セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wii『Wiiリモコンプラス バラエティ』 インプレッション

2011年07月11日 11時49分12秒 | 【旧】購入・レビュー話


Wiiリモコンプラス バラエティ
対応ハード : Wii
発売日 : 2011/07/07
希望小売価格 : 4,800円(税込)
 ※Wiiリモコンプラス「アカ」1個同梱(ソフト単体では未発売)
ジャンル : パーティーゲーム
プレイ人数 : 1~4人
CERO : A(全年齢対象)

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 3,918円(新品)
プレイ時間 : 約4時間
プレイ内容 : 1人プレイ&友人との2人プレイを一通り体験
◆====================================◆


●= Wiiリモコンプラスで、新しい遊びのバラエティ =●
今作は、任天堂より発売のパーティーゲームです。Wiiリモコンプラス1個が同梱されています。
Wiiリモコンプラスを使って遊べる12種類のゲームを用意。様々なメーカーが”競い合う”形で開発されたそうです。

※プレイするには、Wiiリモコンプラス。もしくは、Wiiモーションプラスを付けたWiiリモコンが必要です。
 普通のWiiリモコンではプレイできないので、複数人プレイの時はご注意下さい。



●= ゲーム紹介 =●
それぞれ、最大プレイ人数と開発メーカーを一緒に記載していきます。


◆== アイスクリームチャレンジ ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : アーゼスト


Wiiリモコンプラスをソフトクリームのコーンに見立てて操作して、アイスクリームやソフトクリームを作っていきます。
コーンを持つように、Wiiリモコンプラスを立てて持ち、あとは傾けるとゲーム画面のコーンも傾きます。

アイスクリームでは、上にどんどんアイスが乗せられていくので、傾かないようバランスをとりましょう。傾きすぎると、アイスクリームが崩れてゲーム終了です。
ソフトクリームは、実際と同じように上からソフトクリームが真っ直ぐ落ちてくるので、あのソフトクリーム特有の綺麗な渦を作れるようにコーンを回していきましょう。崩れすぎると、ゲーム終了です。

なお、アイスクリームのほうのみ、2人同時プレイが可能です。
お互いのアイスクリームがぶつからないようにしましょう。


◆== モグラたたき ==◆(最大4人プレイ)
開発メーカー : グッド・フィール


5つの穴から出てくるモグラを叩きます。
Wiiリモコンプラスをハンマーに見立てて操作します。縦に寝かせて持ち、左右に動かしてハンマーの移動。下に振るとハンマーを振り下ろします。
穴の前においてあるフルーツをモグラに取られないようにしましょう。全て取られてしまうとゲーム終了です。フルーツを持ったMiiは叩かないように!

最大4人での同時対戦プレイの時は、いくつかのステージを共にプレイして、最も得点の多かった人が勝利となります。フルーツを取られるという概念はありません。

また、「モグラおぼえ」というモードもあります。
モグラが穴から出てくる順番を覚えて、その順番どおりにモグラを叩く、いわゆる記憶ゲームです。
こちらは1人プレイ専用です。


◆== 石投げ水切り ==◆(最大4人プレイ)
開発メーカー : グッド・フィール


誰もが浜辺や川辺でやったことのある、水切りです。

Wiiリモコンプラス=あなたの手です。
まずは、落ちている石の中から、投げる石にポインタを合わせてAボタン+Bボタンでつかみます。
その後、Bボタンを押しながら振ると、石を投げます。水平に投げることと、力を入れ過ぎないことがコツです。
5回投げて、水を切った回数の合計が得点となります。

また、「水切りチャレンジ」というものもあります。
リングやターゲットが出てきます。石をリングに通したり、得点の付いたターゲットの上に落とすことで得点を獲得します。

通常の水切りと、チャレンジモード。どちらも最大4人での対戦プレイが出来ます。
それぞれ1人ずつプレイすることになります。


◆== ポーズMiiプラス ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : スキップ


壁に空いた穴と同じ「ポーズ」を通って、穴をすり抜けていくゲームです。

WiiリモコンプラスでMiiを操作します。
穴の空いた壁が出てきて、Miiがポーズをとります。壁には自動で徐々に近づいていくので、プレイヤーは、Miiが穴をすり抜けられるようにMiiを回転させましょう。壁にたどり着くまでに穴を通れる方向に合わせられればOKで、あとは自動で壁をすり抜けてくれます。
壁にぶつかってしまうとライフが減って、ライフが0になるとゲーム終了です。

