
※「プレイステーション4」公式サイト
2015年2月24日に、PS4本体「グレイシャー・ホワイト(500GB)」を購入して、約1年が経過しました。
ここは1つ、これまでのプレイ履歴を軽く振り返りつつ、改めて感想をつづってみたいと思います。
●= 1年経っても感じる”快適さ” =●
性能アップにより、様々な面での処理能力が向上。
自然とインターネットに接続されたり、「PlayStation Store」がすぐに開いたり、アップデートが自動で反映されたり、ダウンロードやインストールが早く終わったり。
まだ、PS3もたまに起動しているからこそ、その差を改めて感じますね。やっぱり購入前に予想していた通り、この快適さに慣れてしまったら、なかなか前世代機に戻れません。
地道なアップデートにより、気付かないところでさらに快適になっているとは思いますので。これからの磨きにも期待したいです。

●= 「PlayStation Plus」の満足感 =●
PS3の時にも感じていましたが、PS4でもやはり、「PlayStation Plus」の恩恵に甘んじてしまうところがあります。
今のところ、PS3やPS Vitaほどは充実したコンテンツでないPS4ですが、それでも『アキバズ トリップ 2』や『討鬼伝 極』、『真・三國無双 7 with 猛将伝』などのパッケージタイトルがフリープレイで登場したこともありますし、配信したてのインディーズタイトルがいきなりフリープレイで配信されるようにもなってきました。
まあ、それとPS4では、オンラインプレイに「PS Plus」の加入が必須ですからね。それも1つのサービスだと思えれば、コンテンツの比率はこんなもんでちょうど良いのかもしれません。私はそこまでオンラインプレイを利用していませんが、フレンドと「シェアプレイ」を使うことが多く、そちらのほうで重宝しています。シェアプレイの利用にも、「PS Plus」の加入が必要ですからね。
とはいえ、月1回くらいのペースで更新されるフリープレイをある程度ダウンロードしてプレイするだけでも、そこそこ満足できてしまうので。そのぶん、自分自身で購入したタイトルというのは、あまり多くなかったです。
今年に入って、新たに自分が買ったのは『ドラゴンクエストビルダーズ』と『アーケードアーカイブス バブルボブル』だけ。後はやっぱり、フリープレイタイトルが主になっていますね。
月500円(私はまとめ買いしたので、もっと安い)でこれだけ楽しめるのは嬉しいですが、だからこそ、それに甘んじすぎるのももったいない気はしちゃいました。このバランスが、難しいところです。
![]() | Fallout 4 |
![]() | ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ[PS4版] |
●= PS4タイトルの満足感 =●
私は『トライアルズ フュージョン』と『ドラゴンクエストヒーローズ』から始まり、『ブラッドボーン』、『ドラゴンズドグマ オンライン』、『フォールアウト 4』(注意!Z指定)といった感じでプレイしていき、そして現在は『ドラゴンクエストビルダーズ』を絶賛プレイ中です。
もちろん、PS4タイトルの評価だってピンからキリまであるとは思いますが、この1年で購入したタイトルに関しては、かなり満足しています。本当に「買って良かった」と思えるタイトルが多かったですし、特に現在プレイ中の『ドラゴンクエストビルダーズ』は、どっぷりハマっています。インディーズタイトルにも、なかなか光るものが多かったように思います。
私としては、できればPS4専用タイトルのほうが信頼できるので、それを少し意識している傾向があります。マルチタイトルとなると、どの機種を基準にして制作されているかが分からないですからね。
よく話題に出るのは、PS4・PS Vitaのマルチで展開して、PS Vita中心に制作していたから、PS4版がPS4らしからぬ感じになってしまうというお話。今のところ運よく、そう感じるタイトルには出会っていないです。
時間もお金も惜しい今の時代、なかなか独占タイトルに挑戦するのは勇気のいることだと思いますが、海外で大跳躍を見せているPS4だからこそ、果敢に挑戦してみて欲しいです。
●= シェア機能について =●
2015年3月より「ゲームプレイ生配信」を始め、9月あたりからは「ゲームプレイ録画配信」も開始。
それぞれの用途に合わせて、通常のプレイ動画公開と、生での配信を続けてみています。
さらに、フレンドのRadXIIIさんとよく、シェアプレイでローカルプレイを楽しんだり、片方しか持っていないゲームを相手に紹介してみたりもしています。
