●= NGPの正式名称はPS Vita!【E3 2011】 =●
●= “PlayStation Vita”の仕様や参入メーカーが明らかに =●
●= PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ)最速インプレッション【E3 2011】 =●
●= SCEが3Dディスプレイを全世界で2011年秋より順次発売【E3 2011】 =●
5時間もあるって噂は何だったんでしょうか?普通に2時間足らずで終わりましたね。
やはり、噂は噂です。当たった噂もあるようですが。
※現状、まだゲームソフトについての記事があまりないので、後で追記するかもしれません。しないかもしれません。
◆-- PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ) --◆
これまで「NGP(Next Generation Portable)」と呼ばれていたPSPの後継機で、正式名称や価格などの具体的な情報が明らかになりました。
|-- 正式名称 : PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ) --|
略称は「PSV(ピーエスブイ)」ですかね。
むしろ「Vita」だけでも通じそうな気がしますが色々と別の”ヴィータ”もあるそうなので、紛らわしいですね(笑)
私は、PSVと呼ぶことにします。
ちなみに「Vita」とは、命とか人生とかを意味しているそうですよ。
|-- 価格 --|
Wi-Fi回線のみのバージョンが24,980円。
Wi-Fi+3G回線のバージョンが29,980円です。(ともに税込)
3G回線が必要ないなら、ニンテンドー3DSとほぼ同じ価格になります。
|-- 本体の形状 --|
本体の形状は、以前発表されたものから変わりないようです。でも、インプレッション記事によると、かなりしっくり来る模様です。
|-- 画質のクオリティと操作と --|
カンファレンスでは『アンチャーテッド』『モッドネーション』『リトルビッグプラネット』などのデモプレイが公開されました。
クオリティはピカイチ!まあ、そこがウリですからね。
あと『アンチャーテッド』ではタッチで行きたい場所を選択したり、攻撃したい相手を選んだり。『モッドネーション』はタッチしてスライドするだけでコースが出来上がっていったり。こちらの作品でもタッチの有用性は充分活かせると思いますが、はたしてPSPやPSVのユーザーが慣れてくれるかどうか?そっちのほうが気になるところです。
|-- チャット機能 --|
「Party」と呼ばれるアプリケーションがあり、ゲームのプレイなどとは別にボイスチャットやテキストチャット
が楽しめるという仕組みです。
これまでは、ゲームの中にボイスチャット対応とかがあったって感じでしたが、これからは何をしなからでもボイスチャットができますよ。
|-- PS3とのデータ連動 --|
カンファレンスのデモプレイで『RUIN』というアクションRPGをプレイしていた時、しばらくPSVでプレイした後、背後にあったPS3ですぐに続きをプレイしていました。
最近、PSPとPS3の連動をアピールする作品が出てき始めましたが、PSVではその点がより快適になっているようで、PSVとPS3でデータを連動する楽しみ方がより増えてくると思われます。
|-- その他 --|
初めての人でもPSVの操作感覚に慣れてもらうため、「Welcome Park」というチュートリアル用のアプリケーションが入っています。簡単なゲームを楽しみながら、PSVの操作に慣れていくことができるようです。
もちろん最終的にはソフトラインナップと具体的なサービス展開次第ですが、価格はかなり頑張っている印象です。日本はもちろんのこと、海外での普及も可能性がありそうです。
ただ、日本だったらPSPが今それなりに勢いがあるぶん、PSVもかなり魅力的に映るとは思いますが、海外は真逆の状況ですからね。当然、PSVに感じる印象も日本とは異なることでしょう。それを払拭するためには、これくらのコストパフォーマンスが必要だったのかもしれませんね。
