次男の「お受験失敗事件」で胸を痛めてくれているのは
私の もうひとりのおかあさん

イコール ボケあのおかあさん
今日 数か月ぶりに 電話してみた

こんなに 近くに居ながら
年に数回しか 逢うことはない
こんなに 何にもしてあげられない嫁なのに
もうひとりのお母さんは 私にいつもこうおっしゃる

ここに来た時くらい ゆっくりしていきなさい 」
お正月もお皿一つ洗わせてもらえない

私 お客様状態・・・

私が立派な介護士になれたら
愛情いっぱい 心をこめて お手伝いさせてね
電話口で声を聞きながら そう思った

私の母とも とても 仲良し
母がアルツハイマーになってから ずっと逢っていないので
これから 母と「もうひとりのお母さん」のところに行く

クリスマスプレゼントを持って・・・

二人のうれしそうな顔が目に浮かぶ

こんなちっぽけなことが
すごく 幸せなことに思えてきた
