年齢のせいなのか
注意力が散漫なのか
俺はスグに忘れる
昨日の夜に『明日必ずやる3つの事』を忘れないように
スマホのメモに書くつもりが
忘れて書かなかった
…
今朝になって思い出した
今日必ずやる3つの事をメモに書かなかった…なんだっけ(ち~ん
ああ、なんだっけ。
コンタクトレンズを洗いながら思い出した
そうだ保存液を買わなくちゃいけない
…
どうやらあと一回分でなくなりそうである
よし、思い出したぞ。まずは1個。
ご飯を食べ終えて薬を飲む時間
お爺ちゃんかってぐらいに薬を飲んでいる俺
色んな種類を飲んでるんだが全部で6錠(こないだまでは8錠でした
…
…あ!血圧の薬が今日で切れた!
仕事帰りに病院に行くんだった!!
これで2つ思い出した
忘れるという事は
それほど重要じゃないから忘れてしまうのだ
きっと絶対に忘れちゃいけないことは
覚えているはずだ
だから忘れたことは大したことが無いと思おう
…なんて、いつからか思うようになった
大事な事も完全に忘れてる
血圧の薬なんて飲まなかったらヤバいじゃないか
朝ご飯を食べ終えた後
カミさんが透明なファイルを持って歩いていた
何に使うんだろうなと思って見ていると
それに封筒とお金を入れている
…何だ?何かの集金だっけ?
『んじゃ、これね。速達で出すのお願いします』
ああああ!!コレだった3つ目!
カミさんの封筒を速達で出すのだった
…
全部思い出した
いやいやいや…怖い怖い怖い…
俺の記憶力の無さ怖すぎるってば
仕事でも忘れてばっかり
特に俺が覚えてられないのがお客さんの名前と顔とお宅
もうね、マジでヤバい。
『にゃびさ~ん。ハナクソ坂さんに請求書届けてきてください』
『え?そんなお宅の仕事、最近やりましたっけ?』
で、アンガスが
『ほら、小さいお婆ちゃんがいたハナクソ坂さん…』
『ああああ!思い出した!!…で、家に俺も行ったっけ?』
『行ったじゃないですか!!!ワンコに吠えられたところ!!』
『あああ、吠えてた吠えてた。場所どこだっけ??』
終始こんな感じである
…
ちなみに今、例として挙げた苗字のハナクソ坂さんは仮名です(わかるわ!!
忘れちゃいたい嫌な事は忘れられなくて
忘れたくない大切な思い出を忘れたりしてる
その切り替えのスイッチ
俺のさじ加減でどうにか出来たらいいのにな
っていつも思ってるような
思っていないような(そこは覚えておけ