2012.07.21
HTV3(こうのとり3号機)搭載 H-IIBロケット3号機打ち上げ
あれから、早いもので、もうあっと言う間に一週間が経ってしまいまして、無事に今朝の未明、ドッキングにも成功した模様です★
宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)~3度目の宇宙へ~
こうのとりに搭載の、「暴露パレット」上に載る「ポート共有実験装置(MCE)」による実験テーマの中の(動画7分18秒あたりより解説あり)「地球超高層大気撮像観測(IMAP)」に使用される観測機は、うちの夫が設計製作した搭載機器です。
・・・ということで、今回の打ち上げは、会社関係者と共に、我が家も家族そろって(ただし部活に忙しい娘は残留)種子島まで、実際の打ち上げを見に行ってまいりました。
もちろん私は種子島に行くことも、ロケットの打ち上げを生で見ることも生まれて初めてでした。
一番上に紹介した動画は、私が撮影したものです。
三脚に立てたビデオムービーで撮りましたが、途中動揺して、強引にカメラを上に移動しちゃいましたが、これでも自分ではまあ、うまく撮れた方ではないかと思っています。
打ちあがるまで、撮影イメージもつかめなくて、間際までどうしようか、ちゃんと撮れるか?ドキドキしていましたから。
あっと言う間に一週間が過ぎましたが、
何度見ても、まだまだ余韻覚めやらず、なんだか興奮してしまいます。
映像にしたら、このように、ほんの数十秒です・・・たかが数十秒、されど数十秒
しかも、今回の打ち上げは、史上もっとも悪天候での打ち上げ?なとども言われているようですが、実際現場で生の打ち上げに立ち会えて、もう最高に感動しました。
また、我々の見学場所は、実はちょっとした「穴場」で、NHKの中継班他、関係者や超マニアのみぞ知られる某所で、ニュースによると見学者が1000人を超えたというメジャーな長谷展望公園などよりは、ロケットからの距離的にはかなり近い場所でしたが、それでも雨は直前になって、ほんのポツポツ程度で、幸いにも撮影機材にも、水濡れの被害などはほとんどありませんでした。
打ち上げ現場の方では、かなりの大雨だったとのことですが、実は大雨は、ほんのあの周辺だけだったようです。
現に、上空の雨雲と共に、そこだけ部分的に雨が降っている様子も、我々の場所からは、よくわかりました。
なんにしても、これは一生の思い出になりました。
その瞬間は、もう鳥肌が、思わず涙が・・・・そして響き渡った、あの轟音・・・・・
胸いっぱいになりました
あの後、ずーーっとロケットはずーっと宇宙に向かって飛び続けて、
6日かけて地上400キロほどの起動を回る国際宇宙ステーションISSに接近。
そして、本日27日の今朝方、午前2時31分(予定より2時間あまり早かったそうです)ISSのロボットアームで「こうのとり3号機」をつかみ、ドッキングした模様です。
夫は昨夜からのネット生中継に見入ってました。
自分が設計・製作を手がけたものが、宇宙へ届いたという・・・・感無量なる先週から今日までの一週間でした。
私自身も夫の仕事のおかげで、本当に素晴らしい体験が出来ました。