セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

「Xbox E3 2015 ブリーフィング」 軽くまとめ

2015年06月16日 07時59分31秒 | 【旧】ゲーム関連記事(重要)

●= Xbox Oneに下位互換機能が登場 Xbox 360のゲームがXbox Oneで遊べるように【E3 2015】 =●
●= 『Forza Motorsport 6』は北米で9月15日発売決定!【E3 2015】 =●
●= 『DARK SOULS III』発表! 2016年初頭に発売予定【E3 2015】 =●
●= 『ギアーズ オブ ウォー』シリーズ最新作『GEARS4』がサプライズ発表! 2016年ホリデーシーズンに発売予定【E3 2015】 =●
●= Xbox One独占タイトル『RISE OF TOMB RAIDER』は北米で11月10日に発売決定【E3 2015】 =●
●= 『ハッピーダンジョン』がXbox Oneで2016年配信 『Happy Wars』との連動要素もあるアクションRPG【E3 2015】 =●
●= 稲船敬二氏らが手がけるXbox One独占タイトル『recore』が2016年春発売!【E3 2015】 =●

「Xbox E3 2015」特設サイト

毎年恒例で、E3のカンファレンスはだいたいマイクロソフト → ソニー → 任天堂という順番なので。
まずは本日の午前1時に、マイクロソフトのカンファレンスから実施されました。

リアルタイムで見てはいませんが、カンファレンスから出た主な情報を、軽くまとめてみます。


Xbox One + Kinect (Day One エディション) (6RZ-00030)


◆== Xbox Oneに下位互換性の実装 ==◆

”クリスマスシーズン”までに予定しているアップデートにより、全てのXbox OneでXbox360のタイトルが遊べるようになるそうです。

ただし、Xbox360の時もそうでしたが、全てのタイトルが完全に対応してくれるかどうかは不明。有名どころから徐々に対応する形になるかもしれませんね。
あと、いわゆるシェア機能や配信機能に対応するのか?という点も、ちょっと気になるところですね。対応すれば、Xbox Oneならではの幅の広がりが生まれ、市場の活性化につながるでしょう。
詳しい話は、もっと時期が近くなってからでしょうね。その時を待つことにします。





◆== 『ダークソウル III』 ==◆

待望のシリーズ最新作が正式に発表されました。
マイクロソフトのカンファレンスで発表されたそうですが、後の発表で、PS4とパソコン向けにも提供されることが発表されています。

昨年のE3カンファレンスでも、マイクロソフトのカンファレンスで発表 → PS3やPS4でも発売、ってパターンがいくつかあったので、珍しくはありません。とはいえ、先に発表したぶん、インパクトは与えられたと思いますので。ま、それで良いのではないでしょうか?
新たに描かれる”絶望の世界”を、どうぞお楽しみに。

北米では、2016年初頭に発売予定です。





◆== 『レイズ オブ トゥームレイダー』 ==◆

昨年のカンファレンスで、Xbox One独占タイトルとして発表された『トゥームレイダー』シリーズ最新作。海外での発売日が決定したそうです。
プレイの模様を見ていないので何とも言えませんが、kinect(キネクト)を利用した連動要素とかはあるのでしょうか?ボタン操作だけで遊べるようにもして欲しいですが、いわゆる”危険な冒険”を描いたシリーズ作品なので。キネクトを持っている人用に何かしら体感的な操作ができるのであれば、面白そうだと思いました。

北米では、2015年11月10日に発売予定。日本でどうなるかは不明です。





◆== 『recore』 ==◆

調べても読み方が分からないのですが、「リコール」でいいのかな?
※正しくは「リコアー」でした。
『ロックマン』シリーズ生みの親としておなじみの稲船 敬二氏と、『メトロイドプライム』を手掛けた開発チームによる、Xbox One独占タイトルです。

紹介映像では、1人の少女と犬のロボットが登場。道中、敵ロボットに襲われたところ犬のロボットが身を挺して撃退。体がなくなり”コア”だけが残りましたが、そのコアを別のロボットに装着することで、復活。ここらへんが、今作の重要な特徴になりそうですね。
雰囲気は良さそうでした。荒廃した感じの世界を歩いているというのが好きなので。どういうプレイスタイルになるのか?日本での展開はどうなるのか?気になるところです。

北米では、2016年春に発売予定とのことです。





◆== 『ハッピーダンジョン』 ==◆

Xbox360で配信され人気を博した基本プレイ無料タイトル『Happy Wars』というのがありました。開発は『大乱闘スマッシュブラザーズX』や『新・光神話 パルテナの鏡』に関わったトイロジックという会社です。
で、今作は、同じ開発チームによるXbox One向けの新作。4人協力プレイで楽しめるコミカルなアクションRPGとなっており、定期的に追加ストーリーが配信。『Happy Wars』と何らかの連動要素もあるそうです。もちろん、今作も基本プレイ無料です。

そういえば『Happy Wars』は、名前だけ知っていたのでダウンロードするだけしてみて、結局遊んでなかったな…。
前作もそうなんですが、いわゆる”人が揃う”という前提で作られている作品ではあるので、基本的なユーザー数が少ないXbox360やXbox Oneでは、その点がどうしても不利なんですよね。まあ、今作は4人で協力プレイということなので、比較的集まりやすいですし殺伐とした空気は薄れると思いますけどね。(前作は15vs15)

