昨夜は旧暦9月13日の夜、「十三夜」だったことである。
月がきれいだったことである。それはともあれ、
明後日20日は京都競馬場で第74回菊花賞が行われることである。
「十六夜」の日にあたることである。
優勝表彰式のプレゼンターはドリフターズの
加藤茶なことである。なので、
今回はめずらしく予想をしてみることである。
ちょっとだけ、なことである。ただし、私の予想は、
「当てることや儲けることを目的としてない」
ことであるゆえ、まねして買ったりしてはならないことである。
私は長距離のレイスが好みなことである。だから、
菊花賞にはことのほか思い入れがあることである。が、
その中でも、サクラスターオーが勝った
昭和62年(1987年)年の第48回菊花賞(京都競馬場芝3000m)は、
TVで観たものも含めて私が観た競馬でもっとも美しい
ゴウル風景だったことである。
(以下、*までは、以前にこのブログの別カテに書いたものである)
「武士道と云ふはガクアジサイの萼がなすことと見つけたり(百花全書派Hydro筆)」
( http://blog.goo.ne.jp/passionbbb/e/a5ce23c3643430f277e48e5e4063de06 )
脚部不安で不本意ながらダービーを回避したサクラスターオー号が
皐月賞優勝後6か月ぶりにぶっつけ本番で出走してきたことである。
18頭立てながら18番のダービー馬メリーナイス号が、当時存在してた
「単枠指定」制度によって、8枠が単頭枠だったので、
5、6、7枠がそれぞれ3頭枠になってたことである。そして、
最後のコーナーにさしかかったとき、5枠の2頭、
10番サニースワロー号(ダービー2着馬)と11番レオテンザン号が
5枠の色である黄色い帽子を被ったイケメン
大西直弘騎手(のちにダービー・ジョッキー)と、
武豊騎手(この年デビューも、JRA史上最高となる騎手)を背に、
先頭に並んだことである。が、ずっと中段やや前にいた
サクラスターオー号がじりじりと伸びてきたことである。
先頭の2頭と同じ5枠の09番なことゆえ、
鞍上の東(アヅま)信二騎手は黄色い帽子なことである。
露払いの2頭の騎手の黄色い帽子の間に
サクラスターオーの東騎手の黄色い帽子が差し込んでったことである。すると、
脚部不安の真打ちが無事に先頭に追いついた瞬間、
露払いの2頭は役目を終えて静かに下がってった。
感動のスィーンである。涙なくしては思い起こせないことである。
「菊の季節に桜が満開!」という杉本アナの名調子に讃えられた
サクラスターオー号(9番人気)は先頭でゴウル。皐月賞でも同馬の2着だった
ゴールドシチー号が外から差し込んで2着。それに、
ユーワジェームス号とメグロアサヒ号が追い込んでそれぞれ3着、4着。ちなみに、
ユーワジェームス号は一口馬主のクラブ馬で、AV創世期の巨乳お色気女優
菊島里子(別名=杉本未央)女史もその一口馬主だったことである。
水先案内役の2頭はそれぞれ5着(サニースワロー号)、6着(レオテンザン号)。
ダービー馬で1番人気のメリーナイス号は9着、
ダービーまで人気馬だったマティリアル号は13着だったことである。
昭和59年(1984年)、グレイド制導入によってG3と格付けされた
3月の弥生賞を勝ってシンボリルドルフ号はそのあと三冠馬になった。
その弥生賞が昭和62年にG2に格上げされたこの年、その優勝馬
サクラスターオー号は菊花賞馬にならなければならなかったことである。
万が一のときのために選ばれた2人の騎手は、見事にその
御用を果たし、ともにのちにダービー・ジョッキーとなったことである。
このレイスの1か月半後の有馬記念では、スタート直後に
メリーナイス号の騎手が落馬し、サクラスターオー号は脚部不安が現実となり、
故障発生競走中止、数十日後に死亡。マティリアル号も2年後に
2年半ぶりの勝利の直後に故障発生で数十日後に死亡。
尾花栗毛の美馬ゴールドシチー号も引退後に乗馬馬となる訓練先の
宮崎競馬場で放牧中に自ら埒に激突して骨折、安楽死処分。
この世代の有力馬の中ではダービー馬メリーナイス号だけが
種牡馬となることができて、当時の年齢表記法である
数え26歳という競走馬としては長寿だったが、
ろくな産駒を残せなかった。つまり、
「弱いダービー馬」、「不出来な世代」なのである。がしかし、
だからこそ、サクラスターオー号の命懸けの3000mは
じつに感動的な菊花賞だったことであり、
淀の京都競馬場の枯れ芝に西日によって馬と騎手が映し出された
長い影が実際の馬を引いてるような、
