続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

44.それぞれのピンチとその後。(後編)

2009-02-02 14:15:35 | ほのぼのSIREN日記。

さて。
前回は、ただでさえワケのわからないSIREN世界の中でも屈指の謎多き人物
八尾比沙子
を絡めて村の秘密と呪いについて触れました。

とうとう一番の親玉・八尾さんに捕まってしまった美耶子嬢。
ノリノリで儀式の準備にいそしむ八尾さんに昏睡状態にされてしまい、頼みとする須田くんは
義理のマッド兄貴に狙撃され消息不明。
もう逃げることは叶いません。

美耶子嬢は夢を見ます。
ハッキリしない視界の中で、数人が何かを貪っている情景。
その中に女性がおり、こちらを見つめるのですがその顔はよく見知っている顔。。。
八尾さんに似ています。


このデモシナリオは場所が眞魚岩となっており、あるキャラクターのデモシナリオと酷似しています。
それは誰か。
人ではないので誰かという言い方は正しくないかもしれませんがこのゲームの影の主役、
堕辰子
であります。
そちらのデモでは、生きながらにして貪り食われる堕辰子の姿を第三者の視点で見ることが
できます。
その様子はいたいけな動物のようで、堕辰子が本当に神などという大層なものなのか甚だ
疑わしくなります。
まるで、狩りでしとめられた大型の動物が食われちゃってる、といった態です。
キューキューと悲しい泣き声を上げてバタバタと暴れていた堕辰子は、やがて断末魔の叫びを
上げます。
その叫びを聞いた人間達は、耳を押さえのたうつのでした。。。

その肉を喰らった事より、堕辰子に近しい者となった村娘・八尾比沙子。
そしてその血を濃く受け継ぐ者である神代美耶子。
彼女が時代を超えてそのような夢を見たのも、その呪われた血が為せる業かもしれません。

それにしても、堕辰子ショボ過ぎるよ!
泣き声も何だか可愛いし、とてもじゃないが偉い存在には見えません。
人にとっ捕まる所も神々しさのカケラも無いし、
何より喰われちゃってるし。
コレが神様だなんてあんまりな気がされます。

そうこうしている内に、とうとう儀式の準備が整いました。
八尾さんの演奏するオルガンの音が鳴り響く中、美耶子嬢の義理の兄と実の姉が神妙に参加。
なぜかそこにはヘタレ求道師・牧野慶の姿が。どこに隠れてたの?

演奏を終え、
「さあ、楽園の門が開かれる」
という八尾さんの嬉しげなセリフと共に、
美耶子嬢の全身が炎に包まれ我らが堕辰子復活。
マヌケにも喰われちゃったあの時から永い年月を待ち続けやっとこさ復活出来ました。
あの無残に喰われていた様子を見た後だと、
「ホントに良かったね、頑張ったね」
と思わず感情移入してしまいそうになる私。

その様子を見て、頭を抱え取り乱すヘタレ求道師・牧野。
それがアンタの目標にして使命だったんじゃないのかい!と激しくツッコミたくなります。

とうとう復活してしまった堕辰子。
そして物語りもいよいよクライマックスへと加速していきます。
儀式スタートまで他キャラが何をしていたのか、についてはまた別の機会に。



43.それぞれのピンチとその後。(中編)

2009-02-02 08:52:47 | ほのぼのSIREN日記。

さて。
いい雰囲気をSIRENの掟に乗っ取り、ぶち壊しに来た血の繋がらないマッド兄貴神代淳
手により、銃弾を浴びて谷底へ転落してしまった須田恭也くん。
そしてその場に残された神代美耶子嬢、大ピンチです。

美耶子嬢の手を引っ張りその場から連れ去ろうとする淳に必死に抵抗する美耶子嬢。
どうやら必死に幻視=視界ジャックで須田くんの気配を追っているようです。
そんな美耶子嬢の様子を見て、淳がニヤリと笑うのが最高にいやらしくて殴りたくなります。キモいよ~。

すると、
「どうして逃げるの?素晴らしい方が待っているのに」
という声が。
こ、この声は。。。
吊り橋の途中に佇んで二人に声をかけたのは
や、八尾さん!
一時行方不明となっていた為、ヘタレ求道師が変態ぶりを発揮しそのベールを探し回った
八尾比沙子
その人でありました。
なぜか怯える淳と、顔を歪ませる美耶子嬢。。。
哀れ、一番恐ろしい相手に捕まってしまった美耶子嬢は屍人の巣の中にて神迎えの儀式
使われてしまうのです。
儀式を始める前までは、比沙子によって深い昏睡状態にされていた美耶子嬢ですが、
実質的には生贄なので儀式が完了した時点で命はなくなっている(と言っても屍人が元気に
闊歩している異界なので、定義は微妙ですが)と考えるのが自然だと思われます。

しかしここで、ちょっと待て。
儀式は失敗したのではなかったのか。
という疑問が湧いてきます。

ゲーム開始直後に須田くんが見かけた通り、
ご神体は美耶子嬢により破壊され、儀式は失敗に終わった
というのは間違いありません。
実際それが原因で村は異界に取り込まれてしまった訳ですし、ご神体が完全でない状態では
儀式は行なえません。

では、どうして再開が可能になったか。
それには八尾比沙子その人の歴史を紐解かねばなりません。

八尾比沙子。
羽生蛇村の求道女であり、永遠を生きる女。
この村にかかった抜け出せない呪いを作り出した張本人。
その正体は、1300年以上の昔に村に堕ちて来た常世の神=堕辰子の肉を口にして
しまった村娘であります。

その年はひどい飢饉が村を襲い、人々が飢えて死んで行き、ついには全滅寸前の状態にまで
陥った地獄の年でした。
そんなある日、荒廃した村に天から何かが落ちて来ます。
それが前述の「うっかり地上に堕ちて来ちゃった神様」なのですが、身重であった村娘は、
腹の子の為、そして自らが生きる為にかろうじて生き残っていた2人の村人と共にそのモノの
肉を食してしまうのです。
そして、その「モノ」が断末魔の叫びを上げた時、村と娘は永遠に呪われたのでした。

他の奴らも食べたのに、何でこの人だけ?
と思うのですが、どうやら他の2人は食べてすぐに死んでしまい、なぜか八尾さんだけが
生き残ったようです。
「身重だったから」などと推測されるものの、理由は不明。

では、その呪いとは何なのか。
前回、美耶子嬢の姉・神代亜矢子の紹介の際にほんの少し触れましたが、神代家には
「不完全な不死」の呪いがかかっています。
村人達は「神代家は長生きだ」くらいにしか思っていませんが、実際には死ぬ事ができずに
肉体だけは衰え朽ちてゆき、肉の塊になっても精神だけは生き続け、しまいには自我も失くして
しまう。。。というのが神代家にかけられた、ひいては八尾比沙子にかけられた呪いであるわけです。
つまり美耶子嬢は八尾さんの直系の子孫であり、更にその中でも
「八尾さんの血を濃く受け継いでいる人物」
と言えます。

呪いの為に八尾さんは気の遠くなる永い時間を生きており、その時代時代での人格が分裂かつ
混濁し、自分が何者かすらわからなくなってきています。
ゲーム開始直後、何もワケがわからない須田くんを助け導いた慈悲深い求道女も人格の一つであり、
その時は本心から
「この少年と出会ったのも何かの導き。助けなければ」
と考えているのですが、村が異界に取り込まれ様々なきっかけを経る事で本来の人格が目覚め、
失敗した儀式をもう一度行なおうと美耶子嬢を捕獲します。

八尾さんの目覚めた最大のきっかけとして、
儀式に必要なご神体を持ったもう一人の自分が現れたことが挙げられます。
須田くんがマッド石田に一発お見舞いしたステージで、美耶子嬢が遥か彼方に輝く光の柱を
見て怯える。。。という場面があったのですが、その光の柱にはご神体の首を持って光臨した
もう一人の八尾さんがいたのです。

何が何やらわかりませんが、種明かしというかこの世界のシステムについてはエンディングに
至るまでに徐々に明らかになっていくので今の時点ではこのくらいで。全てを知ってもなお、ややこしいのでありますが。

