手持ち部 作成の続きです
(その1)記事で掲載した概要図です
1.手持ち部の骨格部(食品ラップ箱、芯で作成)
・手持ち部の骨格部は、食品ラップの外箱と芯で作成します
・骨格部は段ボールでも、方眼画用紙でも作れますが、2つともこどもがちょっとでも乱暴に使うとすぐに壊れます(経験から)。なので、できるだけ頑丈で、しかも手にしっくりくる食品ラップの外箱と芯を選びました。
・『頑丈』にするためには、食品ラップ外箱を繋ぎ合わせるときにも、少し工夫が必要です。きれいな直方体同士を、単純にガムテープでくっつけたとしても、所詮ガムテープ。せん断に以外に弱く(横方向に力を入れると切れやすいです)、粘着力が少しでも落ちても、あっさり剥がれます
・私の場合、もともとの『頑丈な構造』を有効に利用します。例えば、くっつける2つのパーツの一方(または両方)に接合代をわざと作りはめ込む、元々の『角部』をできるだけ残す・・・とか(下図の◎のやり方)
片側に接合代を作ります
ベリアロク川側の部分は、こんな感じになっています(今は見えないけどね)
ラップ芯の接合部も、最近は芯の形に切りとりスポッと入るようにします
たとえばこんな感じ
角部も残します(ここは一番硬くて『頑丈なので)』)。ラップ芯は、この時は四角に切っていましたが、それでもできるだけラップ芯が箱と密着するようなサイズに切っていました
2.ボタン部分(ベリアロクのクチが動く仕組み)
・ベリアロクは、道具(武器)なのに、意思を持っていてしゃべります(ちょっと衝撃!そこが最大の魅力)。なので、クチが動かなくては魅力半減です(笑)
・クチの動かし方は、最初あれこれ考え、試行錯誤しました
・『子供のおもちゃ』なので、壊れにくい、動きがスムーズ(途中でひっかかりにくい)というのが、大前提です(これができないと、まったく遊んでくれません、笑)
・最終的に、『骨格部』の外側にタコ糸を通して、そこにクチをつけて動かす方式にしました
(もういっぺん、構造図)
タコ糸にクチをくっつけて、タコ糸を上下させるとクチも動く方式
・クチ自体は、『方眼画用紙』で、それっぽく切って作ります
・出来上がったクチをタコ糸にくっつけます
・骨格の角部には、曲がるストローを短く切って貼り付けます
こんな感じ。ストローがタコ糸のガイドパイプになります。ないと、タコ糸がずれて、うまくクチが動かなくなります
・骨格部の最上部には。割箸が上下する穴をあけます
・骨格部クチ側の下端に輪ゴムをくっつけ、タコ糸を結びます
輪ゴムを骨格の下端にくっつける(実際の出来上がり、写真下のガムテープの部分)
・タコ糸を、曲がるストローの中にいれます(通します)
・タコ糸の上端部(ボタン部)に、輪ゴムをくっつけます
・割りばしとボタン部の輪ゴムをくっつけます
こんなイメージ
・上端の輪ゴムは、少したるませて(ボタンが飛び出さないように)、あけた穴にいれます
こんなイメージ
・タコ糸の長さや輪ゴムのたるませ方は、クチの動きをみながら調整します
※ボタン部の割りばしは固くて強く押すと痛いので、プチプチをくっつけると良いと思います
※実際の出来あがりは、少しゴムをきつめにセットしたので、ボタン(割りばし)が飛び出さないような工夫をしています
方眼画用紙で『フタ』(割りばしの大きさギリギリの穴をあげる)を作り、『フタ』の内側(ラップ芯側)に、穴より大きいストッパー(方眼画用紙を2枚重ねか、もうちょっと硬い紙)をくっつけています
これで、手持ち部が完成しました!
ここまで出来たら、後は趣味の正解
ベリアロクの外形を作ります
(その3)に続く・・・