まず、
よく"l"と"r"は違う音だ、
と英語を習うときに言われる。が、
たしかに違う音ではあるけれど、
「同じようなもの」であることもまた違いない。
また、
言葉は「近い子音」に交替が生じるものである。
「清←→濁」がその最たるものである。
"b"と"m"も交替が起こりやすい。
さて、
イエスが生存してたとされる時代、つまり、
紀元前後のパレスティナのユダヤ人がしゃべってたのは、
アラム語と呼ばれるセム語系の言語である。で、
マタイ福音書などの福音書はもとはアラム語で書かれてたらしい。
それがギリシャ語やラテン語に「翻訳」されてった。ともあれ、
そういった福音書の中に、イエスがこう言ったとされてる言葉がある。
「金持ちが天の国(神の国)に入るのは難しい。
ラクダが針の穴を通るほうがまだ楽だ」
そのまま素直に読むと、何のことだか、
田中正造といかりや長介の顔の判別ができない
拙脳なる私のような者には解りづらい。が、これは、
アラム語の文字(だけでなく中東の文字の多く)には
母音表記がないため、
アラム語における「ラクダ」を意味する語と
「縄」を意味する語がともに「表記上」は"gml"であることから、
「(糸よりもはるかに太い)縄を針の穴に通すほうがまだ簡単だ」
ということを、語呂合わせで
「縄」よりもさらに太い「ラクダ」に置き換えた
クダラないオヤジギャグなのである。
あらむ限りの知恵を絞ったところで、
ラクダを針の穴に通すことなど不可能である。
ちなみに、
ギリシャ語では「ラクダ=kamelos」、「縄=kamilos」である。
ところで、
京都の祇園祭である。
そこには稚児が重要な役目を担わされてる。
多くは人形になったが、長刀鉾だけは現在も
本当の稚児(10歳くらい)が山鉾に乗るのである。そして、
その稚児を補佐する少年2人がいる。つまり、
稚児1人+補佐少年2人=「3」人
である。そして、その補佐役少年は、
「禿」と呼ばれてるのである。
"Kamuro"である。だから、
山鉾=ラクダ(「3」角形をしたコブ)、なのである。
[Gimel(ギーメル)→Gamla(ガムラ)→カム(Kamura)ラ→カムロ(kamuro)]
である。
ラクダの鳴き声は、
「グメェ゛゛゛ル!」
まさに、gml=gimel、
である。
牛と羊をミンチにしてシェイクしたような声である。
祇園精舎の鐘の音もこんな感じなのかもしれない。
よく"l"と"r"は違う音だ、
と英語を習うときに言われる。が、
たしかに違う音ではあるけれど、
「同じようなもの」であることもまた違いない。
また、
言葉は「近い子音」に交替が生じるものである。
「清←→濁」がその最たるものである。
"b"と"m"も交替が起こりやすい。
さて、
イエスが生存してたとされる時代、つまり、
紀元前後のパレスティナのユダヤ人がしゃべってたのは、
アラム語と呼ばれるセム語系の言語である。で、
マタイ福音書などの福音書はもとはアラム語で書かれてたらしい。
それがギリシャ語やラテン語に「翻訳」されてった。ともあれ、
そういった福音書の中に、イエスがこう言ったとされてる言葉がある。
「金持ちが天の国(神の国)に入るのは難しい。
ラクダが針の穴を通るほうがまだ楽だ」
そのまま素直に読むと、何のことだか、
田中正造といかりや長介の顔の判別ができない
拙脳なる私のような者には解りづらい。が、これは、
アラム語の文字(だけでなく中東の文字の多く)には
母音表記がないため、
アラム語における「ラクダ」を意味する語と
「縄」を意味する語がともに「表記上」は"gml"であることから、
「(糸よりもはるかに太い)縄を針の穴に通すほうがまだ簡単だ」
ということを、語呂合わせで
「縄」よりもさらに太い「ラクダ」に置き換えた
クダラないオヤジギャグなのである。
あらむ限りの知恵を絞ったところで、
ラクダを針の穴に通すことなど不可能である。
ちなみに、
ギリシャ語では「ラクダ=kamelos」、「縄=kamilos」である。
ところで、
京都の祇園祭である。
そこには稚児が重要な役目を担わされてる。
多くは人形になったが、長刀鉾だけは現在も
本当の稚児(10歳くらい)が山鉾に乗るのである。そして、
その稚児を補佐する少年2人がいる。つまり、
稚児1人+補佐少年2人=「3」人
である。そして、その補佐役少年は、
「禿」と呼ばれてるのである。
"Kamuro"である。だから、
山鉾=ラクダ(「3」角形をしたコブ)、なのである。
[Gimel(ギーメル)→Gamla(ガムラ)→カム(Kamura)ラ→カムロ(kamuro)]
である。
ラクダの鳴き声は、
「グメェ゛゛゛ル!」
まさに、gml=gimel、
である。
牛と羊をミンチにしてシェイクしたような声である。
祇園精舎の鐘の音もこんな感じなのかもしれない。
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