やっぱり、ついつい寄り道しちゃうな~。
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2014/07/10
希望小売価格 ―→ 4,600円(税別)
ジャンル ―→ RPG
プレイ人数 ―→ 1~4人
└→ 最大2人の対戦やメダル交換(ネット通信も対応)
└→ 「妖怪ウォッチバスターズ」で最大4人協力プレイ(ネット通信は非対応)
すれちがい通信 ―→ 出会った相手からプレゼント&対戦
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
小学生の主人公と、愉快な”妖怪”たちが織り成す、現代風の町を舞台にしたRPGです。
主人公が住む町「さくらニュータウン」を中心に、様々な場所へと足を運んで、妖怪を仲間にしたり、仲間にした妖怪で戦ったりします。
シリーズ2作目となる今回は、電車などを通じて新たな町に行けるようになったほか、「60年前の世界」にも行くことになります。探索要素や新しい妖怪、通信プレイなど、色々なところがパワーアップしています。
私は「本家」バージョンを購入しました。
前作を最近までプレイしていましたので、今のところプレイした範囲で、前作と違う点をピックアップしてみます。
|== 新しい舞台 ==|
少し物語が進んだあたりで、各駅から電車に乗ることができます。
乗るには「一日乗車券」を購入する必要がありますが、買ってしまえば、その日のうちは乗り放題になります。
基本、全ての駅で降りることができます。(ただしホームから町へ移動できる場所は、一部のみ)
現代の電車らしく、普通電車とか快速電車とかありますので。画面に表示される案内を見て、間違えずに乗りましょうね。
また、物語の中盤になってくると、「60年前の世界」へ行けるようになります。
用意されている過去の舞台は、「ケマモト村」と「桜町(60年前のさくらニュータウン)」だけですが、雰囲気はまさに戦後らしく趣のある感じ。電車は、汽車になっています。
過去と現代は、とある”特別な妖怪”を通じて行き来できるようになります。あと、前作と同様で”うんがい鏡”という妖怪が仲間になると、うんがい鏡のある場所へ瞬間移動が可能になりますが、過去の世界にはほとんどいません。あしからず。
あ。ちなみに、「さくらニュータウン」内でも、新しく増えたエリアや新しく入れるようになった建物がけっこうありますよ。
|== アプリ ==|
Xボタンを押して開くメニュー画面。
セーブをするための日記とか、クエストを確認したりとか、そういう項目の1つ1つが「アプリ」という扱いになっており、長くタッチしてスライドすることで、スマートフォンのように項目の位置を移動させることができます。
けっこう色々なアプリが入ってくるので、使いやすいようにカスタマイズしましょう。
前作に無かった項目を一部紹介。
様々な楽曲が収録された「音楽」アプリは、色々なところに落ちているミュージックカードと引き換えに曲を交換することで、いつでも聞けるようになります。
PS3とかでもおなじみの「トロフィー」アプリなんかもありますし、「おてんき」アプリでは今日・明日の各地の天気が見れたりします。”鬼時間警報”とかが見れたりもします(笑)
|== 鬼時間について ==|
フィールドを歩いていると、ごくまれに突然発生する「鬼時間」。今回も健在です。
ただし、今回はルールが少しだけ変わっています。
前作は、色々なところに”特別な宝箱”がありましたが、今回は色々なところに”鬼玉”が出てきます。
時間とともに次々と鬼玉が出てきますが、その代わり監視の鬼や巨大な鬼も増えていきます。
これをたくさん獲得してからゴールすると、獲得した鬼玉の数が「鬼玉ゲージ」に反映。そして、鬼時間専用のガシャが回され、プレゼントがもらえます。ゲージが多いほど、レアなものが出る確率が高いみたいですね。
あと、出口のゲートは、最初は出ていません。一定時間たってから出てきます。
しばらくは、鬼玉を集めたり逃げ回る必要があります。
|== インターネット通信について ==|
