parismaris's days*

梅雨の中休みは、さわやかに ① (庭だより*2021.夏)

長い梅雨の中休みが、終わりました。

真夏のような日差しと暑さとに閉口しながらも、早すぎる梅雨入りゆえにろくに楽しめていなかった初夏の庭を、心ゆくまで堪能することができました。

そんな梅雨の中休みの、『庭だより』。
記録かたがた載せておきたい画像が多いので、二部に分けてお送りします*



チェリーセージ ホットリップス

赤×白のツートーンの花が、透き通った初夏の日差しに、よく映えます。

この傍らを通るたびに、着ている服の裾が触れて、清涼感のある香りが弾けるように広がり、思わず深呼吸*



クレマチス

ずいぶん昔から庭にあるのですが、品種名が分かりません。

誘引下手な母が(なのにつる性の植物が異様に好き)、今年も誘引に失敗した挙句、「もう好きに育ってちょーだい!」とヤケになって放り出したので、近くにあるイロハモミジへとツルを伸ばして勝手に上り、ワイルドに咲き乱れたたくましいコ。

母が世話してたときよりも、株も元気で花もきれいなのは…気のせいかしら(笑)



クレマチス ロウグチ(篭口)

こちらも誰かさんのせいで、自由気ままに生長しています。

どこか『和』の風情も感じられる、落ち着いた愛らしさのあるロウグチは、家族みんなのお気に入り*



クレマチス パンサー (湘南クレマチス園)

この夏の、新入りです。
…ええ、連れて帰ってきたのはもちろん、母ですとも!

そのあとで、どうにも見かねて誘引し直したのは、私です。
(母のあまりのテキトーさに、辛抱たまらず・苦笑)

雑木ばかりの庭に似合う、深みのあるいい色*



ヤマブドウ ピッコロワイン

昨秋、枝のあちこちに虫が入り、気づいたときにはもう手遅れで、20センチ足らずの幹だけを残してばっさりと剪定するはめになりました。

丸坊主になった姿があまりにも貧相で哀れで、母も私も「もうあかんかもね…」と、半ばあきらめの境地に。

それでも根だけはしっかりと張ったままだったので、最低限の世話をしつつ冬を越したところ…春にたくさんの芽を吹いて、見事復活!

枝ぶりは例年よりもややコンパクトですが、花もたくさん咲いて、そこにこんな実もつきました*

嬉しーい!(≧▽≦)
元気になってくれて、よかった!



ペラルゴニウム シドイデス

小さな花なのですけれど、この色に惚れました。
…たまらん。



ガウラ

花弁のふちにピンク色が入る、ちょっと珍しいコンパクトタイプです。

品種名はたぶん…サマーエモーション。



ヒメヒオウギ

ヒオウギは、私にはフラワーアレンジメントの花材としておなじみでしたが、母が「見たことない…」と言うので、ヒオウギよりも小さくて野趣のあるこちらを植えてみました。




実のところ、花は少し前の写真で、今はこんな実が生っています。
これが熟れて、爆ぜて枯れたものが、ドライフラワーとして人気ですよね*

世話いらずの植物で、こぼれ種でよく増えます。



シモツケ

仁丹のような蕾がかわいくて、これが咲き始めると嬉しくなります。

草が風に揺れる姿は野の花のようなのに、この色で視線を奪い、存在を主張してくるところも好き。



イロハモミジの種

今夏は、たくさんの種がつきました。

葉のあいだから釣り下がる姿が、さわやかに愛らしくて、和みます*



ビヨウヤナギ

なんと美しいシベを持つ花なのかと、ほれぼれします。

いつから庭に植わっているのか分からないほど昔からここに在る木なのに、やっぱり今年もまた、溜息をつきながら見とれてしまうのです。







エゴノキの実

過去最高の花をつけたそのぶんだけ、実もまた驚くほどたくさん生りました。

なので、その重さで枝が枝垂れていて、いま表から庭に入る際には、大きく首をすくめてその下をくぐらなければなりません。

(それを忘れたり、他に気を取られていたりして、この固い実の連なりを、うっかり顔面に受けることもしばしばです…)



この庭を与えてくれた家族に感謝しつつ、植物を育てることを好きになってよかったなぁと思う毎日です。

②に続きます*


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