2歳8ヶ月になる甥のための、ノースリーブシャツです。
サイズは100。
活発な彼は、走り廻ることが大好きです。
ミニカーを並べたりパズルを組み立てたり、友達である人形たちとお喋りしたり。
そういう座ってする遊びのときにも集中した良い顔をしていますが、動き回っているときの笑顔はまた格別です。
もう楽しくて楽しくて仕方ない！という顔で、笑みがダダ漏れ(笑)
そんな甥を眺めて、こちらもだらしない笑みがダダ漏れ(笑)
かくの如く活発で愛らしい彼のために昨夏作ったノースリーブシャツ(☆)が少々窮屈になってきたようだったので、違うタイプのノースリーブを縫ってみました。
＊うしろ＊
生地は綿100％のダブルガーゼで、KOKKAという会社の直営店でひと目惚れしたものです*
水面に白鳥が浮いているプリントで、西淑(にし しゅく)さんというイラストレーターのデザインなんだとか。
この爽やかな色と、思わず微笑んでしまうほのぼのしい絵柄とに惹かれて、衝動的に買ってしまいました。
…が、この生地。
そもそもは、甥のために求めたんじゃないんです。
自分の普段着にしたくて買ったもの。
ダブルガーゼの質感を活かして、ゆるっとしたチュニックにすることを決めて裁断したら、70センチも余ってしまって。
良い生地なのに勿体ないなぁと思い、試しにこども服の型紙を当ててみたら、あらかわいい*
緑系は甥に似合う色だし、ノースリーブならば1着作れるぞ！とばかりに、こちらも裁断。
嬉しくなって、自分のものよりも先に縫い上げてしまいました(笑)
昨年作ったのは、後ろ身頃がファスナップで全開になるタイプですが、今回はかぶって着るタイプ。
上の画像のように後ろに雫型の深い開きがあるので、頭の大きなこどもでも大丈夫です。
パターンは『コットンフレンド』2012年夏号より。
本来は肩にフリルがついている、女の子用の「フリルブラウス」というものですが、わが家族はたくましい男児なので(笑)、フリルを省いてノースリーブにしました。
実はこのパターン。
5年前にも一度、サイズ違いで縫っています(☆)。
親友の娘で、私のちいさな友人でもあるたーたんのために、セットアップのひとつとして作りました。
もちろん、こちらはフリル付きで*
当時のたーたんは奇しくも現在の甥とほぼ同じ月齢ですが、サイズがひとつ下。
本人もママも気に入ってくれて、とても長い間、それも毎日のように(笑)着てくれていました。
そのときのたーたんの姿から、脱ぎ着もしやすくて、こども動きを邪魔しない良いパターンだな、と思っていて。
今回、甥の服を作るにあたってそれを思い出したので、型紙を取り直して作りました。
生地の可愛らしさに助けられて、シンプルながらも夏らしい1着となりました*
はてさて、甥と彼のママは、気に入ってくれるかな？