今回は、インターネット通信による対戦が可能になっています。
物語を進めていると「たいせん」アプリが手に入り、そこからいつでも通信対戦を楽しめますよ。
相手をフリーで探せるほか、3DSフレンドとの対戦も可能。
通信プレイを楽しむには、通信プレイで使う妖怪のチームを設定しておく必要があります。
いつも通り、前衛と後衛で6体の妖怪を設定するのですが…いくつかルールがあります。
インターネット通信対戦時のレベルは、レベル60固定。また、SランクとAランクの妖怪は、それぞれ2体ずつまでしか使用できません。
インターネット通信による対戦は、「元祖軍」と「本家軍」に分かれての合戦というルールになっているため、対戦相手は必ず、自分とは違うバージョンをプレイしている人になります。
あと、バトル中での妖怪サークルの回転は、一度利用すると、少しの間利用できなくなります。闇雲に回さないように。
ちなみに。3DSフレンドとは、妖怪メダルの交換もできます。
また、常に下画面に出ているフレンドアイコンを「ON」にしておくことで、常にインターネットに接続してフレンドの状況を確認できるようになります。
|== 妖怪ウォッチバスターズ ==|
1人でも楽しめますし、ローカル通信なら最大4人で楽しめる、アクションゲームです。
これも「アプリ」として手に入るので、いつでも挑戦できます。
ルールや舞台は、「鬼時間」と同じです。鬼玉が出てきて、クリア後に鬼ガシャが回せるのも同じ。違うのは、妖怪を操作するということです。
前線で戦う「アタッカー」、守りが優秀な「タンク」、回復に徹する「ヒーラー」、多彩な技を持つ「レンジャー」。4つのタイプがあるので、これを参考に、手持ちの妖怪から1匹を選択してゲームスタートします。
通常攻撃ができますし、必殺技も出せます。妖怪によって、必殺技のタイプも様々。落ちているアイテムを拾って使用することもできます。
監視役に見つかっても、ボコボコにしてしまえば、巨大な鬼が追ってこなくなりますよ。あと、わざと音を鳴らして巨大な鬼を引き付けることもできるので、協力プレイで活用すると良いでしょう。
また、このモードでは、金・銀・銅のいずれかの手形が手に入る”地獄おみくじ”を1日1回だけ引けます。
これらの手形を使用してプレイ開始することで、鬼ガシャで通常よりも良いアイテムが出るようになるそうですよ。
|== 前作プレイヤーへの特典について ==|
前作『妖怪ウォッチ』をプレイした人には、「ブチニャン」「ガマぐちポーチ付コマさん」「ツチノコ」のいずれか1体がもらえる妖怪ガシャコインがもらえます。
ただし、もらうためには、前作の「ふしぎなレンズ」で撮影した写真データが必要になります。しかも「2時間以内」に撮影した写真です。
あと、選択しなかった2体も、今後もらえるチャンスがあるそうですよ。
|== その他の細かい変更点 ==|
妖怪ガシャコインやゲームコインと引き換えに利用できる「妖怪ガシャ」。
今回も健在ですが、1日3回限定だった前作とは少し違って、1日に回せる回数が”ランダム”になったようです。
その回数は、メニュー画面に表示されていますので。その日に初めて起動したら、まずは確認を。
川などでできる「釣り」は、操作が変わりました。ルーレットではありません。
ゲージが出てくるので、できるだけ真ん中に来るように下画面のリールを回したり止めたりしましょう。魚を近くまで引っ張ってきたら、後は一気に引き上げます。
レアな魚は、釣る前から光っています。ピカピカと。
虫取りのルーレットにも、一工夫。
一部の虫取りでは、ルーレットが”二重”に表示されます。まず外側のルーレットにいつも通り挑戦。成功したら、今度は内側のルーレットに挑戦。いつものルーレットは止まり方が”あいまい”ですが、内側のルーレットは”押した瞬間に止まる”ようですよ。
あとはですね~…”おとも”として、ウィスパーの代わりに別の妖怪を連れていくこともできるみたいです。
あまり会話には関与しないっぽいですし、メインストーリーになったら勝手にウィスパーに変わっていますけどね(苦笑)
