gooブログの限界である10,000文字以内に収まらなかったので、
別途ブログを作り、お話の続きを。
さて、昨年のソフトの売り上げで1つポイントなのは、
前年度より総販売本数は若干減っているが、
じゃあゲーム情勢はやはり低迷しているのか?というと、
とんでもありません!むしろ活発化しています!
昨年はドラクエVIII(約323万本)やドラクエVのPS2版(約161万本)、
ポケモンのファイアレッド・リーフグリーン(約237万本)やエメラルド(約133万本)など、
超人気シリーズ作が名を連ねていました。
しかし今年はそういうミリオンを超えて当たり前な大作ソフトと呼べるものはそんなになかったにもかかわらず、
前作と総販売本数があまり変わらなかったのは、
良質な完全新作が多かったからではないでしょうか?
特に「(中略)脳を鍛える大人のDSトレーニング」は完全新作でありながら、
半年でミリオンというまれに見る偉業を成し遂げました!
その他もDSでは「nintendogs」「やわらかあたま塾」のような新機軸のタイトル、
さらに「Wi-Fiコネクション」サービスのスタートに基づき、
「おいでよ どうぶつの森」「マリオカートDS」など、
まさにDSの栄光をつづった1年といえるでしょう!
もちろんPS2のほうも「グランツーリスモ4」「キングダムハーツII」、
完全新作では「ラジアータストーリーズ」「ローグギャラクシー」「ワンダと巨像」なども、
売り上げに貢献しているでしょう。
もっとも、あまり評判の良くないソフトもいくつかありますが……。
アニメ系ではドラゴンボールやNARUTOが上位を連ねている模様。
特にNARUTOは、GCでは「激闘忍者大戦」、
PS2では「ナルティメットヒーロー」と、
機軸の違うバージョンで発売しているので、どちらも売り上げは順調!
さて、ハード別にランキングを見ていくと……、
PS2、DSはもう上位に食い込んでいるのは見て分かるのでいいとして、
PSPで2005年最多売り上げを誇ったのは「みんなのGOLF ポータブル」。
ハードと同時発売したソフトがトップとという点からは、
その後ユーザーにとって目覚しいゲームソフトが発売していないことが伺えます。
ただ、45位にランクインした「モンスターハンターポータブル」は、
昨年末に発売したにもかかわらず20万本以上を売り上げていることから、
PSPもこれから
ソフトのほうで伸びてくる可能性も充分期待できることも示していますね。
とはいえ、やはりどうしてもDSその他のハードと比べると、
行動が遅い感じがしますね……。
GBAのトップは「昆虫王者ムシキング」!
今やポケモンと競り合うかというくらいの究極人気ッぷりを見せるムシキングが、
初めてゲーム機で発売したということもあって60万本以上を売り上げています。
ただ、意外に漢字が多く使われていて、子供に不親切だという評価が多かったようですが……。
その他にも「ポケモン不思議のダンジョン」「ロックマンエグゼ」「マリオパーティアドバンス」と、
まだまだGBAも現役バリバリです!
さて、GCは……、
やはり年末に強い「マリオパーティ7」が32万本でトップ!
後ろには、先ほど紹介した「NARUTO-ナルト- 激闘忍者大戦」や「ポケモンXD」、
そして「バイオハザード4」など、それなりには発売されています。
しかしながら、今年の時点で期待されているGCソフトは、
「バテンカイトス2」と「ゼルダの伝説 黄昏の姫」、
あとは「星のカービィ」くらいでしょうか。
GCはRevolution(コードネーム)が発売した後も、
まあいわゆるDSとGBAの関係みたいに活躍できるだけに、
もう少し踏ん張ってほしいところです。
そしてXbox360ですが……、
まあ発売したばかりだったとはいえ、次世代機にもかかわらず、
ソフトはトップ100にランクインせず。
ちなみに2005年いっぱいのXbox360本体の売れ行きは81,770台とのこと。
……ハードでもランクインできないじゃん。
はっきりいってスタート直前直後のXbox360は
もう身から出た錆というか……災難続きです。
期待タイトルが同時発売から延期。
米国版ですでにぼやかれていた多量の初期不良。
米国・欧州に比べ、日本の同時発売タイトル及びXbox対応ソフト数が少なすぎ。
そして発売後の「HD DVD搭載を計画」という噂。
もう踏んだり蹴ったりです。
期待されてた「DEAD OR ALIVE 4」や「エム~エンチャント・アーム~」も、
延期や発売時期が悪かったせいか、本体の売れ行きには貢献できず、
しかも最近では毎日ほぼフル稼働しているXbox360ユーザーが、
本体が熱くなりすぎてフリーズするという報告もでているとか。
「長期戦で挑む」といっていたXbox360ですが、
絶対発売するのを急ぎすぎました。間違いありません。
まだPS3もRevolutionも発売日全く分からないうちに発売して、
とにかく波に乗ってやろうという魂胆しか頭になかったのでしょうか?
