![](http://www.pokemon.co.jp/ex/3dzukanbw/images/capture1.jpg)
『ポケモン立体図鑑BW』
対応ハード : ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/06/17(2012/06/17に配信終了)
配信価格 : 無料
ジャンル : ユーティリティ
プレイ人数 : 1~2人
通信機能 : ワイヤレス通信・いつの間に通信
※通信の名前にしばらくカーソルを合わせておくと、通信システムの簡単な説明が表示されます。
CERO : A(全年齢対象)
◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約40分
プレイ内容 : 32匹獲得
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●= ポケモン図鑑が、あなたの3DSに =●
今作は、『ポケットモンスター』シリーズでおなじみのポケモン図鑑を、ニンテンドー3DSで利用できるコンテンツソフトです。
毎日ポケモンが増えていき、また、他のプレイヤーとのデータ交換やAR機能による撮影もできます。
●= 概要 =●
いわゆる、ポケモン図鑑です。
攻略サイトのごとく、能力・説明・特性・覚える技など、ポケモンのあらゆるデータを見て楽しめます。
技の詳細も見れるほか、技を覚えるポケモン一覧から、別のポケモンを見たりもできます。
また、上画面には3D立体視でポケモンが表示され、ちょっとしたアクションも見れたりします。
◆== ポケモンの増やし方 ==◆
基本は、毎日「いつの間に通信」で最大3種類の新しいポケモンが送られてきます。一度に受け取れるのは1種類までで、しばらく間を置いてもう一度起動したりすると、新しい種類が獲得できたりするようです。
また、他のプレイヤーとのワイヤレス通信で、お互いにデータを交換し合うことで、自分が持っていない相手のポケモンを貰うことができます。
![](http://www.pokemon.co.jp/ex/3dzukanbw/armarker/images/ar01.gif)
◆== ARマーカーについて ==◆
ARとは、カメラで映している現実世界の中に、3Dグラフィックなど空想の物体を表示することです。
今作には「ARマーカー」というものが対応しています。
ARマーカーは公式サイトなどで公開され、ポケモンの種類によってマーカーの形も異なります。「ARファインダー」で読み取ることで新しいポケモンを獲得できたり、そのポケモンの「シール」を獲得したりできるようです。
また、マーカーの上には3Dグラフィックのポケモンが表示され、そのまま撮影ができるようです。パソコン上だと、画面に張り付いたような位置になっちゃうので、プリントして切り取ってから、思うままに配置して楽しみましょう。
複数同時にポケモンの表示もできるようですが、一度に何体くらいまでが正常に表示されるかは不明。どうぞ、各自でお試しあれ。
■== partygameの評価 ==■ (無料なので点数は付けません)
良くも悪くも、本当に「図鑑」って感じです
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ 立体視でポケモンを ==|
使い回しかどうかは定かではありませんが…
ちょっとしたアクションも、ちょっとした楽しみです。文字通り(笑)
ただ、AR機能による描写は3D立体視ではないようです。技術的には問題ないハズなので、何か意図があるのかな?
|== ○ データを見ているだけでも面白いかも ==|
分かる人には、眺めているだけでも楽しめそうな感じです。
これだけ網羅された図鑑であれば、今後ポケモンをプレイしている途中でも見たくなっちゃいますが…あくまで1つのソフトなので、インターネットブラウザーなどと違い、他のゲームをプレイ中に起動することはできません。なんか、もったいなく感じちゃいそうな気がしますが…あくまで個体のサービスです、ということで。
|== ○ 毎日手に入る ==|
こういうプチコンテンツは、毎日だからこそ魅力を発揮できるように思うわけです。
これが毎週になるだけで、意外と利用されなくなったりするもので。毎日利用するからこそ、その楽しみが習慣として身につきやすいです。まあ、毎週であってもお知らせが届く以上は、絶対気づくとは思いますが(笑)
|== △ BGMがない ==|
最初「え?」と思いましたが、よくよく考えたら”図鑑”なんですから、BGMがないのは当然…なんですかね?