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入したバージョン ―→ 本家
購入価格 ―→ 4,063円(新品)
プレイ時間 ―→ 約10時間
プレイ内容 ―→ メインストーリーを進めつつ、他の要素も少しプレイ(インターネット対戦は5回ほどプレイ)
備考 ―→ 発売日に配信された「Ver1.1」のアップデートを適応しています。
シリーズ作品の経験 ―→ つい最近まで、前作『妖怪ウォッチ』をプレイしていました。
○ ―→ 雰囲気づくりの良さは、相も変わらず。
新しい町や過去の町では、その古めかしさや自然広がる雰囲気に、田舎ならではの匂いすら感じるような。そしてやっぱり「そうそう、こんな感じだよね~」って納得させてくれるようなものが、詰まっています。
舞台の中心である「さくらニュータウン」も、さらに作り込まれている様が見えました。巨大なすべり台を見つけた時は、わりとテンション上がりましたよ(笑)
電車のホームや電車内での雰囲気づくりも、完璧です。
○ ―→ 探索も、より楽しく。
舞台が広がったことで調べられるポイントも大幅に増えましたし、魚釣りの方法が少し変化してたのも良い刺激になっていますし。なんか、やっぱりついつい寄り道したり、いちいち調べたくなります。
そして、気付けば1時間2時間たってました、ってね。メインストーリーと探求のバランスは、計画的に。
○ ―→ よりアニメらしい、ユニークなノリになりました。
前作はアニメ展開前ということもあり、ケータくん(フミちゃん)やウィスパーは比較的まともな掛け合いをしていたように思いますが、どうやらアニメでウィスパーは「妖怪のことを何も知らないダメ執事」って設定らしく、今作ではその設定がそれなりに反映されています。
で、それにケータが怪訝な表情でツッコミを入れる、と。この、ある種お約束な展開は、まさにアニメっぽいって感じです。
ジバニャンも”ニャーKB”の追っかけだったり、チョコボーに目が無かったり。こっちはこっちで、ダメっぽさがパワーアップしているような…(苦笑)
ついでに言うと、新しい妖怪のユニークっぷりも、さらにパワーアップしている気がします。
新しい妖怪の名前が出るたびに、クスッをしてしまいます(笑)
○ ―→ 通信プレイは良好。
わざわざどこかに行って…とかではなく、メニュー画面からいつでも楽しめるのは、嬉しいですね。
対戦プレイは、だいたい中盤くらいになってくると勝負が見えてきちゃいますが…ひとまず今のところ、切断されたことはありません。まあ、切断したって負け扱いになるんでしょうから。
△ ―→ 新しい舞台がたくさん増えたからこそ、気になることも。
舞台が広くなったのはいいんですが、広くなってくるということは、移動がそれなりに面倒になってくるということでもあります。
電車での移動は、最初はとても新鮮です。
各駅ごとに違う窓からの景色を眺めつつ、たまにケータとウィスパーとジバニャンが会話したり、時には妖怪が襲ってくることもあったりします。
ただ、やっぱり次第に、待つのが面倒になります。電車での移動の演出はスキップできず、会話が無くて待つだけってことも多く、しかも会話のパターンはあまり用意されていない(いくつかの駅を走っただけで会話が被ったので)ようなのでね~…。
で、そうなってくる頃には”うんがい鏡”が使えるので瞬間移動ができるようになり、電車はほとんど乗らなくなるでしょう。ここらへんの流れは、上手くかみ合っていると思います。
ただ、今度は過去の世界で気になることが。
外観の雰囲気は確かに素晴らしいんですが、桜町では、建物のなかにほとんど入れません。お店も1つしかありません。しかも、桜町には”うんがい鏡”が1つも無く、現代と過去を行き来できるポイントは「ケマモト村」にしかありません。
あまりポンポンワープできてもね~とも思いますが、そうはいっても少し面倒でした。頑張って新しい町をこさえてくれたのは嬉しいですが、どうしてもこう…ここまで作り込まれると、中まで入れるようにして欲しい!って欲求が生まれちゃいます。
ま、端的に言うと、マップが広がっていくにつれて、ユーザーの要求もおのずと増してくるもの。それに応えていくのは、とても大変なことだな~と思ったわけです。
