魚信さんに会うたびに、「川上村は最高ですよ!」と悪魔のささやきを1年間続け、ようやく二人して命の洗濯に行く機会に恵まれた。
魚信さんは何かと多忙な方なので、一泊で連れ出すのは大変なのだ。
でも、この日をとても楽しみにしてくれていたようで、リポビタンDを1箱買ってきてくれた。
儀式に抜かりはない。
釣りのためなら仕事の疲れもなんのその…、と真夜中の中央道をひた走り、深夜2時半に川上村毛木平に到着。そのまま車中で仮眠。
明るくなって目を覚まし、車を出ると気温3度! さっぶい!
簡単に朝食を済ませ、釣り支度をする。
昨年実績のあったところを遡行するが、魚の反応がほとんどない。
たま~に、チェイスがあっても、乗ってくるような雰囲気の追いではない。
気温もそうだが、水温も低く、今年はあきらかに季節の進みが遅いようだ。
せっかく魚信さんを案内しているのに、これじゃあ申し訳が立たない。
水量も若干多いようなので、ルアーはシンキングを使用する。
4時間くらい奮闘して、堰堤のところでようやく魚信さんにヒット!
やっと手にした源流イワナに満面の笑みを浮かべる魚信さん。
よかった~。
私も同じ堰堤でイワナをヒット。
やっぱり川上村のイワナはきれいだなぁ…。
でもこの後が続かない。
魚の反応がとても悪いのだ。
川を変えてもだめ。
止水をたたいてもだめ。
仕方なく、少しでも水温の高いところということで、夕まずめを狙って川上村内の千曲川本流に竿を出してみた。
あわよくばグラマラスな本流イワナが出るかな?なんてヤマっ気を出しつつロッドを降り続けること30分。
ガツンとヒットしたのは…
あらま、ヤマメちゃん。
これを皮切りに15分間くらいの間にヤマメ4連発。
イワナじゃないの?
嬉しいけど、なんか腑に落ちない…。
魚信さんは、護岸ブロックの脇で大物を掛けるも、無念のフックアウト2連発。
ご愁傷様です…。
雨も強くなり、一日目は終了。
スーパーで買い出しをしてから廻り目平のテント場に戻る。
冷たい雨が降る中、軒下で焼き肉&カレーうどんの豪華な晩餐会。(写真撮り忘れた…)
バーナーが二つあると、料理の幅も広がってよい。
片づけもそこそこにテントに潜り込み、濡れた衣服を着替える。
昨日からほとんど寝ていなかったので、19時30分にはシュラフに潜ってウトウト…。
オヂサン二人は、加齢臭を放ちつつ爆睡モードに突入するのであった。
(でも、夜中に何回も起きてしまうのが、年寄りっぽくて悲しい)
深夜に雨は止み、翌朝はいい天気になった。
キャンプ場から見える屋根岩の岩峰群が、朝日に照らされて光っている。
この絶景を眺めながら朝食タイム。
魚信さんは、食べっぷりが豪快で、常に私の3倍くらいはぺろりと食べてしまう。
でも、痩せている。
神様は不公平である。
腹も満たされたので、気合いを入れ直して二日目もいってみよう!
川上村に来たのなら、一度は竿を出すべきである金峰山川の小堰堤群。
前方に屋根岩を臨むこのポイントは、いろいろな雑誌等でも紹介されている超一級ポイントである。
いかにもイワナがついていそうなポイントがごろごろしているにも関わらず、魚の姿がほとんど無い。
前方にも餌師がいたりして、やはりプレッシャーがきついのか?
だが、そこは執念の人・魚信さん。
なんとラパラでイワナをヒットさせた。
おめでとう~、魚信さん!
