ルイージ、なかなか良い活躍っぷりでした。次回作はあるかな…?
『ルイージマンション2』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2013/03/20
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版も同価格)
ジャンル ―→ アクションアドベンチャー
プレイ人数 ―→ 1~4人
ローカル通信 ―→ 協力プレイ(2~4人)
ダウンロード通信 ―→ 協力プレイ(2~4人)
インターネット通信 ―→ 協力プレイ(2~4人)
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
2001年にゲームキューブで発売された『ルイージマンション』の、続編タイトルです。
かつて、オバケを吸い込む掃除機”オバキューム”を持ってオバケ屋敷での冒険を繰り広げたルイージ。そんなルイージのもとに、オバキューム開発者のオヤ・マー博士からSOS!ルイージは、またもオバケ屋敷を巡ることになります。
オバケを驚かして釣りのような要領で吸い込むという基本スタイルはそのまま。様々な姿の屋敷が待ち構えており、新たなライトも利用して屋敷を攻略していきます。最大4人でのマルチプレイも楽しめますよ。
今回、2回目のインプレッションとなります。
前回に紹介し損ねていた、ちょっとした要素について紹介しておきます。
||== 宝石とテレサ ==||
各屋敷には、全部で13種類の宝石があちらこちらに隠されています。是非コンプリートを目指してみましょう。
また、『マリオ』シリーズおなじみのオバケ「テレサ」。各ミッションごとに必ず1匹隠れています。こちらも探し出して、捕まえるのに挑戦してみましょう。1つの屋敷内にいる全てのテレサを捕まえると、特別なミッションが解禁されるようです。
||== お金による強化 ==||
ミッションで獲得したお金は、どんどん貯まっていきます。一定まで貯まると、オバキュームやダークライトの能力が上がります。
これはマルチプレイモードでも同じで、皆と協力してお金を貯めて強化をしておけば、後々ラクになるかもしれません。マルチプレイモードでの強化は、挑戦終了するたびに初期に戻ります。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,891円(税込)
プレイ内容 ―→ シナリオクリア&マルチプレイも少しだけプレイ
シナリオクリアにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●○○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
備考 ―→ 前作『ルイージマンション』は、プレイしてクリアしています。(あまり覚えてないけど…)
◆=== 新たに気付いたこと ===◆
○ ―→ オバケの仕草も面白いですね。
前回はルイージの仕草にばかり話がいきましたが、オバケたちの仕草も面白いです。
壁の穴などから隣の部屋をのぞいた時、オバケたちのちょっとした戯れが見れたりします。それっぽく会話しているような場面もあったりして、オバケはオバケでわりとこのゲームを楽しんでいるようです(笑)
○ ―→ 謎解きもアクションも、しっかり楽しめます。
新要素の「ダークライト」もあったりしたので、最初はわりと謎解き要素が強い気がしていましたが、徐々に慣れてきます。そうすると今度は、アクション面での手ごたえを感じるようになってきました。
ボス戦についてもそうかな?序盤は、謎を解くような感じで攻略法を見つけるようなボスでしたが、それ以降はわりと純粋にアクションの腕前が求められるボスが多いように感じました。
そういう意味では、ある程度アクションに慣れている人向けかな?とは思います。
△ ―→ 難易度が、ちょっと極端かも。
1つ上で「ある程度アクションに慣れている人向け」だと言った、もう1つの理由です。
攻略のコツとかが見えてくればラクになるものの、それまでは全体的に苦労するかもしれません。しかも、ゲームオーバーになったらミッションの最初からやり直しです。
ある程度スムーズにいったとしても、1つのミッションでだいたい20分前後。迷ったら倍はかかったりします。そのうえで、最後に待っている中ボスでゲームオーバーになったりすると、かなり萎えそうですね。幸いなことに私は、そういうことが無かったですが。
難しいと感じる人は、できるだけ”金のホネ”を見つけるようにして欲しいです。これを持っていれば、倒れても1回だけ復活します(体力全回復)。
私の場合、とりあえずXボタンで調べてみることを忘れずに続けていたら、ほとんどのミッションで金のホネをゲットできました。腕に自信がないようでしたら、そのぶん金のホネ探しに集中してみたほうがいいかもしれませんね。