そういう意味で、新しい舞台については、100点満点はあげられないって感じでした。私が贅沢を言い過ぎなのかな~。
△ ―→ バトルで1つだけ気になること。
基本的なことは変わりないんですが、何が気になったかというと、新しく追加された「おはらい方法」。
時計みたいなものが出てきて、時計の針をタッチ操作で動かして光っている部分に合わせるというものがあるんですが、なんか、反応が良くないというか…。ちゃんと合わせているハズなのに、OK判定にならなかったり。かと思ったら、通り過ぎただけでOKになることもあったり。なんか、判定がよく分からないです。
△ ―→ 鬼時間や「妖怪ウォッチバスターズ」について。
鬼時間は相変わらずピリピリとした緊張感が楽しめますし、「妖怪ウォッチバスターズ」のプレイ感覚は良好です。1人プレイですけどね(笑)
ただ1つ気になったのが、「鬼ガシャ」という仕組み。
鬼玉をたくさん獲得したほうが、鬼ガシャで良いものが出やすいと言っているものの…具体的には分からないわけです。で、現に私はバスターズに2回挑戦して、1回目は15。2回目は50以上の鬼玉でゲームクリアしましたけど、手に入ったのは全く同じ妖怪というね。
なんかこう、報酬がモチベーションにつながりにくくなった気がしました。これなら、前作の”特別の宝箱”のほうが、その場で色々なものが手に入るので、1つでも多く開けよう!というモチベーションにつながったというものです。
せめて、ガシャの中身を見せてくれたらな~…。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)
前作のファーストインプレッションと、同じ点数にしました。
順当にパワーアップしたという印象で、探求要素も分かりやすさも向上。
私は、前作からほぼ続けてのプレイで、こういう場合、同じ舞台だと多少なりとも飽き飽きしてしまうものですが、正直、それはほとんど感じていません。しいて言うなら、前作で瞬間移動とかに散々慣れてしまったので、序盤で瞬間移動どころか自転車も使えないのが面倒に感じたくらい。でも、すぐに割り切れました。
いくつか指摘もしましたが、とりあえず私のモチベーションを下げるほどのものではなく。むしろ前向きに楽しめています。
2バージョン発売されましたが、オープニングテーマと妖怪の一部が違うくらいなので、普通はどちらか欲しい1本だけ買えばよいでしょう。
前作もそうでしたが、「フルコンプリート大前提」の人がブツブツ言いたくなるような仕様になっていますので、その点はご注意ください。というか、フルコンプリート大前提って考えが、そもそもアレな気がしますが…ま、考えは人それぞれなんでね。
私はそんなこと気にせず、マイペースで楽しませてもらいます。
※クリックで、大きなサイズに
ちなみに。これが、今のところの私のチームです。
とりあえず前作を教訓にして、回復役を2体入れています。「バクロ婆」と「キズナメコ」ですね。
あと、序盤に妖怪ガシャでコロリと出てきたSランクの「犬神」が良い戦力になっています。フシギ属性である程度固めて、パワーアップも図っているつもりです。
これとは少し違うチームでしたが、インターネット通信対戦では4勝1敗。回復役がいると、違いますね~。あ、フレンドアイコンはだいたいONにしているので、対戦したい!というフレンドのかたは、遠慮なくどうぞ。
ということで、シナリオクリアしたらセカンドインプレッションを書く予定です。
関連記事:
3DS『妖怪ウォッチ』 ファーストインプレッション(2014/05/28)
3DS『妖怪ウォッチ』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション(2014/06/20)
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2014/07/10
希望小売価格 ―→ 4,600円(税別)
ジャンル ―→ RPG
プレイ人数 ―→ 1~4人