発売は、以前の発表どおり、ホリデーシーズン(年末)を予定しているようです。
◆-- 3Dディスプレイ --◆
どこもかしこも立体視。しかし、普及させるのには一苦労。
そこで、誰でも手軽にメガネなしで立体視が楽しめるようにする。それが任天堂の選択肢でした。
しかしソニーは違います。3Dテレビが普及していないなら、ウチが普及させてやるよ!という選択肢です。
テレビではなくディスプレイなので、地上波デジタル放送を見ることはできませんが、低価格で、24インチサイズの3D立体視映像を楽しむことができます。
最大の特徴は、2人が同じディスプレイで”全く違う画面を”見ることができるという仕組み。各々が専用の3Dメガネを着用すると、自分と相手では、画面に映っているものが全く違うのです。これによって、これまでローカルでの多人数プレイでは画面が分割したりしていたものが、オンライン対戦をやっているかのように画面いっぱいで楽しむことができるわけです。
米国での価格は、3Dメガネ・HDMIケーブル・PS3専用ソフト『RESISTANCE 3(レジスタンス 3)』が揃って、499.99ドル(=約4万円)です。3Dメガネ単体も69.99ドル(=約5,600円)で販売されるようです。
テレビが見れなくてもいい、という人にとってはかなりお買い得に感じるのではないでしょうか?(そんな人がどれだけいるかは知りませんが)
◆-- まとめ --◆
ゲームソフトについては、まだどこもあまり更新していないので、とりあえずPSVと3Dディスプレイに絞ってお話を。
というか、見ていましたけどゲームソフトでビビッと来るものは個人的になかったんですよね~。シリーズ作品や似たような作品が多くて、いつも通りって感じです。
プレイステーション ヴィータについては「つかみはOK」って感じですね。あとは発売までの様々な情報でPSVの全体像が見えてくると思うので、それ次第です。
しかし、本当に価格設定は頑張ったな~と思います。PS3の時と同様で、最初は赤字覚悟でしょうね。
日本では『モンスターハンター』シリーズの恩恵で波に乗っているので心配していませんが、やはり心配なのは海外。それこそ、またモンハンなしではドカーンと売れないとなれば、PSPの時の繰り返しなので。別の起爆剤も確立して、あわよくば海外でも伸びてくれるようになるといいですね。
そして、3Dディスプレイについて。
”3D立体視のゲームや映像コンテンツを楽しむためだけ”に目的を絞ることで価格を抑えた点は、面白いと思いました。少なくとも、ただ単に3Dテレビを売っていくだけよりかは賢い戦略かと思います。
2人が別の画面を見れるというのは、これまた技術的に面白いと思いましたし、もちろんあって困るものではないですが、わりと1人でオンライン通信を楽しんでいる傾向が強いPS3ユーザーだと、そこまで多くの人には利用されない結果になりそうな気がします。
いずれにしても、これまでよりかは”メガネを使って大画面での立体視ゲームを楽しむ”という点で敷居は下がったと思います。ただ、これで普及してくれるかどうかは、何ともいえません。対応ソフトがどれだけ出てくれるかにもよりますね。
そんなわけで、ある種ソニーらしい戦略がハッキリと見えたカンファレンスであったように思います。
PSVでタッチ操作ができるようになりましたが、「PlayStation Move」の時と同じで、タッチ操作ができるようになってもゲームはゲームらしく!という方向性が見えたように思います。
また、上記でも言いましたがPS3で3D立体視をアピールする方向性も、ニンテンドー3DSで3D立体視をアピールする方向性とはだいぶ違います。まさに、それぞれがそれぞれの思う道を進んでいるという感じですね。
個人的には、そのほうが差別化が図れていいと思います。
差別化を図ることができれば、我々ユーザーが、どちらのゲーム機が自分に合っているか?より判断しやすくなりますからね。それがある種、ハードメーカーなりの”呉越同舟”なのかもしれません。
さあ、これて年末には3DSとPSV。次世代の携帯ゲーム機が揃います。
これで、ゲーム業界がまた盛り上がって欲しいものです。
関連記事 :
E3 2011カンファレンス : マイクロソフト(2011/06/07)