我が国の150年の近代競馬史上、おそらく、
もっとも美しいレイスだったことである。
弱いながらも、不出来ながらも、だからこそ、
懸命に実直に、家のため、主のために最善を尽くす。
その姿に日本人は心打たれるのである。(*)
昨年の菊花賞は同じくドリフの志村けんがプレゼンターだったことである。
そのときの結果は、
[1枠01番-8枠16番-7枠15番]
これらの枠に要注意なことである。
今年の1枠01番には、ケイアイ【チョウサン】号なる馬が入ったことである。
こういう「あからさま」なのは来ないのが普通である。が、
小心者の私は3着馬候補として押さえてしまうことである。
8枠は現時点で単勝2番人気な馬がいることである。が、
1番人気な2枠03番馬にかなり離された人気なことである。しかも、
母系が短距離血統なことである。とはいえ、
小心者な私ゆえ、この馬にも目配りが必要なことである。
同枠にはアドマイヤスピカ号もいることだし、
また枠連にしてしまうかもなことである。
前走からは7枠の3頭も大切にした枠なことである。いっぽう、
5枠のマル外馬であるが、血統的には短距離系なことであるが、
500万下と1000万下の条件戦で2400m以上を圧勝してきたことである。
この馬(現時点で単勝3番人気)も押さえねばならないことである。
あと、4枠の2頭、とくに08番馬タマモベストプレイ号も3着馬としては
押さえとかなければならないことである。その他では、
3枠に「福島」信晴厩舎の馬がいることなので(加藤茶は福島市で育った)、
この枠もないがしろにはできないことである。
したがって、
2枠(03番)から、
-8枠(16番、18番)、-7枠(13番、14番、15番)への複式連勝類本線の、
上記に絡めて3着穴候補
-01番(1枠)、-10番(5枠)、-08番(4枠)、-07番(4枠)、-05番(3枠)、
という馬券購入を予定してることである。いずれにせよ、
軸が超かぶってることなので、たとえ的中したとしても
儲からないことである。
私がJRA(日本中央競馬会=農林水産省管轄)の競馬の
勝ち馬投票券を購入する主たる目的は、
税金だけでなく、日本国のため、
国庫にわずかながらでも私の銭を奉納することにあるのである。
月がきれいだったことである。それはともあれ、
明後日20日は京都競馬場で第74回菊花賞が行われることである。
「十六夜」の日にあたることである。
優勝表彰式のプレゼンターはドリフターズの
加藤茶なことである。なので、
今回はめずらしく予想をしてみることである。
ちょっとだけ、なことである。ただし、私の予想は、
「当てることや儲けることを目的としてない」
ことであるゆえ、まねして買ったりしてはならないことである。
私は長距離のレイスが好みなことである。だから、
菊花賞にはことのほか思い入れがあることである。が、
その中でも、サクラスターオーが勝った
昭和62年(1987年)年の第48回菊花賞(京都競馬場芝3000m)は、
TVで観たものも含めて私が観た競馬でもっとも美しい
ゴウル風景だったことである。
(以下、*までは、以前にこのブログの別カテに書いたものである)
「武士道と云ふはガクアジサイの萼がなすことと見つけたり(百花全書派Hydro筆)」
( http://blog.goo.ne.jp/passionbbb/e/a5ce23c3643430f277e48e5e4063de06 )
脚部不安で不本意ながらダービーを回避したサクラスターオー号が
皐月賞優勝後6か月ぶりにぶっつけ本番で出走してきたことである。
18頭立てながら18番のダービー馬メリーナイス号が、当時存在してた
「単枠指定」制度によって、8枠が単頭枠だったので、
5、6、7枠がそれぞれ3頭枠になってたことである。そして、
最後のコーナーにさしかかったとき、5枠の2頭、
10番サニースワロー号(ダービー2着馬)と11番レオテンザン号が
5枠の色である黄色い帽子を被ったイケメン
大西直弘騎手(のちにダービー・ジョッキー)と、
武豊騎手(この年デビューも、JRA史上最高となる騎手)を背に、
先頭に並んだことである。が、ずっと中段やや前にいた
サクラスターオー号がじりじりと伸びてきたことである。
先頭の2頭と同じ5枠の09番なことゆえ、
鞍上の東(アヅま)信二騎手は黄色い帽子なことである。
露払いの2頭の騎手の黄色い帽子の間に
サクラスターオーの東騎手の黄色い帽子が差し込んでったことである。すると、
脚部不安の真打ちが無事に先頭に追いついた瞬間、
露払いの2頭は役目を終えて静かに下がってった。