└→ 最大2人の対戦やメダル交換(ネット通信も対応)
└→ 「妖怪ウォッチバスターズ」で最大4人協力プレイ(ネット通信は非対応)
すれちがい通信 ―→ 出会った相手からプレゼント&対戦
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
小学生の主人公と、愉快な”妖怪”たちが織り成す、現代風の町を舞台にしたRPGです。
主人公が住む町「さくらニュータウン」を中心に、様々な場所へと足を運んで、妖怪を仲間にしたり、仲間にした妖怪で戦ったりします。
シリーズ2作目となる今回は、電車などを通じて新たな町に行けるようになったほか、「60年前の世界」にも行くことになります。探索要素や新しい妖怪、通信プレイなど、色々なところがパワーアップしています。
私は「本家」バージョンを購入しました。
前作を最近までプレイしていましたので、今のところプレイした範囲で、前作と違う点をピックアップしてみます。
|== 新しい舞台 ==|
少し物語が進んだあたりで、各駅から電車に乗ることができます。
乗るには「一日乗車券」を購入する必要がありますが、買ってしまえば、その日のうちは乗り放題になります。
基本、全ての駅で降りることができます。(ただしホームから町へ移動できる場所は、一部のみ)
現代の電車らしく、普通電車とか快速電車とかありますので。画面に表示される案内を見て、間違えずに乗りましょうね。
また、物語の中盤になってくると、「60年前の世界」へ行けるようになります。
用意されている過去の舞台は、「ケマモト村」と「桜町(60年前のさくらニュータウン)」だけですが、雰囲気はまさに戦後らしく趣のある感じ。電車は、汽車になっています。
過去と現代は、とある”特別な妖怪”を通じて行き来できるようになります。あと、前作と同様で”うんがい鏡”という妖怪が仲間になると、うんがい鏡のある場所へ瞬間移動が可能になりますが、過去の世界にはほとんどいません。あしからず。
あ。ちなみに、「さくらニュータウン」内でも、新しく増えたエリアや新しく入れるようになった建物がけっこうありますよ。
|== アプリ ==|
Xボタンを押して開くメニュー画面。
セーブをするための日記とか、クエストを確認したりとか、そういう項目の1つ1つが「アプリ」という扱いになっており、長くタッチしてスライドすることで、スマートフォンのように項目の位置を移動させることができます。
けっこう色々なアプリが入ってくるので、使いやすいようにカスタマイズしましょう。
前作に無かった項目を一部紹介。
様々な楽曲が収録された「音楽」アプリは、色々なところに落ちているミュージックカードと引き換えに曲を交換することで、いつでも聞けるようになります。
PS3とかでもおなじみの「トロフィー」アプリなんかもありますし、「おてんき」アプリでは今日・明日の各地の天気が見れたりします。”鬼時間警報”とかが見れたりもします(笑)
|== 鬼時間について ==|
フィールドを歩いていると、ごくまれに突然発生する「鬼時間」。今回も健在です。
ただし、今回はルールが少しだけ変わっています。
前作は、色々なところに”特別な宝箱”がありましたが、今回は色々なところに”鬼玉”が出てきます。
時間とともに次々と鬼玉が出てきますが、その代わり監視の鬼や巨大な鬼も増えていきます。
これをたくさん獲得してからゴールすると、獲得した鬼玉の数が「鬼玉ゲージ」に反映。そして、鬼時間専用のガシャが回され、プレゼントがもらえます。ゲージが多いほど、レアなものが出る確率が高いみたいですね。
あと、出口のゲートは、最初は出ていません。一定時間たってから出てきます。
しばらくは、鬼玉を集めたり逃げ回る必要があります。
|== インターネット通信について ==|
今回は、インターネット通信による対戦が可能になっています。
物語を進めていると「たいせん」アプリが手に入り、そこからいつでも通信対戦を楽しめますよ。
相手をフリーで探せるほか、3DSフレンドとの対戦も可能。
通信プレイを楽しむには、通信プレイで使う妖怪のチームを設定しておく必要があります。