いいですか?年末の一番盛り上げる時期=売れるだろう時期に発売しても、
出来や展開が良くないと誰も買ってくれるわけがありません。
逆に、あんまり重要な時期じゃないときに発売しても、
ちゃんとした作りと展開を見せていれば売れるんです。
発売時期のタイミングがすべてではない!
発売するものの出来が全てなんです!
……と今さら言っても後の祭りでしょうが。
メーカー別で見てみると、
最も売り上げが多かったのは、もちろん任天堂です!
以下、バンダイ、コナミ、ソニー、スクエニ、ナムコ、
カプコン、セガ、コーエーと続きます。
まあDSの功績が理由なのはもう言うまでもありませんね。
さて、振り返ってみましたが、
2005年は、ゲーム業界を見つけなおせるイイゲーム年になったように思います。
もう何回も言ってるのでしつこいと思うでしょうが、
DSで「Touch!Generation!」と題して展開された、
脳トレやnintendogs、やわらかあたま塾など、
ゲームではなく、いくつもののエンターテインメントを築くという計画は、
ゲーム人口を増やす大いなるきっかけになったと共に、
今のゲーム業界に必要なのはクオリティの向上ではない!アイデアだ!
ということを実証したと言えるのではないでしょうか?
シリーズものやらクオリティの向上やらに頼って目先の金儲けにくらんでいると、
いずれは飽きられていきます。というか、もう飽きられつつあります。
もう1度全メーカーに、
「自分達はゲームを作っている、楽しく遊べるものを作っている」
ということを自覚していただきたい、そういう風に思います。
イイゲームが出来れば、結果は付いてくるんですから。
……すごいボリュームになったな。
なんかせっかくこんなに書いたのに1日で更新されるのはもったいないので、
後日リンクでも貼ります。
それでは皆さん、また明日~!
別途ブログを作り、お話の続きを。
さて、昨年のソフトの売り上げで1つポイントなのは、
前年度より総販売本数は若干減っているが、
じゃあゲーム情勢はやはり低迷しているのか?というと、
とんでもありません!むしろ活発化しています!
昨年はドラクエVIII(約323万本)やドラクエVのPS2版(約161万本)、
ポケモンのファイアレッド・リーフグリーン(約237万本)やエメラルド(約133万本)など、
超人気シリーズ作が名を連ねていました。
しかし今年はそういうミリオンを超えて当たり前な大作ソフトと呼べるものはそんなになかったにもかかわらず、
前作と総販売本数があまり変わらなかったのは、
良質な完全新作が多かったからではないでしょうか?
特に「(中略)脳を鍛える大人のDSトレーニング」は完全新作でありながら、
半年でミリオンというまれに見る偉業を成し遂げました!
その他もDSでは「nintendogs」「やわらかあたま塾」のような新機軸のタイトル、
さらに「Wi-Fiコネクション」サービスのスタートに基づき、
「おいでよ どうぶつの森」「マリオカートDS」など、
まさにDSの栄光をつづった1年といえるでしょう!
もちろんPS2のほうも「グランツーリスモ4」「キングダムハーツII」、
完全新作では「ラジアータストーリーズ」「ローグギャラクシー」「ワンダと巨像」なども、
売り上げに貢献しているでしょう。
もっとも、あまり評判の良くないソフトもいくつかありますが……。
アニメ系ではドラゴンボールやNARUTOが上位を連ねている模様。
特にNARUTOは、GCでは「激闘忍者大戦」、
PS2では「ナルティメットヒーロー」と、
機軸の違うバージョンで発売しているので、どちらも売り上げは順調!
さて、ハード別にランキングを見ていくと……、
PS2、DSはもう上位に食い込んでいるのは見て分かるのでいいとして、
PSPで2005年最多売り上げを誇ったのは「みんなのGOLF ポータブル」。
ハードと同時発売したソフトがトップとという点からは、
その後ユーザーにとって目覚しいゲームソフトが発売していないことが伺えます。
ただ、45位にランクインした「モンスターハンターポータブル」は、
昨年末に発売したにもかかわらず20万本以上を売り上げていることから、
PSPもこれから
ソフトのほうで伸びてくる可能性も充分期待できることも示していますね。
とはいえ、やはりどうしてもDSその他のハードと比べると、
行動が遅い感じがしますね……。
GBAのトップは「昆虫王者ムシキング」!
