37歳君の携帯はガラケーである
彼は自宅にもネット環境が無いために
携帯で何かを調べるとなると、ガラケーでは見れないサイトがあるのだとか。
そこで会社ではヒロルのスマホを借りて
色々と調べものをしたりしている
…
まぁ、そのついでに
ヒロルがやってるLINEなんかを勝手に読むという悪い癖があるのだ
本当に悪いことではあるのだが
去年、その事でヒロルが友達や後輩からイジメのように金をせびられたり
キャバクラに飲みに行くのをたかられたりするのが判明し
『そんなの友達じゃねぇ。縁を切った方がいい』みたいになり
現在はその悪い仲間から抜けられたという
結果、ヒロルを助けたような形に。
…いや、それでもLINEを見るのはホントにダメなんだけどね。
37歳君に『そんな事するもんじゃない』と言っても言う事を聞かないのは分かっているし
ヒロルに『スマホなんか貸すな』と言っても理解できないだろう(バカ
それでも37歳君は勝手にLINEを読んでいるようであり
『ちゃーさん!ヒロルがキャバクラの女を口説いてるよ!』
と。
話を聞くとこんなやり取りのようだ
…
ヒロル『今度、飯でも食いに行こうよ』
キャバ『そうなるとデートコースになるけどいい?』
ヒロル『デイトコースってなに』
…
…脈なしである
しかも『デート』と打てずに『デイト』と書いている事に注目していたが
ヒロルは字が書けないのだから許してやってほしい
そしてキャバクラの姉ちゃんに『デートコース』って言われたら
何かに気づかなくてはいけないんじゃないかヒロルよ。
…
キャバ『一緒にご飯を食べてからお店に行くの。お金かかるけどそれでもいい?』
ヒロル『そうか』
…
…
ヒロル『休みの日は何してる』
キャバ『友達と会って遊んだり飲んだりしてるから時間ない』
ヒロル『そうか』
脈ないってば
どの先生が診ても、ピクンとも動いてないってば
つか、完全に死んでゾンビに見えるってば。
キャバクラのお姉さんが何歳でどんな美人なのか知らないけれど
そのお姉さんを『運命の出会い』って思ったらダメだよな
相手は100戦練磨のプロだ
何人も何人も口説き落とそうとして、気を引こうとして
盤石の布陣で挑んでも玉砕しているのだ
そしてそのお姉さんは何人もの客の一人一人に気があるように見せて
何度もお店で指名をしてもらったりデートコースに持って行ったりして
それを生業としているのである
前歯もない、金もない、デートって書けないヒロルは
もう客としても最悪の扱いを受けてるじゃないか
気付けよ。
一体どういう人がキャバクラの姉さんを落とせるか
考えてみた
…
まず、お金は持っていないといけないな
若くして社長であるとか、次期社長みたいなレベルじゃないと無理だろう
こないだ車を買ったんでドライブに行きませんかって言って
『え~?どんな車、買ったんですかぁ~』
俺も聞いたことが無いような外車の名前をサラッと言ってだよ
『すご~い!』
ってならないと。
車の名前を聞いてくる段階でお姉ちゃんは男の懐具合を見極めるのだよ
レンジローバーのゴツイ四駆の車とか乗ってないと。
中古の電子レンジローバーみたいなボロボロの軽自動車に乗ってる我らに勝ち目はないのだよ
でさ、ドライブで行って女の子が喜ぶ場所がどこかを知らないと。
変な山道をあてもなく走っていって
『焼石連峰ってキレイだなぁ』じゃダメだぞ(キレイですけども
オシャレな所へ連れて行かないと。俺はそういう場所を知らないけれども。
…
飯だって何を食わせたらいいのか分からない
そういう姉さんは何を食うんだろう
会う時の服装は?俺の持っている服じゃ100%ダメだろ
そもそも、そういう姉さんと俺は釣り合わない事が分かっているし
万が一、奇跡的にコチラに興味を示してくれたとしても
長続きはしないだろうな。
ヒロルの悲恋を思うと
何だか心が痛いのだ
どうしてそういうお姉さんに行こうとするのかな
普通に女の子と出会う事を考えられないのかな…
…
何かパチンコ以外に趣味を見つけて
そこで出会うとか無いかな…
…
…
…
うん。無理だな(ち~ん
何の車に乗っていてもいい
お金が無くてもいい
安いランチでも構わない
一緒に居られたらそれだけで嬉しい
でもテメェ前歯ぐらい入れとけよ
って思ってくれるような
そういう女の子が現れないもんかな
乗ってる車や
着ている服や
懐具合ばかり気にしているような人は
どこかの大金持ちに任せておけばいいのだよ
