■====== 簡単なご紹介 ======■
任天堂から配信中の、色々なキャラクターや背景を自由に作れるゲームです。。
既存のパーツを自由に組み合わせて”クニャペ”というキャラクターを作ったり、遊ぶことで増えていく背景の物体(木やなど)も自由にカスタマイズできたりします。作ったクニャペは、すれちがい通信で交換したり、QRコードで配信したりも出来ます。
とりあえず、このゲームでできることをざっくり紹介します。
まずは、”クニャペ”を作らないことには話になりません。
「あたま」「からだ」「め」「くち」「あし」などのパーツを配置した後、名前・セリフの語尾・ボイスを選択すると、完成です。
ボイスは、12種類の音声と5段階の音階から自由に選択できますよ。音声によって性格も決まります。
完成したら、クニャペを散歩に連れて行きましょう。
横スクロールのアクションゲームみたいになっており、下画面をタッチしてクニャペを操作します。タッチした方向に移動。真ん中のアイコンをタッチしてスライドすると、クニャペの足がグニャグニャ曲がります。下にスライドして離せばジャンプもできます。
特にミスとかしてもペナルティはありませんが、制限時間はあります。もちろん、制限時間いっぱい行動する必要はなく、自由に散歩を終了できます。
また、道中にあるくだものを食べさせてあげると、タマゴを生むことがあります。獲得しておいて、お散歩終了後に割ると、コインを獲得します。他のクニャペに話しかけると発生する「おさんぽクエスト」に挑戦して成功すれば、大量のコインなどが獲得できます。
この作品は最初、できることが少ないのですが、遊んでいくうちにできることが徐々に増えていきます。
クニャペの作成でも様々な機能が増えていきますし、お散歩を繰り返しているうちに、背景をカスタマイズできるようになったり、新しく出てきた物体をカスタマイズできるようになったりします。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 560円(割引セール中に購入)
プレイ時間 ―→ 約2時間
プレイ内容 ―→ クニャペを6体作成
○ ―→ 創作意欲をくすぐられます。
限られたパーツを使って、キャラクターを作成。言うならば、限られた積み木で自由に何か作るという感覚に似ています。
どんなにヘンテコリンに作っても、ちゃんと目や口や足は動いてくれます。そこがいいんですよね。
あ、ちなみに口だけは絶対に使わないといけないので注意。
○ ―→ お散歩は、地味だけど何となく続けたくなります。
ブロックを壊せばコインが出てきますし、そこらへんに歩いているお仲間のクニャペに話しかければ、ちょっとしたイベントが起きることも。
クニャペを作成していくと、マップもどんどん広くなり、また新しく散策できるようになりますし。
○ ―→ 操作は、タッチペンに特化しています。
いいと思います。ヘンにボタン操作が入ってくるよりも、こちらのほうが率直に分かりやすいです。
ただ、私なんかはついつい、散歩での移動でスライドパッドを動かしちゃったりしますけどね(笑)
○ ―→ クニャペの交換や配信ができる機能が充実。
やっぱり、せっかく作ったんだから、見せたいですよね~。すれちがい通信で不特定多数の人に配信したり、QRコードで不特定多数の人に見てもらったり。
人によっては、インターネット通信で共有できたら良かったのに…と思うところですが、まあ、QRコードがあるので、それでいいんじゃないでしょうか?任天堂としては、QRコードで済ませたほうがサーバーを設置しなくて済みますし(笑)
△ ―→ 思いのほか、奇妙な雰囲気です。
出来上がるクニャペについてはプレイヤー次第なので良いとしても、この不協和音なサウンド。ずいぶんと個性的ですね。
もちろん、わざとこうしたんでしょうけど、子供とかってこれをどう受け取るんでしょうかね?面白いと感じるか、怖いと感じるか?人によりそうではあります。
感覚的に言うなら、例えばピアノで”ネコふんじゃった”を弾いたら、音程やタイミングがズレて大爆笑!みたいな感覚で捉えられるなら、今作のサウンドを面白く受け取れそうです。