いつも通り、前衛と後衛で6体の妖怪を設定するのですが…いくつかルールがあります。
インターネット通信対戦時のレベルは、レベル60固定。また、SランクとAランクの妖怪は、それぞれ2体ずつまでしか使用できません。
インターネット通信による対戦は、「元祖軍」と「本家軍」に分かれての合戦というルールになっているため、対戦相手は必ず、自分とは違うバージョンをプレイしている人になります。
あと、バトル中での妖怪サークルの回転は、一度利用すると、少しの間利用できなくなります。闇雲に回さないように。
ちなみに。3DSフレンドとは、妖怪メダルの交換もできます。
また、常に下画面に出ているフレンドアイコンを「ON」にしておくことで、常にインターネットに接続してフレンドの状況を確認できるようになります。
|== 妖怪ウォッチバスターズ ==|
1人でも楽しめますし、ローカル通信なら最大4人で楽しめる、アクションゲームです。
これも「アプリ」として手に入るので、いつでも挑戦できます。
ルールや舞台は、「鬼時間」と同じです。鬼玉が出てきて、クリア後に鬼ガシャが回せるのも同じ。違うのは、妖怪を操作するということです。
前線で戦う「アタッカー」、守りが優秀な「タンク」、回復に徹する「ヒーラー」、多彩な技を持つ「レンジャー」。4つのタイプがあるので、これを参考に、手持ちの妖怪から1匹を選択してゲームスタートします。
通常攻撃ができますし、必殺技も出せます。妖怪によって、必殺技のタイプも様々。落ちているアイテムを拾って使用することもできます。
監視役に見つかっても、ボコボコにしてしまえば、巨大な鬼が追ってこなくなりますよ。あと、わざと音を鳴らして巨大な鬼を引き付けることもできるので、協力プレイで活用すると良いでしょう。
また、このモードでは、金・銀・銅のいずれかの手形が手に入る”地獄おみくじ”を1日1回だけ引けます。
これらの手形を使用してプレイ開始することで、鬼ガシャで通常よりも良いアイテムが出るようになるそうですよ。
|== 前作プレイヤーへの特典について ==|
前作『妖怪ウォッチ』をプレイした人には、「ブチニャン」「ガマぐちポーチ付コマさん」「ツチノコ」のいずれか1体がもらえる妖怪ガシャコインがもらえます。
ただし、もらうためには、前作の「ふしぎなレンズ」で撮影した写真データが必要になります。しかも「2時間以内」に撮影した写真です。
あと、選択しなかった2体も、今後もらえるチャンスがあるそうですよ。
|== その他の細かい変更点 ==|
妖怪ガシャコインやゲームコインと引き換えに利用できる「妖怪ガシャ」。
今回も健在ですが、1日3回限定だった前作とは少し違って、1日に回せる回数が”ランダム”になったようです。
その回数は、メニュー画面に表示されていますので。その日に初めて起動したら、まずは確認を。
川などでできる「釣り」は、操作が変わりました。ルーレットではありません。
ゲージが出てくるので、できるだけ真ん中に来るように下画面のリールを回したり止めたりしましょう。魚を近くまで引っ張ってきたら、後は一気に引き上げます。
レアな魚は、釣る前から光っています。ピカピカと。
虫取りのルーレットにも、一工夫。
一部の虫取りでは、ルーレットが”二重”に表示されます。まず外側のルーレットにいつも通り挑戦。成功したら、今度は内側のルーレットに挑戦。いつものルーレットは止まり方が”あいまい”ですが、内側のルーレットは”押した瞬間に止まる”ようですよ。
あとはですね~…”おとも”として、ウィスパーの代わりに別の妖怪を連れていくこともできるみたいです。
あまり会話には関与しないっぽいですし、メインストーリーになったら勝手にウィスパーに変わっていますけどね(苦笑)
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入したバージョン ―→ 本家
購入価格 ―→ 4,063円(新品)
プレイ時間 ―→ 約10時間
プレイ内容 ―→ メインストーリーを進めつつ、他の要素も少しプレイ(インターネット対戦は5回ほどプレイ)
