以前の記事にも書きましたが、改めてシグマAPO 70-300mm F4-5.6 DG MACROの紹介をします。
このレンズは実売2万円台前半と安価ながら、写りの良さには定評があります。
KissデジタルXに装着するとこんな感じです。
レンズの重さは550gでKissとのバランスは悪くありません。
デジタルXで撮影した作例をアルバムにアップしました。
KissデジタルXオリジナル画像アルバム
デジタルカメラマガジン2006年2月号に、このレンズとキヤノンEF 70-300mm F4-5.6 IS USMを比較した記事が載っていました。
その内容は
「画質はほぼ互角(シグマがわずかにリード)だが、手振れ補正(IS)があるためキヤノンのほうが使いやすい」
というものでした。
EF 70-300mm F4-5.6 ISの実売価格はシグマの約3倍です。
そのレンズと画質が同等というのは驚きですね。
確かに望遠側の撮影を手持ちでするのは難しいです。
私がこのレンズを使うときはほとんど一脚を使用しています。
さて、シグマAPO 70-300mmの最大の魅力はマクロ機能でしょう。
通常は最短撮影距離が1.5mですが、焦点距離200~300mmでマクロモードに切り替えると95cmまで寄れて撮影倍率は0.5倍となります。
但し、マクロモードへの切り替えが多少面倒です。
具体的に手順を見ていきましょう。
1.ズームリングを回して焦点距離を200~300mmの間にセット。
2.この目盛りが指標線です。
ズームリング側(1)の目盛りが焦点距離(写真では200~300mmの間)
フォーカスリング側(4)の目盛りが撮影距離(写真では無限遠∞)
3.マクロスイッチをマクロ側に切り替えるとマクロモードに切り替わります。
4.マクロモードではフォーカスリングを1.5m(白い三角のある位置)より短い距離に回すことが出来ます。
逆にマクロモードから通常撮影に切り替えるにはフォーカスリング(4)を1.5mから∞の間にセットしてからマクロスイッチを切り替えます。
つまりマクロスイッチの切り替えが出来るのは、「焦点距離200~300mm+撮影距離1.5m~∞」にセットされた時に限られるわけです。
決して操作が難しいのではありませんが、急いでいるときは切り替えが出来なくてあせるんですよね(笑)
テレ端(300mm)、最短撮影距離にセットするとレンズはこんなに伸びます。
でもEF 70-300mm F4-5.6 ISより6mm長いだけだそうです。
最短撮影距離が95cmというのは昆虫撮影には便利です。
私は望遠マクロレンズ(シグマAPO MACRO 150mm F2.8)も使っていますが、寄るのが難しい場合があるんですよね。
そんな時はこのレンズが活躍します。
ただ、最大倍率付近のピント合わせは非常にシビアです。
F8まで絞ってもピントの合う奥行きはごくわずか。
トンボの目だけしかピントが合いません。
逆に前後を大きくぼかす撮影には威力を発揮しそうです。
取り留めの無いことを書きましたが、これだけ遊べて画質も結構良くて、この価格。
コストパフォーマンスは抜群です。
ソニーやペンタックスのマウントも販売されているので、手振れ補正内蔵のカメラを持っている人には特にお勧めです。
また、APOでない70-300mm F4-5.6 DG MACROもあり実売価格1万円台半ばです。
マクロモードで近接撮影したときや輝度差の大きい被写体を撮ると差が出るという話ですが、これらを気にしない方にとってはお買い得でしょう。
このレンズは実売2万円台前半と安価ながら、写りの良さには定評があります。
KissデジタルXに装着するとこんな感じです。
レンズの重さは550gでKissとのバランスは悪くありません。
デジタルXで撮影した作例をアルバムにアップしました。
KissデジタルXオリジナル画像アルバム
デジタルカメラマガジン2006年2月号に、このレンズとキヤノンEF 70-300mm F4-5.6 IS USMを比較した記事が載っていました。
その内容は
「画質はほぼ互角(シグマがわずかにリード)だが、手振れ補正(IS)があるためキヤノンのほうが使いやすい」
というものでした。
EF 70-300mm F4-5.6 ISの実売価格はシグマの約3倍です。
そのレンズと画質が同等というのは驚きですね。
確かに望遠側の撮影を手持ちでするのは難しいです。
私がこのレンズを使うときはほとんど一脚を使用しています。
さて、シグマAPO 70-300mmの最大の魅力はマクロ機能でしょう。
通常は最短撮影距離が1.5mですが、焦点距離200~300mmでマクロモードに切り替えると95cmまで寄れて撮影倍率は0.5倍となります。
但し、マクロモードへの切り替えが多少面倒です。
具体的に手順を見ていきましょう。
1.ズームリングを回して焦点距離を200~300mmの間にセット。
2.この目盛りが指標線です。
ズームリング側(1)の目盛りが焦点距離(写真では200~300mmの間)
フォーカスリング側(4)の目盛りが撮影距離(写真では無限遠∞)
3.マクロスイッチをマクロ側に切り替えるとマクロモードに切り替わります。
4.マクロモードではフォーカスリングを1.5m(白い三角のある位置)より短い距離に回すことが出来ます。
逆にマクロモードから通常撮影に切り替えるにはフォーカスリング(4)を1.5mから∞の間にセットしてからマクロスイッチを切り替えます。
つまりマクロスイッチの切り替えが出来るのは、「焦点距離200~300mm+撮影距離1.5m~∞」にセットされた時に限られるわけです。
決して操作が難しいのではありませんが、急いでいるときは切り替えが出来なくてあせるんですよね(笑)
テレ端(300mm)、最短撮影距離にセットするとレンズはこんなに伸びます。
でもEF 70-300mm F4-5.6 ISより6mm長いだけだそうです。
最短撮影距離が95cmというのは昆虫撮影には便利です。
私は望遠マクロレンズ(シグマAPO MACRO 150mm F2.8)も使っていますが、寄るのが難しい場合があるんですよね。
そんな時はこのレンズが活躍します。
ただ、最大倍率付近のピント合わせは非常にシビアです。
F8まで絞ってもピントの合う奥行きはごくわずか。
トンボの目だけしかピントが合いません。
逆に前後を大きくぼかす撮影には威力を発揮しそうです。
取り留めの無いことを書きましたが、これだけ遊べて画質も結構良くて、この価格。
コストパフォーマンスは抜群です。
ソニーやペンタックスのマウントも販売されているので、手振れ補正内蔵のカメラを持っている人には特にお勧めです。
また、APOでない70-300mm F4-5.6 DG MACROもあり実売価格1万円台半ばです。
マクロモードで近接撮影したときや輝度差の大きい被写体を撮ると差が出るという話ですが、これらを気にしない方にとってはお買い得でしょう。
緑がとても爽やかな気持ちが和む作品に仕上がってますね。
幼い若葉がとても愛らしいです。
トライアスロンの親子もナイススナップです。
ところで今回のレンズ紹介でやっと使い方が
分かりました。切り替えSWがやたらと硬く
無理に動かして壊すところでした。やっぱり
取説は読まんといかんですね。
ありがとう!
久しぶりにデジCAPAで入賞してうれしいです。
>>取説は読まんといかんですね。
あはは、その通りです。
特にこのレンズのウリはマクロモードなのでその切り替えがうまくいかないと困りますよね。
これからも70-300で素晴らしい写真を撮って下さい。
安全装置があるわけですね・・・。
それにしてもテレ端ではけっこう長いですね。
レンズはかなり伸びますよね。
フードがあるので特に長く見えます(笑)