さて。赤い水鏡の上に横たえられた美耶子嬢は、目を閉じ動かず眠っているかのようです。
静かに語りかけつつ、その周りを花で飾ってゆく八尾比沙子。
神の花嫁である美耶子嬢に祝福の言葉を述べているのですが、なかば独り言のようでもあります。
長い長い月日を経て、やっと手に入れる事が出来た「完全な実」=美耶子嬢を生贄として
神に捧げれば贖罪は完了し自分の呪いも解ける。。。
待ち望んだ日がやっと来る喜びを味わう八尾さんでありました。

しかし、つまみ食いの代償としては大きすぎます。
どんなに困窮していても、神は食ってはいけないという事ですね。だが、堕ちて来たヤツも悪いと思う。

 


42.それぞれのピンチとその後。(前編)

2009-02-02 06:35:34 | ほのぼのSIREN日記。

さて。前回のシナリオでは
「ゲーム開始直後からビビらされ恨みが募っていたアイツに一発お見舞いしてやるぜ!」
という作戦をみごと遂行・成功させた立役者須田恭也くんと、その同行者にして女王様の
神代美耶子嬢のその後からです。

蛇の首谷の吊り橋にて語り合う二人。
「自分達は、この村ごと取り込まれてしまった。もう逃げ場なんて無い」
と嘆く美耶子嬢。
儀式の失敗によって、村が異界へと取り込まれてしまった事を正確に把握している事が伺えます。
まあ、美耶子嬢は失敗の原因を作った張本人なので当然ですが。
※美耶子嬢がゲームの序盤にて御神体を壊した事により今回の儀式は失敗に終わった。


しかし、そんな悲観的な美耶子嬢に対し優しく慰め
「一緒に頑張ろう、そんでこの村を逃げ出そう」
と微笑みかける須田くん。
ゲーム内の須田くんは、実物よりもだいぶブサ。。。おっと、ちょっと愛嬌のある顔なのですが、
イケメン(死語)ではないもののなかなか味のある表情です。
特にこの時の笑顔はなかなか。。。とは私の個人的な感想です。失礼しました。
しかし、モデルとなった人物は普通にイケメン。ゲーム内では誰でもアレな姿にしてしまうSIREN。。。
恐ろしい子!(白眼

この会話の中で、須田くんは「あのヘンな兄貴からも」逃げ出そう、と美耶子嬢に言っています。
作品内での存在感は薄いのですが、美耶子嬢には血の繋がった姉と血のつながりの無い兄が
一人ずついます。
姉・神代亜矢子は神代家の長女。
「神の花嫁」である美耶子嬢とは血が繋がってはいるものの、彼女には特殊な能力などはありません。
長女である亜矢子は「次代の神の花嫁を産む」以外の価値は無くまた、自分の血筋が
「永遠に死ねない」呪われたものである事もまったく知りません。
血の繋がらない兄・神代淳は、神代家が跡取り欲しさの為だけに迎え入れた養子であり、
また美耶子嬢の姉・亜矢子の婚約者です。
しかしそれにも関わらず、面食いなのか淳は美耶子嬢に執心し追い掛け回しているので、
姉・亜矢子は激しい嫉妬を抱いています。

それでなくてもこの二人は、
・淳    → 跡取りの為だけに養子に迎えられた境遇により性格歪む
・亜矢子 → 美耶子ばかりが重く扱われる事や婚約者の横恋慕により性格歪む
という鼻持ちならないカップルなので、美耶子嬢が逃げ出したくなるのも無理はありません。

それを踏まえて、須田くんは「頑張って、一緒に村から逃げ出そう」と美耶子嬢を励ました、
という次第です。ステキ。

そんな須田くんに驚きで目を見張り、「お前。。。」と呼びかける美耶子に、
「お前、じゃなくて、須田恭也」
と笑いかける須田くん。
その言葉を受けて、女王様の美耶子嬢は初めて
「恭也。。。ありがとう」
と年相応の幼い微笑を見せるのでした。。。

とまあ、ゲーム内唯一と言っても過言ではない爽やかな二人がかなりいい雰囲気であります。
プレイヤーも、ひと時荒んだ世界を忘れ。。。といきたい所ですが、このゲームには非情な掟があります。
いい雰囲気になると必ず邪魔が入る。
それがSIRENの鉄の掟。
その例に漏れず、猟銃を構えたマッド兄貴・淳登場。
「お返しだよ」と猟銃を須田くんにお見舞いし、須田くん深い谷底へ転落。
絶叫する美耶子嬢。
ちなみに「お返し」とは、以前須田くんと逃げようとする美耶子嬢を引き止めた際に殴られたことを
指していると思われますが、
くらわせたのは美耶子嬢なんですが。

まあ嫉妬のあまりの逆恨みでありましょう。

同じ頃に死にそうになっている依子、谷底転落の須田くん。
これはピンチです。
そして、今までバラバラであった登場人物達の行動が徐々に交差していく事となります。

 


41.飲兵衛の末路。(後編その2)

2009-02-02 06:14:47 | ほのぼのSIREN日記。

さて、せっかく手に入れた鍵は使わなければ。。。という訳で配電ボックスへ移動です。
配電ボックスは施錠されているので、先程の鍵を使って開け中のレバーを下げて電流を
一旦止めます。
止めて何をするのか?というと、前回、廃屋からの脱出の際に酒瓶を入手しました。
これを使って、しょっぱなのシナリオから度々私達いたいけなプレイヤーを恐怖のズンドコに
陥れてきた「にっくきアイツ」に一泡吹かせてやろうという心づもりです。うひひ。

「にっくきアイツ」とは誰か?
プレイヤーの皆様、特に何の予備知識も無くいきなりプレイした方は
「了解。。。射殺、しまっす!」
というようなイタイ独り言をいいながら発砲してくるMADポリスにビビりませんでしたか?
訳もわからず逃げ惑い、あえなく射殺の憂き目に遭いませんでしたか?
そう、ヤツです。
我らがMADポリス・石田に、今までの色々な思いを込めてお礼参りをしようというのです。

マッドポリス石田との衝撃の初対面を果たしたステージに、アーカイブ(No.4)として
「広報はにゅうだ」
が入手出来ます。
内容を見ると、
「羽生蛇酒造協会では、3日「第33回羽生蛇村きき酒大会」を羽生蛇公民館で開催した。
優勝の栄冠を手にしたのは
駐在巡査の石田徹夫さん。
とあります。
そう、マッド石田は大の酒好きであり、異変当日に誰よりも早く屍人化の症状が出ていたのも
勤務中に一杯引っ掛けていたからという見方もあるくらいなのです。

その嗜好を利用し、水溜りに酒を流しておびき寄せます。
その水溜りにはちぎれたコードが浸かっているので、配電ボックスのレバーを上げて電流を流せば
哀れ石田は感電です。
何てステキなイベントでしょう。
胸が躍ります。
日頃の思いのたけを、目一杯ぶつけてやりたいものです。

そんなワケで、電流を一旦止めたらコードが浸かっている水溜りへ移動し酒瓶を割ります。
その後は、石田が酒におびき寄せられ水溜りに降り立ったのを視界ジャックで見計らい
配電ボックスのレバーを上げれば
楽しいリアクションと共に石田は感電しておとなしくなる筈です。

さて、ウキウキと酒瓶を割って配電ボックスへと戻ってきた旦那。
視界ジャックを石田で固定し、楽しんで様子を伺っていると来ました来ました。
酒の匂いに釣られて石田が水溜りに降り立って。。。

って、ちょっと旦那!
電流流してYO!