2人同時プレイでは、ライフが共用になります。協力して、より奥まで進めるよう挑戦しましょう。


◆== 360°シューティング ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : プロペ


Wiiではよくあるタイプのガンシューティングゲームです。

何が違うかというと、ゲーム名の通りで正面だけでなく、横や後ろも狙うことができます。
Wiiリモコンプラスを自分の横や後ろに向けると、画面には狙っている方向が映し出されます。
全方位の色々なところから出てくる敵やマトを、次々と撃っていきましょう。

外さずに連続でヒットさせれば得点が増加。
攻撃などを受けてしまうとライフが減り、0になると失敗。ライフが0になる前に全ての敵を倒せばステージクリアです。
全3ステージ+全てのステージをぶっ通しでプレイするステージが用意されています。

2人協力プレイでは、上下に画面を分割してプレイします。


◆== ジャンピングランド ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : アーゼスト


Miiを操作して、ピョンピョン跳ねる壁だらけのステージを飛び回って、宝石を集めていきます。

Wiiリモコンプラスを立てて持ち、横に回すとMiiも回転します。
壁に着地すると、頭が向いている方向に跳ねます。また、Aボタンを押すと、足が向いている方向に急降下して、より高く跳ね上がります。
プレイヤーは、Miiを操作してステージ上に散らばっている宝石を獲得します。100個獲得すると、次に集める宝石が上空に出てくるので、宝石を獲得しながら上へ上へ昇っていきます。100個取っては新しい宝石が出現。これを繰り返して、最終的にどこかの段階でゴールエリアが出現するので、ゴールエリアに入るとステージクリアとなります。
また、泡に包まれたアイテムがあります。触れると、一定時間アイテムの効果を得られます。効果は「宝石の得点が2倍になる」「周辺に別のMiiが登場」など、様々です。

2人プレイでは、2人のMiiが手をつないでおり、着地するたびに操作プレイヤーが交代するという流れになります。


◆== ボールとシーソー ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : 任天堂


Wiiリモコンプラスで操作するシーソーがあります。これを利用して、ピンボールのような感じでステージ内のマトを全て壊しましょう。

Wiiリモコンを横に持ち、左右に傾けるとシーソーも傾きます。反動などを利用してボールを飛ばして、マトに当てていきましょう。
制限時間内に全てのマトを壊せばステージクリアです。丸いマトを壊せばOKですが、緑の四角いマトに当てると制限時間が増えます。また、球をステージ外に落としてしまうと、制限時間が減ってボールがスタート地点に復活します。
全30ステージの用意されたステージを攻略するほか、ボールを落とさず弾き続ける「エンドレスモード」も用意されています。

また、2人での対戦プレイも出来ます。同じステージ上でそれぞれシーソーを操作してボールを飛ばし、より多くの得点を稼ぎましょう。


◆== ゴーストマンション ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : アーゼスト


テレビ画面の外に逃げたオバケを探して、画面内に連れ戻してくるというゲームです。
このゲームは、Wiiリモコンのスピーカーを必ずONにしてお楽しみ下さい。

Wiiリモコンプラスをあらゆる方向に向けて、オバケを探します。
近くにいるとスピーカーから音が鳴り、激しく音が鳴ったところでBボタンを押すと、オバケを捕まえます。
そして、Bボタンを押したままWiiリモコンプラスをテレビ画面に向けると、オバケを引っ張ってきます。

最終的に、オバケが赤色に点滅するので、そこでBボタンを離すと吸い込みマシーン?にオバケが吸い込まれます。
赤色に点滅する前に、画面外に逃げようとするオバケもいます。その場合は、釣りのような要領で、逃げる方向とは逆のほうにWiiリモコンプラスを振りましょう。

