●= 【速報】PS4――プレイステーションの次世代機がついに発表!【PS Meeting 2013】 =●
●= 【速報】PS4は8コアCPUを搭載、コントローラはタッチパッド、ヘッドホンジャックなどを備えた“DUAL SHOCK4”【PS Meeting 2013】 =●
●= 【速報】PS4向けにカプコンが完全新作『deep down(仮題)』を発表! そのほかPS4向けタイトルが複数発表【PS Meeting 2013】 =●
●= 【速報】PS4向け『ファイナルファンタジー』新作が!? 詳細はE3で明らかに!【PS Meeting 2013】 =●
●= SCEJがプレイステーション4について正式リリースを発表 =●
●= PS4専用周辺機器ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK4)とカメラ“PlayStation4 Eye”に関する正式リリースが発表 =●
※「PlayStation Neeting 2013」特設サイト
とりあえず、紹介された内容を軽く振り返ります。
◆== プレイステーション4 ==◆
正式に、プレイステーションの次世代据え置き型ゲーム機が発表されました。
ま、あれだけ噂もされ、公式でも過去のゲーム機を振り返る映像とか出していたくらいですからね。出ないわけがないか。
今回の発表会は、約2時間ほど全てPS4関連の話題となりました。
なお、公式ツイッターによると2013年末に発売予定となっています。
◆== 5つのキーワード ==◆
PS4の定義となる5つのキーワードです。これから紹介する内容にも絡んできます。
・Simple(使いやすさ)…開発がしやすい
・Immediate(即時性)…ダウンロードやアップデートが効率良く可能
・Social(ソーシャル)…シェアボタンなどにより簡単にソーシャルを利用可能
・Integrated(連動)…PlayStation Vita・スマートフォン・タブレット機器などとの連携
・Personalized(個性)ユーザーの好みに合わせておすすめコンテンツ情報を表示可能
◆== デュアルショック4 ==◆
PS4のコントローラ。形状はこれまでのものを敬称しつつ、真ん中に「パッドボタン」と呼ばれるタッチパッドが。
そして、タッチパネルの左上に「SHARE(シェア)ボタン」というのがあり、押すと直前10秒間のゲーム動画が録音されて、インターネット上での共有が簡単にできるとのことです。Facebookでの共有や、USTREAMでの映像配信が主な例として挙げられていました。
◆== PLayStation 4 Eye ==◆
「PlayStation Eye」を進化させた、専用カメラ。まあ、ざっかけなく言うとXbox360の「kinect(キネクト)」ですね(笑)
ただ、こちらはカメラが2つ付いているので、さらに精密な認識が可能そうな気がします。
◆== クラウドサービス ==◆
簡単にいうと、皆と一緒に色々共有できるサービスですね。
コントローラの紹介で説明したプレイ動画の共有もその1つですし、プレイ映像はリアルタイム配信も可能だそうです。そして、それらを利用するうえでの快適さ(読み込みの早さなど)もアピールされていました。
また、これを通じてPS1・PS2・PS3のタイトルを配信する予定とのことです。ただし、本体自体に互換性は無い模様。
◆== リモートプレイ ==◆
PS3のタイトルをPS Vitaでプレイすることができる「リモートプレイ」というものがありますが、PS4でもこれを搭載。PS VitaでPS4のタイトルを、ネットワークを通じた”遠隔操作”でプレイできるようにします。
PS3はまだまだ対応タイトルがわずかしかありませんが、PS4では全てのタイトル対応を目標にしていくようです。
◆== 様々なタイトルの紹介 ==◆
ま、私は日本人なので、日本メーカーを中心にピックアップ。
日本メーカーからは、カプコンが『deep down』を発表。見た感じ、『ドラゴンズ ドグマ』にかなり近い印象でした。よく考えたら、どちらも”DD”ですね(苦笑)
一方、スクウェア・エニックスも登場しましたが、見せたのはどうやら既存のムービーをPS4で動作する形にしたもの。私も確かに、見た覚えのある場面がありました。さらに、PS4向けの『ファイナルファンタジー』シリーズ新作を製作中とのことですが、詳細はE3になるとのことで、結局これといった新情報はありませんでした。
『deep down』はまだ良かったですが、スクエニさんはもうちょっとこう…やる気を見せて欲しかったです。
その他、『Killzone Shadow Fall』、『inFAMOUS: Secound Son』、『Diablo III』など、海外ゲームがお好きな人なら「おっ!」と思うタイトルも色々登場しました。
また、ほんわかした世界観の中でパズルを解きながら先へ進めていく『Witness』や、極限にまでリアルを追求したレースゲーム『Driveclub』なども紹介されました。これは、PS4での『グランツーリスモ』シリーズの表現力にも期待できそうな気がします。