そう、旦那は慎重に様子を見過ぎてバッチリとタイミングを逃してしまったのです。
おかげで石田は薄まりはしたものの酒を満喫して、また空へと戻って行ってしまいました。
旦那慌てて電流オン。
視界を見てみると、見下ろす石田の目にも明らかな程
電気がバチバチ流れているのがわかります。


「いくら飲兵衛でも、さすがにコレは来ないでしょう。明らかに身の危険を感じるもの」
という妻の助言に対し、
「わかんないよ~、飲兵衛だからねえ」
と旦那余裕で待つも、やはり石田は近づかず。当たり前だ。

仕方なく一旦電流を止め、根気良く待つ事しばし。
やった!石田がまた酒の匂いに惹かれて水溜りへ降り立ちました。
今度はタイミングを逃さず、
くらえ!
と電流攻撃。
果たして、石田はバチコンと感電し背中から白煙を出して動かなくなりました。

ざまあみろ!思い知ったか!

後は石田が感電ショックの際に落とした「38口径警察銃」を拾えばクリアです。

いやあ、なかなか爽快で面白いステージでした。
SIRENはプレイヤーが圧倒的に不利な条件下での戦いですが、時折こういうストレス発散的な
イベントがあって溜飲が下がります。
嫁の鬼畜な喜びっぷりに、慣れているとはいえかなりドン引き気味の旦那でありました。


40.飲兵衛の末路。(後編その1)

2009-02-01 15:06:51 | ほのぼのSIREN日記。

さて。第一条件がサクサクいったのに気を良くして、調子こいて第二条件も頑張っちゃおう
という次第の私です。

傍らにいる旦那はゲームボーイアドバンスのポケモンに夢中で、妻が話しかけても生返事しかしません。
「俺がポケモンをゲットするまで話しかけるな」
というオーラが、無言ながらこちらにヒシヒシと伝わってきます。

しかも干した布団の上に寝転がってプレイしようとするので
「せっかく干したのだから、カバーをかけてからにしろ」
と言った所、これまた無言でゴロゴロ布団外へ転がって行きました。
まだ倦怠期なんて。。。と世間では思われるのに、早くもすきま風な私達夫婦。
大丈夫なのでしょうか。こうしてゲーム三昧な内に、距離が広がっていくのね。。。

まあ、そんな旦那はほっとく事として、さっそくウキウキの第二条件プレイスタートです。
今回も足手まと。。。いえいえ危険なので美耶子サマには待機していただいて、須田くん単独行動です。
まずはつり橋を渡り選鉱所へ。
前回は素通りでしたが、今回は中に潜入しなくてはなりません。

念の為入り口付近で視界ジャックをしてみると、いくつかの気配が感じられます。
その中の、薄暗い中に須田くんの光だけが見えるのが美耶子嬢。
「絶対イヤ!」
と独り言でもご立腹です。
更に気配を探って行くと、猛スピードでこちらに向かってくるヤツがいます。
ジャックを解くと、入り口から犬屍人がこちらに向かってくるのが見えました。
早速臨戦態勢の須田くん@私操作。
しかし、あれあれ?素通りしましたぞ?

これはチャンスとばかりに、息を潜めしゃがみ歩きで建物内に潜入しようとした瞬間、
バッチリ気づかれてしまいました。
やっぱりね。
こうなっちゃあしょうがねえとばかりに、火掻き棒にて攻撃を繰り出しますが、間合いが上手く取れずに苦戦。
そうこうしている内に、あ~あ~、もう一匹出て来ちゃったよ。
ただでさえ風邪のせいで鼻水が止まらない私、時間差攻撃に遭ってあえなくご臨終の憂き目に。

やはり少々調子こいてたのがいけなかったのでしょうか。
いつも手足となって助けてくれる、式神・旦那はポケモンに夢中で険悪なムードだし、
ここはいっちょ「一人でも出来る子」である旨をアッピールしたい所です。

気を取り直して再スタート。
建物に入って左手にバリケードがあります。
それを動かすとどうやら先程の犬二匹を誘導出来る模様。

早速、犬に気づかれる前にこそこそとバリケードを動かします。
するとここで、ポケモンが一区切りついた式神・旦那が参入。
うまく犬を陽動出来たかジャックしてくれと頼んだら、一杯引っ掛けた上にポケモンプレイで
戦闘的になっているのか、
旦那、
「お~い」
と叫んで陽動。
いくら何でも、堂々と陽動し過ぎです。
それでも何とか犬に襲われずに建物内へ侵入。
建物内の休憩所へ向かいます。
休憩所床の隙間には配電ボックスの鍵が落ちているのでそれを拾うのですが、
落ちている位置は目で見てわかるのでそれらしい所でコマンドを開けばOKです。
火掻き棒を床の隙間に挿し入手してください。

さて、この後はなかなか楽しいイベントがあるのですが
それは次回に。




39.飲兵衛の末路。(中編)

2009-02-01 14:53:54 | ほのぼのSIREN日記。

火をつけるモノを探し、選鉱所の脇を駆け抜ける須田くん。
ここは以前、旦那が操る竹内センセイが志村のおっちゃんとの鬼ごっこで逃げ込まれた建物です。
中に休憩所がありアーカイブの「週刊粕取-カストリ-」が、更に選鉱所付近のドラム缶辺りでは
「美浜奈保子の履歴書」を入手出来るので要チェック。

さて。
あちこちスタスタ探し回っていると、乗り捨てられた車を発見。この車は宮田司郎先生の車です。
恋人であり、今となっては見事な屍人っぷりが有名な恩田美奈姉さんの死体を
捨てに来た際、乗ってきたものです。
宮田先生はここの山中で異変に遭い、ゲームのスタート地点となったのも、何となく懐かしい感じがします。

そう、須田くんは鬼畜な事にこの車に火をつけようというのです。
確かに持ち主の方が鬼畜ではあるのですが、いくら誘導の為とはいえ少々心が。。。
痛みません。
もちろん。
早速ライターで火をつけようではないですか。

燃え盛る車を確認したら、今回の目的である頭脳屍人を探しにかかります。
ちなみに、炎上に気づいた犬屍人が車に近づいて来ても勝負は挑まないように。強いです。
無駄な戦いは避けるが吉。
この犬屍人は頭脳屍人の警護的存在なので、こいつを誘導して丸腰になった所を追い詰めます。
途中で草むらに落ちている「宮田司郎の免許証」を拾っておくのもいいでしょう。
先生、落としたの気づかなかったんですね。
クールが売りの彼でも、さすがに動揺していたのでしょうか。
まあ、こんな世界になってしまっては無免許もヘッタクリもないのでノー問題なのですが。

頭脳屍人はご存知の通り俊足なので、逃げ回るところを追いかけての撃退となります。
逃げ道は大体決まっているので、把握して先回りすると苦労せずに済むのではないかと思います。

撃退して一安心と思いきや、美耶子嬢が
「ああ。。。どうしよう、アイツが来る。。。」
なんてつぶやいてます。
かなり色っぺえ言い方で萌え~な感じで誤魔化されそうですが、
アイツって誰?!
と我に返ったところで、第二条件へ続きます。

 


38.飲兵衛の末路。(前編)

2009-02-01 14:44:40 | ほのぼのSIREN日記。

さて、前回では田堀の廃屋を舞台にドタバタと楽しい逃亡劇を繰り広げた
須田恭也・神代美耶子ペア。


脱出の後、森の崖から村を見下ろす二人。
遥か向こうには謎の光がまぶしく輝く。
それを見て(と言っても、彼女は視力がありませんが)、
「来る。。。来る。。。」
と怯える美耶子嬢。
何が来るのかと尋ねる須田くんにも、ただ首を横に振って怯えるだけの美耶子嬢。。。

今回のステージは、蛇の首谷/折臥ノ森。
この場所は、数時間後に竹内センセイ・安野依子が立ち寄り
依子が狙撃されセンセイが志村のおっちゃんを撃退する。。。という大騒動が繰り広げられる
ことになる場所であります。
※記事では時間が前後しております。申し訳ない。

火掻き棒を片手に、美耶子嬢を庇って森を進む須田くん。
それに対し「待って」と呼びとめ、
「やっぱりダメ、逃げてもムダ、アイツらを束ねているヤツを見つけて戦おう」
と提案する美耶子嬢。