最初のうちは「たまにできればいいか」くらいのつもりでやっていましたが、なんか、利用しているうちに「どうせプレイするなら、収録したほうがいいかも」なんて思うようになりました(苦笑)。ブログとかやっているくらいなんでね。なんか、ネタになりそうなものには敏感なのかもしれませんね。
ただし、何度も言っているように私は、例えプレイ動画を公開するにしても「見るだけ満足」な動画にはしたくないと思っています。一部例外はありましたが、基本はシナリオの最後まではプレイせず、途中のきりがいいと思ったところで終わらせるのが、今の私のスタイルです。
まあ、配信機能を楽しむのもいいですが、あまりそれに意識されるとまた、自由なゲームプレイを妨げることになりますからね。もう少しラクな気持ちで、考えたいものです。
特に「プレイ動画でお見せするから」という理由で、インプレッション記事をほとんど書かなかったのは、あまり良くなかったな~と思っています。この点については再度、検討しつつインプレッション記事をまた書いていけるようにしていきたいものです。
あ、そうだ。"ついで"といっては何ですが、プレイ動画に「声を入れている理由」についても、少し話しておきます。
プレイ動画は、いわゆる音声のないタイプと音声のあるタイプがあります。万人に見ていただきやすいのは音声の無いタイプで、音声があると、その人の声のクセや性格などの好みによって、好き嫌いが生まれてきちゃいますからね。純粋にゲームの面白さや楽しさをアピールするなら、音声が無いほうがよいのかもしれません。
しかし私としては、実際にゲームを遊んでいる私の”感情”も一緒に収録したい、という考えがありまして。
驚きや悲しみなどを、より強く表現できたほうが、ゲーム要所要所の魅力に共感していただきやすいように思ったので、音声ありにしてみたわけです。
それに私は、「セグメントゲームズ レイディオ」ですでに、何年も前から声は披露しているので。今さら出し惜しみする必要もないと思いました。
…ただし、この理屈であれば「音声ではなく、後から字幕を付ければいいのでは?」とも言えるのですが、そこまでいくとやっぱり、手間がかかっちゃうので。
あくまでブログがメインで、プレイ動画は”ついで”。その”ついで”に時間がかかるようになると、また以前のようにモチベーションが続かないってことになりそうでしたので。これくらいの落としどころが良いと判断させていただきました。
とはいえ、まだ1年しか経っていませんからね。まだまだこれからも、私なりに試行錯誤はしていきます。もしかしたらそのうち、音声なしになるかもしれませんし。
●= 容量は、もっと欲しいかもね =●
私が購入した時にはまだ500GBバージョンのみだったので、選択の余地が無かったですし、「ま、何とかなるでしょう」とは思っていたので。
ただ、1年経ってみると、もうちょっと容量欲しいな~とは感じてしまいますね。
現在の、私のPS4本体の空き容量は、約35GB。もうギリギリです。
これでも多少は”やりくり”しているんですよ。使わなくなったゲームデータや、ほとんどプレイしなくなったダウンロードタイトルを削除したり。
それでもこんな感じですからね。
ちなみに、いま現在の私のPS4本体で、容量トップ5のタイトルはこんな感じです。
『World of Tanks』 = 約41GB
『ブラッドボーン』 = 約36GB(追加コンテンツ含む)
『フォールアウト 4』 = 約33GB
『ドライブクラブ』 = 約28GB
『討鬼伝 極』 = 約20GB
とりあえず「PlayStation Plus」のフリープレイを片っぱしからダウンロードするだけでも容量を圧迫しますし、私は「ゲームプレイ録画配信」をしているので、動画による容量もそこそこ大きいです。
そして、パッケージタイトルであっても必ずゲームデータのインストールをしないといけないので、パッケージタイトルしか買わない人であっても結局、容量が圧迫されていくのです。
そこそこプレイするつもりで購入を検討されるようでしたら、できれば1TBを購入されたほうが、良いかもしれませんね。たかだか5,000円の違いですから。5,000円ケチって、後であ~だこ~だ言うようになるくらいなら、もっと余裕をもっていたほうが良いでしょう。
もっとも、1TBであっても、そのうち足りなくなるんでしょうけどね…。
●= その他の、細々としたこと =●
◆一時期、マイクの接触不良に悩まされていましたが、最近はほとんどなくなりました。差込口ではなく、PS4本体のシステム的な問題だったのでしょうか?
