1歳10ヶ月の姪のために、春のワンピースを縫いました*
サイズは100。
姪は、ぽっちゃり(というよりどっしり・笑)さんなので、少々大きめを*
パターンは、書籍『小さな子どもの手作り服』(miit 新垣美穂 著・文化出版局)より。
ただし書籍では襟ぐりや袖口がパイピング処理となっているところを、大幅にアレンジして見返し&三つ折り処理に。
それに伴い、後ろ身頃のあきの仕様も一部変更しています。
…私ね、パイピングの襟ぐりってのがどうにも苦手で。
どんなにカジュアルな服でも、顔回りや袖口だけは「ぴしっ」と整っているのがきれいに思えて、自分が作るものの多くには見返しをつけるようにしています。
パイピング作業そのものは好きだから(そっちのほうが手早くできて簡単だし)、いつも迷うんですけどね…
今回も、パイピングがデザインの一部であることが分かっていたので、かなり迷ったのですが。
結果、私の好みのほうを優先させて、ひと手間かけてみました。
その名のとおりに、袖は身頃からひと続きの『ドルマン』。
腕の付け根の可動域が大きくて、腕を振り回して歩くちいさなひとには着やすそうですね*
後ろは全開になるボタン留め。
ママが留めてあげやすいように考えられているデザインです。
生地は、コットンの薄手ブロード。
少しトーンを落とした水色の地に、花や蝶々が小さくカラフルに描かれている何気ない模様がほのぼの可愛くて、一目ぼれ♡
でもね…私や母が彼女のために生地を選ぶと、なぜだか青色系統が多くなってしまうんです。
赤や黄色もよく似合うコで、今回は赤っぽい生地を探しに出かけたはずなのに…またしても青(笑)
おかしいなぁ、どうしてかなぁ (*´з`)
ボタンは、白い貝ボタンにしました。
主張はさせず、けれど淡く光る華やかさをそうっと添えて。
(そんなことに気づく人なんていないだろうけど!笑)
姪の顔を思い浮かべながら生地を探し、彼女の体形や動きを考慮しつつパターンを選び、彼女のためだけに仕立てた『世界にひとつ』のワンピース。
これを着て、春を楽しんでくれるといいな*