さらに、『Halo』シリーズの開発メーカーがPS4向けに『Destiny』と呼ばれる新作を開発中であることも発表されています。見た目はほぼ『Halo』でした(苦笑)
なお、あくまで海外での発表会ですので、これらのタイトルが日本でも発売されるかどうかは不明です。あしからず。
◆== まとめ ==◆
ざっかけなく言ってしまうと、2時間見ただけの価値はあまり無かった気がしました。
前半はもうゲーム機の中身の性能についてのお話で、全く付いていけず。ただ、メモリ8GBだけは分かりました。単純計算だとWii Uの4倍ということで、この面ではやはり、プレイステーションは譲らないって感じがしました。
中盤になってからゲームソフトやゲーム画面の紹介が出てきて、後半には日本人クリエーターも出てきた~!と思ったら、肝心なところで音が全く聞こえない始末(苦笑)どうやら、ニコニコ動画のほうでは早々に中止となってしまったとも聞きますし。
ま、動画配信という面では残念な感じでした。
で、肝心の内容について。
ひとまず発表会から私が直接汲み取れたのは、「さらにすごい表現力」と「ソーシャル性や連動性を高めていく」ということでした。
他の機器との連動によって場所を選ばず楽しめ、かつソーシャルネットワークによって他人と、様々な情報を様々な形で共有ができる。そして、物理演算などによってさらにリアリティな表現力が可能になったということですね。
あくまで個人的にですが、「いつものSCEの考えかた」という印象。凄いことは凄いけど、驚きは少なかったです。
とりあえず、色々な可能性は感じましたけど、いかんせん発表会から得られた情報が”あいまい”というか、個性ある魅力が明確化されていないというか。そして、これがPS4の全てということではないでしょうから、いずれにしても、PS4が上手く行くか?現時点では判断できません。
分かっていることがあるとしたら、PS4はやっぱり”おもちゃ”ではなく”家電製品”なんだな~ってことです。連携をさらに高めていくあたりなんか、それを強く感じました。
それと、この方向性で日本メーカーはついていけるんでしょうか?公式で、日本では45社が参入メーカーとして発表されましたが、ひとまずは名の知れたメーカーばかりですね。
まあ、SCEの事業が海外中心になっているから仕方ないのかもしれませんが、少なくとも日本に合ったゲーム機って感じはしないです。海外は盛り上がるけど、日本だけそうでもない…みたいな。そうなったら、日本向けのゲームソフトが少なくなったり、大規模な作品しか発売されないとかになりそうで。結果として買いたいゲームソフトが無ければ、いくらPS4そのものが凄くなっても意味がありませんからね。ここらへんもまた、今回の発表会だけでは判断できないので、続報を待つしかありませんね。
さて。ひとまず最初の一歩を踏みしめたPS4。これから徐々に全容が明らかになっていくことでしょう。注意深く見守っていきたいです。
海外はXbox360が充分に普及していることなどから「サービスに納得できれば有料でも利用する」という考えになるでしょうけど、まだ比較的オンライン要素に対して消極的な日本ユーザーは「無料じゃないとイヤ」って考えが多そうで、単純に有料化すると少々辛いことになるかもしれませんね。ま、そのぶん無料にありがちなモラル無きユーザーは少なくなるのかもしれませんが。
Xbox360のように、最低限のオンラインサービスは無料だけど、本格的なサービスになると有料…というのも、ありかもしれませんね。
正直、グラがすごいのはPS2までで、特に驚きは無いです。
4ならでは!のソフトの登場が望ましい。
価格は発表の時を待つしかないとして、中古対策は確かに気になるところです。
以前、ソニーが中古ソフト動作不可な特許を取得したことで話題になったりしましたが、PS4で導入されたとなると、色々波紋が置きそうですね。ユーザー的にも、ショップ的にも。
高性能な本体に加え、あらゆる方向性に対応できるこれらの周辺機器。問題はこれらを活かしたソフトの構想があるうえで周辺機器を作ったのか、ただ単につけただけなのか…
ゲームの性能が飽和してきてるといわれる中、あらゆる可能性を示してくれているような気もしますが、ファーストがこれらの魅力をしっかり伝えていけるかに注目したいですね
おっしゃっている通り、様々な要素を取り入れるからには、ハードメーカーが率先して”見本”を見せて欲しいものです。
PS Vitaでは、AR機能を使った遊びなどはそれなりにアピールされていますが、結局のところ背面タッチパッドはコレ!というのが無い印象です。
こういった面から、上手くいくかどうか分からないけどとりあえず多くの可能性を搭載した…という印象は、ちょっと強いですかね。
ま、いずれにしても今回は、土台が見えただけ。その土台でどういった舞台を演じられるか?という点については、まだまだこれからです。