ま、それでもやはり「ちゃんと声が入っていなかったら…」と思うと不安なので、事前にチェックはしています。「設定」→「周辺機器」→「オーディオ機器」→「マイクレベルを調整する」と選択し、イヤホンで自分の音声がちゃんと聞こえてきたら、ちゃんと接続されている証になります。皆さんも、よろしければ参考に。
◆スタンバイモードにしたまま、誤って本体電源をOFFにしてしまったことが、何度かありました。その場合、本体チェック&再起動が入るので、起動にそこそこ時間がかかってしまいます。自動でアップデートしたりするので、最悪、データが破損している可能性もあります。
私の場合、いわゆる「個別でON/OFF可能な電源コード」を使用しており、隣のコンセントを引き抜こうとしたときに誤ってカチッとしてしまうことがあるんでね。気を付けないといけません。
できることなら、PS4本体の電源は、他とは孤立させた差し込み口に。もしくは、触ることのない差し込み口での利用をオススメします。
◆「設定」→「システム」→「ホーム画面のコンテンツの数を制限する」という項目があります。ONにすると、ホーム画面の最初に並ぶタイトルが15タイトルほどに制限され、OFFにするとダウンロードされている全てのタイトルが並びます。
私は、あまり表示されるとわずらわしいと思ったので、ONにしているのですが、ONにしたらしたで問題が1つ。ホーム画面に表示されなくなったタイトルについては、端っこにある「ライブラリー」を選択して、一覧から探せばいいのですが…この一覧には「かつてダウンロードしたことのあるもの」や「シェアプレイでプレイしたことのあるタイトル」なども含まれます。なので、「PS Plus」フリープレイでたくさんダウンロードしている私のライブラリーは、けっこうな量になっているんですよね。
過去のダウンロード履歴を残しておくことも大事ですが、私としては「ダウンロードされているもの」とかでソートできたらいいな~と思いました。
◆「PlayStation Store」で、セール&キャンペーン情報が見れたりしますが、一部、説明不足に感じたことがありました。
例えば「対象タイトル購入で、限定テーマをプレゼント」的なキャンペーンにしても、キャンペーンによっては「1タイトル購入」の場合もあり、「2タイトル購入」の場合もあります。しかし、そのへんの説明がStore内では一切なく、特設サイトかゲーム情報サイトで確認しないといけません。
ここらは、各メーカーに表示方法を委ねているのかもしれませんが、ある程度は統一して欲しいな~と感じます。少なくとも、条件くらいはね。
◆「PlayStation Network」の接続障害は、相変わらずそこそこ発生するご様子。
ま、PS3やPS Vitaにも影響する話ではありますが、PS4の場合、よりインターネットサービスを充実させたぶん、接続不良による影響は大きいんですよね。生配信が途中で強制終了しちゃったり、プレイ動画のアップロードに失敗しちゃったり。
大変だとは思いますが、より安定したインターネット環境を構築すべく、これからも精進していって欲しいと思います。
◆= 改めて、全体の感想 =◆
そんなに多くのタイトルをプレイしているわけでもないですし、オンラインプレイをそこまで利用しているわけではありません。
しかし、最先端のゲーム機らしく、快適かつ充実したゲームライフを送れていることは実感できています。
容量が少し心配であるというくらいで、あとは大きな不満点なし。容量については、最悪どうとでもなりますしね。整理整頓をするか、もしくは1TBに買い替えるかってことで。ま、それは後々に検討していきます。
HDDを自分で取り換えるという手段もありますが、やっぱり、ちょっと怖いので(苦笑)
今週で、発売から2年。
タイトルはさらに充実していき、PS4の価値観は確実に高まってきています。そして、昨年に『ファイナルファンタジーVII リメイク』など多数の注目タイトルが発表されたことで、PS4の未来への期待も高まってきています。
日本での売り上げは、まだそこまで大きく振るっていませんが、なにせ海外で大跳躍していますからね。その恩恵に預かる形でもいいので、日本でも着実に普及していって欲しいと思います。それだけの魅力はあると思いますので。
PS4が奏でる、これからのゲームライフに、期待しています!
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