備考 ―→ 発売日に配信された「Ver1.1」のアップデートを適応しています。
シリーズ作品の経験 ―→ つい最近まで、前作『妖怪ウォッチ』をプレイしていました。
○ ―→ 雰囲気づくりの良さは、相も変わらず。
新しい町や過去の町では、その古めかしさや自然広がる雰囲気に、田舎ならではの匂いすら感じるような。そしてやっぱり「そうそう、こんな感じだよね~」って納得させてくれるようなものが、詰まっています。
舞台の中心である「さくらニュータウン」も、さらに作り込まれている様が見えました。巨大なすべり台を見つけた時は、わりとテンション上がりましたよ(笑)
電車のホームや電車内での雰囲気づくりも、完璧です。
○ ―→ 探索も、より楽しく。
舞台が広がったことで調べられるポイントも大幅に増えましたし、魚釣りの方法が少し変化してたのも良い刺激になっていますし。なんか、やっぱりついつい寄り道したり、いちいち調べたくなります。
そして、気付けば1時間2時間たってました、ってね。メインストーリーと探求のバランスは、計画的に。
○ ―→ よりアニメらしい、ユニークなノリになりました。
前作はアニメ展開前ということもあり、ケータくん(フミちゃん)やウィスパーは比較的まともな掛け合いをしていたように思いますが、どうやらアニメでウィスパーは「妖怪のことを何も知らないダメ執事」って設定らしく、今作ではその設定がそれなりに反映されています。
で、それにケータが怪訝な表情でツッコミを入れる、と。この、ある種お約束な展開は、まさにアニメっぽいって感じです。
ジバニャンも”ニャーKB”の追っかけだったり、チョコボーに目が無かったり。こっちはこっちで、ダメっぽさがパワーアップしているような…(苦笑)
ついでに言うと、新しい妖怪のユニークっぷりも、さらにパワーアップしている気がします。
新しい妖怪の名前が出るたびに、クスッをしてしまいます(笑)
○ ―→ 通信プレイは良好。
わざわざどこかに行って…とかではなく、メニュー画面からいつでも楽しめるのは、嬉しいですね。
対戦プレイは、だいたい中盤くらいになってくると勝負が見えてきちゃいますが…ひとまず今のところ、切断されたことはありません。まあ、切断したって負け扱いになるんでしょうから。
△ ―→ 新しい舞台がたくさん増えたからこそ、気になることも。
舞台が広くなったのはいいんですが、広くなってくるということは、移動がそれなりに面倒になってくるということでもあります。
電車での移動は、最初はとても新鮮です。
各駅ごとに違う窓からの景色を眺めつつ、たまにケータとウィスパーとジバニャンが会話したり、時には妖怪が襲ってくることもあったりします。
ただ、やっぱり次第に、待つのが面倒になります。電車での移動の演出はスキップできず、会話が無くて待つだけってことも多く、しかも会話のパターンはあまり用意されていない(いくつかの駅を走っただけで会話が被ったので)ようなのでね~…。
で、そうなってくる頃には”うんがい鏡”が使えるので瞬間移動ができるようになり、電車はほとんど乗らなくなるでしょう。ここらへんの流れは、上手くかみ合っていると思います。
ただ、今度は過去の世界で気になることが。
外観の雰囲気は確かに素晴らしいんですが、桜町では、建物のなかにほとんど入れません。お店も1つしかありません。しかも、桜町には”うんがい鏡”が1つも無く、現代と過去を行き来できるポイントは「ケマモト村」にしかありません。
あまりポンポンワープできてもね~とも思いますが、そうはいっても少し面倒でした。頑張って新しい町をこさえてくれたのは嬉しいですが、どうしてもこう…ここまで作り込まれると、中まで入れるようにして欲しい!って欲求が生まれちゃいます。
ま、端的に言うと、マップが広がっていくにつれて、ユーザーの要求もおのずと増してくるもの。それに応えていくのは、とても大変なことだな~と思ったわけです。
そういう意味で、新しい舞台については、100点満点はあげられないって感じでした。私が贅沢を言い過ぎなのかな~。
△ ―→ バトルで1つだけ気になること。
基本的なことは変わりないんですが、何が気になったかというと、新しく追加された「おはらい方法」。
