第4のDS、正式発表 「ニンテンドーDSi LL」

ニンテンドーDSi LLが発表！　11月21日、20000円[税込]で発売！【ファミ通.com様より】
ニンテンドーDSi LL詳報！　DSiウェアが3タイトル内蔵！【比較表追加】【ファミ通.com様より】
任天堂、ニンテンドーDSi LLを11月21日発売・・・画面を広視野・大型化【iNSIDE様より】

『ニンテンドーDSi LL』 紹介ページ


2日前に情報のあった通り、画面が大きくなった新たなDSiが発表されました。カラーは、白・黒・ワイン色？の3種類です。
「LL」は「エルエル」と読むんですかね？それとも「ダブルエル」？


◆変化した点
・画面サイズが大幅アップ
画面サイズは4.2インチ。PSP（4.3インチ）とは画面サイズの比率が違いますが、数値的にはほぼ変わらないサイズになりました。公式サイトでDS Liteと比較されているので、そちらを参照ください。歴然とした違いです。

・3種類のDSiウェアタイトルが内蔵
『ちょっと脳を鍛える大人のDSトレーニング　理系編・文系編』『明鏡国語　楽引辞典』の、3つのDSiウェアタイトルが内蔵されています。
『明鏡国語　楽引辞典』は、現時点では配信されていないタイトルですが、おそらく『DS楽引辞典』シリーズの簡易版みたいなものでしょう。

・2種類のタッチペン
それと従来のタッチペンと万年筆のようなタッチペンの、2種類のタッチペンが用意されています。万年筆のタッチペンは…、収納できそうにないので、自宅用ですかね。

・バッテリーが少し増えた？
電池継続時間が、DSiと比較すると少し伸びているようです。
DSi…最低輝度で9～14時間・最高輝度で3～4時間
DSiLL…最低輝度で13～17時間・最高輝度で4～5時間

・デメリット
やっぱり画面が大きくなりましたから、サイズや重量は大きく・重くなりました。
重量は約314gで、実は初代DSよりさらに40gほど重いです。厚みはDS Liteと変わりありませんが、縦横の大きさは初代DSより大きいです。


以上。ということですが…個人的には一言で言うと「言う通りに画面を大きくしましたよ？」と言わんばかりのDSiって感じです（笑）
脳トレ＋辞典のDSiウェアが内蔵されているので、高齢者向け…とも言えるのかもしれません。

まあ、いずれにしても「進化」というよりは「いつも通り、選択肢を増やした」というニュアンスでしょう。DSが目指すのは「1家に1台」から「1人に1台」ですからね。色々な人の好みに合うよう、色々なDSを用意している、と。またそれが増えただけにすぎない、というレベルかもしれません。
これまで発売してきたDSって、全てにメリットとデメリットがありますから、個人的にはそもそも「進化してきている」という印象は、あんまりないんですよね…。初代DSが一番安いのは当然ですし、初代DSのほうが角が丸くて手に馴染むから好き、という意見も良く聞きますし。もちろん輝度など画面の見やすさでは後に出たDSのほうが優れていますし。お好きなDSをどうぞ、ということです。

あと思ったのは…現行機種である他の4機種（PSP、PS3、Xbox360、Wii）が値下げをした中で、DSも値下げか？と思いきや…さらに価格を上げた新しいDSを発売してくるという、この攻めっぷり。人によっては、怠慢（たいまん）とも傲慢（ごうまん）とも取られそうな状況です。…任天堂の心境は定かではありませんが。


まあ、これまでのようにドカっと売れる感じではないですが、4つ目の選択肢ができたということで、いいんじゃないでしょうか？
ただ、あんまり選択肢も増やしすぎると、今度はどれを選んでよいか分からなくなるので…まあ、増やしすぎには注意ですかね。