2人同時プレイでもプレイスタイルは同じですが、2人が一緒に捕まえないと連れてこられないオバケが出てきます。


◆== 傘ライダー ==◆(最大4人プレイ)
開発メーカー : バンプール


傘で風を受け止めて疾走していく、レースゲームです。

コースでは、風が真後ろから吹いています。
Wiiリモコンを縦に寝かせて持ち、Aボタンを押している間、傘を開きます。傘で風を受け止めて、前進していきます。
あとは、左右に傾けて曲がったり、上に振ってジャンプできたりします。飛んでいる間は、傘を上に向ければ落ちるスピードが遅くなります。

用意されたコースを走るモードのほか、「はばとび」というモードもあり。
文字通り、少しでも遠くへ飛んで着地します。このモードでは風の吹く方向が変わったりするので、それに合わせて傘の向きも変えていきましょう。ただし、コース外に落下したら0点ですよ。

通常のレースは2人まで。「はばとび」は、4人までプレイできます。
通常のレースでは画面を左右に分割して対戦。「はばとび」では1人ずつ挑戦します。


◆== まきあげろ!海底のお宝 ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : ミッチェル


海底にもぐってお宝を引き上げるゲームです。
このゲームは、Wiiでは異例で「ストラップを外して」プレイします。

Wiiリモコンプラスを、Miiに付いているヒモのリールに見立てます。
横に持って、奥に回すとMiiが降りていき、手前に回すとMiiが昇っていきます。左右に傾けるとMiiが左右に移動します。
海底に沈んでいるお宝に触れると、Miiがお宝を持ちます。Miiの「酸素量」が0になる前に、海上まで引き上げましょう。「酸素量」が0になると失敗になります。

お宝は全部で3種類。大きいお宝ほど得点も大きく、また、全てのお宝を同時に持てます。
ただし重たいぶん、引き上げるのも大変です。また、ステージ上のギミック(クラゲ、ウニなど)に当たると、酸素量が減るうえにお宝を落としてしまいます。注意!

1人プレイでは1人でお宝を引き上げますが、2人プレイの場合は、お互いにお宝の入ったカゴの両端を持って、お宝を落とさないように協力してバランス良く引き上げていきます。お宝がスッカラカンになるか、どちらかの酸素がなくなると、失敗です。


◆== ふわっとバルーン ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : スキップ


風船に風を送って、ゴールへと導くアクションゲームです。

Wiiリモコンプラスを「うちわ」に見立てます。
Wiiリモコンを、ボタンが横に向くように立てて持ちます。傾けると、向きに応じて風船の周りをうちわが移動します。そして、扇(あお)ぐようにWiiリモコンを振ると、風船が進んでいきます。
また、風船を割ろうとカラスがやってきます。Wiiリモコンを画面に向けて、Aボタンで狙い撃つと、カラスを撃退できます。

風船が0になる前にゴールまでたどり着ければステージクリアです。
2人プレイでは、左右に画面を分割しての対戦になります。


◆== ドッキングステーション ==◆(最大2人プレイ)
開発メーカー : チュンソフト


マシンを操作して、マシンに付いているポールを宇宙ステーションの特定のポイントにくっ付けます。

Wiiリモコンプラスをマシンに見立てて操作します。縦に寝かせて持ち、Wiiリモコンを回すとマシンもそれに合わせて回ります。
そして、ボタンを押すことで「エアーを噴射」します。噴射する方向は、次の通りです。
 十字ボタン上 … マシンの正面
 十字ボタン下 … マシンの背後
 十字ボタン右 … マシンの右側
 十字ボタン左 … マシンの左側
 Aボタン … マシンの上側
 Bボタン … マシンの下側
「エアーを噴射」なので、噴射した方向とは逆の方向に進んでいきます。前進したい場合は、十字ボタン下を押すわけです。これを理解して、マシンを思い通りに操作できるようになりましょう。

用意されているステージは、全30ステージ。
制限時間内に、マシンに付いている「丸いポール」と、宇宙ステーションにある「丸いポイント」をくっ付けると、ステージクリアです。制限時間が0になったり、スピードが早い状態でマシンが何かに激突したりすると、失敗になります。(スピードが遅い状態で激突しても大丈夫です)

2人プレイの場合は、画面を左右に分割しての対戦になります。いち早くドッキングさせられたほうが勝ちで、3本勝負・2本先取となります。


●= メダルについて =●

各ゲームのメインとなるモードでは、成績に応じてブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナのどれかのメダルが貰えます。
全てのゲームでプラチナメダルを獲得すると、何かが起こるようですが…まだ全然獲得できてません(笑)


