お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

シーズン初イワナ

2021年04月11日 | 釣り
長らく釣りをしていると、自分の中のシーズンカレンダーがほぼできあがっている。
渓流釣りでは、「だいたいこの時期に、あそこに行って」とか、「サビたヤマメの次はイワナかな」とか、思考・行動パターンが四季が移ろいとともにだいたい決まってしまう。
それに合わせて山菜採りもそうだ。
フキノトウの次はタラノメとコゴミ、その次はヤマウド。
そんなマイシーズンカレンダーに従えば、今日はイワナとタラノメ・コゴミの日なのだ。


麓の桜が散り、山が萌黄色になるころがタラノメのサイン。
毎年パトロールしているタラノメポイントに向かう。



今年は春の訪れが早かったので、ちょっと嫌な予感がしていたのだが、それが見事に的中した。
どうやらベストタイミングは一週間くらい前だったようだ。

すでに多くは摘まれてしまっていた。
伸びてしまったタラノメを数本摘んだ。
天ぷらで食すには、ぎりぎりといったところ。


気を取り直して、釣りに集中、集中。
渓も萌黄色が美しい。



雨がちっとも降らないので、減水傾向に拍車が掛かっている。
こんなチビヤマメだけじゃ帰れないよ。



イワナは絶対隠れているはず。
シンキングミノーで底をコンコンとノックして、寝ているイワナを起こしてやる。
「イワナくん、起きなさ~い。もう春ですよ~。」
「はぁーい」と返事したかどうかわからないが、ゴツッときた!

シーズン初のイワナが丸々太った尺越え。
久々の手ごたえに興奮した。


サイズは33cm。
ラッキー過ぎて、ちょっと怖い。

ヒットルアーは、BLINK45HERA。
相変わらずいい仕事してくれますな~。


撮影会に付き合ってくれてありがとう。
もっと大きくなったら、また遊んでおくれ。



釣りの神様が微笑んでくれたことで、日ごろの疲れは吹き飛んだ。
気分よく納竿して、次はコゴミ採りだ。

コゴミもあと数日早かったらといったところだったが、いくつか出始めの株も見つけることができた。
家族の夕食分を確保。ぎりぎりセーフ。


所期の目的は達成できたので、気分よくランチタイム。
今日のメニューは、まぐろラーメン。
職場のスタッフからいただいたものだ。



具材は、さきほど摘んだコゴミとコンビニのゆで卵と缶詰の焼き鳥の三種。
コゴミは、ラーメンが茹で上がる1分前に投入。

マグロのスープはどんなものかと興味深々だったが、カツオ出汁に似ていた。
マグロもカツオも赤身だから、出汁をとると似たように感じになるのかな。
コゴミはしゃきしゃきしていて、とても美味しかった。


河原のあちこちでもうヤマブキが咲いている。
4月第二週でヤマブキがこれだけ咲いているなんて、ちょっと早すぎないか。



帰宅してカミさんにタラノメとコゴミを渡すと、とても喜んでくれた。
いいイワナが釣れたことも併せて伝えると、「いつも仕事をがんばっているから、ご褒美だね」と言ってくれた。
そうそう、その通り!


収穫した山菜は、食卓を華やかにする。
カラッと揚げた山菜の天ぷらは、いつも家族を笑顔にするのだ。



毎年、ブログに書いている気もするが、年々春の訪れが早くなっているような気がする。
今年は特にそのことを強く感じた。
地球全体は氷河期に向かっているというが、地球温暖化の波はそれを凌駕してしまうのか。


今度、過去の画像を整理してみて、本当に季節の進みが早まっているのか調べてみるのも面白そうだ。
自分の行動パターンが毎年あまり変わらないので、何か傾向が出るかもしれない。

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2 コメント

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お返事 (papachan)
2021-04-13 22:10:19
>高崎さん
こんにちは!
コロナに気をつけながら、こっそり入渓しております。
そんな私に尺イワナを授けてくれた釣りの神様に感謝です。
一方、タラノメは伸びすぎでした。
一週間ほど前がベストタイミングだったと思います。
今日、更新した記事で過去のタラノメ採取時期を比較検証してみました。
よろしかったら、覗いて見てください。
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いいペ-ス (高崎)
2021-04-13 17:56:40
今年もいいペース、というよりもかなりハイペ-スでの出撃まっことうらやましいですわ。
手にした岩魚もなかなかの良型で十分満足されたことでしょうねえ。
食べごろのタラの芽も完璧な春の恵でございます!
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