俺はそう思うがね
彼は自宅にもネット環境が無いために
携帯で何かを調べるとなると、ガラケーでは見れないサイトがあるのだとか。
そこで会社ではヒロルのスマホを借りて
色々と調べものをしたりしている
…
まぁ、そのついでに
ヒロルがやってるLINEなんかを勝手に読むという悪い癖があるのだ
本当に悪いことではあるのだが
去年、その事でヒロルが友達や後輩からイジメのように金をせびられたり
キャバクラに飲みに行くのをたかられたりするのが判明し
『そんなの友達じゃねぇ。縁を切った方がいい』みたいになり
現在はその悪い仲間から抜けられたという
結果、ヒロルを助けたような形に。
…いや、それでもLINEを見るのはホントにダメなんだけどね。
37歳君に『そんな事するもんじゃない』と言っても言う事を聞かないのは分かっているし
ヒロルに『スマホなんか貸すな』と言っても理解できないだろう(バカ
それでも37歳君は勝手にLINEを読んでいるようであり
『ちゃーさん!ヒロルがキャバクラの女を口説いてるよ!』
と。
話を聞くとこんなやり取りのようだ
…
ヒロル『今度、飯でも食いに行こうよ』
キャバ『そうなるとデートコースになるけどいい?』
ヒロル『デイトコースってなに』
…
…脈なしである
しかも『デート』と打てずに『デイト』と書いている事に注目していたが
ヒロルは字が書けないのだから許してやってほしい
そしてキャバクラの姉ちゃんに『デートコース』って言われたら
何かに気づかなくてはいけないんじゃないかヒロルよ。
…
キャバ『一緒にご飯を食べてからお店に行くの。お金かかるけどそれでもいい?』
ヒロル『そうか』
…
…
ヒロル『休みの日は何してる』
キャバ『友達と会って遊んだり飲んだりしてるから時間ない』
ヒロル『そうか』
脈ないってば
どの先生が診ても、ピクンとも動いてないってば
つか、完全に死んでゾンビに見えるってば。
キャバクラのお姉さんが何歳でどんな美人なのか知らないけれど
そのお姉さんを『運命の出会い』って思ったらダメだよな
相手は100戦練磨のプロだ
何人も何人も口説き落とそうとして、気を引こうとして
盤石の布陣で挑んでも玉砕しているのだ
そしてそのお姉さんは何人もの客の一人一人に気があるように見せて
何度もお店で指名をしてもらったりデートコースに持って行ったりして
それを生業としているのである
前歯もない、金もない、デートって書けないヒロルは
もう客としても最悪の扱いを受けてるじゃないか
気付けよ。
一体どういう人がキャバクラの姉さんを落とせるか
考えてみた
…
まず、お金は持っていないといけないな
若くして社長であるとか、次期社長みたいなレベルじゃないと無理だろう
こないだ車を買ったんでドライブに行きませんかって言って
『え~?どんな車、買ったんですかぁ~』
俺も聞いたことが無いような外車の名前をサラッと言ってだよ
『すご~い!』
ってならないと。
車の名前を聞いてくる段階でお姉ちゃんは男の懐具合を見極めるのだよ
レンジローバーのゴツイ四駆の車とか乗ってないと。
中古の電子レンジローバーみたいなボロボロの軽自動車に乗ってる我らに勝ち目はないのだよ
でさ、ドライブで行って女の子が喜ぶ場所がどこかを知らないと。
変な山道をあてもなく走っていって
『焼石連峰ってキレイだなぁ』じゃダメだぞ(キレイですけども
オシャレな所へ連れて行かないと。俺はそういう場所を知らないけれども。
…
飯だって何を食わせたらいいのか分からない
そういう姉さんは何を食うんだろう
会う時の服装は?俺の持っている服じゃ100%ダメだろ
そもそも、そういう姉さんと俺は釣り合わない事が分かっているし
万が一、奇跡的にコチラに興味を示してくれたとしても
長続きはしないだろうな。
ヒロルの悲恋を思うと
何だか心が痛いのだ
どうしてそういうお姉さんに行こうとするのかな
普通に女の子と出会う事を考えられないのかな…
…
何かパチンコ以外に趣味を見つけて
そこで出会うとか無いかな…
…
…
…
うん。無理だな(ち~ん
何の車に乗っていてもいい
お金が無くてもいい
安いランチでも構わない
一緒に居られたらそれだけで嬉しい
でもテメェ前歯ぐらい入れとけよ
って思ってくれるような
そういう女の子が現れないもんかな
乗ってる車や
着ている服や
懐具合ばかり気にしているような人は
どこかの大金持ちに任せておけばいいのだよ
俺はそう思うがね