この一文は1月6日に投稿する予定だったが、
カネもなければオネーチャンもいない私はずっと寝正月で、
「食っちゃ寝、食っちゃ寝」してたら、けっして
「ゲーテモノ料理」を食ったわけでもないし、
愛器カマティを売って買った若返り薬をやったわけでもないのに
下痢を起こしてしまい、腹が苦しやグルジアである。
PCのマウスもクリクリできない状態になってしまった。が、
おかげで、普段は聴かないような音楽を聴く機会ができた。
正月はお雑煮もいいけど、ブゾーニもなかなかにオツなものである。
ちなみに、私はフトッチョであるが、ブゾーニのファースト・ネイムは、
フェルッチョである。これは、「くるみ割り人形」の「姉妹作」である
「イョラーンタ」のアイカタたるヴォードモン伯爵フェッリ同様、
日本名ならさしずめ鉄男とでもなるが、更迭山スターリンとは違う。が、
「イヨランタ」であって、「アトランタ」ではないが、
「ジョージア」ではある。
♪もぉ~ろぉびとぉ~~、こぞぉ~りぃ~てぇ~~、
むかぁ~~えまぁ~~つれぇ~~~~~~。
ひさぁ~しぃ~くぅ~ぅう、待ちぃ~にぃ~しぃ~ぃい、
しゅはきませぇ~りぃ~~。しゅぅはきませぇ~りぃ~~。
しゅぅはあぁ~~、ジュガァ~ァァシヴィ~~~リィ~~~♪
靴屋の小倅ヨシフのシュー沫思想である。なお、日本で、
「クリスマス期間」に「第九」を左官に演奏するのは、
イエスの父の立場を気にかけてあげてのことである。
日本はシャレのわかるお国柄なのである。餅代を稼ぐため、というのは、
奥ゆかしい謙遜である。bonnと正月、という言葉も、
「レオノーレ」の作者たる楽聖ベートーフェンへの配慮である。
さて、中部は「かわいらしく」始まる。(実質)ト長。
フル1管+オクターヴ下のオボ1管がユニゾンで、
♪ソー<♯ソー│<ラーーー>レー│●●<ミー<ファー│>ソーーー>ドー│
●●<レー<ミー│<ファーーー>ラー│<ミーーー>ドー│<ミーーー>レー♪
という中部シテ主題を吹く。この節は途中、ロ短に短期シフトする。
その間、ハープが「ワルツ律動:ズン・チャー・チャー」を爪弾き、
両翼vn、ヴィオーラ、それぞれ2棹ずつのソリが、
音階的なオッブリガートを代わるがわる弾き、
2棹のコンバスが低音を刻む。巧みな楽器起用である。
主題が繰り返されるときには、トライアングルが1拍めを8分音符で飾る。
中部ワキ主題は……ここで弦は総動員……満を持した
チェロがヴィオーラとともにユニゾンで奏する(ロ短)。
♪ミーーーーー│<ファーーーーー│>ミーーーーー│
(>レ<ミ)>レー>♯ドー<レー│<ファーーー>ミー│
ミーーー>レー│レーーー>ドー│(ド<レ>)ドー>シー<ドー│
<ミーーー>ラー│(ラ<シ>)ラー>♯ソー<ラー│
<ドーーー>ファー│ファー<ラー<ドー│ドーーー>♯ソー│
>ミー<♯ソー<ドー│>シーーー>ラー│ー♪
終いの♪ミー<♯ソー<ドー│>シーーー>ラー│ー♪は、
兄弟デュオ「狩人」の難曲「あづさ2号」の終い、
♪たぁ~びぃ~だぁ~ちぃ~~ますぅ~~~~~~~~~~~~♪
という「旅立ちの歌」に引かれてるのである。
この「ちょっぴりおセンチ」な節から、ト長の中部シテ主題が
ピッコロ+両翼vnのダブル・オクターヴ・ユニゾンで戻ってくると、
ヒトは鳥肌が立つほど感動するものである。
この中部シテ主題が、やがて、
♪●●ドー<レー│<ミーーー>ラー│<ミーーー>ラー♪
として、ここでチャイコフスキーは、
トライアングルを8分刻みに替えるのである。そして、
バス・トロを♪♭シ>ラ>ソ>ファ>ミ>レ♪と下降させる。
♪ミー>ラー♪の「ヘミオラ」のゼクヴェンツから、
横笛群の♪ミ<ファ>ミ・>ファ♪、そして、ニ長に戻り、
ヴィオーラのヘミオラが、
♪ソー│>シー、<ソー>ドー、│<ソー>♯ドー、<ソー│
>レー、<ソー>♯レー♪
とクレッシェンドして→「再現主部」へ。
ホルン4管で呈示したシテ主題であるが、この再現時には
