毎年、必ず作る杏ジャム
梅雨明けの季節の恒例のお仕事です
杏を1kg使うと、なぜか計ったように
ジャムの瓶、3つ分ぴったりできるのですよ
杏ジャムが完成したら... もう夏は間近 20年近く前から繰り返し使っている ボンマモンのジャムの空き瓶3つ | |
色よく、照りよく仕上げるコツは 水を使わないこと 「あく」をまめにとること いきなりお砂糖をどっさり入れないこと 煮きりのコツは 柔らかめで火を止めること | |
何でも糖分控えめが最近の傾向ですが
あんずは酸味が強いので
あまり控えめにしない方が、おいしいですよ
食べる量を控える方が賢明らしいです(笑)
一昨年、あんずジャムのレシピをご紹介したときに
こんなことを書いたのですが...
先日観に行った映画「西の魔女が死んだ」の中で
おばあちゃんが亡くなったおじいちゃんの大好物だった
ワイルドストロベリーのジャムをどっさり作るとき
大量のお砂糖に驚く孫娘に同じようなことを言っていました
おばあちゃんの意見では、もう1点大事な訳がありました
それは「糖分があるから保存がきく」ということです
思わず心の中で「そうそう」と言った私ですよ
ほんの少量作って、季節の味を楽しむのなら
お砂糖はお好みの量まで控えていいでしょうね
私は個人的には、ジャムの糖分を控えて作って
冷凍保存するという方法は好みません
まぁ、これは好みの問題ですね
作り方は...
あんず:1kg
砂糖:650g:昨年は三温糖で作りましたが、今年はグラニュー糖です
お好みで...でも、あんずの60%は、入れましょうね
レモン汁:少々:入れなくても大丈夫
1. あんずは、洗って2つ割りにして種を取り、ざく切りに。(皮ごと「ざっと」でOK)
2. 鍋(できれば、ほうろう)に、切ったあんずを入れ、砂糖を200g位
振りかけて、そのまま蓋をして15分位置きます。火は付けませんよ。
3. あんずから水分が出てくるので、とろ火にかけて、よく混ぜます。
4. 混ざったら、火を強めてかき混ぜながら煮て、あくを取ります。
5. 少しとろみが出てきたら、残りの砂糖を加えて、かき混ぜながら
好みの硬さまで煮詰めます。
6. 最後にレモン汁を加えて、火を通します。
* 焦げないように、しっかりとかき混ぜましょうね
* 焦げやすいので、水分を加えるレシピもありますが、砂糖を振りかけて
しばらく置けば、あんずの水分がたっぷり出てきます。
* 冷めると少し固まりますから、少し「ゆるめ」で火を止めましょう
* 目安は、木べらでなべ底をこすって、ほんの一瞬なべ底が見えるくらい...
パリのマルシェで山盛りになって売られていた杏たち
今頃は...きっとフランスのマダムたちも
コンポートやジャム作りを楽しんでいることでしょう
昨年の杏ジャムです
一昨年の杏ジャムです:レシピも初めてご紹介しました
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