アイツらとは言うまでも無く屍人の事ですが、屍人にも種類があり上下関係(?)があります。
羽根や犬といった屍人というのは、人の見かけに近いなりたての屍人が進化したものです。
6時間ごとになるサイレン(実際はサイレンの音ではないのですが)に引き寄せられるように
赤い海へ入っていく屍人達は、それぞれに進化を遂げて海から戻って来ます。
その際男性が進化したのが蜘蛛型、女性が犬型、
そして性別が関係するのかは不明ですが羽根型(作中に出てくる例として、志村のおっちゃんや
マッドポリス石田)と三種類、そしてその者達を束ねているのが頭脳屍人(ブレイン)と呼ばれる屍人です。
どういう条件の者が頭脳屍人に進化するのかは、人が窺い知る事の出来ない彼らなりの
法則がある模様。
作中でも何人か出て来ますが、恩田姉妹と寂しい頭を隠す為かヒトデをかぶっちゃった
ロリコン・名越校長
辺りは馴染みが深い人達です。もう人ではないけどね。

説明が長くなってしまいましたが、美耶子嬢が言っているのは
「頭脳屍人を倒せば、配下の屍人達もおとなしくなるよ」
と言う意味合いであると推測されます。

そこで今回の終了条件なのですが、
「頭脳屍人」の撃退 / 「38口径警察銃」の入手
の二本です。

まずは第一条件である「頭脳屍人」の撃退よりスタート。
美耶子嬢には、足手まと。。。いえいえ危険なのでその場で待機していていただきます。
待機と言っても、要はシカトしてスタスタ行ってしまえばいいだけの話です。
このSIRENというゲームは、同行者がいても「来い」というコマンドをわざわざ選ばないと
一緒に来てくれません。
そこで初心者および私のように必要のある時しかプレイしないなんちゃってプレイヤーは、
「ついて来ていると思い込みサクサク進んでいたら、
 スタート地点で同行者襲われゲームオーバー」
という笑えない悲しい結果になったりするのです。

さて、そんな愚痴は程々にして、直進するとつり橋があるのでスタスタ渡ります。
渡りきるとライターが落ちているので、しっかり拾います。
それにしても物騒です。山火事になったらどうするんでしょう。
なんてわざとらしく眉をしかめつつ、
着火装置を見つけたら火をつけるのがSIRENの掟。
「火をつけるモノはねえがぁ~」と探し回る須田くんでありました。よいこはマネしちゃダメ、絶対。


37.依子ピンチ / 悲しい再会。(後編)

2009-01-31 20:41:34 | ほのぼのSIREN日記。

前回の続きです。

橋の上の主役、屍人化した志村晃はある程度距離を詰めると一目散に逃げ出します。
逃げる前に狙撃出来れば一番なのですが、なぜかおっちゃんは撃たれ強く
6発打ち込まないと撃退不可
であります。
鍛え方の差なのか?謎です。もしかしたら頭脳屍人全般がそうなのかも。

これがまた、なかなかちょこまか逃げ回るので難易度高し。
やはり一番のおススメは、橋の上で一気に決着をつける事。
そうすれば、あっという間にクリアです。
しかしなかなかそうもいかないので、大抵の場合は
中年男とジイさんの鬼ごっこ
という、絵づら的にもあまり見たくないような追いかけっこが展開される羽目になります。
しかもおっちゃん、意表をついてこちらに向かって来るという作戦を使ってきたりするので、
敵もさるものです。
いきなり突進して来られると、つい条件反射で道を開けてしまう礼儀正しい我が旦那。
甘い!甘すぎるウゥゥ~!!とヨメ悶絶。
やっぱりそこは、躊躇せずにバンバン撃って欲しい所です。
旦那は、思い入れがあるキャラクターだからか手こずりまくり、追いかけて休憩所まで来てしまいました。
建物の中へ逃げ込むおっちゃん。

本来であれば逃げ道を塞ぐ為に吊り橋を燃やすのですが、追いかける事に気を取られているせいか
吊り橋のたもとに物凄くわざとらしく置いてあるガソリンも旦那素通り。
犬屍人もものともせず建物内へ侵入。しかしそこでもまた逃げられ、更に追う事に。
このままじゃグルリと一周しちゃうYO!
そう、おっちゃんは追いかけられると吊り橋を渡って一周し、元の場所に戻って来るのです。
それを防ぐ為の吊り橋焼き討ちであるのですが、それもシカトしてしまったんじゃあしょうがねえ。
とにかく追いかけて撃つしかありません。
第一条件プレイの方は、ついでに山道の祠裏にあるホースを入手しておくと吉。
これは竹内センセイのキーロック解除アイテムです。

さて。
廃材が置いてある場所にて、周囲を見回しだしたおっちゃん。
チャンスです。
しかしここで焦りは禁物。
6発打ち込む必要がある為、弾切れで逃げられる。。。という最上級おまぬけパターンに
陥らない為にも一呼吸置いてリロードを。

そして全てが終わり、自分が倒した屍人に近づきそれが誰か気づくセンセイ。
同じく自分を撃った相手が誰か気づくおっちゃん。
かつて仲良く撮った家族写真の中では、過去の二人がセピア色に染まっているのでした。切ないね。。。
そんな風にセンセイが悲しい再会を果たしている間も、着々と屍人へ近づいていく依子。
しかし、物語はまだ終わらない。。。

それはそうと、今この記事をワタクシ某サイトでSIREN2のプレイ動画を流しながら
書いているのですが、時間も時間なので音量を小さくしました。
夜中にうめき声やら悲鳴が響き渡るのもご近所迷惑かな?と配慮致しまして。
↑ プレイした人にはおわかりかと思いますが、2もサウンドかなり不気味です。
どんだけSIREN愛してんだよって我ながら思います。
しかし世に同類の方はいるもので、1の屍人だけをズーム視点で延々と撮り続けた動画を発見。
さすがの私もややドン引きするいい出来でした。
マニアの愛って深いですよね。

 


36.依子ピンチ / 悲しい再会。(中編)

2009-01-31 20:29:49 | ほのぼのSIREN日記。

さて。前回の続きより攻略を始めようとした私でしたが、ここで大問題が発生。
ワタクシめ、上向き発砲不可であります。

いや、やって出来ない事はないのですが連射ムリです。
久々だったので忘れてましたが。
という事は、
羽根ちゃびんをどうやって始末するのン?
という問題と共に
今までどうやって撃退し、あまつさえ全クリアまで持っていったのか?
という疑問が湧いて来ることと思います。当然です。

それはね、とても簡単かつシンプルな解決法
面倒は全て旦那に押し付ける
で万事OK!

という訳で、夜通しの勤務で疲れ果てた挙句に妻の誕生日プレゼント調達で寝ていない
フラフラの旦那を式神として召喚です。
この記事の為だけに、一度クリアしたステージを再プレイさせられる不憫な旦那。
※私達夫婦は一度クリア済みなので、シナリオセレクトで検証。

しかし、記事の為だ。一肌脱いでくれ。

とりあえず最初からスタート。
依子が死にそうになっている地点から橋へと上がる階段へ。
階段の真ん中辺りから橋上空を飛んでいる羽根屍人の射程距離内に入ります。
向こうの射程距離内という事は、こちらの弾も届くハズ。
早速パンパンと射撃。

橋には2匹羽根が飛んでおり、

・一匹目を倒さず進もうとすると挟み撃ち
・二匹目に気づかないとあえなく射殺

という面白くない展開になる可能性アリ。
その為にしっかり撃退しておく事が肝心なのですが、羽根を倒せないって時点で
私、全然ダメじゃん。
と今更ながら気づいた私であった。
まあ、過ちは気づけばいいのです。
苦手な事は人にやらせればいいのです。
そんな理屈をこねつつ、旦那に先を急がせます。

橋をズンズン渡って行くと、その先に今回のステージの主役とも言うべき屍人がおります。
ここの第一条件は、「狙撃手を倒す」で、まさに進む先にいる屍人その人(ではもうなくなっているけれど)
が標的であるのです。
さくさく進んで霧の中にぼんやり浮かび上がるシルエット、猟銃を手にしているのがわかります。
って、アンタ!
志村のおっちゃんじゃん!