感動のスィーンである。涙なくしては思い起こせないことである。
「菊の季節に桜が満開!」という杉本アナの名調子に讃えられた
サクラスターオー号(9番人気)は先頭でゴウル。皐月賞でも同馬の2着だった
ゴールドシチー号が外から差し込んで2着。それに、
ユーワジェームス号とメグロアサヒ号が追い込んでそれぞれ3着、4着。ちなみに、
ユーワジェームス号は一口馬主のクラブ馬で、AV創世期の巨乳お色気女優
菊島里子(別名=杉本未央)女史もその一口馬主だったことである。
水先案内役の2頭はそれぞれ5着(サニースワロー号)、6着(レオテンザン号)。
ダービー馬で1番人気のメリーナイス号は9着、
ダービーまで人気馬だったマティリアル号は13着だったことである。
昭和59年(1984年)、グレイド制導入によってG3と格付けされた
3月の弥生賞を勝ってシンボリルドルフ号はそのあと三冠馬になった。
その弥生賞が昭和62年にG2に格上げされたこの年、その優勝馬
サクラスターオー号は菊花賞馬にならなければならなかったことである。
万が一のときのために選ばれた2人の騎手は、見事にその
御用を果たし、ともにのちにダービー・ジョッキーとなったことである。
このレイスの1か月半後の有馬記念では、スタート直後に
メリーナイス号の騎手が落馬し、サクラスターオー号は脚部不安が現実となり、
故障発生競走中止、数十日後に死亡。マティリアル号も2年後に
2年半ぶりの勝利の直後に故障発生で数十日後に死亡。
尾花栗毛の美馬ゴールドシチー号も引退後に乗馬馬となる訓練先の
宮崎競馬場で放牧中に自ら埒に激突して骨折、安楽死処分。
この世代の有力馬の中ではダービー馬メリーナイス号だけが
種牡馬となることができて、当時の年齢表記法である
数え26歳という競走馬としては長寿だったが、
ろくな産駒を残せなかった。つまり、
「弱いダービー馬」、「不出来な世代」なのである。がしかし、
だからこそ、サクラスターオー号の命懸けの3000mは
じつに感動的な菊花賞だったことであり、
淀の京都競馬場の枯れ芝に西日によって馬と騎手が映し出された
長い影が実際の馬を引いてるような、
我が国の150年の近代競馬史上、おそらく、
もっとも美しいレイスだったことである。
弱いながらも、不出来ながらも、だからこそ、
懸命に実直に、家のため、主のために最善を尽くす。
その姿に日本人は心打たれるのである。(*)
昨年の菊花賞は同じくドリフの志村けんがプレゼンターだったことである。
そのときの結果は、
[1枠01番-8枠16番-7枠15番]
これらの枠に要注意なことである。
今年の1枠01番には、ケイアイ【チョウサン】号なる馬が入ったことである。
こういう「あからさま」なのは来ないのが普通である。が、
小心者の私は3着馬候補として押さえてしまうことである。
8枠は現時点で単勝2番人気な馬がいることである。が、
1番人気な2枠03番馬にかなり離された人気なことである。しかも、
母系が短距離血統なことである。とはいえ、
小心者な私ゆえ、この馬にも目配りが必要なことである。
同枠にはアドマイヤスピカ号もいることだし、
また枠連にしてしまうかもなことである。
前走からは7枠の3頭も大切にした枠なことである。いっぽう、
5枠のマル外馬であるが、血統的には短距離系なことであるが、
500万下と1000万下の条件戦で2400m以上を圧勝してきたことである。
この馬(現時点で単勝3番人気)も押さえねばならないことである。
あと、4枠の2頭、とくに08番馬タマモベストプレイ号も3着馬としては
押さえとかなければならないことである。その他では、
3枠に「福島」信晴厩舎の馬がいることなので(加藤茶は福島市で育った)、
この枠もないがしろにはできないことである。
したがって、
2枠(03番)から、
-8枠(16番、18番)、-7枠(13番、14番、15番)への複式連勝類本線の、
上記に絡めて3着穴候補
-01番(1枠)、-10番(5枠)、-08番(4枠)、-07番(4枠)、-05番(3枠)、
という馬券購入を予定してることである。いずれにせよ、
軸が超かぶってることなので、たとえ的中したとしても
儲からないことである。
私がJRA(日本中央競馬会=農林水産省管轄)の競馬の
勝ち馬投票券を購入する主たる目的は、
税金だけでなく、日本国のため、
国庫にわずかながらでも私の銭を奉納することにあるのである。
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