しばらく遡行を続けて、何人かの釣り人とも情報交換したが、やはりみな一様に「渋い…」と。
やっぱり今年の川上村は厳しいのか。
帰宅時間のことも気にしつつ、最後は千曲川本流で竿を出すことにした。
ここで、魚信さんにヤマメがヒットし、昨日の借りを返した。
で、私は? えへへへ、この日はボ・ウ・ズ。
オヂサン二人のロマンを求めた釣り旅もあっという間に終わってしまった。
渓流釣りは「数」ではなく、「出会い」に豊かさを求めるものと自分の胸に言い聞かせる。
日々是好日、なのだ。
魚信さん、お世話になりました! また一緒に行きましょう!
魚信さんは何かと多忙な方なので、一泊で連れ出すのは大変なのだ。
でも、この日をとても楽しみにしてくれていたようで、リポビタンDを1箱買ってきてくれた。
儀式に抜かりはない。
釣りのためなら仕事の疲れもなんのその…、と真夜中の中央道をひた走り、深夜2時半に川上村毛木平に到着。そのまま車中で仮眠。
明るくなって目を覚まし、車を出ると気温3度! さっぶい!
簡単に朝食を済ませ、釣り支度をする。
昨年実績のあったところを遡行するが、魚の反応がほとんどない。
たま~に、チェイスがあっても、乗ってくるような雰囲気の追いではない。
気温もそうだが、水温も低く、今年はあきらかに季節の進みが遅いようだ。
せっかく魚信さんを案内しているのに、これじゃあ申し訳が立たない。
水量も若干多いようなので、ルアーはシンキングを使用する。
4時間くらい奮闘して、堰堤のところでようやく魚信さんにヒット!
やっと手にした源流イワナに満面の笑みを浮かべる魚信さん。
よかった~。
私も同じ堰堤でイワナをヒット。
やっぱり川上村のイワナはきれいだなぁ…。
でもこの後が続かない。
魚の反応がとても悪いのだ。
川を変えてもだめ。
止水をたたいてもだめ。
仕方なく、少しでも水温の高いところということで、夕まずめを狙って川上村内の千曲川本流に竿を出してみた。
あわよくばグラマラスな本流イワナが出るかな?なんてヤマっ気を出しつつロッドを降り続けること30分。
ガツンとヒットしたのは…
あらま、ヤマメちゃん。
これを皮切りに15分間くらいの間にヤマメ4連発。
イワナじゃないの?
嬉しいけど、なんか腑に落ちない…。
魚信さんは、護岸ブロックの脇で大物を掛けるも、無念のフックアウト2連発。
ご愁傷様です…。
雨も強くなり、一日目は終了。
スーパーで買い出しをしてから廻り目平のテント場に戻る。
冷たい雨が降る中、軒下で焼き肉&カレーうどんの豪華な晩餐会。(写真撮り忘れた…)
バーナーが二つあると、料理の幅も広がってよい。
片づけもそこそこにテントに潜り込み、濡れた衣服を着替える。
昨日からほとんど寝ていなかったので、19時30分にはシュラフに潜ってウトウト…。
オヂサン二人は、加齢臭を放ちつつ爆睡モードに突入するのであった。
(でも、夜中に何回も起きてしまうのが、年寄りっぽくて悲しい)
深夜に雨は止み、翌朝はいい天気になった。
キャンプ場から見える屋根岩の岩峰群が、朝日に照らされて光っている。
この絶景を眺めながら朝食タイム。
魚信さんは、食べっぷりが豪快で、常に私の3倍くらいはぺろりと食べてしまう。
でも、痩せている。
神様は不公平である。
腹も満たされたので、気合いを入れ直して二日目もいってみよう!
川上村に来たのなら、一度は竿を出すべきである金峰山川の小堰堤群。
前方に屋根岩を臨むこのポイントは、いろいろな雑誌等でも紹介されている超一級ポイントである。
いかにもイワナがついていそうなポイントがごろごろしているにも関わらず、魚の姿がほとんど無い。
前方にも餌師がいたりして、やはりプレッシャーがきついのか?