あと、体力が少なくなってくると、敵を倒した時などにハートが出てくる確率が高くなると思われます。これも、逃さず取るように心がけてみましょう。
△ ―→ マルチプレイについて、気になった点を。
遊び心地などについては、概ね満足しています。処理落ちすることもありますが、そこまで問題には感じません。
そんななかで気になったのは、以下の点です。
・ルーム画面で、人数が揃っても始まらないことがけっこう多いです。1~2回とかなら、たまたま席を外しているのかな?と言えますけど、明らかに多かったんですよね。
基本、ルーム画面では無音。十字ボタンを押せばルイージの掛け声が流れますが、おそらく相手には聞こえてないでしょう。プレイヤーが入って来た時に、何かしら目印になる音(それこそルイージの掛け声とか)を鳴らすなどあったほうが、良かったように思いました。
・ファーストインプレションで「プレイ自体は手軽に楽しめる」とお話したものの、1回あたりのプレイ時間はそこそこかかります。
ステージは5・10・25と用意されており、5ステージでだいたい10分。25ステージともなると、リザルト画面などを含めれば1時間以上はかかりそうです。
なので、途中で切断したり他の人がいなくなったりする時は萎えます。長いステージのほうはレアなオバケが出てくるそうなのですが、到達するまでに全員切断しちゃうかもしれないことを考えると、やりづらいです。5ステージですら、開始時は4人→終わる頃には2~3人っていうことが多いので。
もうちょっと短い時間で楽しめるルールが、欲しかったところです。
・マルチプレイならではの「他の人が助ける」という仕組みがあります。例えば、じゅうたんのワナに引っかかると自力では脱出できず、他の人に頼るしかありません。
しかし、これについて説明される場面がほとんどないため、ヘルプメッセージを出しても助けてくれない人がわりと多いです。倒れたルイージをXボタンで助けられるということを、知らない人もいました。そして実際私も、なんでヘルプと言っているのか、最初は分かりませんでした。
マルチプレイ独自のシステムくらい、初プレイ時に軽く説明してくれても良かったように思いました。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
ファーストインプレッションより、+1点にしました。
何だかんだで、充実感のあるアクションだったように思います。道に迷ったときなんかはしばらくテンションが落ちちゃったりしますが、それはまあ私の洞察力不足なので(笑)
とにかく思うのは、オバケを吸い込む手ごたえや爽快感が前作より良くなっていること。
ここがキモの作品だけに、この良さはわりと強く実感できました。探索する楽しみも、大きく増したように思います。
あと、マルチプレイも比較的楽しみやすいです。ダウンロード通信にも対応しているので、友達と集まったりした時には遊んでみて欲しいですし、インターネット通信でならいつでも楽しめます。切断という不安は、どうしても付きまといますけどね。
実をいうと、ルームを作成してすぐに始めれば、マルチプレイモードを1人でプレイすることもできますよ。ストーリーモードのミッションじゃ物足りないという人は、挑戦してみてもいいかもしれませんね。
それに、ホラーな作品という感じはあまり強くなく、わりと純粋に「アクションを楽しんだ!」という感じでした。
舞台がホラーであるというだけのこと。ホラー=”恐怖体験のための要素”ではないと思ってください。ですから、従来のホラーゲームが苦手な人でも楽しめます。逆にいえば、恐怖を楽しみたいという考えで買うと「あれ?」ってなると思います。ユニークなホラーゲームなので。
気になる点があるとしたら、やっぱりジャイロ操作が毛嫌いされそうなところかな。
結局あれからも、細い道をジャイロ操作で渡る場面が何ヶ所かあり、なかにはわりと難しい場面もありました。ごく一部とはいえ、たったこれだけでも萎える人は萎えちゃうんでね。
できることなら、あまり気にせずに他の部分を楽しむ気持ちでプレイして欲しいです。
ま、そんなわけで「ルイージの年」宣言をされた2013年。今作は充分に楽しませていただきました。
ルイージの活躍は、まだまだこれから!…だと思いたいです。
そういえば、フレンド通信も数回やってみましたけど…人があまり揃わないことを考えると、普通に誰とでもつながるようにしたほうが、4人集まりやすくて楽しめそうですね。
私が、たまにしかフレンド通信しないもので。人の集まりが悪くて、申し訳ないです。
関連記事:
3DS『ルイージマンション2』 ファーストインプレッション(2013/03/21)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