今やポケモンと競り合うかというくらいの究極人気ッぷりを見せるムシキングが、
初めてゲーム機で発売したということもあって60万本以上を売り上げています。
ただ、意外に漢字が多く使われていて、子供に不親切だという評価が多かったようですが……。
その他にも「ポケモン不思議のダンジョン」「ロックマンエグゼ」「マリオパーティアドバンス」と、
まだまだGBAも現役バリバリです!
さて、GCは……、
やはり年末に強い「マリオパーティ7」が32万本でトップ!
後ろには、先ほど紹介した「NARUTO-ナルト- 激闘忍者大戦」や「ポケモンXD」、
そして「バイオハザード4」など、それなりには発売されています。
しかしながら、今年の時点で期待されているGCソフトは、
「バテンカイトス2」と「ゼルダの伝説 黄昏の姫」、
あとは「星のカービィ」くらいでしょうか。
GCはRevolution(コードネーム)が発売した後も、
まあいわゆるDSとGBAの関係みたいに活躍できるだけに、
もう少し踏ん張ってほしいところです。
そしてXbox360ですが……、
まあ発売したばかりだったとはいえ、次世代機にもかかわらず、
ソフトはトップ100にランクインせず。
ちなみに2005年いっぱいのXbox360本体の売れ行きは81,770台とのこと。
……ハードでもランクインできないじゃん。
はっきりいってスタート直前直後のXbox360は
もう身から出た錆というか……災難続きです。
期待タイトルが同時発売から延期。
米国版ですでにぼやかれていた多量の初期不良。
米国・欧州に比べ、日本の同時発売タイトル及びXbox対応ソフト数が少なすぎ。
そして発売後の「HD DVD搭載を計画」という噂。
もう踏んだり蹴ったりです。
期待されてた「DEAD OR ALIVE 4」や「エム~エンチャント・アーム~」も、
延期や発売時期が悪かったせいか、本体の売れ行きには貢献できず、
しかも最近では毎日ほぼフル稼働しているXbox360ユーザーが、
本体が熱くなりすぎてフリーズするという報告もでているとか。
「長期戦で挑む」といっていたXbox360ですが、
絶対発売するのを急ぎすぎました。間違いありません。
まだPS3もRevolutionも発売日全く分からないうちに発売して、
とにかく波に乗ってやろうという魂胆しか頭になかったのでしょうか?
いいですか?年末の一番盛り上げる時期=売れるだろう時期に発売しても、
出来や展開が良くないと誰も買ってくれるわけがありません。
逆に、あんまり重要な時期じゃないときに発売しても、
ちゃんとした作りと展開を見せていれば売れるんです。
発売時期のタイミングがすべてではない!
発売するものの出来が全てなんです!
……と今さら言っても後の祭りでしょうが。
メーカー別で見てみると、
最も売り上げが多かったのは、もちろん任天堂です!
以下、バンダイ、コナミ、ソニー、スクエニ、ナムコ、
カプコン、セガ、コーエーと続きます。
まあDSの功績が理由なのはもう言うまでもありませんね。
さて、振り返ってみましたが、
2005年は、ゲーム業界を見つけなおせるイイゲーム年になったように思います。
もう何回も言ってるのでしつこいと思うでしょうが、
DSで「Touch!Generation!」と題して展開された、
脳トレやnintendogs、やわらかあたま塾など、
ゲームではなく、いくつもののエンターテインメントを築くという計画は、
ゲーム人口を増やす大いなるきっかけになったと共に、
今のゲーム業界に必要なのはクオリティの向上ではない!アイデアだ!
ということを実証したと言えるのではないでしょうか?
シリーズものやらクオリティの向上やらに頼って目先の金儲けにくらんでいると、
いずれは飽きられていきます。というか、もう飽きられつつあります。
もう1度全メーカーに、
「自分達はゲームを作っている、楽しく遊べるものを作っている」
ということを自覚していただきたい、そういう風に思います。
イイゲームが出来れば、結果は付いてくるんですから。
……すごいボリュームになったな。
なんかせっかくこんなに書いたのに1日で更新されるのはもったいないので、
後日リンクでも貼ります。
それでは皆さん、また明日~!