時計みたいなものが出てきて、時計の針をタッチ操作で動かして光っている部分に合わせるというものがあるんですが、なんか、反応が良くないというか…。ちゃんと合わせているハズなのに、OK判定にならなかったり。かと思ったら、通り過ぎただけでOKになることもあったり。なんか、判定がよく分からないです。
△ ―→ 鬼時間や「妖怪ウォッチバスターズ」について。
鬼時間は相変わらずピリピリとした緊張感が楽しめますし、「妖怪ウォッチバスターズ」のプレイ感覚は良好です。1人プレイですけどね(笑)
ただ1つ気になったのが、「鬼ガシャ」という仕組み。
鬼玉をたくさん獲得したほうが、鬼ガシャで良いものが出やすいと言っているものの…具体的には分からないわけです。で、現に私はバスターズに2回挑戦して、1回目は15。2回目は50以上の鬼玉でゲームクリアしましたけど、手に入ったのは全く同じ妖怪というね。
なんかこう、報酬がモチベーションにつながりにくくなった気がしました。これなら、前作の”特別の宝箱”のほうが、その場で色々なものが手に入るので、1つでも多く開けよう!というモチベーションにつながったというものです。
せめて、ガシャの中身を見せてくれたらな~…。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)
前作のファーストインプレッションと、同じ点数にしました。
順当にパワーアップしたという印象で、探求要素も分かりやすさも向上。
私は、前作からほぼ続けてのプレイで、こういう場合、同じ舞台だと多少なりとも飽き飽きしてしまうものですが、正直、それはほとんど感じていません。しいて言うなら、前作で瞬間移動とかに散々慣れてしまったので、序盤で瞬間移動どころか自転車も使えないのが面倒に感じたくらい。でも、すぐに割り切れました。
いくつか指摘もしましたが、とりあえず私のモチベーションを下げるほどのものではなく。むしろ前向きに楽しめています。
2バージョン発売されましたが、オープニングテーマと妖怪の一部が違うくらいなので、普通はどちらか欲しい1本だけ買えばよいでしょう。
前作もそうでしたが、「フルコンプリート大前提」の人がブツブツ言いたくなるような仕様になっていますので、その点はご注意ください。というか、フルコンプリート大前提って考えが、そもそもアレな気がしますが…ま、考えは人それぞれなんでね。
私はそんなこと気にせず、マイペースで楽しませてもらいます。
※クリックで、大きなサイズに
ちなみに。これが、今のところの私のチームです。
とりあえず前作を教訓にして、回復役を2体入れています。「バクロ婆」と「キズナメコ」ですね。
あと、序盤に妖怪ガシャでコロリと出てきたSランクの「犬神」が良い戦力になっています。フシギ属性である程度固めて、パワーアップも図っているつもりです。
これとは少し違うチームでしたが、インターネット通信対戦では4勝1敗。回復役がいると、違いますね~。あ、フレンドアイコンはだいたいONにしているので、対戦したい!というフレンドのかたは、遠慮なくどうぞ。
ということで、シナリオクリアしたらセカンドインプレッションを書く予定です。
万人向け ← | ○○●○○○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○○●○○○○○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ○○○○●○○○○○ | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○○○○● | → 達成感重視 |
関連記事:
3DS『妖怪ウォッチ』 ファーストインプレッション(2014/05/28)
3DS『妖怪ウォッチ』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション(2014/06/20)
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