そう、依子の隣で猟銃自殺をした志村晃その人でありました。
屍人化して人の尊厳がなくなるのを厭い、自ら死を臨み実行したおっちゃんは、
皮肉にも屍人として目を覚ましてしまった自分への嘲笑が止まらない程人の心を残していた筈。
姿かたちは生前とあまり変わっていないのに、今や異界の住人となってしまったおっちゃん。
哀れです。
しかし、終了条件がおっちゃんを倒す事である以上実行しなくてはならないのがSIRENの掟。
追い詰めて弾丸を撃ち込まねばなりません。

でも、どうやらこの時点では竹内センセイはまだ気づいていない様子です。
自分が撃退する為に追い詰めているのが、かつての知り合いである事に。
そこでステージ第二条件の「志村晃」を思い出すに繋がっていくという道筋です。


35.依子ピンチ / 悲しい再会。(前編)

2009-01-31 20:20:35 | ほのぼのSIREN日記。

さて。
今回は、イケメン風味のような気がしないでも無いのに濃厚なヅラ疑惑を打ち消せない
アバンギャルドな髪型でだいぶ損をしている竹内多聞センセイと、実はお嬢様?という
推測が飛び交う安野依子嬢ペアのステージです。
何だかんだとこの二人、息が合っている気がします。
ここまで連れて来ちゃうんだから、センセイも満更でもないのでは?
普通、ただの生徒を連れて旅行(というイイものではないが)になんて来ないよね?
「イヤよイヤよも好きの内」って奴でしょうか。
ヒューヒュー、熱いネ!

などとレトロ感漂うことを書いたのは、このステージの冒頭で蛇の首谷の戻り橋にて
二人が橋を渡る途中で仲良く語らっているからなのです。
橋の欄干に触れながら、
「懐かしいな。。。子供の頃に私がつけたものだ」
と語り始めるセンセイ。
依子が尋ねると、自分はこの村の出身である事、両親を失った事をカミングアウト。
「とんだ里帰りにつき合わせてしまったな」
と苦笑するセンセイ。
それに対し、
「無理やりついて来たのは私ですよ?」
と微笑む依子。
微笑ましいシーンですが、残念な事に二人の顔がかなりキモいです。
キモくはあっても、二人の間に親密な空気が流れ。。。って
何か話のジャンル違ってね?
SIRENってのは、もっと殺伐としているべきなんだよ!
ってワケで、そんなラブな空気の二人を遠方から狙う銃口が。
「いい雰囲気になると邪魔が入る」
というのは、このゲームのお約束。
早速バチコーンと弾丸をお見舞いする屍人なのでした。ナイス、屍人。

果たして、弾丸は見事に依子に命中。
依子の胸を打ち抜きます。
しかもしっかり左胸です。
よく即死しなかったな依子。
さすがしぶといの代名詞キャラ。
撃たれた衝撃でもんどりうって橋から転落したにも関わらず、無駄口叩けるくらいの元気さです。
しかし、撃たれた所が撃たれた所なので
「私死ぬのかな。。。」
と弱気になってみる依子。
センセイに助け起こされているので、ここぞとばかりにか弱さをアピールしている可能性は
否めませんが、なかなかしおらしい感じ。
更に「それともバケモノに。。。」と、おいおい冗談は顔だけにしてくれよ的な言葉を吐きつつ、
「この写真の子供はセンセイなんですね。。。」

と写真を手渡すのでありました。

この写真は志村ジィジのステージにて依子が拾った物で(「志村晃の古びた写真」:アーカイブ)
ひどく色褪せた写真に二組の家族が写っています。
その写真を見て驚いたセンセイは、屍人を倒して戻って来る、と依子をその場において
一人立ち去るのでした。

さて、ここでステージがスタートする訳なのですが、気になるのは今回の終了条件。
一つ目は「狙撃手を倒す」で、これは依子の敵討ちなので納得出来る所。
しかしもう一つが「志村晃を思い出す」で、何やら気になります。
狙撃、志村晃。。。何となくこのゲーム特有の「どうあがいても、絶望」感がひしひしとします。
嫌な予感を抱えつつスタート。

依子がうめき声を上げているのを気にしつつ、階段を上り橋の上へ戻るとこちらへ発砲してくる奴が。
視界ジャックをしてみると、高い位置から見下ろす視点。
羽根屍人のヤロウです。
人によっては、ここでいきなりお陀仏になる可能性も。
さっさと狙撃して黙らせるが吉。
真の敵は、橋を渡った所にいるのです。
ソイツを倒すべく、霧で見通しのきかない橋を失踪するセンセイでありました。


34.田掘廃屋ラブ脱出作戦!(後編)

2009-01-31 17:11:55 | ほのぼのSIREN日記。

さて。

美耶子嬢の決死の応急処置(?)が功を奏して、苦痛が治まった須田くん。
調子が戻った所で、廃屋からの脱出を図ります。
それにしても、脱出を図るも何ももとより屍人うじゃうじゃです。
二人が呑気に「血の契り」なんぞ交わしてる最中も、生真面目な屍人達はフグォフグォ言いながら
廃屋をパトロールしていたのであろうと思われます。

そんなロケーションでまったりくつろいでおいて、いきなり「脱出するぞ!(シャキーン)」と言われても、
何となく「はあ、そうですか」という感じです。

「どこに逃げても同じではあるが、しかしココにはいたくない」何か尾崎のようだ。
という二人の脱出劇であります。

まずは小目標である「机の鍵の入手」に取り掛かります。
今回は、気は強いが体力はか弱い美耶子嬢が同行しているので、まず安全な場所に隠してから行動に移ります。

この廃屋には納戸があり、そこは何の変哲も無いように見せかけて
戸を開けっ放しでも屍人が入って来ない
ミラクルスポットとなっています。
ここに美耶子嬢を隠そうという心づもりです。

美耶子嬢に「来い」と命じ納戸まで誘導するのですが、
この「来い」というコマンド、屍人を誘導する際に呼び寄せる「叫ぶ」というコマンドと一緒に出てくるので
あまり焦ると美耶子嬢を呼ぶつもりが
「呼んだ?てへ☆
といそいそ屍人が寄って来てしまう事があるので、要注意です。
万が一来てしまった場合は、すみやかに撃退しましょう。

納戸へと美耶子嬢を誘った際に床を踏み抜き、
「グズ」
と罵られてしまう須田くん。
それでも腹も立てず守る辺り、実に立派なM男っぷりです。

目当ての「机の鍵」風呂場にあるので、視界ジャックを活用しつつ風呂場へ。
風呂桶には不吉な感じで水がなみなみ張られているので、水を抜きます。
風呂桶の底に鍵があるのですが、この風呂桶は他にもツチノコが潜んでいたりと楽しいイベント盛り沢山です。

鍵を入手したからには、使いたいもの。
早速二階の机へ向かいます。
この際に神経質に視界ジャックを使用しなくても、注意深く歩いて移動すれば屍人に見つからずに済みます。
お楽しみの机の中身は、ニッパーでした。
「何だよこりゃ」と思うなかれ。
一階に何故だか針金でグルグルにされた祭壇があるので、そいつを開けてやろうとこういう訳です。
ここで一つ注意する事は、ニッパーを入手するとなぜかトイレに屍人が出現します。

ある程度時間が過ぎると、そいつがトイレから出てくるので早め早めの行動が良いかもしれません。

さて。ニッパーを使用して祭壇の針金を切り中を見てみると、何やら気持ちの悪いガラクタが。
ここでアーカイブの祭壇の偶像が入手可能。更に「赤錆びた鍵」を入手。
すると突然、
畳を跳ね上げ床下から屍人出現。ウガー。
インパクトのある登場の仕方に、集中していればいるほどかなりビビるので注意。
私はその登場の仕方がツボにジャストミート、しばらく大笑い。

もちろん、全力で撃退です。

倒すと同時に「来い」コマンドで美耶子を呼び、ついでにアーカイブの「三隅日報」を畳下より入手。
美耶子嬢が来たら、長居は無用とばかりに床下から脱出です。
ちなみに四方田春海ちゃんのステージで終了条件になっている「ビーズ人形を見つける。」の人形は、
このステージで落とされたものではないかと推測出来ます。