逆に、私は小さい頃(というか今でもそうですが)『MOTHER』シリーズで背後を取られた時の不協和音にただならぬ恐怖を感じたりしていました。そういう感覚だと、今作のサウンドもただ率直に、気持ち悪く聞こえるのでしょうね。
△ ―→ 各機能の解禁などは、もう少し速いペースでも良かった気がしました。
非常に親切で、1つずつ確実に機能が解禁されていく…という感じです。もちろん、いきなり全ての機能が利用できるのは面食らうので、少しずつ解禁される仕組みは良いと思うんですが、ちょっとスローペース過ぎて、何となくクニャペの作成を急かされている気分になりました。
マップの拡大は5匹作るたびに解禁みたいですし、すれちがい通信も5匹作るまで解禁されません。QRコード機能は未だに解禁されていません。
ましてや「おてほんクニャペ」を参考にして作成できる機能は、最初からあるべきだと思うんですが、これも後で解禁されます。
まあ、私が作成の1つ1つに少々こだわりすぎなのかもしれません。作るからには、時間のかかるかからないに関わらず納得できるものを作りたいものなんで。
とはいえ、まず5匹分のアイデアを出すのも一苦労したので…気軽に楽しめるんだけど、解禁したいという気持ちもあり、良くも悪くも急かされた感じでした。ま、開発者の思うツボな気もしますが(笑)
△ ―→ パーツ表示の優先度が操作できるようして欲しかったです。
これも、こだわる故のお話だと思うんですが、パーツ表示の優先度(重なった時にどちらが見えるか?)を自由に操作したかったですね。
一応「あたま」と「からだ」は同じパーツが使えるけど「あたま」が前に来るようにはなっています。それを最低限、優先度の基準として利用してはいますけど、複数のパーツが重なってくるとなかなか難しいもので。
ま、「そんな細かいことは気にすんな」と言われそうですね。私、神経質なもので(笑)
あるいは、もう少し遊んだら利用できるようになったりするのかな?
■====== 得点とまとめ ======■ … 78点(100点満点)
創作意欲をくすぐられ、さらにその創作を遊びや交換などで披露できます。一人でも皆でも楽しめる”動く塗り絵”というような感覚でした。
操作はタッチ操作で利用していただきやすいですし、既存のパーツを組み合わせるだけで作れるので、敷居は全然低いです。しいて言うなら、思いのままにササッと作る人もいれば、時間をかけて超こだわって作る人もいるくらいです。どちらの人にも楽しんでいただけますよ。
ま、それだけ開口が広いと感じる作品だけに、あの不協和音のサウンドは、はたして吉と出ているのか凶と出ているのか?気になるところです。
大人は別にいいと思うんですけど、やっぱり子供がどう思うか知りたいですね…。今後、甥や姪に触らせてみようかな?
eショップでセールなんて滅多にないと思いますので、この機会に是非どうぞ!
※記念感謝祭は終了しています。
それと今後、QRコード機能が解禁されたら、作成したクニャペを順次公開していきます。公開後は「ツクリエイトボックス」でも見れるようにします。
今作をお持ちであれば、是非、私のクニャペと仲良くしてやってくださいな。
プレイし続けてみて、何か気になることがあれば、セカンドインプレッションを書く予定です。
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その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
買うんですが、以前、5000円分プリペイドカード買っていろいろ欲しいの買ってたら残高が余ったんです。
何かいいソフトありませんか?
http://blog.goo.ne.jp/partygame/e/dd390201e608afeab44fdc871c2a6b38
一応、これまでいくつかダウンロードタイトルやバーチャルコンソールのインプレッション記事を書いていますので、よろしければ参考にしてください。
まあ、これからも色々とダウンロードタイトルは増えていくと思いますので、もしもの時のために多少は残しておいてもいいんじゃないでしょうかね?