セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

任天堂ゲームセミナー作品No.4「チーとフーのおいしいえほん」 レビュー

2006年05月30日 18時30分18秒 | 【旧】購入・レビュー話
DSステーションにて、「任天堂ゲームセミナー2005」で受講生が製作したゲームをダウンロードできるこの企画も今回で見納めです。
1作品目の「ネコソギトルネード」、2作品目の「くるけし!」、3作品目の「bioum(ビオウム)」とプレイしてきましたが、それぞれに良さがあり、かつアイデア性に関してはどれも相当な評価を与えられるものでした。





さて、そんなトリを飾るのは「チーとフーのおいしいえほん」。
どちらかというとサウンドノベルっぽいですね。まあ「えほん」って書いてありますんでw
DSは90度ひっくり返して使います。




基本は右に絵、左に文字が出ます。(たまに両方絵になります)
絵をいろいろタッチするといろんなアクションをします。右下のめくれているところを持ってスライドすると次のページにいきます。前のページに戻ることも出来ます。
ただ読むだけではなくて、タッチやスライド、マイクで呼びかけるなど、DSの機能を活用したちょっとしたアクションを使う場面もあるようです。メインはやっぱり料理のところだと思います。
ちなみに、ひそかにマルチエンディングですw
メニュー画面の「レシピをみる」をタッチすると、おはなしの中で出てきた料理が実際に作れるよう、ちゃんとしたレシピがでてきます。今回1つしかありませんが、本格性に制作すれば料理本の代わりにもなりそうですね。

感想としましてはそうですね~……DSで絵本というのは確か前どこかのメーカーが発表していましたし、料理本もすでに任天堂自体が発表しているので、今となってはちょっと独創性が薄れてしまいます。あと、DSの画面を左右で使う場合には必ず欲しい「利き手の設定」も一応作って欲しかったですね。左利きの人向けにはできてないようなので。ただ、普通の絵本と違って、触るとねずみが笑ったりモノが動いたりして飽きずに読めることと思います。DSの絵本としてこれから充分発展し得るものだと思いましたね。

「チーとフーのおいしいえほん」は6月7日までの配信予定です。


さて、「任天堂ゲームセミナー」の作品を一通りプレイしてきて、どれも充分楽しませてもらいました。少なくともプロが下手に作ったのよりかは遥かにいい出来です。もちろん4つが4つジャンルが全く違うので好き嫌いはあるとは思います。ちなみに私は「ネコソギトルネード」が一番衝撃でしたね。こういうことは是非任天堂には続けていってもらいたいものです。ゲーム業界を目指しているものにとってもいい刺激になることでしょう。……私も含めてw

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4 コメント

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こういう作品は良いですね (ほたるいか)
2006-05-30 21:02:29
商業的に上手くいくかは正直疑問ですけど、

こういう試遊サービスとして配信される分には問題無しです。

親子で安心して楽しめそうなのも、DSのイメージアップに繋がりますし。

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親子でほのぼのと (partygame(管理人))
2006-05-30 21:59:52
ゲームでないジャンル、の1つとして充分確立され得るものだと思います。

脳トレなどでDSを購入している親御さんも多いことでしょうし、幼児に一緒に読んで聞かせてあげれればいいですね。アクションがあるのはフツ~の絵本より一歩魅力のあるものになると思いますし。
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Unknown (j)
2006-05-31 20:38:51
Wiiが発売されたら、DS接続してxbox liveの体験版ネット配布みたいな形でやれるといいなぁ
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そうですね~ (partygame(管理人))
2006-05-31 20:43:34
せっかくの作品なんで1人でも多くの人にやってもらいたいですね、こういうものは。

WiiのWi-Fiでもってきて、DSにダウンロードする…なんてことはできるかもしれませんね。ただ、体験版に関しては、楽になると逆に体験版で満足してしまう人が出てくる気がするので、ここらへん扱いは注意していったほうがいいですね。
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