外に出てすぐの所に赤い花が咲いています。
これはアーカイブの「月下奇人」。
手間いらずなので入手しておく事をおススメです。

その後美耶子嬢と廃屋の裏側を通って倉庫へ向かうのですが、こちらが気を使ってコソコソ移動していても
屍人の姿が見えた途端に美耶子嬢が「イヤッ」とか何とか騒いでしまうので速攻発見されます。
見えないにも関わらず。。。
わかったから、ちょっと黙っとけ。頼むから。

とんだ足手まといを引き連れつつ、倉庫到着。
先ほど拾った「赤錆びた鍵」はココの鍵です。
倉庫の中には、他ステージで重要な使い道があるアイテム「酒瓶」が入手出来ます。
これを手に入れたら、騒ぐ娘っ子と全力で脱出です。
もうココには用はありません。
これにて、終了条件達成。

家の間取りさえ頭に入っていれば、視界ジャックなしでも充分イケると思われます。
それにしても、床下から出現はかなりウケた。
ある意味、楽しいステージでした。何もあんなド派手に登場しなくても。


33.田堀廃屋ラブ脱出作戦!(前編)

2009-01-30 19:30:00 | ほのぼのSIREN日記。

さて、二人手に手を取り合って命からがらの脱出劇を繰り広げてきた須田恭也・神代美耶子ペア。
まあ「命からがらの逃亡劇」は このゲームの全て と言っても過言ではないので致し方ない事ではありますが、
つり橋の出会いよろしく危険を共にくぐり抜ける二人の間に絆にも似た連帯感が芽生えます。

何とか田堀へ辿り着き、廃屋へ潜り込んだ二人。
ぽつぽつと会話を交わし、休息を取る為横になります。

ところで、今回の舞台である田堀廃屋は他のキャラクターのステージの舞台にもなっている
ゲーム世界における人気スポット(?)です。
記憶に新しい所では、SIRENファンの間で「一番楽しい!」との呼び声が高い四方田春海と前田一家ステージ
舞台であり、更にヘタレ求道師と行動を共にしたばっかりに、求道師その人に見捨てられた上に色々な事に巻き込まれた挙句、
家族揃って仲良く屍人化するに至ってしまった悲劇の中学二年生・前田知子ちゃんが家族と住むのも、この廃屋です。

そんな人気スポットでひと時の休息を得ようとする二人。
しかし、鳴り出したサイレンの音。
その音に反応して、須田くんはもだえ苦しみだします。
というのも、須田くんはゲームの始めにマッドポリス石田に発砲された際、撃たれた部分から赤い水を体内に入れてしまっている為です。
同様の症状は、四方田春海ちゃんと行動を共にし彼女を助ける為に犠牲になった高遠先生にも見られます。
激しい頭痛に襲われるようで、意識も朦朧とするようです。

そこへ自らもおぼつかない足取りで近づく美耶子嬢。
ためらいと決意の入り混じった様子。
しかし決意を露にすると、自らの手のひらを切り裂き、同様に須田くんの手のひらをも切り裂いて重ね合わせます。

「これは私の血の杯、罪の許しとなる契約の血。
 ごめんね、こうするしか出来ない。
 せっかくキレイだったのに。。。」

やがて苦しみが和らぎ、落ち着きを取り戻す須田くん。
まさに「血の契り」でドキドキしてしまうようなシーンなのです。
これはどういう事かと言うと、美耶子嬢は「神の花嫁」であり、それゆえに生まれながらして「不死の存在」であるのです。
(その「不死」という部分が、美耶子嬢をはじめ神代家の秘密でもあります。しかし、自分達に流れる血の秘密については
 知る者と知らぬ者がいるようで、美耶子嬢の実姉は何も知らない様子でした)
その血を体内に交わらせた人間は同様に「不死の存在」となる為に、屍人化する段階での苦痛=先ほどの頭痛などは
起こらなくなる。。。という理屈です。

つまり、この段階で須田恭也は「絶対に屍人化しない」体を手に入れた訳ですが、
異界に取り込まれ正常な人間にとっては地獄にも等しい状況になってしまった事を考えると、
その中で「人間である事を捨てられない」というのは屍人化するのとはまた別な苦しみであるとも言えます。
更に、神代家の「不死」は、一般的にあるイメージ(=年を取らずに生き続ける)とは違い「不完全な不死」であります。
肉体は滅んでいっても意識はある、つまり死なないというよりも
死 ぬ 事 が 出 来 な い

という方がしっくりくる形の「不死」。
その点については、物語の中で明らかにされていくのでここでは割愛。

美耶子嬢がそういう意味で前述のセリフを言ったのかは定かではありません。
しかし「不死」の血を交わらせ苦痛を取り除いた事に関して、何らかの謝罪の気持ちを持っていたのは間違いないようです。


32.あれれ?何か違うよ?

2009-01-30 19:12:27 | ほのぼのSIREN日記。

さて、今回は「ヘタレの代名詞」こと牧野慶のシナリオなのですが、3日目を迎えて何やら様子が変わっています。
武器もロクに使えないようなヘタレさんが、あれあれ?拳銃バンバン撃っちゃってるよ?
よく観察すると、体力回復のサインである仕草も何やら。。。
こ、これはあのキャラの!
な~んてほんのりネタバレを振りまきつつスタートです。

今回の終了条件は「頭脳屍人」の撃退。
舞台は大字波羅宿/耶辺集落。
民家四軒、段差と川がある地形で、ゴルゴが睨みをきかせている危険地帯です。
何やら羽根屍人も飛び回っている気配。
井戸の周辺にもウザったく飛び回っている羽根が。。。おおう!
おっちゃん?!
そう、井戸の周辺を神経質に飛び回り、こちらに向かって容赦なく狙撃銃で発砲してくる羽根屍人は
志村のおっちゃん
その人でありました。

こんな変わり果てた姿に。。。と涙を禁じえない末路です。
屍人の仲間入りはごめんだ、と自ら命を絶ったおっちゃん。
しかし、しばらく時間が流れサイレンが鳴り響き再び目を開けた彼は、頭を打ち抜いても死ぬ事が出来なかったばかりか、
自らが屍人と化している事に気づき落胆と絶望に打ちのめされます。
あまりの絶望に自嘲の笑いがこみあげるおっちゃん。気がふれたかのように笑い続けるのでした。。。

そんないきさつや人間らしい感情はもう失われたのか、それとも完全に吹っ切れてしまったのか、コイツ
容赦なく撃ってきやがります。
危ないったらありゃしない。
視界ジャックしていると、すごいスピードでグルグル飛び回っているので何か三半規管やられて酔ってきます。
絶望したのはわかったから、少 し は 落 ち 着 け !

おっちゃんを撃つの心が痛みますし、無理に危険を冒して対抗しなくても何とかなるのでちょっとウザいけど。
吐き気をこらえつつジャックを続け、排水門周辺を飛び回っているのを見計らって高谷家へ向かいます。

途中で出会う屍人はもちろん撃退するのですが、ここでサプライズ!
ネイルハンマー持ってるYO!
ネイルハンマーと言えば、某キャラの相棒にして「うりえん」を抑えて最強の武器と謳われる逸品。
どうして牧野が。。。なんてわざとらしいセリフを吐きつつ大攻撃。

おっちゃんをやり過ごし、途中の邪魔者も撃退したら川崎家の陰に隠れてゴルゴの視界をジャック。
とにかく、ここのステージのゴルゴは凄腕で何度命を落としたかしれません。
あんた、オリンピック狙えるよ。オイラと世界を目指さないか?
とスカウトのセリフを呟きつつ、ヤツがよそ見をした隙に発砲。
やるかやられるか。ゴルゴ相手はラクじゃありません。
射撃が苦手なアナタは、命知らずの屋根からの特攻をおススメします。

さて、屋根上の屍人が湯気を出すと火の見櫓に登っていた頭脳屍人が「ヤベ~!」と感じ降りて来ようとします。
頭脳屍人の例に漏れず、コイツもやたらと俊足なので逃がすと後が厄介。
降りきる前に射撃して仕留めましょう。

さて、ここまでまどろっこしく書いておいて何ですが
実はこのステージ、もっとカンタンにクリア出来ます。
しかし、技術と度胸が必要。
腕に覚えのある方、タイムアタック中の人はレッツ!チャレンジ!