チャイコフスキーはファゴ2管を補強し、さらに、オボ2管を加え、
音色の配合を換えるのである。ワルツ律動は、
トロ&チューに「ズッ・チャッ・チャッ」と吹かせる。
横笛のオッブリガートには、クラ2管を足し、
オッブリガート後半はフルからオボに替える、
という心憎い音色転換措置である。
(結部)に入ると、チャイコフスキーの本当の第一の魅力である
「盛リブデン配合の鋭い斬れ味」が冴えわたるのである。
シテ主題断片が高らかに吹かれると、ヘ長にシフトし、
両翼vnが完全ユニゾンで「シテツレ主題」の亜種を弾くのであるが、
この箇所のクレッシェンド&ディミヌエンドの繊細さに無頓着な、
ノホホンと幸せな人種が振るのはいかがなものかと思う。が、
そんな「演奏」を愛でる大衆がいることは歴然とした現状なのである。
巷では、「生協の白石さん」なる本がベストセラーなのだそうである。
本が当たる要素としてはタイトルのセンスが大きいそうである。
「電車男」といい、よくあんなあざとい内容のものが盛況になるのか、
とも思うが、広範囲層相手にはその路線が効くようである。
「ロシア正教の白石さん」とか「性病の白石さん」という本だったら、
広範囲層には売れないというヨミになる濃厚大である。さて、
ヘ長がつづき、シテ主題断片強奏も同調で再現され、
ワキ主題断片の回帰でニ長に戻るのであるが、また、短期シフト。
この短期シフトは、♪ソ<ラ>ソ・>♯ファッ・<ソッ♪を
♪ド<レ>ド・>シッ・<ドッ♪と置換したイ長のナーポリである
変ロ長の主和音→イ長の属7から、
クロマティックに上昇ゼクヴェンツしてニ長に押し戻す、
というものである。
ワキ主題断片がニ長で奏されると、また、短期シフト、と、
せめぎあい、最後はfff(本調ニ長)で、
♪ドッ>シーーー│>ラーーー<シッ││
<ドッ>シーーー│>ラーーー<シッ││
<ドッ>シッ>ラッ│<ドッ>シッ>ラッ││
ドッ>シッ>ラッ│ドッ>シッ>ラッ││
>『ソー<【ドー<ミー│<ファー<ソーーッ】>ド│
ドードードー│ドッ』●●●●●(フェルマータ)││
と、ドン・フェルナンドの来訪を告げるわけではないが、
【聖者がマーチしにやってくるとき】動機を高らかに奏して閉める。
これは、ラフマニノフの「3番pf協」終いに引かれてる。
♪『ソ<【ド<ミ<ファ│<ソッ】●●●>シッ●●●│
<ドッ●●●>ミッ>レ<ミ│>ドッ』♪
なお、ロシア暦は、チャイコフスキーの生存期間には、
西欧のグレゴーリオ暦より「12」日遅れてた、のである。
その「ズレ」はちょうど、
ロシア暦のクリスマス:12月25日が、
グ暦の1月6日:東方3マギ来訪の「公現の日」に当たってた、
という符合だったのである。東方3マギの来訪時、
イエスに牧童らが取り巻いてたかどうかは知らないが、
なぜ、プロテスタントの住職が牧師(パストーレ)と称するのかは、
「よき羊飼い=イエス」の代理人、を自認してるからである。
「牧師」の「類」の中には、
狂犬病(ラッビア、ユダヤ教のラビのことではない)の
予防接種を編み出して羊飼いを助けた「細菌学者」もいる。ときに、
このような予防接種の原理を我々エセ黴菌学者の間では、
「公現抗体反応」と呼んでるのである。それはどうでも、
導入部にハープの風姿カデンツァを配した「花々のワルツ」は、
田楽には無関係かもしれないが、田園交響楽には通じるのである。
カネもなければオネーチャンもいない私はずっと寝正月で、
「食っちゃ寝、食っちゃ寝」してたら、けっして
「ゲーテモノ料理」を食ったわけでもないし、
愛器カマティを売って買った若返り薬をやったわけでもないのに
下痢を起こしてしまい、腹が苦しやグルジアである。
PCのマウスもクリクリできない状態になってしまった。が、
おかげで、普段は聴かないような音楽を聴く機会ができた。
正月はお雑煮もいいけど、ブゾーニもなかなかにオツなものである。
ちなみに、私はフトッチョであるが、ブゾーニのファースト・ネイムは、