■== partygameの評価 ==■ … 82点(100点満点)
人と楽しむパーティーゲームとして、是非どうぞ


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== コストパフォーマンスが高い ==|
Wiiリモコンプラス付きで4,800円。Wiiリモコンプラス単体は3,800円なので、ゲームは実質1,000円です。私は3,918円で購入したので、ゲームは実質118円です(笑)
ボリューム的にはそこまで優れていないものの、多くのアイデアがしっかり楽しめるということで、個人的にはかなりコストパフォーマンスが高いように思いました。

|== △ 各ゲームの評価 ==|

|== アイスクリームチャレンジ ==|
アイスクリームも面白いですが、ソフトクリームが地味にハマります。なんか、綺麗なソフトクリームを作りたくなるんですよね。
思い通りのソフトクリームが作れるようになるには、けっこうなプレイ回数が必要になりそうです。

|== モグラたたき ==|
個人的には、一番「Wiiリモコンプラスでプレイする必要性を感じないゲーム」であるように感じちゃいました。
こういう類って、例えば4つの穴が十字に並んでいて、十字ボタンの上下左右で叩けるといったスタイルのものがあったりします。むしろこういうスタイルのほうが直感的で、今回のゲームのスタイルのほうが慣れが必要なように思います。思い通りのところを叩けるようになるには、左右に動かす度合いを感覚的に覚える必要がありますからね。
まあ、Miiを叩いてしまうと手に持っているフルーツが潰れて、画面にこびりついて邪魔!ってなるのは良かったかな。

|== 石投げ水切り ==|
まあ、現実ではおそらく無理な記録を意外と簡単に出せるので、むしろリアルの水切りが苦手な人にどうぞって感じです(笑)
石の中には、特殊な形や模様のものもあり、投げると不思議な演出が入ったりするのもちょっと楽しいです。
また、「水切りチャレンジ」はまた違う感覚で楽しめるので、これまたGOODです。ただし、ゴルフのように自由にステージを見ることができないので、狙うにはちょっと不便かな。
あと、Bボタンを「離さないまま投げる」ので、振っているどのタイミングで投げるのかが掴みづらかったです。

|== ポーズMiiプラス ==|
いわゆるWiiウェアの『すりぬけアナトウス』みたいなゲームですが、こちらのほうが全然遊びやすいと思いました。
ただ、全5つのレベルで構成されているコースを全部クリアしたら、それで終わり。特に複数のステージやモードは用意されていないので、ちょっと物足りなかったです。

|== 360°シューティング ==|
横や真後ろにも撃てるのは感覚的に面白かったですが、もっと後ろに敵が出てくるステージが多くあっても良いような気がしました。3つのステージのうち「忍者ステージ」は後ろに敵が出てくるときがありますが、他のステージではありません。
もちろん後ろとかは正面と比べると狙いにくいですが、せっかくの360°シューティングなので、割り切ってイヤらしいところに敵を出すのもアリなように思いました。

|== ジャンピングランド ==|
アイテムの効果をどれだけ活かせるかが勝負のカギです。感覚的に慣れが必要ですが、うまくいくようになってくると途端に面白くなってきます。
1人プレイの時にはなかったんですが、2人協力プレイの時は妙に連続で跳ねたりしたんですよね。ポポポポ~ンと(笑)

|== ボールとシーソー ==|
個人的にはピンボールが好きなので、わりとハマりました。
ただ、それ故に気になったのは…後半、似たような構成のステージが多かったことです。遠くのマトに正確にボールを飛ばす的なスタイルで、ただでさえけっこう難しいのに、そのタイプが特に変化なく繰り返し登場すると「またか…」ってなっちゃいます。
あと、2人対戦プレイはそれなりに白熱。ただし、終盤はマトが大量かつ連続で当てやすい箇所に出てきて、いわゆるクイズ番組でよくある逆転勝ちがしやすい構成になっています。事実、4回の対戦中3回はそれで勝負が決まりました(笑)

