最近ゲーム情報とかアンケートとかばっかりなので、自分なりに何か取り上げてみましょうかね。
さて、現在も週10万台以上を売り上げ、その波はいつ収まることやら分からないニンテンドーDS。私自身はこのニンテンドーDSは、従来のゲーマーはもちろんですが、「脳トレ」を筆頭とするソフトで新しいユーザー層を開拓したことは大きな功績だと思っています。
しかし今一度思うこと。未だにDSがなんでこんなに売れているのか理解できないという人もいるでしょう。タッチペンという新しいインターフェイスは出たものの、コントローラーというものに10年、20年慣れ親しんできたゲームユーザーにとっては馴染めないという人がいるのも現状です。まあたかが1~2年ですから馴染めない人がいるのも当然でしょうね。とはいえ、「マリオカートDS」や「テトリスDS」を筆頭とした、ゲーマーのためのゲームだって少なくはありませんから、そこに関しては問題ないでしょう。
ただ…例えば今月、任天堂が「監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS」を発売します。私がミリオンを超えると信じてやまない注目作ですが、そこでこんな意見がありました。(amazonのレビューです)
もうゲームじゃないです。
『脳トレ』はDSの機能をフルに活かしていて、ゲームとしても成立していると思う。
…でも、流石にここまで来ると抵抗を感じます。
今の任天堂は少し勘違いをしている。ライトユーザーは貴方たちが思っている以上に冷酷ですよ?
一度、痛い目にあってファンの有り難さに気付かないと、セガと同じ道を辿ることになるでしょう。
「ゲームじゃないゲーム」が現在、DSにしろPSPにしろ増えてきています。それはゲームがゲームという枠だけでは通用しなくなってきていることの焦り、そして実用ソフトのヒットからこれがゲームの新しい道だという意思の表れだと思うんです。そんな中で、このいわゆる「ライトユーザー」という存在は何なのか?DSにおいてのライトユーザーというのは、おそらくほとんどが「ゲームに実用を求めた人たち」ではないかと思うんです。そういう意味では、この常識力トレーニングもすごい実用性という意味では大きいと思います。このレビュアーさんは何を見て「抵抗を感じる」と言っているんでしょう?おそらくこの展開に抵抗を感じるのは「ヘビーゲーマー」だと思います。
私的意見になりますが、はっきり言ってユーザー層は分かれて良いんじゃないでしょうか?DS、Wiiはライトユーザー向け、PSP、PS3はヘビーユーザー向け。それでいいじゃないですか。ヘタに両ユーザー層を狙おうとすれば、まさに「二兎追うものは一兎も得ず」になりかねません。だったら任天堂は任天堂らしさを、その他のメーカーもその他のメーカーらしさを、継続していくことの方が大事だと思います。もちろん新しいことへの挑戦も惜しまないで欲しいですが。任天堂がよく子供向けだと言われますが、それでけっこうです。言うなれば「子供向けで何が悪いの?」と言ってやりますww
こういう意味合いを含め、DSのユーザー層というのは今までの従来のゲーム機とは明らかに異なるユーザー層を確立しています。だからこそソフトの出し方も今までどおりとはいかないのではと思います。その点でよくヘビーゲーマーにはブーブー言われます。おそらくWiiにもブーブー言うでしょうね。でもそれでいいと思います。DSを素晴らしいと思う人もいれば、売り上げが理解できないという人もいる。PS3もWiiも、いや、ゲームに限らず全ての生み出されるものがそうです。それをいちいち批判を浴びては修正していたらキリがなくなるし、その商品らしさがなくなくなっていくでしょう。もちろん意見には耳を傾けてもらいたいですが、あくまでゲームにおいてはヘンに相手に合わせるよりも、ただただ思う道を進むのみです。
DSに限らず、プレイステーションシリーズの功績、ゲームボーイシリーズの功績などに共通していたのは、「想像力」と「運」です。運に頼るというのはなんかこう違和感を感じるとは思いますが、これが現実です。「想像力」を働かせて新しくて面白いゲームを作っても、それが必ず売れるかというと、そうではありません。発売時期のタイミングとか、ユーザーがこのソフトに感じる魅力とか、その他諸々が積み重なり、うまくかみ合えば大ヒットするかもしれない。ゲームってそういうもんなんです。
プレイステーションだって伊達にブランド力があるなどと言われているわけではありません。初代プレイステーションが「想像力」を働かせて生み出され、そしてそれが結果ユーザーの待ち望んでいた形だった、つまり「運」が良かったから売れたと。「ユーザーの待ち望んでいたものをしっかり分かって制作されたと言うだけで、「運」というのはおかしいのでは?」と思うでしょうが、プレイステーションといったってそれこそたくさんの案が出ていたでしょう。もちろんユーザーのことやその他諸々を考えてどんどん厳選していったと思うんですが、どこかで考えが違っていたらこれほどヒットしていなかったかもしれない。そういう意味では「運」も味方に付けていたといえます。DSも同じ形だったに過ぎません。まあDSの場合はソフトありきの大ヒットですが。
