俺のダメなところ

俺のダメなところは沢山ある

本当に沢山ある

今日、そんな場面があった

カミさんがいたら怒られてたなと思う

居なくてよかった。

今日は以前から小鉢クンと約束をしていたデパートの食堂でランチ

人気の食堂で、開店前から軽く行列になっていた

列に並んで開店を待っていると

ウチらの後ろに婆さんとその娘らしき女性と孫の3人組が並んだ

…このご時世だ

ソーシャルディスタンスを保つ事が今や常識になっているのに

俺の真後ろにピッタリと立って

娘に話しかけるのか

孫に話しかけるのか

振り向くたびに肩から下げているバッグが俺に当たるのだった

3〜4回は我慢したものの

それ以降は睨みつけることにした

しかし睨みつけてもそれに気づかない

俺もイライラしてきて

最後は睨みつけて舌打ちをした

ようやく気づいて『あ、ごめんなさいね』

ごめんなさいねじゃねぇよババア

何回ぶつかってんだよ！

って言いたくなるのをグッと堪えた

開店して食堂へ入る

窓際のテーブル席に座り食券を店員さんに渡し

料理が運ばれるのを待った

さっき何度もぶつかって来たババアにムカついた話を小鉢クンに聞かせた

『ったくムカつくババアだったよ！』

…

俺の後ろの席にその3人組が座っていた…

会話、丸聞こえだったようだ

向こうだって美味しい食事を楽しくしたくて来たのだろうから

コワモテのオヤジに睨まれたり

ムカつくババア呼ばわりされて気分悪かったかもだけど

こっちも相当、気分は悪かった

元々、俺は異常に距離感が近いのを嫌う

レジで並んでいる時もピッタリくっつく奴がいるが

それも本当に腹立たしい

入ってきて欲しくない距離感を守れない奴、たまにいるんだけど

いや、マジで気持ち悪い

友達でも知り合いでもないのに

その距離感でくるかね

そして、俺は無言で睨みつける

でも大概こういう奴は俺のことなど見ていない

自分の、自分だけの距離感で生きているから

他人の事など元々お構いなしなのだ

…

この睨みつける事や

聞こえるように文句を言ったりするので

俺はカミさんに怒られるんだよね

そして、今日も睨みつけてから思ったのは

いつかあの人達がお客さんとしてウチの会社を利用したら…

ホント、この俺のダメなところ

直さないといけない

ウォーキング・デッド

第二の職場のお姉さんMちゃんが

『今更なんだけど、ウォーキング・デッドにハマってんの～』

と、言って熱く語り出したのだった

…

そう言えば

俺も途中までは熱い気持ちで見てたな

 

 

 

 

…

Mちゃんの旦那さんが好きで見ている時には

『気持ち悪いから一人でいる時に見てよね』

と、言ってたらしいのだが

何がきっかけか、急にハマりだし

一気にシーズン9まで見たと言うから驚きである

すごい量だと思うんだけど

よくぶっ続けで見れたなと思う

シーズン4か5ぐらいまでしか見ていない俺には

もう何が何だか分からなくなっているんだけれど

彼女が言うにはシーズン9もメッチャ面白くて最高だったと。

…そうかそうか

 

 

 

 

…

そう言えば俺も夢中になっていた時には

こんなに油断して歩いていて

あの角からゾンビが出て来たらアウトだなとか思ったりするぐらいだった

更に病状は悪化して

自分がゾンビだったらどう殺されたいのかと考えて過ごしたり

俺ゾンビを殺す出演者は、あの俳優じゃないとダメだとか

そんな事を考えて過ごすのが楽しく感じるほどの重症だったっけな

…

そっか、もっかい見てみようかなウォーキング・デッド

新しい発見があるかもしれない

 

 

 

 

 

このゾンビものって日本人がやったのではハマらない

やっぱり外国だからいいのだ

アメリカだからいいのだ

出て来たゾンビを銃で撃ってやっつけたり

大きな車で轢いたり

アメリカサイズのやり方で退治するから面白い

日本は銃の使用が認められていないから

いきなり銃でゾンビを撃ったりするとシラケる

車だって日本車でゾンビを轢いても絵にならない

ホンダのフィットで轢いてもなってなる

アメリカのホラーはどこか派手で陽気だ

それを日本でそのままやっても面白くない

…

やっぱり日本のホラーは

ジメッとした湿度の高い

『念』が奥底にこもった様な

そう言うものが似合う

そして、そういうものが恐ろしいと感じる

ゾンビは心のどこかで『あり得ない』って思いながら見ているけれど

貞子は井戸の中に住んでる気がしてならない

そんな日本のホラーがいいし

その方が俺は好きだ

 