北米では、2016年に配信開始予定です。





◆== 『ギアーズ 4』 ==◆

Xboxシリーズを支えてきた『ギアーズ オブ ウォー』シリーズの最新作が発表。
一応、正式タイトルは『ギアーズ 4』となっているみたいですね。”ウォー”の言葉がなくなっています。また、紹介映像で登場したのは、これまでのシリーズで印象強い”マッチョな男性”ではなく、ちょっと若々しい男女でした。このあたりから、これまでのシリーズ作品との違いを感じさせてくれます。

一応、前作『ギアーズ オブ ウォー 3』が三部作の完結編という位置づけだったらしいので、今作から新シリーズということになるのでしょう。
ここが、正念場ですね。たいていのシリーズは、新シリーズを展開 → あーだこーだ非難されて以前ほど支持されなくなるという傾向が高いので。これからのXbox Oneを支える存在として、そういったタイトルと同じ轍を踏まないよう願いたいものです。

北米では、2016年のホリデーシーズン(年末)に発売予定とのことです。



◆== まとめ ==◆

悪くないとも思いますし、かといって格別驚いた情報も無い。そんな印象でした。
ま、そこは関心度の問題ですし、そもそも日本向けに正式発表されたわけではないというのも、そう感じた理由ですかね。といってもおそらく、今回紹介したタイトルは全て、日本でも展開されるように思います。

Xbox OneでXbox360のタイトルを遊べるようにしてくれるのは、1つのきっかけにはなり得ると思います。
先ほども言ったように、もしXbox360のタイトルで配信とかが出来るのであれば、それだけでXbox Oneを取り巻く環境が幅広くなるというもの。Xbox360だって、探せば色々な名作が湧いて出てきますから。単なる互換性という以上の価値をもつ可能性は、ありそうです。
それでも、日本での市場に影響を与える可能性はあるか?と言われると…まあ、ね。そもそもXbox360のユーザーだってそこまで多くなかったので(本体売上は約160万台)。多少の影響は与えるでしょうけど、目に見えるほどではないと思います。私は一応、Xbox360を持っている身なので、少しは関心度が高まりましたけどね。

タイトルについては、何だかんだで有名どころが並んでいる印象。ただ、Xbox Oneの要とも言える『Halo 5』については、お話が無かったんですかね。情報として出ていないので。まだ、続報を発表できる状態では無いということでしょうか?まあ、それならそれで仕方ありませんけどね。
あと、来月から正式提供が開始される「Windows 10」ですが、これとXbox Oneとの連動要素とかはお話に無かったんでしょうか?これも情報としては出てきていないようでしたので。マイクロソフトといえばWindowsなんですから、ゲーム機との連動については積極的にアピールして欲しいように思います。
しかしながら、『ハッピーダンジョン』や、稲船氏の新作『recore』など、日本勢もそれとなくXbox Oneに力を注いでくれている片鱗が見えたのは嬉しかったです。日本限定でみたらアレですが、世界的に見れば、Xbox Oneだってまだまだこれからですからね。


海外ではすでに2年目に突入していますが、日本ではまだ1年目のXbox One。
にもかかわらず、完全に”蚊帳の外”となっているという事実。はたして2015年のXbox Oneは、日本で何かしら目立つ活躍をしてくれるのでしょうか?


関連記事:
「プレイステーション E3 2015 プレスカンファレンス」軽くまとめ
「Nintendo Digital Event 2015」軽くまとめ

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 去年のこの日のゲーム情報 2... | トップ | 「プレイステーション E3 201... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-06-16 18:50:16
recoreはリコアーではないかと
返信する
どうなる? (甘味屋)
2015-06-16 19:38:19
互換が決定したのはうれしいです。
もう少ししたら買うかもです。
互換対応本体があれば良いのですが・・・。

近所の売り場が狭いのが何とも・・・。
返信する
>> Unknown (partygame(管理人))
2015-06-16 19:59:59
あ、なるほど。「re core」ってことですね。
そう考えると、コアを差し替えるシステムであることからも納得いきます。
ご指摘ありがとうございます。
返信する
>> 甘味屋さん (partygame(管理人))
2015-06-16 20:03:27
あくまでアップデートで実装されるのでしょうから、はたして店頭で「互換性が付きました!」とアピールされるかどうかは怪しいですし、わざわざ専用にXbox Oneを作り直すことも、コストを考えると難しいでしょうね。
ま、少なくとも100%だとは思わないほうが良いように思います。

>> 近所の売り場が狭いのが何とも・・・。

私の近所でも、Xbox Oneの売り場は”こじんまり”としています。Xbox360と足して、ようやくPS4くらいあるかな…といったところ。
この肩身の狭さは、日本市場のXboxシリーズにとって宿命ともいえる試練。これがもう少しでも広くなるよう、マイクロソフトには努力していって欲しいですけどね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

【旧】ゲーム関連記事(重要)」カテゴリの最新記事