フェルッチョである。これは、「くるみ割り人形」の「姉妹作」である
「イョラーンタ」のアイカタたるヴォードモン伯爵フェッリ同様、
日本名ならさしずめ鉄男とでもなるが、更迭山スターリンとは違う。が、
「イヨランタ」であって、「アトランタ」ではないが、
「ジョージア」ではある。
♪もぉ~ろぉびとぉ~~、こぞぉ~りぃ~てぇ~~、
むかぁ~~えまぁ~~つれぇ~~~~~~。
ひさぁ~しぃ~くぅ~ぅう、待ちぃ~にぃ~しぃ~ぃい、
しゅはきませぇ~りぃ~~。しゅぅはきませぇ~りぃ~~。
しゅぅはあぁ~~、ジュガァ~ァァシヴィ~~~リィ~~~♪
靴屋の小倅ヨシフのシュー沫思想である。なお、日本で、
「クリスマス期間」に「第九」を左官に演奏するのは、
イエスの父の立場を気にかけてあげてのことである。
日本はシャレのわかるお国柄なのである。餅代を稼ぐため、というのは、
奥ゆかしい謙遜である。bonnと正月、という言葉も、
「レオノーレ」の作者たる楽聖ベートーフェンへの配慮である。
さて、中部は「かわいらしく」始まる。(実質)ト長。
フル1管+オクターヴ下のオボ1管がユニゾンで、
♪ソー<♯ソー│<ラーーー>レー│●●<ミー<ファー│>ソーーー>ドー│
●●<レー<ミー│<ファーーー>ラー│<ミーーー>ドー│<ミーーー>レー♪
という中部シテ主題を吹く。この節は途中、ロ短に短期シフトする。
その間、ハープが「ワルツ律動:ズン・チャー・チャー」を爪弾き、
両翼vn、ヴィオーラ、それぞれ2棹ずつのソリが、
音階的なオッブリガートを代わるがわる弾き、
2棹のコンバスが低音を刻む。巧みな楽器起用である。
主題が繰り返されるときには、トライアングルが1拍めを8分音符で飾る。
中部ワキ主題は……ここで弦は総動員……満を持した
チェロがヴィオーラとともにユニゾンで奏する(ロ短)。
♪ミーーーーー│<ファーーーーー│>ミーーーーー│
(>レ<ミ)>レー>♯ドー<レー│<ファーーー>ミー│
ミーーー>レー│レーーー>ドー│(ド<レ>)ドー>シー<ドー│
<ミーーー>ラー│(ラ<シ>)ラー>♯ソー<ラー│
<ドーーー>ファー│ファー<ラー<ドー│ドーーー>♯ソー│
>ミー<♯ソー<ドー│>シーーー>ラー│ー♪
終いの♪ミー<♯ソー<ドー│>シーーー>ラー│ー♪は、
兄弟デュオ「狩人」の難曲「あづさ2号」の終い、
♪たぁ~びぃ~だぁ~ちぃ~~ますぅ~~~~~~~~~~~~♪
という「旅立ちの歌」に引かれてるのである。
この「ちょっぴりおセンチ」な節から、ト長の中部シテ主題が
ピッコロ+両翼vnのダブル・オクターヴ・ユニゾンで戻ってくると、
ヒトは鳥肌が立つほど感動するものである。
この中部シテ主題が、やがて、
♪●●ドー<レー│<ミーーー>ラー│<ミーーー>ラー♪
として、ここでチャイコフスキーは、
トライアングルを8分刻みに替えるのである。そして、
バス・トロを♪♭シ>ラ>ソ>ファ>ミ>レ♪と下降させる。
♪ミー>ラー♪の「ヘミオラ」のゼクヴェンツから、
横笛群の♪ミ<ファ>ミ・>ファ♪、そして、ニ長に戻り、
ヴィオーラのヘミオラが、
♪ソー│>シー、<ソー>ドー、│<ソー>♯ドー、<ソー│
>レー、<ソー>♯レー♪
とクレッシェンドして→「再現主部」へ。
ホルン4管で呈示したシテ主題であるが、この再現時には
チャイコフスキーはファゴ2管を補強し、さらに、オボ2管を加え、
音色の配合を換えるのである。ワルツ律動は、
トロ&チューに「ズッ・チャッ・チャッ」と吹かせる。
横笛のオッブリガートには、クラ2管を足し、
オッブリガート後半はフルからオボに替える、
という心憎い音色転換措置である。
(結部)に入ると、チャイコフスキーの本当の第一の魅力である
「盛リブデン配合の鋭い斬れ味」が冴えわたるのである。
シテ主題断片が高らかに吹かれると、ヘ長にシフトし、
両翼vnが完全ユニゾンで「シテツレ主題」の亜種を弾くのであるが、
この箇所のクレッシェンド&ディミヌエンドの繊細さに無頓着な、
