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a green hand

いのちをいただく

タイトルから考えてみた。
我々は、意識せずに何かしらの命を得ている。

新年早々、死生観?

意識しない命は命に関わるものが多いと感じる。
今の私に意識できる命に関わるものとは、食べ物である。

現代のお小さい子たちは、お弁当をいただく前の儀式?を保育園や幼稚園で身につけているのかもしれない。

小さなおててを合わせてお坊さんのように「いただきます」と食べ物を前にして唱える。

意味もなくその型を覚えて大人になった時にその意味を知ることになる。
教育ってすごい、そして型から入る大切さにも頷ける。

その意味を知ると食べ物を粗末にしたりできないはず。
バブル期を過ごした我々は「消費」こそが王道であった。
罰当たりな自分を省みた。

キッチンでできることは可能な限り実践しようと罪滅ぼしをしている。

食材の命を粗末にせずに食べきること1つをとってみてもサスティナブルである。

さて写真の絵本であるが、輪廻転生といってしまうとつまらないが年老いた走れないライオンと羽がボロボロの飛べない小鳥が出会うところから始まるお話である。

唯一の友達であった小鳥が去り、ライオンもこの世から消える。

その後 波と貝殻のように形を変えて場所を変えて生まれ変わっていく。

100年たったあとライオンは男の子に小鳥は女の子になって出会う。

「どこかで会ったことがある」と一瞬お互いが思える出会いである。

この「懐かしさ」に  いいな〜と思う。
自分の周りに存在する人やモノに意味があると思えると自然に優しく温かい気持ちになれないだろうか?

今日は成人の日である。

各地の成人式の模様をテレビで観て時代の変化を感じた。
変化を感じる私が画一的であり、多様な価値の時代を背景に生きてきた今の成人には豊かさを感じて「いいね」をあげたくなる。w

この成人たちはお小さい頃から、エネルギー危機、自然破壊、地球規模での災害が意識され、教育を受けているはずである。

そのような人々が日本国内で活躍できる地盤を積極的に作ってもらわないと、娘が言うように「Mちゃんたちが大人になる頃には海外旅行じゃなく海外に出稼ぎだよ」の暴言が本当に実現しないようにと願うばかりである。














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