『ルイージマンション2』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2013/03/20
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版も同価格)
ジャンル ―→ アクションアドベンチャー
プレイ人数 ―→ 1~4人
ローカル通信 ―→ 協力プレイ(2~4人)
ダウンロード通信 ―→ 協力プレイ(2~4人)
インターネット通信 ―→ 協力プレイ(2~4人)
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
2001年にゲームキューブで発売された『ルイージマンション』の、続編タイトルです。
かつて、オバケを吸い込む掃除機”オバキューム”を持ってオバケ屋敷での冒険を繰り広げたルイージ。そんなルイージのもとに、オバキューム開発者のオヤ・マー博士からSOS!ルイージは、またもオバケ屋敷を巡ることになります。
オバケを驚かして釣りのような要領で吸い込むという基本スタイルはそのまま。様々な姿の屋敷が待ち構えており、新たなライトも利用して屋敷を攻略していきます。最大4人でのマルチプレイも楽しめますよ。
今回、2回目のインプレッションとなります。
前回に紹介し損ねていた、ちょっとした要素について紹介しておきます。
||== 宝石とテレサ ==||
各屋敷には、全部で13種類の宝石があちらこちらに隠されています。是非コンプリートを目指してみましょう。
また、『マリオ』シリーズおなじみのオバケ「テレサ」。各ミッションごとに必ず1匹隠れています。こちらも探し出して、捕まえるのに挑戦してみましょう。1つの屋敷内にいる全てのテレサを捕まえると、特別なミッションが解禁されるようです。
||== お金による強化 ==||
ミッションで獲得したお金は、どんどん貯まっていきます。一定まで貯まると、オバキュームやダークライトの能力が上がります。
これはマルチプレイモードでも同じで、皆と協力してお金を貯めて強化をしておけば、後々ラクになるかもしれません。マルチプレイモードでの強化は、挑戦終了するたびに初期に戻ります。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,891円(税込)
プレイ内容 ―→ シナリオクリア&マルチプレイも少しだけプレイ
シナリオクリアにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●○○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
備考 ―→ 前作『ルイージマンション』は、プレイしてクリアしています。(あまり覚えてないけど…)
◆=== 新たに気付いたこと ===◆
○ ―→ オバケの仕草も面白いですね。
前回はルイージの仕草にばかり話がいきましたが、オバケたちの仕草も面白いです。
壁の穴などから隣の部屋をのぞいた時、オバケたちのちょっとした戯れが見れたりします。それっぽく会話しているような場面もあったりして、オバケはオバケでわりとこのゲームを楽しんでいるようです(笑)
○ ―→ 謎解きもアクションも、しっかり楽しめます。
新要素の「ダークライト」もあったりしたので、最初はわりと謎解き要素が強い気がしていましたが、徐々に慣れてきます。そうすると今度は、アクション面での手ごたえを感じるようになってきました。
ボス戦についてもそうかな?序盤は、謎を解くような感じで攻略法を見つけるようなボスでしたが、それ以降はわりと純粋にアクションの腕前が求められるボスが多いように感じました。
そういう意味では、ある程度アクションに慣れている人向けかな?とは思います。
△ ―→ 難易度が、ちょっと極端かも。
1つ上で「ある程度アクションに慣れている人向け」だと言った、もう1つの理由です。
攻略のコツとかが見えてくればラクになるものの、それまでは全体的に苦労するかもしれません。しかも、ゲームオーバーになったらミッションの最初からやり直しです。
ある程度スムーズにいったとしても、1つのミッションでだいたい20分前後。迷ったら倍はかかったりします。そのうえで、最後に待っている中ボスでゲームオーバーになったりすると、かなり萎えそうですね。幸いなことに私は、そういうことが無かったですが。
難しいと感じる人は、できるだけ”金のホネ”を見つけるようにして欲しいです。これを持っていれば、倒れても1回だけ復活します(体力全回復)。
私の場合、とりあえずXボタンで調べてみることを忘れずに続けていたら、ほとんどのミッションで金のホネをゲットできました。腕に自信がないようでしたら、そのぶん金のホネ探しに集中してみたほうがいいかもしれませんね。