 

 

しかし

Mちゃんが熱く語る姿を見て俺も軽く刺激を受けている

また、初めから見てみようかな

なんて思ったりしてる

イビキ

…ったく

うるせぇイビキだな…誰だよ…

こんなんじゃ眠れねぇよ

…

夢の世界から現実に戻ってくるとき

そう思いながら目が覚める

静かで真っ暗な自分の寝室の天井を見上げている

…あ、俺

自分のイビキで目が覚めたんだ

こんな事が時々ある

 

 

 

会社の倉庫でお昼を食べた後に横になって

お昼寝をする

寝ようと思っていたのに

何だか眠れなかったな…

少しウトウトしただけだったな

って思うんだけど

『クマがずっと吠えていました』とアンガスに言われる

…どんだけ

 

 

 

 

イビキをかきながら寝ていると

そりゃもう気持ち良さげに寝ているんだろうと思われがちだけれど

実際は疲れは取れないし

眠りは浅いし

喉は痛いし

いいとこが何もない

 

 

 

 

しかしこのイビキってのは本当に恥ずかしいものだ

聞き慣れてしまった会社の人間に聞かれるのは別にいいのだが

いつもの旅館に泊まった時、女将さんから

『にゃびちゃんのイビキ、オラたち寝てる部屋まで聞こえてきたっけな』

って言われた時は

ああ、他の部屋に泊まった人達にも聞こえていたのだろうなと思うわけだ

廊下で他のお客さんとすれ違う時に涼し気に

『おはようございます』なんて挨拶をしても

心の中では

『テメェのせいで眠れなかったんだよ』という憎悪を向けられているのかもしれない

 

 

 

 

友達が、深夜バスで帰って来たんだよ～なんて話していたが

俺、そんなのに怖くて乗れない

何人を犠牲にしてしまうのかと考えたら

とてもじゃないけれど乗れないよ…

友達や知り合いと旅行に行くことがあって

『ごめん、俺のイビキすごいんだわ…先に寝てよ？』

なんて言える場面があればまだいいが

赤の他人さんを巻き込んでテロ的なイビキをかました場合

アメリカの方から戦闘機がやって来て俺は狙われるんだと思う

 

 

 

昔々の大昔

お付き合いしていた女性からイビキについてこう言われた

『1000年の恋も醒めるわ』と

…どんだけ

 

 

 

 

例えばコレ

手術をする事で改善して

熟睡できるのならば

俺は手術をしてもいいと思うほどだ

それぐらい日々の睡眠には満足していないし

このイビキが嫌いだ

スヤァ…と死んでるみたいに眠ってみたい

 

 

 

…

女性からみて

やはり怪獣みたいなイビキをかく男性はどうだろう

例えば

福山雅治に似ていると言われるほどの人が

ゴジラみたいなイビキだったらそれは許せるんだろうか

…ゴリライモみたいなオッサンだったら許せないのだろうか

どうなの？

イビキはイビキなの？

それとも、ましゃだったらいいの？（やかましいわ

…

あああ

迷惑を掛けずに熟睡してみたいわぁ

アントニオ猪木

アントニオ猪木って最近見なくなったなとチラッと思っていた

そんな俺の気持ちを理解してくれたのか

YouTubeでアントニオ猪木の動画がオススメされた

『最後の闘魂』チャンネル

 

 

 

…

病院のベッドの上でリハビリを受けているアントニオ猪木が写っていた

別の動画も見てみた

一生懸命に元気な姿を見せようとしている猪木が写っていた

知らなかった

難病と闘っているのだそうだ

 

 

 

中学生の頃、プロレスの巡業がやって来て

それを見に行った事があった

野外特設リング

その日のメインイベントは猪木の試合だった

猪木の入場のテーマに熱くなったのを覚えている

試合が始まってスグに雨が降り出して

どうなるのかと思っていたら

あっという間に猪木の延髄切りが敵に炸裂して

試合が終わった

『…あ』

って思ったけど

それでもみんな興奮しながら見ていたと思う

 

 

 

 

どうかあの時のようにあっけなく

難病もやっつけて

また戻ってきて欲しい

元気だった人が弱くなってしまう姿は悲しい

特に強かった男が倒れた姿は辛い

サクッと復活をして

俺に闘魂を注入してほしい（ビンタ）

いや、マジで

猪木さん、頑張れ！！って思う