スタート地点から吉村家へ走りぬけ、アーカイブの「竹内多聞宛の手紙」を入手。
更に家の中に入って、もう一つのアーカイブ「双子の写真」を入手。
この写真、赤ちゃんはすごく可愛いのですが、デコにヘンなモノ書かれちゃってます。
不気味です(羽生蛇村の慣習っぽい)。

不気味さにおののいたら、ダッシュで川崎家へ向かい有無を言わさず犬屍人を射撃。
その場でもう一匹の犬屍人が来るのを待ちます。一息ついてリロードでもしておくのがいいでしょう。
少し待っていると、仲間の危機を察した犬屍人が「ウガ~!!」と憤懣やるかたナシな様子で
突進して来ますのでクールに射撃。
更に騒ぎを聞きつけてもう一匹やって来るので、これまたクールに撃退。

リロードしたら、川崎家前にある物置らしきモノの陰から飛び出し、
屋 根 の 上 の ゴ ル ゴ を 射 撃 します。
これ、結構な難易度。ヘタしたら、いやヘタしなくても返り討ちです。
ちなみに私はとうとう出来ませんでした。射撃ヘタだし。。。
勢いよく飛び出せば、一発目は不意打ちで当てられます。
一発喰らったゴルゴが猟銃を構えた直後に、
撃たれる前に撃つ。
これさえうまくいけば、もうクリアしたも同然です。
後は櫓から降りて逃げ出そうとする頭脳屍人を射撃するだけ。

どうですか?シンプルでしょう?
まあコレが出来るくらいなら他のシナリオでも苦戦なんてしない訳で、そこまで行ったらもう神の領域。
神じゃない人々は、地道に堅実に行くのがSIREN道かなあ。。。と思う次第でございます。
それにしても牧野は。。。やめておきましょう。
いずれイヤでもわかる事です。
多くを語るのはヤボというもの。
ではまた次回。

 


31.春海ちゃん、お疲れ様。

2009-01-30 01:12:09 | ほのぼのSIREN日記。

SIRENファンの皆さん、今日も楽しく陽動してますか?
人生、常にしゃがみ歩き。。。シケたところで今回も頑張ります。

さて、今回は悲劇の小学生・四方田晴海ちゃんの最終シナリオです。

思えば長い道のりでした。
永遠に続くかのように思われた恐怖の3日間。
学校で主催された「星を見る会」に参加した深夜に異変に巻き込まれ、
引率していた優しいその真意が純粋かどうかは別問題として。校長先生は屍人化。

そんな事など露知らず校長先生がきっと助けに来てくれる。。。と信じて待っていた高遠先生と晴海ちゃん。
業を煮やした高遠先生との決死の逃亡。
そして自分を犠牲にして助けてくれた高遠先生との悲しすぎる再会。
屍人だらけの中を、必死に逃げ続けてきた春海ちゃんでした。

今回のステージは屍人の巣。
これは異界の、そして羽生蛇村の神様である堕辰子の為に屍人達が作り上げた区画です。
堕辰子は日の光に弱い為どっかで聞いたような設定。。。窓や扉を板などで塞いで光が射さないようになっています。
かの安野依子嬢をして「違法建築」と言わしめた入魂の建築物です。

元々は普通の民家や店が立ち並んでいた面影はなりを潜め、狭く区切られた所を上ったり降りたり潜り込んだり
↑春海ちゃん限定。何だか子供の遊具のような状態になっています。

今回の、そして最後の終了条件は「中央交差点」へ到達。

しょっぱなのスタート地点から、至近距離に屍人がいるというちょっとスリリングなシチュエーションの春海ちゃん。
ちゃんと視界ジャックをして、屍人が壁に釘を打ち始めたらスタコラと行動開始。。。
が正攻法なのですが、正直面倒なもの。
そんな人には、スタート地点で動かずに待ち春海ちゃんの回復のサインである涙をこらえる仕草が出たら
行動を開始するとまずまずのタイミングだと思います。

さて、セオリー通りだと壁に留めてある看板の留め金を外し、その先にあるゴミ箱から
アーカイブ「羽生蛇村風土記」を入手
してスタート地点へ戻る。。。
といった手順になるのですが、これも正直言って面倒です。

私は、陽動してもその先へ進む為の壁の隙間へ移動する際にバッチリ見つかってしまうので、
屍人のスキを窺ってアーカイブを入手したら、ゴミ箱の陰に隠れて屍人がこっちを向いてない
タイミングで強行突破をしてました。ライトは消灯推奨。
看板の留め金なんて外しません。
だって面倒なんだもん。

無気力全開で壁の隙間を潜り込んだら林家を通り過ぎて近藤家の裏庭へ向かいます。
第一条件で取ってあればスルーでOK。
ここにはアーカイブの「神代家お手伝いの日記」が落ちているからなのですが、邪魔な犬屍人が徘徊してます。

犬屍人は動きが素早く音に敏感なので、さすがに視界ジャックして様子を探らないと厳しいかもしれません。
探ったってやられまくりました。でもタイミングなのでめげずに何度かチャレンジ。
回収したら速攻で穴を潜り抜けて近藤家へゴー。
おっと、もし第一条件でやってなければ近藤家の勝手口の内鍵を開けるのを忘れずに。

さて、潜り込んで潜り込んで近藤家の先にある中野家では、屍人が包丁を研いでます。
面倒もしくは度胸と自信があるなら強行突破、慎重に行くならせっかくある陽動の小道具
笑い袋を使っておびき寄せてやりましょう。
ヌボーッと笑い袋を手に取る春海ちゃんの、うつろな表情が屍人より怖いです。

笑い袋が笑い出したら、ライトを消して屍人が寄ってくるのを待ちます。
玄関先にヤツのライトの光が見えたら、入れ違いに外へ出て先へ進みます。

更に潜り込んで潜り込んで潜り込んで、千曳橋付近まで出たらライトを消して移動。
ここでも、セオリー通りなら木造橋上で叫び犬屍人を陽動、川へ落とす所ですが、
タイミングが良ければ犬屍人は来ずにそのまま進めます。
落としてやろうと待ち構えているのに、来てくれない時の空しさよ。

待てど暮らせど来ぬ人を。。。状態だなと感じたら、未練はスッパリ断ち切り次へ進みましょう。
どうしても屍人を川に落として大哄笑したい!という方は止めません。
心ゆくまで流されてゆく屍人を見て笑って下さい。

さて、更に潜り込んで進むと、第二条件では肉屋の一階の扉が開き、中に入れるので中にお邪魔し、
万年床の敷いてあるこ汚い部屋の目覚まし時計に電池を入れます。

ただし、これは前田知子と春海ちゃんのキーロック解除行動を達成している事が必要。
どういう事かというと、必要行動を満たしていれば春海ちゃんはぬいぐるみを持っているので、
その中に入っていた電池を目覚まし時計に使える。。。という流れです。

電池を入れたら、「1分後にセット」を選択し、さっさとそこから出て階段を上り二階へ。
長居しても、ロクな事はありません。
二階へ到着したら、しゃがんで待機しているとセットした目覚ましのベルの音が聞こえてきます。
この時注意しなくてはいけないのは、絶対に二階の出口から離れた所にいる事。
当然ではありますが、先程の行動は二階の出口付近を徘徊している屍人を陽動する為のもの。
気づかれては元も子もありません。

ベルが鳴り響く中、じりじりしながら待つ事しばし。
来た!出口から誰かが姿を現しました。。。って、校長じゃん!
寂しくなった頭にポップなデザインの巨大ヒトデをいなせにかぶった、名越校長その人でありました。
コイツ、まだ春海ちゃんを狙ってやがったのか。。。
何を今更ですが、間違いなくロリコン確定です。
しかもしつこいしつこい。
いつの時代も、しつこい男は嫌われるんだぞ!

