『龍が如く』
対応ハード : PS2
発売日 : 2005/12/08
希望小売価格 : 1,890円(税込・廉価版)
ジャンル : アクションアドベンチャー
プレイ人数 : 1人
CERO : D(17才以上対象)
購入して8ヶ月も経ってのクリアですが、プレイ時間はたったの13時間だったり(笑)
※サブストーリーややり込み要素など、寄り道はあまりしていません。
◆ストーリー
しびれる物語でしたね。まさに「男」、いや、「漢」の生きる道っていう感じです。
ただ、話の展開が最初は緩やかで、終盤になると一気に展開が早くなった気はしました。色々な重要人物が死んでいく中で、死に間際というのは重要なことをわりとペラペラ喋っちゃうものです。ベタではありますが、それがいいです。
…にしても、最後はちょっとだけ「無理やり感」があった気もしますが…。
◆システム
これといって不便を感じることは、なかったと言えばなかったです。
あと、馴染み深い店やアイテムがあることが、まずいいですよね。何ともリアリティを感じますし、ゲームをあまりやったことがなくても、なんか溶け込めます。
◆戦闘
ラスボスより、ラスボスのいくつか前のボス戦のほうが苦戦するというのは、最近のゲームではよくあることです(笑)
難易度はそれなり…という感じで、とりあえず回復アイテムをゴッソリ買っていれば何とかなる…とは思います。しばらく買い物ができなくなる前は必ず前置きがありますし、それでも心配なら、街を自由に歩ける時とストーリーで外に出かけている時は、セーブを別でとっておいてもいいかもしれません。
終盤は、銃による攻撃が増えてくるので、それを無効化できる装備品とかがあればラクになります。ないと、それなりに苦戦します。
とはいえ、色々なボタン操作があるので、それなりにアクションができる人でないと、キツいかもしれませんね。
あと、欲を言えば、通常の戦闘から逃げられる手段があってもよかったかも…。例えば、金を払って逃げるとか(笑)
◆カメラワークについて
基本、カメラワークは各所固定です。街とかでは、いきなり視点が変わったりして混乱することもありました。(慣れればたいしたことはありませんが)
まあ、基本的に困るような方向にカメラが向いているわけではありませんが、いきなりの視点変更は、まずどう変化したらを理解することが必要になってくるので、人によっては地味にストレスになり得るかもしれません。とはいえ、仕方がなかったのは重々分かるので、特にマイナスポイントとはしていません。
◆partygameの評価◆…93点(100点満点)
まぎれもなく名作
まあ…私はご存知の通り、次から次へとゲームをためていくので、結果的にクリアするのは遅くなりましたが、他に何もなければ間違いなく一気にクリアしてましたね。次がとにかく気になってしまい、続けてしまう魅力がありますし、何より表現力が素晴らしいです。下手なPS3タイトルより遥かにクオリティが高くみえます。
昨今の「グラフィックの」クオリティが高いゲームを見てて思うのは、絵が綺麗になることによって、ゲーム特有の不自然な動きというのは、より不自然に見えてしまいます。グラフィックのクオリティに、「動きの」クオリティがついてこないと、初めてクオリティが上がったことにはならないと、私は思っているわけです。
そういう意味では、この作品の「動きの」クオリティというのは高いと思います。特に顔の表現力ですね。顔はその人間の一番目立つところですから、ここのクオリティが違うだけでも、動きのクオリティには随分な差が生まれるものだな~と、この作品を遊んで思い知らされました。
やってない人は、何も言わずにとりあえず遊んでみてください。多く語らずとも、魅力は伝わると思います。これは、そういうタイトルです。
あ、ただしCEROはD(17才以上対象)なので、それはちゃんと守りましょうね♪
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…残念ながら定額給付金でハイビジョンなテレビ買う計画もなんやかんやの理由でおじゃんになったので、当面PS3は買えませんが…。(それに本作は家族の前ではやれなそうだし)