Nちゃん 高校二年生
1月から 受験勉強に専念するため
お別れすることになった
小学一年生だったNちゃんも もうそんな年なのかぁ~
同じクラスの Sちゃん Rちゃんと
ミニお別れ会 を 開くことになった

「よ~し

好きなもの このかごに入れて~

」

「え~ 先生のおごり

」

「もっちろん

遠慮はいらないからねっ

」

「わ~~い

うれし~ぃ



」

「先生 優しい~

うちのお母さん 絶対 こんなことしてくれないもん

」
私もわが子にはこんなこと してやらないけれど~
生徒たちは なんにも 文句言わなくて
素直で可愛くて・・・
手のかかるわが子とは大違い
でもきっと この子たちも 家ではご両親のこと 悩ませているんだろうけど
私の前では とっても 良い子たち
友達のように何でも話してくれる
彼氏のことや 友達との関係や 最近身の回りで起きた関心のあることなどなど
Sちゃんは 言う
「先生は 私の第二のお母さんだから~

」
確かに・・・Sちゃんは
うちの長男が生まれるとき 分娩台で偶然隣り合って
ひっひっふ~~~~ぅ
を 繰り返したお母さん・・そう

あの時の赤ちゃん
一歩先に生まれたSちゃんのおかあさんに
ひっひっふ~~~~ぅ
の合間に
「おめでとうございます

女の子 いいですね~
私もがんばります~

」
あの時は まさか その赤ちゃんが
私の生徒として 再会することになろうとは・・・
進学校に通うSちゃんの悩みは尽きないけれど
私もほんの少し「女の子のお母さん気分」を味わわせてもらっている