ノホホンと幸せな人種が振るのはいかがなものかと思う。が、
そんな「演奏」を愛でる大衆がいることは歴然とした現状なのである。
巷では、「生協の白石さん」なる本がベストセラーなのだそうである。
本が当たる要素としてはタイトルのセンスが大きいそうである。
「電車男」といい、よくあんなあざとい内容のものが盛況になるのか、
とも思うが、広範囲層相手にはその路線が効くようである。
「ロシア正教の白石さん」とか「性病の白石さん」という本だったら、
広範囲層には売れないというヨミになる濃厚大である。さて、
ヘ長がつづき、シテ主題断片強奏も同調で再現され、
ワキ主題断片の回帰でニ長に戻るのであるが、また、短期シフト。
この短期シフトは、♪ソ<ラ>ソ・>♯ファッ・<ソッ♪を
♪ド<レ>ド・>シッ・<ドッ♪と置換したイ長のナーポリである
変ロ長の主和音→イ長の属7から、
クロマティックに上昇ゼクヴェンツしてニ長に押し戻す、
というものである。
ワキ主題断片がニ長で奏されると、また、短期シフト、と、
せめぎあい、最後はfff(本調ニ長)で、
♪ドッ>シーーー│>ラーーー<シッ││
<ドッ>シーーー│>ラーーー<シッ││
<ドッ>シッ>ラッ│<ドッ>シッ>ラッ││
ドッ>シッ>ラッ│ドッ>シッ>ラッ││
>『ソー<【ドー<ミー│<ファー<ソーーッ】>ド│
ドードードー│ドッ』●●●●●(フェルマータ)││
と、ドン・フェルナンドの来訪を告げるわけではないが、
【聖者がマーチしにやってくるとき】動機を高らかに奏して閉める。
これは、ラフマニノフの「3番pf協」終いに引かれてる。
♪『ソ<【ド<ミ<ファ│<ソッ】●●●>シッ●●●│
<ドッ●●●>ミッ>レ<ミ│>ドッ』♪
なお、ロシア暦は、チャイコフスキーの生存期間には、
西欧のグレゴーリオ暦より「12」日遅れてた、のである。
その「ズレ」はちょうど、
ロシア暦のクリスマス:12月25日が、
グ暦の1月6日:東方3マギ来訪の「公現の日」に当たってた、
という符合だったのである。東方3マギの来訪時、
イエスに牧童らが取り巻いてたかどうかは知らないが、
なぜ、プロテスタントの住職が牧師(パストーレ)と称するのかは、
「よき羊飼い=イエス」の代理人、を自認してるからである。
「牧師」の「類」の中には、
狂犬病(ラッビア、ユダヤ教のラビのことではない)の
予防接種を編み出して羊飼いを助けた「細菌学者」もいる。ときに、
このような予防接種の原理を我々エセ黴菌学者の間では、
「公現抗体反応」と呼んでるのである。それはどうでも、
導入部にハープの風姿カデンツァを配した「花々のワルツ」は、
田楽には無関係かもしれないが、田園交響楽には通じるのである。
お久しぶりです。
最近レヴァインVPOの3大組曲を買いました。
「花のワルツ」の中間部、弦のプルトソロのところ第2ヴァイオリンが右からはっきり聴こえてきて楽しめました。
今年もよろしく。
見てくれはともかく、知能の高い、「使える」指揮者なのでしょうね。
NY→ヴィーンというコースをたどったバーンスタイン、
ボストン→ヴィーンという北壁をよじ登ったオザワ。
レヴァインはあの自分の巨体の重さに耐えれるならば、
NY→ボストン→ヴィーン、という両壁を制覇するのでしょうか。ときに、
今年はブルックナー没後110年という、丸まった(ロンド)数の年ですね。
東海テレビの昼ドラ「新・風の『ロンド』」や、
TBSの日曜劇場「輪舞曲・『ロンド』」が放送される記念年のようです。
後者ではユン・速歩監督の「冬の『ソナタ』」で
日本のおばちゃんらにも一躍名を馳せたチェ・ジウ女史が
ヴァイオリニストの役を演じるとか。竹野内豊を巡って、
A(チェ女史)-B(市川由衣嬢)-A-C(木村佳乃女史)-B-A、
というロンド関係の11「ラウンド」が繰り広げられるそうです。ちなみに、
竹野内豊の私生活のアイカタであるブレンダ女史も「韓流」だそうです。
今年もいろいろとご教示ください。よろしくお願いいたします。