だが、そこは執念の人・魚信さん。
なんとラパラでイワナをヒットさせた。
おめでとう~、魚信さん!
しばらく遡行を続けて、何人かの釣り人とも情報交換したが、やはりみな一様に「渋い…」と。
やっぱり今年の川上村は厳しいのか。
帰宅時間のことも気にしつつ、最後は千曲川本流で竿を出すことにした。
ここで、魚信さんにヤマメがヒットし、昨日の借りを返した。
で、私は? えへへへ、この日はボ・ウ・ズ。
オヂサン二人のロマンを求めた釣り旅もあっという間に終わってしまった。
渓流釣りは「数」ではなく、「出会い」に豊かさを求めるものと自分の胸に言い聞かせる。
日々是好日、なのだ。
魚信さん、お世話になりました! また一緒に行きましょう!
良いですねぇ~ おじさん二人の
浪漫飛行!
自分は、秋川・小菅川と秩父に一度行ったきりですね。
釣れなくても、地元「秋川」にこだわっちゃいますねぇ。
ただただ 近いってだけなんですけど・・・(汗)
「数」ではなく「出会い」に豊かさを求めるって 良いですね。
自分は 「数」釣れるほど腕がありませんので
その気持ちを忘れずに釣行します。
夢のテント釣行いいですねぇ^^
こんな綺麗な所で釣りしてテント泊が出来るなら「死んでもいい」・・・
とまでは言いませんが、その位羨ましいです^^
数は出なかったようですが、どれも綺麗な魚達でしたね。
長野、気持よさそうですね。
でも、ちょっと寒いですね。
夏になったらまた変わるでしょうか?
誰かと一緒の釣りは、釣れなくても
楽しいですよね。
キャンプで一泊・・・やりたいなぁ。
相手が釣ってくれると自分が釣ったような気になる得な性格なので、二日目のボウズも笑って済ませられました。
これが一人だったら…、帰りに牛丼の自棄食いくらいはしたかもしれません。(笑)
遠征すると秋川のよさを再認識しますね。
ここ半月ほど、ご無沙汰なので行ってみたくなりました。
明るい渓に青い空
すばらしいロケーションですね!
「数」ではなく「出会い」とてもいい言葉です
でも「出会い」はやっぱり「大きいに越した事は無い」ですよね(笑)
テント釣行はいいですよ~、お勧めです。
廻り目平はロケーションも最高ですし、金峰山川西股沢沿いにあるので、いつでもふらっと竿を出せます。
そのかわりプレッシャーも並大抵ではありませんけどね。
「夢」などといわず、ぜひやってみてください。
人生観が変わります。なんちゃって!
金峰山川の水は冷たいので、ベストシーズンは8月だと聞いています。
でも、そのころは釣り人の数も過密気味で、のんびりした釣りはできなくなりそうですね。
キャンプ釣行は、楽しさ2倍!
これで晴れてくれたら、最高だったんですけどね。
今回は土砂降りだったので、テントの中で芋虫状態でした。(笑)
ロケーションは最高ですよ~。
釣りをしなくてもいいくらいです。(笑)
>でも「出会い」はやっぱり「大きいに越した事は無い」ですよね(笑)
く~、キッツイなぁ…。
おっしゃる通りなんですけどねぇ。(笑)
去年はよかったんですよ、去年は!
でも標高が高いので、今年は寒かったでしょう。
今は本流はもっと下流が良いのだと思います。
でも、富栄養化した水域は大きな魚が多くなりますが
景色は格段に悪くなりますからね。
命の洗濯であれば、景色がいい方が良いですよね(笑)。
八久和川くらいに景色も良く、大イワナのいる源流に行きたいですね。
基本山屋の私は、ついロケーション重視で行き先を決めがちですが、やっぱり今年は寒いです。
渓魚の活性が上がるのは、これからなんでしょうね。
大イワナの棲む源流…、行ってみたいです。
行ったが最後、帰りたくなくなりそうです。(笑)