E3 2011カンファレンス : 任天堂(2011/06/08)
●= “PlayStation Vita”の仕様や参入メーカーが明らかに =●
●= PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ)最速インプレッション【E3 2011】 =●
●= SCEが3Dディスプレイを全世界で2011年秋より順次発売【E3 2011】 =●
5時間もあるって噂は何だったんでしょうか?普通に2時間足らずで終わりましたね。
やはり、噂は噂です。当たった噂もあるようですが。
※現状、まだゲームソフトについての記事があまりないので、後で追記するかもしれません。しないかもしれません。
◆-- PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ) --◆
これまで「NGP(Next Generation Portable)」と呼ばれていたPSPの後継機で、正式名称や価格などの具体的な情報が明らかになりました。
|-- 正式名称 : PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ) --|
略称は「PSV(ピーエスブイ)」ですかね。
むしろ「Vita」だけでも通じそうな気がしますが色々と別の”ヴィータ”もあるそうなので、紛らわしいですね(笑)
私は、PSVと呼ぶことにします。
ちなみに「Vita」とは、命とか人生とかを意味しているそうですよ。
|-- 価格 --|
Wi-Fi回線のみのバージョンが24,980円。
Wi-Fi+3G回線のバージョンが29,980円です。(ともに税込)
3G回線が必要ないなら、ニンテンドー3DSとほぼ同じ価格になります。
|-- 本体の形状 --|
本体の形状は、以前発表されたものから変わりないようです。でも、インプレッション記事によると、かなりしっくり来る模様です。
|-- 画質のクオリティと操作と --|
カンファレンスでは『アンチャーテッド』『モッドネーション』『リトルビッグプラネット』などのデモプレイが公開されました。
クオリティはピカイチ!まあ、そこがウリですからね。
あと『アンチャーテッド』ではタッチで行きたい場所を選択したり、攻撃したい相手を選んだり。『モッドネーション』はタッチしてスライドするだけでコースが出来上がっていったり。こちらの作品でもタッチの有用性は充分活かせると思いますが、はたしてPSPやPSVのユーザーが慣れてくれるかどうか?そっちのほうが気になるところです。
|-- チャット機能 --|
「Party」と呼ばれるアプリケーションがあり、ゲームのプレイなどとは別にボイスチャットやテキストチャット
が楽しめるという仕組みです。
これまでは、ゲームの中にボイスチャット対応とかがあったって感じでしたが、これからは何をしなからでもボイスチャットができますよ。
|-- PS3とのデータ連動 --|
カンファレンスのデモプレイで『RUIN』というアクションRPGをプレイしていた時、しばらくPSVでプレイした後、背後にあったPS3ですぐに続きをプレイしていました。
最近、PSPとPS3の連動をアピールする作品が出てき始めましたが、PSVではその点がより快適になっているようで、PSVとPS3でデータを連動する楽しみ方がより増えてくると思われます。
|-- その他 --|
初めての人でもPSVの操作感覚に慣れてもらうため、「Welcome Park」というチュートリアル用のアプリケーションが入っています。簡単なゲームを楽しみながら、PSVの操作に慣れていくことができるようです。
もちろん最終的にはソフトラインナップと具体的なサービス展開次第ですが、価格はかなり頑張っている印象です。日本はもちろんのこと、海外での普及も可能性がありそうです。
ただ、日本だったらPSPが今それなりに勢いがあるぶん、PSVもかなり魅力的に映るとは思いますが、海外は真逆の状況ですからね。当然、PSVに感じる印象も日本とは異なることでしょう。それを払拭するためには、これくらのコストパフォーマンスが必要だったのかもしれませんね。
発売は、以前の発表どおり、ホリデーシーズン(年末)を予定しているようです。
