期待しすぎはいけません

やっと仕事が一段落ついたので、子どもを連れて長野入り。
避暑というより、寒いくらいだ。
２２日深夜、親父の小屋についたときは１４度しかなかった。

ゴールデンウィーク以来の長野である。
いやがうえにもテンションは上がる。
翌朝、気合いを入れて入渓。
最初に入った沢は、ＧＷの時に３４ｃｍのイワナを出した沢。
だが、とんでもないボサと蜘蛛の巣で近づくことすらできない。
この沢は、どうやら春だけしか釣りにならないようだ。
早々に退散。

朝一の時間をロスして、若干焦り気味になる。
今日は、子どもの夕飯用にキープする予定だ。
長野の清冽な流れに育まれたイワナを食べさせてやりたいという親心なのだ。
（別名、罪滅ぼしともいう。）

まぁ、こういう殺気立っているときというのは、なかなか思うようにいかないのが世の常。
水量が少なくてイワナの追いが今ひとつということもあるが、明らかに自分のミスでバラした良型が３～４匹。
ヒットした魚を焦ってごぼう抜きしたら、足下ポチャン。いけません。

それでも伝家の宝刀ストゥープ投入で、２０cmそこそこの塩焼きサイズを２匹ゲット。

ミディアムディープを使用。落ち込み脇の岩の下から出てきた。


ショートリップを瀬でドリフトさせてヒット。

辛くも子どもの分はキープできた。
これでなんとかオヤジの面目を保つことができた。
夕飯時、塩焼きを手づかみで食べる子どもの姿を見て、自己満足に浸る。。。


よし、明日はもっと食わせてやるからな！とさらに気合いを入れつつ、焼酎をあおって就寝。


果たして翌朝は、雨、雨、雨。

一応入渓するも、ド茶濁りで釣りにならず退散。

子ども達も外で遊べず、ごろごろしている。
今回はタイミングが悪かった。
やることもないので、とっとと帰京の途につく。

ちょっとフラストレーションがたまる週末であった。
何事も期待しすぎはいけません。。。