チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「チャイコフスキー『マンフレッド交響曲』10 第4楽章第1部主題」

2014年01月07日 00時31分35秒 | チャイコ全般(6つの目のチャイコロジー
2月の東京都知事選にあたって、あの
貶日左翼非国民売国奴らが徒党を組んでる民主党が、
細川護煕に出馬を打診してたらしい。細川には袖にされたようだが、
バカにつける薬なし。バカは死ななきゃ治らない。
とはよく言ったものである。そもそも、細川護煕は
これといった功績もないのに世渡りだけで出世した、
江戸時代のクズ大名家の筆頭である細川家の、
ガラシャの血筋でない子孫である。村山・宮沢&河野と続く、
近隣悪徳国家に虚偽による口実を与えた日本の政治家の一人で、
米国の報道官の猿真似でボールペンで質問者を指すことだけがウリだった、
愚かきわまりない無責任野郎が細川護煕なのに、である。
司直の手が入った徳州会病院からの5000万の触法借金の件で
瀬が辞任せざるをえなくなったその後釜に、
当時疑獄だらけで世間を賑わせた佐川急便からの不審な
1億円の借金の件で首相を辞めざるをえないはめになった
おサガワせ野郎細川護煕を、なんて、
まったく都民をバカにしてるのも甚だしい。
自分の損得だけで国家などどうでもいい悪い輩が
悪事を作り出す悪循環は、かようにあとを絶たない。

チャイコフスキーのいわゆる「マンフレッド交響曲」は
4つの楽章から成る。その【第4楽章】は、
大きく分けて、3部から成る。
第1部=悪と闇の神アリマニスの神殿とマンフレッドの主題断片の提示
同、アリマニスの神殿とマンフレッドの主題断片の再現
第2部=第1楽章の回帰(アスタルテを偲ぶ主題の回帰。
3拍子化されたマンフレッドの主題の回帰)
第3部=マンフレッドの死。

その第1部の主題は、
♪【ラー・ーー・・<シー・ーー│<ドー・<レー・・<♯レッ<ミッ・<♯ファッ】●♪
という音型である。これは、
悪と闇の神アリマニスの主題である。この作品(1885年)から
3年後に作曲した正規の交響曲である「交響曲第5番」の
第1楽章のイントロは、クラリネット2管のユニゾンで吹かれる。それは、
♪ドーーー・ーードド・・<レーーー・ーー>ド>シ│<ドーーー・>ラーーー・・ーーーー・ーーーー♪
という「運命のライトモチーフ」であるが、その主題の後半、
♪ラーーー│>ソーーー・>ファーーー・・>ミーーー・>レーーー│>ドーーー・ーーーー・・ーーーー♪
という下降音階にチャイコフスキーはコントラバスを対行させ、
♪【レーーー│<ミーーー・<ファーーー・・<ソーーー・<♯ソーーー│<ラーーー・・ーーーー・ーーーー、<シーーー】
│<♯ドーーー・<レーーー・・<ミーーー♪
という上昇音階を奏させてる。じつはこれは、
上記アリマニスの主題をアオフタクトにしたものに他ならない。すなわち、
悪神アリマニスのテーマ:【ラ→全音→シ→半音→ド→全音→レ→半音→♯レ→半音→ミ→全音→♯ファ】
交響曲第5番バス:【レ→全音→ミ→半音→ファ→全音→ソ→半音→♯ソ→半音→ラ、→全音→シ】
ということである。
アリマニス、アリマネス、アリマン、アーリマン、アフリマン、などと統一されない呼称のアンラ・マンユは、
善悪二元論宗教であるゾロアスター(ツァラトゥストラ)教の
「悪と闇」のほうの神である(善玉はアフラ・マズダー)。
これがキリスト教を感化して、
「善悪二元」「最後の審判」「サタン」などという概念を与えた。

「交響曲第5番」第1楽章序奏の標題としてチャイコフスキーは、
「運命への絶対的服従、あるいは、計り知れぬ神意」
というようなものを想定したという。つまりは、
「最後の審判」ということである。かように、
作曲というもっとも崇高で難儀なヒトの行為においては、
同じ(似た)楽想の発露はすなわち同じ意図・情感の表出である。
「マンフレッド交響曲」のプログラムから、
「交響曲第5番」のプログラムがアイデンティファイできるのである。

(「マンフレッド交響曲」第4楽章(終楽章)第1部悪神の主題と、
それを転用した「交響曲第5番」第1楽章序奏のコントラバスのバス進行を、
こちらで解りやすいように並べて再現してみました
https://soundcloud.com/kamomenoiwao-1/tchaikovsky-manfred-4-1 )
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