「運」というのは分かるとおり、ホントに未知数の存在です。90%以上の確率があるかもしれないし、はたまた1%の確率もないかもしれない。しかしそんな無機質な存在は我々には読みきれません。じゃあどうするかというと、ひたすら「想像力」を働かせて努力をするしかないんです。そして1つでも多くのゲーム案が出せれば、その分ヒットするかもしれない「運」も上がりますよね。日常の生活だってそうですよ。就職活動だって「想像力」という名の実力があればどこでも通るわけではありません。その時会社が求めてた人材と合致するという「運」が良くて初めて会社に自分を取ってもらえるわけです。(特にゲーム業界は)じゃあ「運」を増やすには…自分をアピールできる作品をひたすら作る。自己分析により磨きをかけるしかない。つまり「想像力」と「運」を「努力」で結びつけることができて、初めて「成功」までたどり着けるんです。
かなり話それちゃいましたが、DSは「想像力」と「運」を「努力」で結びつけられたことによって成功できたハードだと思います。だったらもうヘタに方針を変えずに、実用ソフトを発売することを怠らないようにするのが任天堂の最善を尽くす方式でしょうし、DSの新ユーザー層にとっては良いんじゃないでしょうか?「想像力」と「運」を「努力」で結びつけるゲームとしてではなく、DSとして。
さて、現在も週10万台以上を売り上げ、その波はいつ収まることやら分からないニンテンドーDS。私自身はこのニンテンドーDSは、従来のゲーマーはもちろんですが、「脳トレ」を筆頭とするソフトで新しいユーザー層を開拓したことは大きな功績だと思っています。
しかし今一度思うこと。未だにDSがなんでこんなに売れているのか理解できないという人もいるでしょう。タッチペンという新しいインターフェイスは出たものの、コントローラーというものに10年、20年慣れ親しんできたゲームユーザーにとっては馴染めないという人がいるのも現状です。まあたかが1~2年ですから馴染めない人がいるのも当然でしょうね。とはいえ、「マリオカートDS」や「テトリスDS」を筆頭とした、ゲーマーのためのゲームだって少なくはありませんから、そこに関しては問題ないでしょう。
ただ…例えば今月、任天堂が「監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS」を発売します。私がミリオンを超えると信じてやまない注目作ですが、そこでこんな意見がありました。(amazonのレビューです)
もうゲームじゃないです。
『脳トレ』はDSの機能をフルに活かしていて、ゲームとしても成立していると思う。
…でも、流石にここまで来ると抵抗を感じます。
今の任天堂は少し勘違いをしている。ライトユーザーは貴方たちが思っている以上に冷酷ですよ?
一度、痛い目にあってファンの有り難さに気付かないと、セガと同じ道を辿ることになるでしょう。
「ゲームじゃないゲーム」が現在、DSにしろPSPにしろ増えてきています。それはゲームがゲームという枠だけでは通用しなくなってきていることの焦り、そして実用ソフトのヒットからこれがゲームの新しい道だという意思の表れだと思うんです。そんな中で、このいわゆる「ライトユーザー」という存在は何なのか?DSにおいてのライトユーザーというのは、おそらくほとんどが「ゲームに実用を求めた人たち」ではないかと思うんです。そういう意味では、この常識力トレーニングもすごい実用性という意味では大きいと思います。このレビュアーさんは何を見て「抵抗を感じる」と言っているんでしょう?おそらくこの展開に抵抗を感じるのは「ヘビーゲーマー」だと思います。
私的意見になりますが、はっきり言ってユーザー層は分かれて良いんじゃないでしょうか?DS、Wiiはライトユーザー向け、PSP、PS3はヘビーユーザー向け。それでいいじゃないですか。ヘタに両ユーザー層を狙おうとすれば、まさに「二兎追うものは一兎も得ず」になりかねません。だったら任天堂は任天堂らしさを、その他のメーカーもその他のメーカーらしさを、継続していくことの方が大事だと思います。もちろん新しいことへの挑戦も惜しまないで欲しいですが。任天堂がよく子供向けだと言われますが、それでけっこうです。言うなれば「子供向けで何が悪いの?」と言ってやりますww
こういう意味合いを含め、DSのユーザー層というのは今までの従来のゲーム機とは明らかに異なるユーザー層を確立しています。だからこそソフトの出し方も今までどおりとはいかないのではと思います。その点でよくヘビーゲーマーにはブーブー言われます。おそらくWiiにもブーブー言うでしょうね。でもそれでいいと思います。DSを素晴らしいと思う人もいれば、売り上げが理解できないという人もいる。PS3もWiiも、いや、ゲームに限らず全ての生み出されるものがそうです。それをいちいち批判を浴びては修正していたらキリがなくなるし、その商品らしさがなくなくなっていくでしょう。もちろん意見には耳を傾けてもらいたいですが、あくまでゲームにおいてはヘンに相手に合わせるよりも、ただただ思う道を進むのみです。
