Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

ウメジローを撮ろう:光を考える

2016年03月03日 | 
梅の時期が終盤ですが、光の当たり方を考えたウメジローの撮影法をまとめました
今では野鳥をほとんど撮らなくなったので、自分のための備忘録でもあります(笑)

1.初心者にお勧めなのが天気の良い日に順光(太陽が撮影者の背中方向)で撮ること
(Kiss X4+EF100-400mm F4.5-5.6L IS)


メリット
・背景をあまり考えなくても失敗しない
・空を背景にした時は青空バックで撮れる
・AF(オートフォーカス)が失敗しにくい
・コントラストの高い写真となり、色がクッキリ写る

デメリット
・立体感の無い平板な写真になる

私も1年ぶりにウメジローを撮る時は順光で狙って勘を取り戻します

2.天気の良い日に逆光(太陽の方向にカメラを向ける)で撮る
1枚目の写真と同じ時間帯に逆光で撮影


メリット
・メジロの輪郭が光で浮かび上がるカッコいい写真
・背景の花などが透過光で印象的になる

一方、デメリットは山ほどあります
・空を背景にすると「空抜け」になります

 カメラが背景の空に明るさを合わせるためメジロが真っ黒になります
 このため逆光の時は暗い背景を選びましょう(2枚目の写真を参照)
・AFは明るい部分に合いやすいので、メジロより背景の明るい部分にピントの合うことが多い
・レンズ面に日光が当たるとフレア(画面が白っぽくなりコントラストが落ちる)が起こる
  (2枚目の写真もコントラストが落ちていますね)

3.曇った日や日陰で撮る
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO+MC-14)


メリット
・柔らかい色調で撮れる

デメリット
・逆光と同様で、空抜けに注意して、背景に空が入らないアングルで撮る
・AFは晴天の逆光より撮りやすいが、背景への合焦に注意する


なお、私が使用するカメラの設定は
1.測距点は中央1点
2.AFモードはコンティニュアスモードは使わず、ワンショットモード
3.連写

慣れないと、片っ端から連写してしまいますが、冷静にファインダー内にメジロを捉えてピントが合ったのを確認してから撮るほうが成功率が高いですよ
まずは、晴天・順光で狙って、ある程度余裕が出てきたら、逆光にも挑戦してください

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