Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

杏ジャム♪

2008-07-12 | 美味★:*.:

毎年、必ず作る杏ジャム
梅雨明けの季節の恒例のお仕事です

杏を1kg使うと、なぜか計ったように
ジャムの瓶、3つ分ぴったりできるのですよ


杏ジャムが完成したら...
 もう夏は間近
20年近く前から繰り返し使っている
 ボンマモンのジャムの空き瓶3つ 

色よく、照りよく仕上げるコツは
 水を使わないこと
 「あく」をまめにとること
 いきなりお砂糖をどっさり入れないこと
煮きりのコツは
 柔らかめで火を止めること



何でも糖分控えめが最近の傾向ですが
    あんずは酸味が強いので
    あまり控えめにしない方が、おいしいですよ
    食べる量を控える方が賢明らしいです(笑)

一昨年、あんずジャムのレシピをご紹介したときに
こんなことを書いたのですが...
先日観に行った映画「西の魔女が死んだ」の中で
おばあちゃんが亡くなったおじいちゃんの大好物だった
ワイルドストロベリーのジャムをどっさり作るとき
大量のお砂糖に驚く孫娘に同じようなことを言っていました
おばあちゃんの意見では、もう1点大事な訳がありました
それは「糖分があるから保存がきく」ということです
思わず心の中で「そうそう」と言った私ですよ

ほんの少量作って、季節の味を楽しむのなら
お砂糖はお好みの量まで控えていいでしょうね
私は個人的には、ジャムの糖分を控えて作って
冷凍保存するという方法は好みません

まぁ、これは好みの問題ですね

作り方は...

あんず:1kg
砂糖:650g:昨年は三温糖で作りましたが、今年はグラニュー糖です
        お好みで...でも、あんずの60%は、入れましょうね
レモン汁:少々:入れなくても大丈夫

1. あんずは、洗って2つ割りにして種を取り、ざく切りに。(皮ごと「ざっと」でOK)
2. 鍋(できれば、ほうろう)に、切ったあんずを入れ、砂糖を200g位
  振りかけて、そのまま蓋をして15分位置きます。火は付けませんよ。
3. あんずから水分が出てくるので、とろ火にかけて、よく混ぜます。
4. 混ざったら、火を強めてかき混ぜながら煮て、あくを取ります。
5. 少しとろみが出てきたら、残りの砂糖を加えて、かき混ぜながら
  好みの硬さまで煮詰めます。
6. 最後にレモン汁を加えて、火を通します。

* 焦げないように、しっかりとかき混ぜましょうね
* 焦げやすいので、水分を加えるレシピもありますが、砂糖を振りかけて
  しばらく置けば、あんずの水分がたっぷり出てきます。
* 冷めると少し固まりますから、少し「ゆるめ」で火を止めましょう
* 目安は、木べらでなべ底をこすって、ほんの一瞬なべ底が見えるくらい...

パリのマルシェで山盛りになって売られていた杏たち
今頃は...きっとフランスのマダムたちも
コンポートやジャム作りを楽しんでいることでしょう 


 昨年の杏ジャムです

 一昨年の杏ジャムです:レシピも初めてご紹介しました






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 薔薇の園 * 2008 Vol.18 《... | トップ | 地宙船 »

コメントを投稿

美味★:*.:」カテゴリの最新記事