コイツ、結構至近距離でもちゃんと息を潜めていれば気づかず階下へ降りていくので電気で明るいからなのか、ライト点けてても平気。
そのマヌケな頭頂部でも鑑賞しながら、ヤツがいなくなるまで見送りましょう。

いなくなったら、ヤツが今しがた出てきた所から中に入って部屋の奥から外に抜けます。
ここまで来れば、ゴールはすぐそこ。
頑張れ!春海ちゃん。

直進してまた隙間に潜り込み、更に先を目指します。
ここの隙間は結構わかりづらい上、モタモタしていると屍人が戻って来てしまうので要注意。

外へ出たら右方向へ進み、地割れがしている道の橋の欄干沿いに直進すればOK。
潜り込んで更に直進、赤いライトが点滅している場所まで来れたらクリア。

あまりの疲れにつかの間の休息を求める春海ちゃんでありました。
ホントウにお疲れ様。。。と言いたい所ですが、まだ春海ちゃんに安息は訪れません。
春海ちゃんにとっての、真のエンディングはもっと切ないものなのですが
それはまた別の機会に譲ります。不憫な子や。。。

 


30.「しつこい女だな。。。」後編。

2009-01-30 00:56:03 | ほのぼのSIREN日記。

さて。「屍人化した上に姉・美奈と同調した恩田理沙」というややこしい事この上ない相手と、
狭い診察室でガチンコ勝負を余儀なくされたマッド医師宮田のステージの後編です。

室内が狭い為、かわして逃げる事は困難。
「やってやんよ~!」と特攻(ぶっこみ)チックに撃退です。
撃退出来ても、油断は禁物。
恩田理沙・美奈姉妹は揃って復活がえらい早く、おまけに足も速い厄介シスターズ。
しかも因果な事に、今回の終了条件は「恩田美奈を倒す」。
どこまでも女難の相が出ている宮田医師でありました。自業自得。

攻撃を加えると、こちらがビビってしまうような悲鳴を上げて後退するものの、ズンズン向かってくる理沙ちゃん。
なまじっか半屍人で可愛い外見ホカの屍人や頭脳屍人に比べればね。なだけに、ちょっと恐怖。

理沙ちゃんを撃退したら、速攻で2階への階段へ向かいます。
早くしないと復活した俊足理沙ちゃんにからまれ、面倒な事に。

2階に上って、開きづらくなっているドアを押し開けます。
その先には、鉄格子がはまった留置所のような部屋が並んでいます。
あまり深く考えないようにしながら先に進みます。

その先の渡り廊下には蜘蛛屍人ちゃんが頑張っており、スルーしてもいいのですが
それもまたウザいので看守室に誘い込んでドアを閉めてしまいます。
こうしておくと、四つんばいの蜘蛛屍人ちゃんはドアを開けられないので、閉じ込めておく事が出来てナイス。

更に先へ進みます。
邪魔者はいなくなったので快適に廊下を駆けて、ずんずん階段を下ります。
次の目的地は薬庫、ここで「地階の鍵」を入手。

鍵を手に今来た道をずんずん戻ります。ホント遠回りです。
しかし、これこそSIRENの醍醐味。
さて、鍵を使いいよいよ地下へ潜入。

まずは倉庫の机に置いてある「二階男子トイレの鍵」を入手。
なぜにトイレに鍵がかかっているのでしょう。
病院なのに、切羽詰った人が入れなかったら意味がないですし困ります。
検尿くらいならいいですが、下剤投与もしくは浣腸後だったら間違いなく
大惨事です。
トイレにまで鍵をかける胡散臭さ。さすがマッド宮田医院。

首を捻りながらまたもや今来た道を戻ると、OH!ガッド!
復活した理沙ちゃんがすたこら階段を下りてきました。
こころなしかウキウキな感じです。乙女ですね。
仕方なく撃退し、鳥肌が立つような断末魔の絶叫を背にひたすら走ります。
何たって彼女は復活も早けりゃ足も速い。もたもたしているヒマはないのです。

一生懸命逃げていると、足元に蜘蛛屍人が擦り寄ってきます。
子猫ちゃんを気取っているのかもしれませんが、大変に迷惑です。
同じ四足だからといって勘違いしてもらっては困ります。甘えてくんな!って事で撃退。
この先の検査室が開いていれば、アーカイブの「入院患者の手紙」を入手するのも良し。
でも、第二条件でも入手可能なのでスルーしてもOK。

さて、いよいよドキドキの二階男子トイレに潜入です。
鍵までかけちゃうなんて、一体どんなヒミツが隠されているのでしょう!
。。。と思いきや、他キャラのキーロック解除なの?!
たったそれだけの事かい。。。盛り上がって期待しちゃったのに。。。
私のエキサイト感を返して欲しい。

がっくりと肩を落としつつ階下へ下りていくと、おっとデ・ジャ・ヴ!
またもや理沙ちゃんがいそいそと駆け寄ってきました。
しかも、しなしなくねくねと心なしか色っぽく仲間を呼ぶ遠吠えを披露。
しかし、そんなんじゃそそられないぞ、このヤロウ!
冷静に撃退して先へ進みます。
これから「霊安室」へ行ってあるモノを入手しなければならないのです。

ただでさえ不気味な夜の病院なのに、霊安室よ、奥さん!
。。。と誰に呼びかけているのか不明な独り言を言いつつ件の部屋へ。

当たり前ですが不気味です。
しかも部屋の中に棺おけが安置されてるじゃないですか!
まあ激しく当たり前ですが。
しかも、一目散に帰りたいこのシチュエーションで、なんと
棺おけを開けねばならないのです。
もちろん、その際にはマッド宮田の頼れる相棒・愛用のネイルハンマーを使用。

 

常に忘れがちですが、このハンマーは元来武器ではありません。
いやいや開けると、いや~ん!何か入ってる~!
。。。と、思わずておカマのお姐さんみたいな悲鳴をあげたくなるようなシロモノが中に。
何かでグルグルに巻かれ包まれたソレは、形状からも大きさからも明らかに人。。。
まあ、深く考えないようにします。
しかもソレ、杭が刺さってる~!
これって2に登場した。。。まあいいです。厳密には違うが、用途は似たような感じ。
すげえイヤな予感に苛まれつつ、その何かから杭を抜きます。

さて、恐怖の一瞬が終わりあとはさっさと退散です。
一目散に逃げようと部屋を出かけると、
う、うわ~!!動いた!!
棺おけの中の怪しい包みがバタバタ動いています。
い、生きてるのン?!
カンベンして下さい。
急いで戻って棺おけの中を改めてみましたが、もう動きませんでした。
も、もしかして杭を抜いたから出血多量。。。?
まあ、あんなの刺されてる時点で生きているとは思いにくいので、きっと気まぐれに違いありません。
チッ、脅かすなよ。

これだけでも、かなり精神的にダメージを受けたプレイヤーにSIRENは厳しく
次の試練が待ち受けておりました。
霊安室の隣の部屋のドアを何気なく開けてみると、
天井からお姉ちゃんが降ってきました。

 

ナース服ではありますが、まだかなり人間に近い理沙ちゃんではなく
もう完全にあっち側に行ってしまい、その生活をエンジョイしている
額から色んなモノを賑やかにぶら下げたオシャレさん、美奈姉さんです。

。。。そう言えばあまりに色々な事があったので忘れていましたが、
今回のシナリオの終了条件は「恩田美奈を倒す。」でありました。うっかうっかり。
って事は、倒さないとクリア出来ないワケです。はあ。
しっかし、天井に張り付いて待ち構えてるって。。。いくら頭脳屍人になったとはいえ
お姉ちゃん、何でもアリだね。
お姉ちゃんは重そうなシャベルなんぞ持って物騒なので、部屋の入り口で向かってくる所をガスガス殴ってみました。
タイミングさえ誤らなければ、ノーダメージで倒せます。

ふぅ、やっとこさクリアです。
別にこれといって大変なトコロは無いステージではありますが、
精神的にはちょっと刺激的でスパイシーな展開でありました。