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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

E3 2011カンファレンス : マイクロソフト

2011年06月07日 08時23分55秒 | 【旧】ゲーム関連記事(重要)
●= マイクロソフトの新たなる戦略が明らかに!? “Xbox 360 E311Media Briefing”を実況リポート【E3 2011】 =●
●= 『HALO(ヘイロー)4』2012年ホリデーシーズンに発売!【E3 2011】 =●
●= Kinectと検索サービス“Bing”の音声検索機能を発表 =●
●= マイクロソフトによるカンファレンスにて公開されたスクリーンショットを一挙にお届け(その1)【E3 2011】 =●
●= マイクロソフトによるカンファレンスにて公開されたスクリーンショットを一挙にお届け(その2)【E3 2011】 =●
●= Xbox 360今後の発売予定タイトルを総まとめ【E3 2011】 =●
●= “Xbox 360 E311 Media Briefing”で発表された最新映像を一挙に公開【E3 2011】 =●


昨年と同様、主な内容を1つずつピックアップしていきます。




◆-- 『Halo 4(ヘイロー 4)』 --◆
満を持してのシリーズ最新作です。カンファレンスの最後にちょこっと動画が流れたようですね。そりゃもう、盛り上がったでしょうね(笑)
2012年のホリデーシーズン(年末)に発売予定です。




◆-- 『Halo Anniversary(ヘイロー アニバーサリー)』 --◆
こちらは、シリーズ10周年記念として発売される作品です。
初代『Halo』のリマスター(リメイク?)作品で、もちろん新要素も追加されます。
日本では2011年に発売予定です。(動画では11月15日とありますが、日本での発売日がどうなるかは不明です)




◆-- 『Call of Duty: Modern Warfare 3(ゴールオブデューティ:モダンウォーフェア 3)』 --◆
初となる実機デモが行われました。さすがに表現力が高いですね~。
前作は日本で(PS3版と合わせて)30万本以上を売り上げており、日本でも力を見せている数少ない洋ゲーなので、今作にも期待したいですね。




◆-- 『Kinect Fun Labs(キネクト ファンラボ)』 --◆
今日からすでに配信中の、「Kinect(キネクト)」を使った新しいコンテンツです。無料です。
記事には詳しく書いてませんでしたが、kinectのカメラで人物やぬいぐるみなどを画像として取り込むことで、アバターの自動生成や立体画像の作成ができるそうです。キネクトをお持ちのかたは、お試しあれ。




◆-- 「Bing(ビング)」などを活用した新サービス --◆
いわゆるgoogleなどでもお馴染みの検索サービスですが、Xbox360ではこれを活用して、kinectセンサーによる音声の認識だけで検索ができるサービスを展開します。
また、ビデオコンテンツのさらなる展開として、「UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)」との連携による総合格闘技大会の生中継&過去の大会の視聴や、「YouTube」の視聴などを考えており、これらのサービスもkinectにより音声や動作だけで操作できるとのことです。
※UFCのコンテンツ、およびyouTubeのサービスを利用するには「ゴールドメンバーシップ(有料)」の加入が必要のようです。




◆-- 『Dance Central 2(ダンスセントラル 2)』 --◆
◆-- 『Kinect Sports Season 2(キネクトスポーツ シーズン2)』 --◆

日本でも先週に発売され絶大な評価を得ている『Dance Central』と、kinectと同時発売された『Kinect Sports』。それぞれの続編が発表されました。
Kinectの有力シリーズ作品として、定着させていこうという感じですかね。




◆-- その他のタイトル --◆
自由度がウリの『Fable(フェイブル)』シリーズ最新作『Fable the Journey(フェイブル ザ・ジャーニー)』、リアルカーレースの最新作『Forza Motorsport 4(フォルツァ モータースポーツ4)』など、他にも色々とシリーズ作品が発表されましたが、注目すべきは、これらのほとんど全てがkinect対応であるという点です。
その他、『Kinect Disneyland Adventure(キネクト ディズニーランド アドベンチャー)』や『STAR WARS(スターウォーズ)』などのkinect専用の新作もズラリと並んでいます。



◆-- まとめ --◆
個人的に注目したのは、kinectへの力の入れようですね。専用タイトルはもちろん、シリーズ作品にも積極的にkinectの対応を取り入れています。
kinectは3月の時点で全世界1,000万台の売上を達成し、「家庭用電化製品端末販売の世界最速記録」としてギネスにも認定されたほど。それだけ普及しているわけですから、マイクロソフトとしてはもちろん、さらなる普及を目指したいに決まっていますよね。

一方で、『Halo 4』や『Call of Duty: Modern Warfare 3』、すでに発売日が決定している『Gears of War 3(ギアーズ オブ ウォー 3)』など、説明不要の名作もそれなりに並んでいます。
昨年と比べるとこの方面のラインナップは若干乏しい気もしましたが、それだけ今年はkinectに力を入れていきたいということではないでしょうか?


繰り返しになりますが、今回のマイクロソフトはkinectに集中する!そんな印象を受けた内容でした。
ネット上では、大きなサプライズが『Halo 4』だけでガッカリ感の大きい人が多かったようで、日本の(数少ない)コアユーザーからしたら面白くない内容だったかもしれませんが、今のkinectの普及率を見たら、そりゃどこもkinectに力を入れるに決まっているでしょうって話です。よく売れているゲーム機に、多くのゲームソフトが集まるようにね。
逆に、kinectをお持ちの人にとってはありがたい流れです。すでに『Kinect Fun Labs』という新しい無料コンテンツもありますし、今後はBingとの連携によるサービスも展開していくようですし、ますます快適で幅の広い”キネクトライフ”が楽しめるのではないでしょうか。
…ただし、今回発表されたうちのどれだけの割合が、日本で実施・発売されるかは分かりませんが。

ま、どんなゲーム機であっても、新しいユーザー層の確立は大切だということです。


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