息子からだ。
「どこにいるの」「隣だけど」「隣って」「リビング・・どうしたの?」
「水枕ある?」「えっ熱あるの?」「・・・」
急いで部屋にいってみると真っ赤な顔をした息子がベットに。
息使いがひどそうである。
体温を測ってみるよう促す。
9度3分。
夕べの話では、仕事中に熱を出し、診てもらったという。
風邪だということで4日間の薬を処方してもらい、その後、薬を飲んで寝たらしい。
いつもの時間に帰って来て、いつものようにお酒を飲んでいたという。
子どもの頃以来の高熱に驚いた私は水枕を当て、タオルを濡らしたもので額を冷やした。
徹底看病に突入だ。
30分ぐらい経つと8度5分まで下がり「少し楽になったから眠られる・・」という息子の言葉にホッとして少し休む。
夕べはずっと耐えていたらしい事を知り、なんと水臭い・・。
インフルエンザだったなら仕事には行けないのだから、救急当番医に行こうと促した。
が、昨日診てもらった医者は自信ありげにただの風邪だと言ったのだからと少しも動こうともしない。
「自信ありげに言ったとすると、もしインフルエンザなら相当のヤブということだわねえ」と笑う。
何か食べさせないとと思い、とろろを擂り、卵と醤油を入れたものを、薬だからと処方する。
・・非日常の今日はいつもと違い素直に食した息子である。
それから、イチゴとバナナと甘夏かん、熱いミルクも準備した。
完食、食欲はある。
午後は、ねぎ味噌、これは私が子どもの頃、度々熱を出したり風邪をひいたときの母の定番の一つ。<他は葛湯>
結局自分が子どもの頃にしてもらったようにしかできないのだなあと思いながら熱々のお湯を沸かした。
味噌と鰹節を練り、みじん切りにしたネギをたっぷり入れ、熱湯を注ぐ。
一つだけ母と違うところはショウガ汁を入れてみた。
これも普段なら食べないだろうに素直に飲んだところをみると早く良くなりたいという気持ちの表れか。
「これ、だしとかは入ってるの?」の言葉に、なかなか好評とみた。
夕食は夫のご自慢の手作りハンバーグを焼いてもらい、スープとともに平らげた。
水枕を取替え、冷たいタオルで頭を冷やし・・再度、熱を計ってみるようにいう。
9度3分だという。<嘘でしょう~>
朝の9度3分とは全く様子は違っているが・・・本当にただの風邪なのだろうか。
また心配になってきた。
冷凍庫は待っててできる氷では間に合わず、タッパーに水を入れ氷をたくさん準備した。
が・・これを使わなくても大丈夫になってほしいと思いつつ。
リビングにいると咳が聞こえるので生姜糖を飲ませる。
この生姜糖は私の常備薬。
マレーシア産の生姜糖はものすごく高価<生姜糖にしては>であり、良く効く。
平熱が5度3分ぐらいの私には、この生姜糖が風邪予防になる。
さあ、もう少し私にできることは・・結構甘いもの好きなのでおやつと行くか。
モカパウンドケーキがあったのでそれと紅茶といちごをトレイに持って行く。
その時点でどうやら熱の勢いは衰え始めたようだ。
私も早く眠りたくなってきた。
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