「幸せホルモン」に関して気になるようになってきました。
これはもちろん、ホルモンの正式名称ではないですが、幸福感を感じさせてくれる神経伝達物質の働きを持つ脳内ホルモンを、まとめてこう呼ぶようです。
具体的には、セロトニン、オキシトシン、ドーパミン、エンドルフィン、などがあげられます。
セロトニンは、神経を安定させる効果が高く、良質な睡眠をとるためにはとても大切なホルモンですね。日中にはきちんと日の光を浴びることや、規則正しい生活などを心がけることが分泌量を増やすためには必要です。
オキシトシンは別名愛情ホルモンとも呼ばれ、大切に想う人や動物とのスキンシップや愛する想いによって分泌量が増えるようです。
ドーパミンは、人に褒められたり成功体験をすることで分泌されるホルモンです。成功したり褒められた時の喜びの快感をまた得たい気持ちが高まって、さらに頑張る気持ちが湧いてきます。
ここまでが三大幸せホルモンと呼ばれていますが、エンドルフィンも幸せホルモンに入るようです。
エンドルフィンは別名「脳内麻薬」とも呼ばれているようで、多く分泌されるとモルヒネ同様の多幸感が得られるらしい。
これは好きなものを食べたり、大笑いして気分が高揚したりしているとき、また意外にも極限状態に陥った時にも分泌されるようです。
いわゆる、ランナーズハイのような状態がそれですね。
幸せホルモン。分泌量の違いによって人はどんな差が出ているのだろう。
私は高齢になればなるほど、この幸せホルモンの差は、外側に見える現象として顕著に表れてくるような気がします。
私が常々疑問に思っていたのは、
健康にはとても気を使い、人一倍食事や運動もきちんと管理しながらやっていた人なのに、病気を患い長生きできなかった人がいるかと思えば、
健康などまったく気を使わず、これといった運動習慣もなく好きなものを食べて暮らしているのに元気で長生きしている人も確実にいる!
このような現実を知ると、病気なんてどんなに気を付けたってなるときはなるし、死ぬときは死ぬわけだから、努力は水の泡なのか。。と思ったりもした。
でも、この現象に幸せホルモンを絡めてみると、ちょっと違った見方もできるかなと思う。
ストレスを感じながら、健康のためと我慢して運動したり食事の管理をしたりしている人よりも、健康には特に気を使わないけれど楽しんで生きている人のほうが、幸せホルモンの力によって精神力も健康力も高いということがありそうな気がする。
その流れで考えると、楽しみながら健康につながることに取り組める人になれれば最高!かな。
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