京都で初めて、映画館に行きましたとも(笑)
場所は、「Bivi二条」と呼ばれるショッピングモールです。ショッピングモール…といっても、あるのは食事店と本屋、ゲームセンター、そして映画館。個人的にはどちらかというと「アミューズメントモール」という感じです。
それはさておき。
ここで話題のジブリ最新作『崖の上のポニョ』を見てきましたよ。
あえて、前情報はほとんどなしです。
感想の前に、どうでもいいことを。
映画館のスクリーンで初めて、映画関係じゃない普通のCMを見ました(笑)
どれも恐らく、地元京都でしか流れない(っぽかった)CMでしたが…。
簡単なストーリーを説明しますと
海のふもとに住んでいる宗介(主人公の男の子)が、ある日、「ポニョ」という1匹の金魚を見つけます。ちなみに、本当はポニョという名前ではありません。
そのポニョは、宗介と出会ったことによって人間になりたいと思うようになります。
これ以上は何とも話しようがないんですが(笑)
確実にネタバレになっちゃいます。
で、感想ですが…個人的には上の下、といったところでしょうか?
素直に面白かったです。最初から最後まで、特に見るのが面倒になることは全くなく、しっかりと見せています。
まさにトトロ時代を彷彿とする雰囲気や世界観、ストーリー。主人公の宗介は5歳の幼稚園児なので、同じ年齢層のお子さんが見れば、一番ダイレクトにその面白さが伝わるでしょう。そんな感じでした。
ただ細かい点を言うとすると…宗介がちょっと能力的に優秀すぎて、同じ幼稚園児という視点で見られないかもしれません。
だって、モールス信号が分かるとか。ある場面で船を動かすことになるんですが、それもちゃんとした原理で動かしていたので、余計優等生に見えてしまったというか…。そこは何か、あえてデタラメな方法で偶然船を動かして欲しかったかもしれません。そのほうが、幼稚園児っぽさが出たのかも…とは思ったりします。
あと、ストーリーは理解できましたが、何となく裏設定がいろいろありそうな感じがしました。それ故に、『ハウルの動く城』ほどではありませんが、急展開に感じる場面もあったりしました。
ポニョの父親がいるんですが、最初はもういかにも…な人だったのが、どんどん優しい感じになっていって…その機転がちょっと分かりにくいという感じです。
なんか思いますけど…そんなに裏設定って、必要なもんなんですかね?もっと単純で分かりやすくて、それでいいと思うんですけどね…。『となりのトトロ』みたく、メイが森の精霊トトロと出合った。メイが行方不明になった。サツキがトトロと出会い、行方不明のメイを探した。単純明快じゃないですか。
ジブリって、ストーリーの「奥深さ」を楽しむのではなく、「ただ感じるまま」を楽しむものであって欲しい…そんな気がします。
とか言ってみましたが、個人的には『ハウルの動く城』よりは好きです。『千と千尋の神隠し』と比べると…インパクトの面で若干こちらのほうが下かな、という感じです。
お子さんをお持ちの家族のかたは、是非。
最後に一言。
私にはポニョが、途中から
『となりのトトロ』のメイにしか見えない(笑)
あらら、そうですか(笑)
そういえば、騒がれているようないないような…そんな感じといえばそんな感じ、なんでしょうか?
私は最近、テレビをほとんど付けていないので、テレビとかではどれくらい話題になっているものか分からなくて…。
でも、来場者数はそこそこだったみたいなので、知名度はあると思いますけどね…。
あの「崖の上のポニョ」の歌も凄い人気ですよね。バンブラDXの楽曲ダウンロードランキングではここ最近ずっと一位ですし(笑)
映画を見終わってのエンディングで初めて聞きましたが…たぶん何回も聞いていると、いわゆるピクミンの歌みたいに中毒になるんでしょうね~(笑)
>>バンブラDXの楽曲ダウンロードランキングではここ最近ずっと一位ですし(笑)
映画が始まったあたりからずっとそうですね。
私も、せっかく見に行ったので、記念(?)として曲をダウンロードしてみてもいいかも…とか思ったり。