始めたインコが逃亡するという事件があり
一度目は奇跡的に戻ってきたものの
、
やはり空が恋しかったのか二度目の逃亡を果たし、
それきり戻って来なかったという出来事もあったので、
今では母宅には金魚とメダカという無口な面々が泳いでいるのみである。
インコの時でいい加減懲りただろうし、今後は毛や羽根が生えたものは
飼わないだろう。。。とタカをくくっていた私の考えを、
母は軽やかに斜め上へ突っ走った模様。
グッズ自慢をひとまず止めて詳細を聞いてみると、
・母に猫を貰って欲しがっている人が数名いる。
・かなり以前から頼まれているので、断りにくい(恐らく言い訳)。
・飼っちゃえば弟もダメとは言えないだろう(弟も大の猫好き)。
・その話を聞いて、別の猫大好きな友人がグッズをくれて寄越した。
。。。という事らしい。
という事は、
猫を貰ってほしい飼い主がグッズを買ってくれたのではなく
全然無関係の第三者が「猫ちゃんを飼うなら!」とはっちゃけて
プレゼントしてくれた、という事なのか!
恐るべし猫大好きパワーorz
さて、私はそれに対してどう思うかと聞かれれば、
そりゃ諸手を挙げて大賛成である。
徒歩10分の実家ににゃんこが来れば、しょっちゅう会いに行けるではないか。
しかも、どうやら母は「日々飼いたいと寂しがっている娘の為に」
という大義名分で猫を迎え入れようという心積もりらしい。
そこまで本気なら仕方ない。
認めようじゃないですか!にゃんこを飼う事を!
っていうより、YOU!飼っちゃいなYO!
こうしてまんまと丸め込まれた私であった。意思弱ぇ~orz
聞けば、貰おうと思っているにゃんこはヒマラヤンらしい。
しかし、猫の品種にとても疎い母の事である。
別のにゃんこと勘違いしている可能性が大である。
そういえば、母の友人にはペルシア猫のブリーダーさんがいた筈。。。
母が言うには「茶色でもふもふ」らしいのだが、
さっぱりわかんないYO!チンチラゴールド?
先方は去勢手術が済んでから引き渡します、と言っているらしいので
もうだいぶ成長しているにゃんこのようである。
そしてもう一方は、日本猫の子猫ちゃんで赤トラと三毛猫ちゃん。
こっちは本当にちっちゃいので、ある程度大きくなってから
という事のようだ。
どちらにしろ、
もう「にゃんこを飼う」というのは決定事項のようなので
私の楽しみが増える事は間違いない。
ムッハー!と鼻息荒く、母宅を後にした私であった。
<続く>