DSに限らず、プレイステーションシリーズの功績、ゲームボーイシリーズの功績などに共通していたのは、「想像力」と「運」です。運に頼るというのはなんかこう違和感を感じるとは思いますが、これが現実です。「想像力」を働かせて新しくて面白いゲームを作っても、それが必ず売れるかというと、そうではありません。発売時期のタイミングとか、ユーザーがこのソフトに感じる魅力とか、その他諸々が積み重なり、うまくかみ合えば大ヒットするかもしれない。ゲームってそういうもんなんです。
プレイステーションだって伊達にブランド力があるなどと言われているわけではありません。初代プレイステーションが「想像力」を働かせて生み出され、そしてそれが結果ユーザーの待ち望んでいた形だった、つまり「運」が良かったから売れたと。「ユーザーの待ち望んでいたものをしっかり分かって制作されたと言うだけで、「運」というのはおかしいのでは?」と思うでしょうが、プレイステーションといったってそれこそたくさんの案が出ていたでしょう。もちろんユーザーのことやその他諸々を考えてどんどん厳選していったと思うんですが、どこかで考えが違っていたらこれほどヒットしていなかったかもしれない。そういう意味では「運」も味方に付けていたといえます。DSも同じ形だったに過ぎません。まあDSの場合はソフトありきの大ヒットですが。
「運」というのは分かるとおり、ホントに未知数の存在です。90%以上の確率があるかもしれないし、はたまた1%の確率もないかもしれない。しかしそんな無機質な存在は我々には読みきれません。じゃあどうするかというと、ひたすら「想像力」を働かせて努力をするしかないんです。そして1つでも多くのゲーム案が出せれば、その分ヒットするかもしれない「運」も上がりますよね。日常の生活だってそうですよ。就職活動だって「想像力」という名の実力があればどこでも通るわけではありません。その時会社が求めてた人材と合致するという「運」が良くて初めて会社に自分を取ってもらえるわけです。(特にゲーム業界は)じゃあ「運」を増やすには…自分をアピールできる作品をひたすら作る。自己分析により磨きをかけるしかない。つまり「想像力」と「運」を「努力」で結びつけることができて、初めて「成功」までたどり着けるんです。
かなり話それちゃいましたが、DSは「想像力」と「運」を「努力」で結びつけられたことによって成功できたハードだと思います。だったらもうヘタに方針を変えずに、実用ソフトを発売することを怠らないようにするのが任天堂の最善を尽くす方式でしょうし、DSの新ユーザー層にとっては良いんじゃないでしょうか?「想像力」と「運」を「努力」で結びつけるゲームとしてではなく、DSとして。
お料理ナビもそうですが、ツール系のソフトも出て来て良いと思います。
が、そういったようなソフトばかりになってしまったら、
それこそ「ゲーム機」ではなく単なる「実用的なツール」になってしまいます。
なので、バランスは大事にしてもらいたいですね。
ゲーマー層という重要な層を丸々失うコトになりかねませんし。
むしろ任天堂よりも、サードの安易な後追い姿勢の方が気になりますね。
任天堂がライトユーザー獲得に向けたソフトを出している隙に、
いわゆる「ゲームらしいゲーム」をサードがゲーマー向けに発売すれば丁度いい気もするのですが。
>DS、Wiiはライトユーザー向け、PSP、PS3はヘビーユーザー向け
個人的にはこうなるのは歓迎できないです。
DSやWiiのユーザーも、たまにはコアな作品も遊びたいですし。
社長に訊くのインタビューなどを見ても分かるとおり、任天堂の戦略には「脳トレなどのようなゲームでまずはゲームに触れてもらい、その後にゼルダなどのようなゲームにも触れてもらいたい」というものも含まれています。
上手くこの通りにいくかは分かりませんが、実現すれば
ライト層とゲーマー層の共存も望めるかもしれません。
その為に作られたのがDSとWiiだと思います。
DS、Wiiはライトユーザー向け、PSP、PS3はヘビーユーザー向け>>
あ、失礼しました。若干投げやりな意見でしたね。
PSPにしても実用的ソフトは増えてきてますし、何よりPSPのスペックだからこそ作れる実用的ソフトもあるわけですから、もちろんそういうところも惜しみなく努力はして欲しいとは思います。ちょっとこれは失言でしたね。
ライトユーザーとヘビーユーザー。初代プレイステーションの時もそうでしたが、今再びライトユーザーを掘り下げるべき時代が来てるように思います。しかも一昔と状況は大きく違い、技術が普及し、PCが普及している。そんな中で人は上ばかり見ずに、もっとゲームの蚊帳(かや)の外に目を向けていくことは、私は大事なことだと思います。
なんかヘンな結論になりましたがw