あと、体力が少なくなってくると、敵を倒した時などにハートが出てくる確率が高くなると思われます。これも、逃さず取るように心がけてみましょう。
△ ―→ マルチプレイについて、気になった点を。
遊び心地などについては、概ね満足しています。処理落ちすることもありますが、そこまで問題には感じません。
そんななかで気になったのは、以下の点です。
・ルーム画面で、人数が揃っても始まらないことがけっこう多いです。1~2回とかなら、たまたま席を外しているのかな?と言えますけど、明らかに多かったんですよね。
基本、ルーム画面では無音。十字ボタンを押せばルイージの掛け声が流れますが、おそらく相手には聞こえてないでしょう。プレイヤーが入って来た時に、何かしら目印になる音(それこそルイージの掛け声とか)を鳴らすなどあったほうが、良かったように思いました。
・ファーストインプレションで「プレイ自体は手軽に楽しめる」とお話したものの、1回あたりのプレイ時間はそこそこかかります。
ステージは5・10・25と用意されており、5ステージでだいたい10分。25ステージともなると、リザルト画面などを含めれば1時間以上はかかりそうです。
なので、途中で切断したり他の人がいなくなったりする時は萎えます。長いステージのほうはレアなオバケが出てくるそうなのですが、到達するまでに全員切断しちゃうかもしれないことを考えると、やりづらいです。5ステージですら、開始時は4人→終わる頃には2~3人っていうことが多いので。
もうちょっと短い時間で楽しめるルールが、欲しかったところです。
・マルチプレイならではの「他の人が助ける」という仕組みがあります。例えば、じゅうたんのワナに引っかかると自力では脱出できず、他の人に頼るしかありません。
しかし、これについて説明される場面がほとんどないため、ヘルプメッセージを出しても助けてくれない人がわりと多いです。倒れたルイージをXボタンで助けられるということを、知らない人もいました。そして実際私も、なんでヘルプと言っているのか、最初は分かりませんでした。
マルチプレイ独自のシステムくらい、初プレイ時に軽く説明してくれても良かったように思いました。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
ファーストインプレッションより、+1点にしました。
何だかんだで、充実感のあるアクションだったように思います。道に迷ったときなんかはしばらくテンションが落ちちゃったりしますが、それはまあ私の洞察力不足なので(笑)
とにかく思うのは、オバケを吸い込む手ごたえや爽快感が前作より良くなっていること。
ここがキモの作品だけに、この良さはわりと強く実感できました。探索する楽しみも、大きく増したように思います。
あと、マルチプレイも比較的楽しみやすいです。ダウンロード通信にも対応しているので、友達と集まったりした時には遊んでみて欲しいですし、インターネット通信でならいつでも楽しめます。切断という不安は、どうしても付きまといますけどね。
実をいうと、ルームを作成してすぐに始めれば、マルチプレイモードを1人でプレイすることもできますよ。ストーリーモードのミッションじゃ物足りないという人は、挑戦してみてもいいかもしれませんね。
それに、ホラーな作品という感じはあまり強くなく、わりと純粋に「アクションを楽しんだ!」という感じでした。
舞台がホラーであるというだけのこと。ホラー=”恐怖体験のための要素”ではないと思ってください。ですから、従来のホラーゲームが苦手な人でも楽しめます。逆にいえば、恐怖を楽しみたいという考えで買うと「あれ?」ってなると思います。ユニークなホラーゲームなので。
気になる点があるとしたら、やっぱりジャイロ操作が毛嫌いされそうなところかな。
結局あれからも、細い道をジャイロ操作で渡る場面が何ヶ所かあり、なかにはわりと難しい場面もありました。ごく一部とはいえ、たったこれだけでも萎える人は萎えちゃうんでね。
できることなら、あまり気にせずに他の部分を楽しむ気持ちでプレイして欲しいです。
ま、そんなわけで「ルイージの年」宣言をされた2013年。今作は充分に楽しませていただきました。
ルイージの活躍は、まだまだこれから!…だと思いたいです。
そういえば、フレンド通信も数回やってみましたけど…人があまり揃わないことを考えると、普通に誰とでもつながるようにしたほうが、4人集まりやすくて楽しめそうですね。
私が、たまにしかフレンド通信しないもので。人の集まりが悪くて、申し訳ないです。
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爽快感重視 ← | ○○○○○○●○○○ | → 達成感重視 |
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