◆-- 3Dディスプレイ --◆
どこもかしこも立体視。しかし、普及させるのには一苦労。
そこで、誰でも手軽にメガネなしで立体視が楽しめるようにする。それが任天堂の選択肢でした。
しかしソニーは違います。3Dテレビが普及していないなら、ウチが普及させてやるよ!という選択肢です。
テレビではなくディスプレイなので、地上波デジタル放送を見ることはできませんが、低価格で、24インチサイズの3D立体視映像を楽しむことができます。
最大の特徴は、2人が同じディスプレイで”全く違う画面を”見ることができるという仕組み。各々が専用の3Dメガネを着用すると、自分と相手では、画面に映っているものが全く違うのです。これによって、これまでローカルでの多人数プレイでは画面が分割したりしていたものが、オンライン対戦をやっているかのように画面いっぱいで楽しむことができるわけです。
米国での価格は、3Dメガネ・HDMIケーブル・PS3専用ソフト『RESISTANCE 3(レジスタンス 3)』が揃って、499.99ドル(=約4万円)です。3Dメガネ単体も69.99ドル(=約5,600円)で販売されるようです。
テレビが見れなくてもいい、という人にとってはかなりお買い得に感じるのではないでしょうか?(そんな人がどれだけいるかは知りませんが)
◆-- まとめ --◆
ゲームソフトについては、まだどこもあまり更新していないので、とりあえずPSVと3Dディスプレイに絞ってお話を。
というか、見ていましたけどゲームソフトでビビッと来るものは個人的になかったんですよね~。シリーズ作品や似たような作品が多くて、いつも通りって感じです。
プレイステーション ヴィータについては「つかみはOK」って感じですね。あとは発売までの様々な情報でPSVの全体像が見えてくると思うので、それ次第です。
しかし、本当に価格設定は頑張ったな~と思います。PS3の時と同様で、最初は赤字覚悟でしょうね。
日本では『モンスターハンター』シリーズの恩恵で波に乗っているので心配していませんが、やはり心配なのは海外。それこそ、またモンハンなしではドカーンと売れないとなれば、PSPの時の繰り返しなので。別の起爆剤も確立して、あわよくば海外でも伸びてくれるようになるといいですね。
そして、3Dディスプレイについて。
”3D立体視のゲームや映像コンテンツを楽しむためだけ”に目的を絞ることで価格を抑えた点は、面白いと思いました。少なくとも、ただ単に3Dテレビを売っていくだけよりかは賢い戦略かと思います。
2人が別の画面を見れるというのは、これまた技術的に面白いと思いましたし、もちろんあって困るものではないですが、わりと1人でオンライン通信を楽しんでいる傾向が強いPS3ユーザーだと、そこまで多くの人には利用されない結果になりそうな気がします。
いずれにしても、これまでよりかは”メガネを使って大画面での立体視ゲームを楽しむ”という点で敷居は下がったと思います。ただ、これで普及してくれるかどうかは、何ともいえません。対応ソフトがどれだけ出てくれるかにもよりますね。
そんなわけで、ある種ソニーらしい戦略がハッキリと見えたカンファレンスであったように思います。
PSVでタッチ操作ができるようになりましたが、「PlayStation Move」の時と同じで、タッチ操作ができるようになってもゲームはゲームらしく!という方向性が見えたように思います。
また、上記でも言いましたがPS3で3D立体視をアピールする方向性も、ニンテンドー3DSで3D立体視をアピールする方向性とはだいぶ違います。まさに、それぞれがそれぞれの思う道を進んでいるという感じですね。
個人的には、そのほうが差別化が図れていいと思います。
差別化を図ることができれば、我々ユーザーが、どちらのゲーム機が自分に合っているか?より判断しやすくなりますからね。それがある種、ハードメーカーなりの”呉越同舟”なのかもしれません。
さあ、これて年末には3DSとPSV。次世代の携帯ゲーム機が揃います。
これで、ゲーム業界がまた盛り上がって欲しいものです。
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