|== ゴーストマンション ==|
個人的には一番驚きのあった作品でした。
まあ、Wiiリモコンプラスの向きだけを見て判断しているんでしょうから、その場でクルクル回しても反応はするんでしょうけど、やっぱり懐中電灯で探し回るようにプレイしたほうがそれっぽいです。
気になったとしたら、2人プレイの時にスピーカーの音が混ざっちゃって、どっち側から流れている音なのか分からなくなる時があったことです。多少、音を変えてくれたら嬉しかったです。あと、全3ステージということで、もう少し遊びたかった…。

|== 傘ライダー ==|
一見、普通のレースゲームのようですが、『マリオカートWii』とかとはだいぶ違う感覚で楽しめます。
よく出来ていると思いましたが、気になることも。上に振るとジャンプすると説明しましたが、ちょっと動かすだけでもジャンプするので、誤動作でジャンプしちゃうことがありました。

|== まきあげろ!海底のお宝 ==|
アイデア的には一番新鮮だと思いました。特殊な操作方法で、けっこう疲れますけどね(笑)
2人プレイはさらに難しく、Miiだけでなくカゴにもギミックが当たらないようにしないといけませんし、それと同時に、カゴが傾かないように引き上げていかないといけません。うまくいった時の達成感はひとしおでしょうね。
あと、このゲームをプレイした後に別のゲームを選択したら、ちゃんと「ストラップを付けてください」と出ます。ここらへんの配慮はさすがです。

|== ふわっとバルーン ==|
これもけっこう疲れるゲームですが、疲れるのに報いるだけの魅力はあまり感じませんでした。地味ですし、操作感覚もあまりしっくりこない印象でした。
(右利きの場合)Wiiリモコンプラスを右に向けて扇(あお)ぐように振るというのがけっこう難しく、また、反応もそんなに良くなかったです。カラスを撃退するために、Wiiリモコンプラスで狙い撃つというアクセントがあるのは良かったです。
扇ぐ操作自体は良いと思ったので、もうちょっとコンパクトな操作にまとめたほうが良いような気がしました。

|== ドッキングステーション ==|
収録されているゲームの中では一番敷居が高いです。ボタン操作をたくさん使うこともありますが、「押した方向とは逆に進む」+「Wiiリモコンでマシンの向きを調節」ということで、かなり頭がこんがらがります。
ただ、ボタン操作の配置とエアー噴射の方向がけっこう合っていて、従来のこういったタイプの作品よりは全然慣れやすいと思います。そして、うまく操作できるようになると途端に面白くなってくる点は、ジャンピングライドと同じですね。

|== △ 1人プレイでもそれなりに楽しめるが… ==|
メダルを獲得するという要素はありますし、ゲームによってはステージ数もそれなりに用意されています。
しかし、基本的にはシンプルなつくりなので、やはり1人プレイでは限界が早いです。本来の半分の魅力も楽しめないでしょう。

◆== まとめ ==◆
人と楽しむパーティーゲームとしては、充分な出来だと思います。
一通りプレイしているだけでも1時間~1時間半はかかりますし、連続でプレイするにはちょっとシンプルで飽きやすいかもしれませんが、持っておけば、たまにふと遊びたくなる魅力はあるんじゃないでしょうか?少なくとも『はじめてのWii』よりは、しっかりと楽しめる印象です。

Wiiリモコンプラス目的で購入される人がほとんどだとは思いますが、ゲームにおいては、1人でプレイされるかたにはオススメできません。
Wiiリモコンプラスが付いてくるぐらいなんですから、やはり2人以上で楽しめる環境があって然るべきという感じです。というか、普通これを購入されるのであれば、そういう感覚で購入されると思いますし。

”競い合う”形で複数のメーカーのアイデアが詰まった作品。
こういう試みが、また別の機会であるといいですね。


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   万人向け ← ○○●○○○○○○○ → 熟練者向け
 『はじめてのWii』が入門編だとすると、今作は応用編という感じです。
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    手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
 ほとんどがサクッと楽しめるものです。
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  思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 基本的には、感覚で楽しむタイプが多いです。
 頭を使うとしたら、「モグラおぼえ」「ドッキングステーション」くらいですかね。
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 爽快感重視 ← ○○○○○○○●○○ → 達成感重視
 「傘ライダー」とかは疾走している気持ちよさがありますが、基本は達成感重視といった感じ。
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