正直、やっぱり寂しい感じは受けてしまうので、BGMが欲しい気がします。まあ、タダだからいいですけど。
|== × ARマーカーについて ==|
以前、AR機能を利用するには「プリントが必要かも」みたいな記事に対して、私は「タダで提供するのに、それはないわ~」と言ってましたが、自由に撮影したい場合は、本当にプリントがないとダメみたいです。…それって、どうなんでしょうか?
「ARゲームズ」でMiiを次々と出現させられるみたいに、従来のARカードで次々とポケモンを出現するという形じゃダメだったんでしょうか?
あと、ARマーカーについてもう1つ気になること。
ネットでも色々言われているので知っている人もいるかもしれませんが…ARマーカーって、かなりシンプルな仕組みになっています。(外周を除いた)16個のドットが白か黒かだけで判断されているので、他の組み合わせを適当に試していたら、ポケモンにぶち当たることもあります。
内部的にロックはされており、ほとんどのポケモンは原則「未知のマーカー」扱いになるんですが、ごく一部、伝説のポケモンなんかは軽く手に入ってしまうみたいで。それでいいんでしょうか?
こんな風に、なんかAR機能の使い方が今のところ中途半端といった印象を受けました。
別にタダだからいい…と言いたいところですが、ちょっとした工夫で伝説のポケモンが手に入っちゃうのは、価値観としてどうかと思うわけです。何より、AR機能で何をやりたいのか?が、私には明確でないように見えました。
まあ、今作は本当にオマケもオマケ。その程度の存在だということなんでしょうかね。
◆== まとめ ==◆
毎日楽しめるお手軽な無料コンテンツとしては、及第だと思います。
何かゲームを遊ぶわけではなく、ただ単に眺めるためだけのコンテンツ。時間を取られることもないですし、ポケモン好きにとっては、毎日が楽しみになるように思います。
友達との交換を利用すれば、もっと早く集まるでしょう。むしろ、交換しあったり一緒に見たりしながら、会話などのコミュニケーションが図れるのも、1つの楽しみ方だと思いますね。まあ、全てのゲームでできることですが(笑)
※訂正(2011/06/23 23:14)
今作では、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の舞台となるイッシュ地方のポケモンしか登場しないので、登場するポケモンは150種類程度のようです。訂正して、お詫びいたします。
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万人向け ← ●○○○○○○○○○ → 熟練者向け
まあ、ゲームソフトではありませんので。
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手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
まあ、ゲームソフトではありま(以下略)
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思考タイプ ← ○○○○●○○○○○ → 感覚タイプ
まあ、ゲ(以下略)
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爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
ポケモンを地道に集めていく感覚を、お楽しみあれ。
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関連記事:
「ニンテンドーeショップ」をササッと利用してみました(2011/06/07)
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今後増えるかもしれませんが。
こういった3Dモデルが作られている、ということは他のソフトが作られている、ということだと思うので、どんなソフトが開発中なのか気になるところです。
>>登場ポケモン数は150ちょっとです
確かにその通りでした。訂正してお詫びいたします。
>>こういった3Dモデルが作られている、ということは…
まあ、きっとそうだと思います。
しかし、ここで無料で大盤振る舞いされると…いざ、そのポケモンのグラフィックを使った作品が出たときに、無料であるこの作品のグラフィックを使いまわしているとか何だとかで、ユーザー側からの価値観が下がってしまいそうなのが、ちょっと不安かもです。
私は聞いたことがありませんね。
仮にできるとしても、本来は3DS専用のタイトルのハズなので、DSで利用できてしまう時点で正規のものではないでしょう。いわゆるチートです。
まあ、真実を知りたいと思うこと自体は良いですが、例えできると分かっても、実行しないことをオススメしておきます。