記憶は内線ボタン電話に遡ります。内線ボタン電話に触れる前、トランシーバーに触れていました。それこそ、鉄人28号、スーパージェッターの世界です。トランシーバーでロボットやエアカーを呼び出すシーンカッコよくて憧れました。従兄弟がトレンディな子でおもちゃのトランシーバー買ってもらっいて、使って遊ぼうと誘われました。結構感度良くて感動モノでした。距離3メーター離れで繋がっていたかな。
受話器を上げる、耳元に当てる、これだけで子どもの頃に遡り、嬉しい気分です。(黒電話では、したことがない習慣です。)
好きなボタンを長押しして、受話器上がりの警報が鳴り止むまで響きを楽しみます。清音、濁音、衰弱音、音の変化か音の波形をイメージさせ思わず微笑みます。ピー、ピップッピップッ…
ビリビリビリ…ピーヒー。嘗てソニーのカセットレコーダーを使っていましたが、録音終了すると、カセットエンドにアルミ箔が反応し、ヘッドにブザー電流が流れスピーカーから大音量が流れます。ヘッドフォーンやイヤフォーンしていると録音中なら、そこから警報が流れ、テープをひっくり返します。そのサウンドに似ています。昔はオートリバースなんて無かったものね。